Motherboard AM1M-A
J9004 初版 2014年5月 Copyright © 2014 ASUSTeK COMPUTER INC. All Rights Reserved. バックアップの目的で利用する場合を除き、本書に記載されているハードウェア・ソフトウェアを含む、すべての 内容は、ASUSTeK Computer Inc.
もくじ 安全上のご注意.................................................................................................iv このマニュアルについて.......................................................................................v パッケージの内容...............................................................................................vi AM1M-A 仕様一覧............................................................................................vi Chapter1: 製品の概要 1.1 始める前に............................................................
安全上のご注意 電気の取り扱い ・ 本製品、周辺機器、ケーブルなどの取り付けや取り外しを行う際は、必ずコンピューターと周 辺機器の電源ケーブルをコンセントから抜いて行ってください。お客様の取り付け方法に問 題があった場合の故障や破損に関して弊社は一切の責任を負いません。 ・ 電源延長コードや特殊なアダプターを用いる場合は専門家に相談してください。これらは、 回路のショート等の原因になる場合があります。 ・ ご使用の電源装置に電圧選択スイッチが付いている場合は、システムの損傷を防ぐために 電源装置の電圧選択スイッチがご利用の地域の電圧と合致しているかをご確認ください。ご 利用になる地域の電圧が不明な場合は、各地域の電力会社にお問い合わせください。 ・ 電源装置が故障した場合はご自分で修理・分解をせず、各メーカーや販売店にご相談ください。 ・ 光デジタルS/PDIFは、光デジタルコンポーネントで、クラス1レーザー製品に分類されてい ます。 (本機能の搭載・非搭載は製品仕様によって異なります) 不可視レーザー光です。ビームを直接見たり触れたりしないでください。 操作上の注意 ・ 作業を行う前に
このマニュアルについて このマニュアルには、マザーボードの取り付けや構築の際に必要な情報が記してあります。 マニュアルの概要 本書は以下のChapter から構成されています。 • Chapter 1: 製品の概要 マザーボードの機能や各部位についての説明、及びコンポーネントの取り付けに必要なハ ードウェアのセットアップ手順。 • Chapter 2: UEFI BIOS設定 UEFI BIOS Utilityでのシステム設定の変更方法とパラメータの詳細。 • Chapter 3: 付録 製品の規格や海外の法令について。 参考情報 1. ASUSオフィシャルサイト(http://www.asus.com/) 多言語に対応した弊社ウェブページで、製品のアップデート情報やサポート情報をご確認 いただけます。 2.
パッケージの内容 製品パッケージに以下のものが揃っていることを確認してください。 マザーボード AM1M-A ケーブル SATA 6Gb/sケーブル×2 アクセサリー I/Oシールド ×1 ディスク サポートDVD ドキュメント ユーザーマニュアル 万一、付属品が足りない場合や破損していた場合は、すぐにご購入元にお申し出ください。 AM1M-A 仕様一覧 対応プロセッサー Socket AM1: AMD Sempron™ / Athlon™ プロセッサー 最大4コアまでサポート • 最新のプロセッサー対応状況は、オフィシャルサイト (www.asus.
AM1M-A 仕様一覧 オーディオ機能 Realtek® ALC887(7.1チャンネル HDオーディオコーデック) - ジャック検出、マルチストリーミング、フロントパネルジャックリタスキング USB機能 AMD Sempron™ & Athlon™ プロセッサー - USB 2.0ポート×8(基板上コネクター×2基、バックパネル×4ポート) - USB 3.0ポート×2(基板上コネクター×1基) ASMedia® ASM1042 コントローラー - USB 3.
AM1M-A 仕様一覧 バックパネル インターフェース PS/2 コンボポート×1(キーボード/マウス両対応) HDMI 出力ポート×1 DVI-D出力ポート×1 VGA出力ポート×1 LAN ポート×1 (RJ-45タイプ) USB 3.0ポート×2 USB 2.0ポート×4 オーディオ I/O ポート×3 基板上 インターフェース USB 3.0コネクター×1: 追加USB 3.0ポート2基に対応(19ピン) USB 2.0コネクター×2: 追加USB 2.0ポート4基に対応 (9ピン) SATA 6Gb/sポート×2 シリアルポートコネクター×1 TPMヘッダー×1 パラレルポートコネクター×1 デジタルオーディオコネクター×1 CPUファンコネクター×1 ケースファンコネクター×1 ビープスピーカーコネクター×1 フロントパネルオーディオコネクタ−×1 システムパネルコネクター×1 Clear CMOSボタン×1 24ピンATX電源コネクター×1 4ピンATX 12V電源コネクター×1 BIOS機能 64 Mb Flash ROM、UEFI AMI BIOS、PnP、DMI 2.
1 製品の概要 1.
1.2 マザーボードの概要 システム構築の際は、ご使用されるケースの仕様をご確認の上、本製品がご使用されるケースに 対応していることをご確認ください。 マザーボードの取り付けや取り外しを行う前に、必ず電源コードをコンセントから抜き、全ての 接続コードを外した状態で行ってください。電源コードを接続したまま作業を行うと、ケガやマ ザーボード、コンポーネントの故障の原因となる恐れがあります。 1.2.1 設置方向 マザーボードのバックパネルをケースの背面部分に合わせ、マザーボードを正しい向きで取り付 けます。誤った取り付けを行うと、製品の破損、故障の原因となりますのでご注意ください。 1.2.
1.2.3 マザーボードのレイアウト 1 2 3 1 4 17.0cm(6.7in) CPU_FAN KBMS_USB34 DIGI +VRM ATX12V 64Mb BIOS CHA_FAN USB3_12 AUDIO 22.6cm(8.
1.2.4 レイアウトの内容 コネクター/ジャンパ/スロット/スイッチ/LED ページ 1. プロセッサー、ケース ファンコネクター (4ピン CPU_FAN, 4ピン CHA_FAN) 1-15 2. プロセッサーソケット: Socket AM1 1-4 3. ATX電源コネクター (24ピン EATXPWR、4ピン ATX12V) 1-16 4. DDR3 DIMMスロット 1-8 5. SATA 6Gb/s ポート (7ピン SATA6G_1~2) 1-17 6. Clear CMOSジャンパ (3ピン CLRTC) 1-12 7. スタンバイ電源LED (SB_PWR) 1-1 8. ビープスピーカーコネクター(4ピン SPEAKER) 1-18 9. システムパネルコネクター (10-1ピン F_PANEL) 1-18 10. TPM ヘッダー (20-1ピン TPM) 1-17 11. USB 2.0 コネクター (10-1ピンUSB56, USB78) 1-20 12.
1.3.
1.3.
プロセッサークーラーの取り外し手順 1 2 3 ASUS AM1M-A 1-7
1.4 システムメモリー 1.4.1 概要 本製品には、DDR3 メモリーに対応したDIMMスロットが2基搭載されています。 DIMM_A1 DIMM_A2 DDR3メモリーはDDR2メモリーと同様の大きさですが、DDR2メモリースロットに誤って取り付け ることを防ぐため、ノッチの位置は異なります。DDR3メモリーは電力消費を抑えて性能を向上さ せます。 AM1M-A チャンネル スロット Channel A DIMM_A1 & A2 AM1M-A 240-pin DDR3 DIMM sockets 1.4.
1.4.3 • デフォルト設定のメモリー動作周波数はメモリーのSPDにより異なります。デフォルト設定 では、特定のメモリーはオーバークロックしてもメーカーが公表する値より低い値で動作 する場合があります。メーカーが公表する値、またはそれ以上の周波数で動作させる場合 は、 「2.5 Ai Tweaker メニュー」を参照し手動で設定してください。 • すべてのスロットにメモリーモジュールを取り付ける場合やオーバークロックを行なう場 合は、安定した動作のために適切な冷却システムをご使用ください。 • 最新のQVL(推奨ベンダーリスト)はASUSオフィシャルサイトをご覧ください。 (http://www.asus.
メモリーを取り外す B A A 1.5 拡張スロット 拡張カードを取り付ける前に、本項に記載してある内容をよくお読みください。 拡張カードの追加や取り外しを行う際は、電源コードを抜いてください。電源コードを接続し たまま作業をすると、負傷やマザーボードコンポーネントの損傷の原因となります。 1.5.1 拡張カードを取り付ける 手順 1. 拡張カードを取り付ける前に、拡張カードに付属するマニュアルをよく読み、拡張カードの 使用に必要なハードウェアの設定を行ってください。 2. マザーボードをケースに取り付けている場合は、ケースのカバーを開けます。 3. 拡張カードを取り付けるスロットのブラケットカバーを取り外します。ネジは後で使用する ので、大切に保管してください。 4. 拡張カードの端子部分をスロットに合わせ、拡張カードがスロットに完全に固定されるま でしっかり挿し込みます。 5. 拡張カードのブラケット部をネジで固定します。 6. カバーを取り付け、ケースを閉じます。 1.5.
1.5.3 PCI Express 2.0 x1 スロット ネットワークカード、SCSI カード等のPCI Express 2.0 規格準拠のx1スロット対応拡張カードを取り 付けることができます。 1.5.4 PCI Express 2.0 x16 スロット ビデオカード等のPCI Express 2.0 規格準拠のx16スロットまでの拡張カードを取り付けることがで きます。本製品のPCI Express 2.
1.6 1. ジャンパ Clear CMOS ジャンパ (3ピン CLRTC) このジャンパは、CMOSのリアルタイムクロック(RTC)RAMを消去するためのものです。 CMOS RTC RAMを消去することにより、システム時計、システムパスワード、および設定パ ラメータを工場出荷時の状態に戻すことができます。CMOS RTC RAMはマザーボード上の ボタン型電池によって維持されています。 1 2 CLRTC 2 3 AM1M-A Normal (Default) Clear RTC AM1M-A Clear RTC RAM CMOS RTC RAMを消去する手順 1. コンピューターの電源をオフにし電源コードをコンセントから抜きます。 2. ジャンパキャップをピン 1-2(初期設定)からピン 2-3 に移動させショートさせます。5~10 秒ほど待ってから、再びピン 1-2にキャップを戻します。 3. 電源コードを差し込み、コンピューターの電源をオンにします。 4.
1.7 コネクター 1.7.1 パックパネルコネクター 3 2 1 8 4 9 10 5 6 8 7 1. PS/2 コンボポート(グリーン): PS/2接続のキーボードまたはマウスを接続します。 2. HDMI出力ポート: HDMIデバイスを接続します。著作権保護技術の1つである HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)にも対応していますので、 HD DVD、Blu-ray、その他の著作権保護コンテンツを出力することができます。 3. VGA出力ポート: VGAモニター等のVGA対応デバイスを接続します。 4.
オーディオ構成表 ヘッドセット 2.1チャンネル ポート ライトブルー (リアパネル) 4.1チャンネル 5.1チャンネル 7.1チャンネル ライン入力 リアスピーカー出力 リアスピーカー出力 リアスピーカー出力 ライム(リアパネル) ライン出力 フロントスピーカー出力 フロントスピーカー出力 フロントスピーカー出力 ピンク (リアパネル) マイク入力 マイク入力 バス/センター バス/センター - - - サイドスピーカー出力 ライム(フロントパネル) 7.1チャンネルオーディオ出力の構成には、フロントパネルにHDオーディオモジュールが搭載さ れたケースをご使用ください。 8. USB 2.0ポート: USB 2.0デバイスを接続することができます。 9. USB 3.0ポート: USB 3.0デバイスを接続することができます。 10. • USB 3.0 ポートには、入力装置(キーボードやマウス)やUSB 3.
1.7.2 内部コネクター 1.
2. ATX電源コネクター (24ピン EATXPWR、4ピン ATX12V) ATX電源プラグ用のコネクターです。電源プラグは正しい向きでのみ取り付けられるように 設計されています。正しい向きでしっかりと挿し込んでください。 GND GND ATX12V +12V DC +12V DC PIN 1 AM1M-A EATXPWR +3 Volts +12 Volts +12 Volts +5V Standby Power OK GND +5 Volts GND +5 Volts GND +3 Volts +3 Volts PIN 1 GND +5 Volts +5 Volts +5 Volts -5 Volts GND GND GND PSON# GND -12 Volts +3 Volts AM1M-A ATX power connectors 1-16 • システムの快適なご利用のために容量 300W以上のATX 12V バージョン2.
3. SATA 6Gb/s ポート (7ピン SATA6G 1-2) SATA 6Gb/s ケーブルを使用し、SATA記憶装置と光学ドライブを接続します。 SATA6G_2 GND RSATA_TXP2 RSATA_TXN2 GND RSATA_RXN2 RSATA_RXP2 GND SATA6G_1 AM1M-A GND RSATA_TXP1 RSATA_TXN1 GND RSATA_RXN1 RSATA_RXP1 GND AM1M-A SATA 6.0Gb/s connectors 4. • SATA動作モードはデフォルトで[AHCI]に設定されています。Windows® XPをご利用になる 場合は、OSをインストールする前にSATAモードを[IDE]に変更する必要があります。詳細は セクション「2.6.2 SATA 設定」をご参照ください。 • SATAポートのホットプラグ機能やNCQ (Native Command Queuing) は[AHCI]でのみ使 用することができます。詳細はセクション「2.6.
5.
7. デジタルオーディオコネクター (4-1ピン SPDIF_OUT) SPDIFOUT GND +5V S/PDIFポート追加用のコネクターです。S/PDIF出力モジュールを接続します。S/PDIF出力 モジュールケーブルをこのコネクターに接続し、PCケースの後方にあるスロットにモジュール を設置します。 AM1M-A SPDIF_OUT AM1M-A Digital audio connector S/PDIF出力モジュール、S/PDIF出力モジュールケーブルは別途お買い求めください。 8.
9. USB 2.0コネクター (10-1ピン USB56、USB78) USB 2.0ポート用のコネクターです。USB 2.0モジュールのケーブルをこれらのコネクター に接続します。このコネクターは最大 480 Mbps の接続速度を持つUSB 2.0規格に準拠し ています。 PIN 1 USB+5V USB_P6USB_P6+ GND AM1M-A USB+5V USB_P7USB_P7+ GND NC USB78 PIN 1 USB+5V USB_P8USB_P8+ GND USB+5V USB_P5USB_P5+ GND NC USB56 AM1M-A USB2.0 connectors IEEE1394モジュールをUSBコネクターに接続しないでください。マザーボードが損傷する原因 となります。 USB 2.0モジュールは別途お買い求めください。 10. USB 3.0コネクター (20-1ピン USB3_12) USB 3.0ポート用コネクターです。USB 3.0の転送速度は理論値でUSB 2.
11. シリアルポートコネクター (10-1ピン COM) シリアルポート(COMポート)用コネクターです。シリアルポートモジュールのケーブルを接 続し、モジュールをバックパネルの任意のスロットに設置します。 RXD DTR DSR CTS COM DCD TXD GND RTS RI PIN 1 AM1M-A AM1M-A Serial port connectors シリアルポートモジュールは別途お買い求めください。 12.
1.8 ソフトウェア 1.8.1 OSをインストールする 本製品はWindows® XP Service Pack 3 / Windows® 7 / Windows® 8 / Windows® 8.1オペレーテ ィングシステムをサポートしています。ハードウェアの機能を最大限に活用するために、OSは定 期的にアップデートを実行することをおすすめします。 1.8.
2 UEFI BIOS設定 2.1 UEFI BIOS更新 ASUSオフィシャルサイトでは最新のUEFI BIOSを公開しています。UEFI BIOSの更新により、システ ムの安定性、互換性、パフォーマンスの向上が期待できます。ただし、UEFI BIOSの更新には常にリ スクが伴います。使用上、現在の状態で特に問題がない場合はUEFI BIOSの更新を行わないでく ださい。不適切な更新はシステムが起動しない、または不安定になるといった問題の原因となり ます。UEFI BIOSの更新が必要な場合は、本書に記載の指示に従い、慎重に行ってください。 最新のBIOSファイルはASUSオフィシャルサイトからダウンロードすることができます。 (http://www.asus.com) 2.1.
2.1.2 ASUS EZ Flash 2 ASUS EZ Flash 2 は起動ディスクやOSベースのユーティリティを起動することなくUEFI BIOSを短 時間で更新することができます。 このユーティリティをご利用になる前に、最新のBIOSをASUSのオフィシャルサイトからダウンロ ードしてください。(http://www.asus.com) ASUS EZ Flash 2を使用してUEFI BIOSを更新する手順 2-2 1. 最新のBIOSファイルを保存したUSBメモリーをシステムにセットします。 2. UEFI BIOS UtilityのAdvanced Mode を起動し、Tool メニューから「ASUS EZ Flash 2 Utility」を起動します。 3. Driverフィールドで最新のBIOSファイルが保存されているUSBメモリーを選択し を押します。 4. Folderフィールドで更新に使用するBIOSファイルを選択しを押します。 5.
2.1.3 ASUS CrashFree BIOS 3 ASUS CrashFree BIOS 3 はUEFI BIOSの自動復旧ツールで、更新時に障害を起こした場合や破損 したUEFI BIOSを復旧します。破損したUEFI BIOSはサポートDVD、またはBIOSファイルを保存した USBメモリーを使用して復旧することができます。 • • サポートDVDに収録のBIOSファイルは最新のものではない場合もあります。最新バージョ ンのBIOSファイルは弊社サイトで公開しております。USBメモリーにダウンロードしてご使 用ください。 (http://www.asus.com) 本ユーティリティを使用する前にUSBメモリー内のBIOSファイルの名前を 「AM1MA.CAP 」に変更してください。 UEFI BIOSを復旧する 手順 1. システムの電源をオンにします。 2. BIOSファイルを保存したUSBメモリーまたはサポートDVDをシステムにセットします。 3.
DOS環境でシステムを起動する 1. 最新のBIOSファイルとBIOS Updater を保存したUSBフラッシュメモリーをUSBポートに 接続します。 2. コンピューターを起動し、POST中に を押します。続いてBoot Device Select Menu が 表示されたらサポートDVDを光学ドライブに挿入し、カーソルキーで光学ドライブを選択 し<Enter>を押します。 3. Make Disk メニューが表示されたら、項目の番号を押し「FreeDOS command prompt」の 項目を選択します。 4. FreeDOSプロンプトで「d:」 と入力し、 を押してドライブをDrive C(光学ドライブ) からDrive D(USBフラッシュメモリー)に切り替えます。SATAストレージドライブを接続して いる場合ドライブパスは異なります。 UEFI BIOSを更新する 手順 1. FreeDOSプロンプトで、 「bupdater /pc /g」 と入力し、を押します。 2.
3. でパネルを切り替え、BIOSファイルの保存されたUSBメモリードライブを選択し を押します。次に、カーソルキーで更新に使用するBIOSファイルを選択してを押し ます。BIOS Updater は選択したBIOSファイルをチェックし、次のような確認画面が表示され ます。 4. 更新を実行するには「Yes」を選択しを押します。UEFI BIOSの更新が完了したら を押してBIOS Updater を閉じます。続いてコンピューターを再起動します。 UEFI BIOS更新中にシステムのシャットダウンやリセットを行わないでください。UEFI BIOSが 破損、損傷しシステムを起動することができなくなる恐れがあります。UEFI BIOSアップデー トに伴う不具合、動作不良、破損等に関しましては保証の対象外となります。 • システムの互換性/安定性の観点から、更新後は必ずデフォルト設定をロードしてくださ い。デフォルト設定のロードは「Exit」の「Load Optimized Defaults」の項目で実行します。 詳細はセクション「2.
2.
EZ Mode デフォルト設定では、UEFI BIOS Utilityを起動すると、EZ Mode 画面が表示されます。EZ Mode で は、基本的なシステム情報の一覧が表示され、表示言語やシステムパフォーマンスモード、ブート デバイスの優先順位などが設定できます。Advanced Mode へ切り替えるには、 「Exit/Advanced Mode」をボタンをクリックし、 「Advanced Mode」を選択するかを押します。 UEFI BIOS Utility起動時に表示する画面は変更することができます。詳細は「2.
Advanced Mode Advanced Modeでは、オーバークロックや各種電圧の調整から、オンボード機能の有効/無効な ど詳細な設定を行うことができます。Advanced Modeの各項目の詳細については、以降のページ をご覧ください。 Advanced ModeからEZ Mode へ切り替えるには、 「Exit」をボタンをクリックし、 「ASUS EZMode」を選択します。 バックボタン メニュー サブメニュー メニューバー 構成フィールド ポップアップウィンドウ ヘルプ ナビゲーションキー Last Modified Quick note メニューバー 画面上部のメニューバーには次の項目があり、主な設定内容は以下のとおりです。 Main 登録したお気に入り項目 基本システム設定 Ai Tweaker オーバークロック関連 My Favorites Advanced 拡張システム設定 Monitor システム温度/電力状態の表示、およびファンの設定 Boot システム起動関連 Tool 独自機能 終了メニュー、及びデフォルト設定のロード Exit 2-
メニュー メニューバーの各項目を選択することにより、各項目に応じた設定メニューが表示されます。例え ば、メニューバーで「Main」を選択すると、 「Main」の設定メニューが画面に表示されます。 メニューバーのAi Tweaker、Adbanced、Monitor、Boot、Tool、Exitにも、それぞれ設定メニューが あります。 バックボタン サブメニューの項目が開かれている場合にこのボタンが表示されます。マウスでこのボタンをクリ ックするかを押すと、メインメニュー、または前の画面に戻ることができます。 サブメニュー サブメニューが含まれる項目の前には、 「>」マークが表示されます。サブメニューを表示するに は、マウスで項目を選択するか、カーソルキーで項目を選択し、を押します。 ポップアップウィンドウ マウスで項目を選択するか、カーソルキーで項目を選択し、を押すと、設定可能なオプシ ョンと共にポップアップウィンドウが表示されます。 スクロールバー 設定項目が画面に収まりきらない場合は、スクロールバーがメニュー画面の右側に表示されま す。マウスや カー
2.3 お気に入り 頻繁に使用する項目をお気に入りとして登録することで、画面の切り替えなどの面倒な操作をせ ずに一画面で各種設定を変更することができます。 お気に入り項目を追加する 手順 1. キーボードでお気に入りに追加したい項目を選択します。マウスを使用する場合は、お気 に入りに追加したい項目の上にカーソルを移動します。 2.
2.4 メインメニュー 2.4.1 System Language [English] Advanced Modeのメインメニューでは、マザーボード、CPU、メモリーの基本的な情報を表示す る他に、表示言語やセキュリティの設定を行うことができます。 UEFI BIOS Utility の表示言語を選択することができます。 設定オプション: [ English] [Русский] 2.4.2 [Español] System Date [Day xx/xx/xxxx] システムの日付を設定します。 2.4.3 System Time [xx:xx:xx] システムの時間を設定します。 AM1プラットフォームSoC APUの制限のため、プロセッサーの交換または新しく取り付けた場 合は、システム日付と時間を手動で再度設定してください。 2.4.4 Security システムセキュリティ設定の変更が可能です。 • • ASUS AM1M-A パスワードを忘れた場合、CMOSクリアを実行しパスワードを削除します。Clear CMOS ジャンパの位置はセクション「1.
Administrator Password 管理者パスワードを設定した場合は、システムにアクセスする際に管理者パスワードの入力を要 求するように設定することをお勧めします。 管理者パスワードの設定手順 1. 「Administrator Password」を選択します。 2. 「Create New Password」ボックスにパスワードを入力し、を押します。 3. パスワードの確認のため、 「Confirm New Password」ボックスに先ほど入力したパスワー ドと同じパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。 管理者パスワードの変更手順 1. 「Administrator Password」を選択します。 2. 「Enter Current Password」ボックスに現在のパスワードを入力し、を押します。 3. 「Create New Password」ボックスに新しいパスワードを入力し、を押します。 4.
2.5 Ai Tweakerメニュー オーバークロックに関連する設定を行なうことができます。 Ai Tweaker メニューで設定値を変更する際は十分ご注意ください。不適切な値を設定した場 合、システムに誤作動や故障が発生する可能性があります。 本項目で表示される設定オプションは取り付けたCPUとメモリーにより異なります。 Target CPU Speed : xxxxMHz 設定保存後のTurbo Core時最大プロセッサー動作周波数の目安が表示されます。 Target DRAM Speed : xxxxMHz 設定保存後の最大メモリー動作周波数の目安が表示されます。 2.5.
2.5.2 Memory Frequency [Auto] メモリーの動作周波数を設定します。設定オプションはベースクロックの設定に依存して変動し ます。 設定オプション: [ Auto] [DDR3-800MHz] [DDR3-1066MHz] [DDR3-1333MHz] [DDR3-1600MHz] メモリー周波数の設定値が高すぎると、システムが不安定になる場合があります。不安定になっ た場合は、設定をデフォルト設定値に戻してください。 2.5.3 APU Multiplier [Auto] プロセッサーの動作倍率を調整することができます。調節は <+> <-> で行います。 設定可能範囲はプロセッサーにより異なります。 2.5.4 NB Frequency [Auto] ノースブリッジの動作周波数を調節します。調節は <+> <-> で行います。またテンキーで直接入 力することも可能です。 2.5.
CPU Offset Voltage [Auto] この項目は「CPU Voltage」を [Offset Mode] にすると表示され、オフセット電圧を調節し ます。 設定範囲は 0.00625V ~0.4000Vで、0.01000刻みで調節します。 電圧の設定を行う前にプロセッサーの説明書をご確認ください。設定値が高すぎるとプロセッ サーの損傷、低すぎるとシステム不安定の原因となることがあります。 VDDNB Offset Mode Sign [+] この項目は「CPU Voltage」を [Offset Mode] に設定すると表示されます。 [+] [–] VDDNB Offset Voltageで指定した値の電圧を上げます。 VDDNB Offset Voltageで指定した値の電圧を下げます。 VDDNB Offset Voltage [Auto] VDDNBオフセット電圧を設定します。設定範囲は 0.00625V~ 0.50000Vで、0.00625V刻み で調節します。 2.5.9 DRAM Voltage [Auto] メモリーの駆動電圧を設定します。 設定範囲は1.35V ~1.
CPU Current Capability [100%] CPUに供給する電流の上限値を設定します。オーバークロック時は高い値を設定すること で動作を安定させることができます。ただし、VRMの消費電力が上昇します。 設定オプション: [100%] [110%] [120%] [130%] CPU/NB Current Capability [100%] メモリーコントローラーへ供給する電流の上限値を設定します。高い値を設定することにより、電 圧調整モジュールの消費電力は増加します。 設定オプション: [100%] [110%] [120%] [130%] CPU Voltage Frequency [Auto] プロセッサー用電圧調整モジュール(VRM)のスイッチング周波数の制御方法を設定します。スイ ッチング周波数を高くすることでVRMの過渡応答を高めることができます。 設定オプション:[Auto] [Manual] 2.
PSS Support [Enabled] AMD Performance Supported States(PSS)機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] NX Mode [Enabled] No-execute page protection (NX) 機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] SVM Mode [Enabled] AMD による x86 アーキテクチャのハードウェア仮想化拡張技術と仮想化システムに対するセキュ リティ機能を合わせた技術AMD-V (AMD SVM) の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] C6 Mode [Enabled] プロセッサーの1次キャッシュと2次キャッシュの内容をフラッシュし、プロセッサーコア電圧を最 大限まで下げディープスリープ状態に移行するC6ステートの設定をします。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] CPB Mode [Auto] CPB (Core Performance
2.6.
2.6.
Parallel Port Configuration パラレルポートの設定を行うことができます。 Parallel Port [Enabled] パラレルポート (LPT/LPTE)の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] Change Settings [Auto] Super IOデバイスに最適な設定を選択することができます。 設定オプション: [ Auto] [IO=378h; IRQ=5;] [IO=378h; IRQ=5,6,7,9,10,11,12;] [IO=278h; IRQ=5,6,7,9,10,11,12;] [IO=3BCh; IRQ=5,6,7,9,10,11,12;] Device Mode [Standard Parallel Port Mode] プリンターポートモードを変更することができます。 設定オプション: [ Standard Parallel Port Mode][EPP Mode][ECP Mode] [EPP Mode & ECP Mode] 2.6.
Power On By Ring [Disabled] [Disabled] この機能を無効にします。 [Enabled] 外部モデムが起動信号を受信した場合のウェイクアップ機能を有効にします。 Power On By RTC [Disabled] [Disabled] [Enabled] RTCによるウェイクアップ機能を無効にします。 「RTC Alarm Date (Days) 」 と 「Hour/Minute/Second」の項目がユーザー設定可 能になります。 RTC Alarm Date (Days) 前の項目を [Enabled] に設定すると表示され、RTCアラームを実行する日付を設定します。数値を 「0」に設定すると、RTCアラームは「毎日」に設定されます。数値の調節は <+> <->で行います。 - Hour / - Minute / - Second RTCアラームを実行する時間を設定します。数値の調節は <+> <->で行います。 2.6.
2.7 モニターメニュー 2.7.1 CPU/ MB Temperature [xxx°C/xxx°F] システムの温度、電源状態、ファン回転数を確認することができます。また、この項目では取り付け られたファンの制御を行なうことができます。 オンボードハードウェアモニターはシステムの温度を自動検出し摂氏/華氏で表示します。温度の 検出を停止する場合は[Ignore]に設定します。 2.7.2 CPU / CHA Fan Speed [xxxx RPM] オンボードハードウェアモニターは各ファンのスピードを自動検出し、RPMの単位で表示します。 マザーボードにファンが接続されていない場合は、[N/A] と表示されます。回転数の検出を停止す る場合は[Ignore]に設定します。 2.7.
Q-Fan Profile [Standard] CPUファンの動作モードを設定します。 [Standard] 温度により自動調整します。 [Silent] 常時低速回転で動作します。 [Turbo] 常時最高速回転で動作します。 [Manual] 温度とデューティサイクルを手動で設定します。 次の項目は「Q-Fan Profile」を [Manual] にすると表示されます。 Q-Fan Upper Temperature [70] CPU温度の上限温度を設定します。CPU温度がこの上限値に達すると、CPUファンはデュー ティサイクルの最大値で動作します。 設定範囲は20℃~75℃です。 Q-Fan Max.
Q-Fan Upper Temperature [70] 熱源温度の上限温度を設定します。熱源温度がこの上限値に達すると、ケースファンはデュー ティサイクルの最大値で動作します。 設定範囲は40℃~75℃です。 Q-Fan Max. Duty Cycle(%) [100] ケースファンのデューティサイクルの最大値を設定します。設定値は中間デューティサイクル 以上である必要があります。設定可能な範囲はQfan Tuningの結果により異なります。 Q-Fan Lower Temperature [20] 熱源温度の下限温度を設定します。熱源温度がこの下限値になると、ケースファンはデュー ティーサイクルの最小値で動作します。設定値は熱源温度の中間温度以下である必要があり ます。 Q-Fan Min. Duty Cycle(%) [40] ケースファンのデューティサイクルの最小値を設定します。設定値は中間デューティサイクル 以下である必要があります。設定可能な範囲はQfan Tuningの結果により異なります。 2.7.5 CPU Voltage, 3.
2.8 ブートメニュー 2.8.
PS/2 Keyboard and Mouse Support [Auto] Fast Bootを有効に設定した場合のPOST時のPS/2キーボードとマウスの動作を設定します。 [Auto] 起動時に接続されているPS/2デバイスをNVRAMに記憶し、起動時 間を早くします。 [Full Initialization] PS/2デバイスはシステム起動時からに利用可能となり、システムを 完全にコントロールすることができます。この設定はPOSTに時間が かかります。 [Disabled] オペレーティングシステムが実行されるまでPS/2デバイスを無効状 態にします。PS/2デバイスでUEFI BIOS Utilityを起動または操作する ことはできません。 Network Stack Driver Support [Disabled] [Disabled] この機能を無効にします。 [Enabled] システム起動時にネットワーク・スタック用ドライバーを読み込みます。 Next Boot after AC Power Loss [Normal Boot] 停電などでシステムが不正終了した場合
2.8.5 Option ROM Messages [Force BIOS] [Force BIOS] サードパーティのROMメッセージをブートシーケンス時に強制的に表示させ ます。 [Keep Current] アドオンデバイスの設定に従い、サードパーティROMメッセージを表示させます。 2.8.6 Interrupt 19 Capture [Disabled] RAIDやSCSIカードなど、複数の拡張カードにオプションROMが搭載されている場合、この項目を 有効に設定することで拡張カードに接続したドライブから起動することができます。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] 2.8.7 Setup Mode [EZ Mode] UEFI BIOS Utility起動時の初期動作モードを選択します。 設定オプション: [Advanced Mode] [EZ Mode] 2.8.
2.8.
KEK Management KEK(キー交換キーデータベース、またはキー登録キーデータベース)は、署名データベース (db) と失効した署名データベース (dbx) の更新に使用されます。 キー交換キーデータベース (KEK) はMicrosoft® キー登録キーデータベース (KEK) を示します。 Delete the KEK キー交換キーデータベース (KEK) を削除します。 設定オプション: [Yes] [No] Load Default KEK システムにKEKをロードします。[Yes]を選択すると、システムのデフォルトのKEK がロードされます。 特定のカスタマイズされたKEKをUSBストレージデバイスからロードするには [No]を選択します。 Append Default KEK システムにKEKを追加します。[Yes]を選択すると、システムのデフォルトのKEKが 追加されます。 db/dbxの管理用にUSBストレージデバイスからKEKを追加するには[No]を選 択します。 ロードするファイルは時間ベース認証変数を使用するUEFI可変構造でフォーマットされている 必要があります。 DB
DBX Management 失効した署名データベース (dbx) は、信頼されなくなったために読み込みが許可されない アイテムの、失効したイメージが登録されています。 Delete the dbx 失効した署名データベース (dbx) を削除します。 Load Default dbx システムにdbxをロードします。[Yes]を選択すると、システムのデフォルトのdbx がロードされます。特定のカスタマイズされたdbxをUSBストレージデバイスか らロードするには[No]を選択します。 Append Default dbx システムにdbxを追加します。[Yes]を選択すると、システムのデフォルトのdbx が追加されます。特定のカスタマイズされたdbxをUSBストレージデバイスか ら追加するには[No]を選択します。 ロードするファイルは時間ベース認証変数を使用するUEFI可変構造でフォーマットされている 必要があります。 2.8.
2.9 ツールメニュー 2.9.1 ASUS EZ Flash 2 Utility ASUS独自機能の設定をします。マウスで項目を選択するか、キーボードのカーソルキーで項目を 選択し、を押してサブメニューを表示させることができます。 UEFI BIOS更新ツール「ASUS EZ Flash 2 Utility」を起動します。このユーティリティはカーソル キーとを使用して操作します。 詳細はセクション「2.1.2 ASUS EZ Flash 2 」をご覧ください。 2.9.3 ASUS O.C.
2.9.2 ASUS SPD Information DIMM Slot # [DIMM_A1] 取り付けられたメモリーモジュールのSerial Presence Detect (SPD) 情報を表示します。 設定オプション: [DIMM_A1][DIMM_A2] 2.
付録 ご注意 Federal Communications Commission Statement 3 This device complies with Part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions: • This device may not cause harmful interference. • This device must accept any interference received including interference that may cause undesired operation. This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B digital device, pursuant to Part 15 of the FCC Rules.
Canadian Department of Communications Statement This digital apparatus does not exceed the Class B limits for radio noise emissions from digital apparatus set out in the Radio Interference Regulations of the Canadian Department of Communications. This class B digital apparatus complies with Canadian ICES-003.
ASUSコンタクトインフォメーション ASUSTeK COMPUTER INC. 住所: 電話(代表): ファックス(代表): 電子メール(代表): Webサイト: テクニカルサポート 電話: オンラインサポート: 15 Li-Te Road, Beitou, Taipei, Taiwan 11259 +886-2-2894-3447 +886-2-2890-7798 info@asus.com.tw www.asus.com.tw +86-21-3842-9911 support.asus.com ASUS COMPUTER INTERNATIONAL(アメリカ) 住所: 電話: ファックス: Webサイト: テクニカルサポート 電話: サポートファックス: オンラインサポート: 800 Corporate Way, Fremont, CA 94539, USA +1-510-739-3777 +1-510-608-4555 http://usa.asus.com +1-812-282-2787 +1-812-284-0883 support.asus.
3-4 Chapter 3: 付録 (510)739-3777/(510)608-4555 800 Corporate Way, Fremont, CA 94539. Asus Computer International Date : Signature : Representative Person’s Name : Feb. 24, 2014 Steve Chang / President This device complies with part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions: (1) This device may not cause harmful interference, and (2) this device must accept any interference received, including interference that may cause undesired operation.