System information
Table Of Contents
- 安全上のご注意
- Chapter1: 製品の概要
- Chapter2: 基本的な取り付け
- Chapter3: UEFI BIOS設定
- Chapter 4: ソフトウェア
- Chapter5 RAID
- 付録
![](/manual/asus/crossblade-ranger/system-information-english-japanese/images/img-129.png)
ASUS CROSSBLADE RANGER
4-9
Chapter 4
DIGI+ Power Control
DIGI+ Power Controlでは、システムの安定性やオーバークロックパフォーマンスを調整するため
に、プロセッサーやメモリーの供給電流やVRMの制御方法を設定することができます。
本マニュアルで使用されているイラストや画面は実際とは異なる場合があります。予めご了承
ください。
画面 の切り替え
最後に適用された値
に戻す
設定を適用する
CPU Power Phase Control
動作中のプロセッサー用電圧調整モジュール(VRM)数の制御方法を設定します。システム負荷の高
い状態で稼働フェーズ数を増やすことにより、高速過渡応答と高い伝熱性能を得ることができます。
システム負荷の低い状態で稼働フェーズ数を減らすことにより、VRMの変換効率が向上し発熱を抑
えることができます。
CPU Voltage Frequency
プロセッサー用電圧調整モジュール(VRM)のスイッチング周波数の制御方法を設定します。スイッ
チング周波数を高くすることでVRMの過渡応答を高めることができます。ただし、発熱量は増加し
ます。
CPU Power Thermal Control
プロセッサー用VRMの許容する上限温度を設定します。プロセッサー用VRMがここで設定した値に
達すると、VRMは温度を下げるために自動的にパフォーマンスを低下させます。
CPU Current Capability
プロセッサーに供給する電流の上限値を設定します。オーバークロック時は高い値を設定すること
で 動 作を安 定させることが で きます。た だし 、V R M の 消 費 電 力が上 昇します。
CPU Load-line Calibration
プロセッサーへの供給電圧を調整します。高い値を設定することでオーバークロックの限界を引き
上げることができますが、プロセッサーとVRMの発熱量は増加します。
CPU Current Capability
プロセッサーに供給する電流の上限値を設定します。高い値を設定することにより、電力供給量が
増加しオーバークロック可能な範囲が広がりますが、VRMの消費電力は増加します。
・ 調整可能な値は、取り付けられたプロセッサーやメモリーによって異なります。
・ マザーボードやコンポーネントの故障を未然に防ぐために、DIGI+Powe Controlによる調
整を行う際は、適切な冷却システムを取り付けた上で行ってください。