User's Manual
3-12
Chapter 3: UEFI BIOS 設定
Chapter 3
DRAM Voltage Frequency [Auto]
メモリー用電圧調整モジュール(VRM)のスイッチング周波数の制御方法を設定します。スイッチン
グ周波数を高くすることでVRMの過渡応答を高めます。
設定オプション: [Auto] [Manual]
DRAM Fixed Frequency Mode [300]
この項目は「DRAM Voltage Frequency」を [ Manual] にすると表示されます。メモリー用
VRMのスイッチング周波数を設定します。
設定範囲は300kHz~500kHzで、50kHz刻みで調節します。
DRAM Power Phase Control [Auto]
メモリー用VRMのフェーズ制御方法を設定します。
[Auto] システムの状態に合わせて自動設定します。
[Optimized] 負荷に応じて効率的に調整モジュール(VRM)数を制御します。
[Extreme] すべての調整モジュール(VRM)を常時稼働させます。
DIGI+ Power Control 関連のパラメータを変更中に、サーマルモジュールを取り外さないでく
ださい。正常に動作するためには各所の温度状態を常にモニタリングする必要があります。
CPU Voltage [Offset Mode]
[Manual Mode] APUコアへの供給電圧を手動で設定します。
[Oset Mode] APU固有の基準値に対して電圧を設定します。
CPU Offset Mode Sign [+]
この項目は「CPU Voltage」を [ Oset Mode]にすると表示されます。
[+] CPU Oset Voltageで指定した値の電圧を上げます。
[–] CPU Oset Voltageで指定した値の電圧を下げます。
CPU Offset Voltage [Auto]
この項目は「CPU Voltage」を [Oset Mode] にすると表示され、オフセット電圧を調節し
ます。
設定範囲は-0.5V~+0.5Vで、0.00625V刻みで調節します。
CPU Manual Voltage [Auto]
この項目は「CPU Voltage」の項目を[Manual Mode]に設定すると表示され、固定APU電圧
を設定します。 設定範囲は 0.800V~1.900Vで、0.00625V刻みで調節します。
APU電圧の設定を行う前にAPUの説明書をご参照ください。設定値が高すぎるとAPUの損傷、
低すぎるとシステム不安定の原因となることがあります。
VDDNB Offset Mode Sign [+]
この項目は「CPU Voltage」を [ Oset Mode] に設定すると表示されます。
[+] VDDNB Oset Voltageで指定した値の電圧を上げます。
[–] VDDNB Oset Voltageで指定した値の電圧を下げます。