User Guide
4-6
Chapter 4: BIOS設定
4.2 BIOS Setup Utility
BIOS(Basic Input and Output System)とは、マザーボードに接続されたコンポーネント・デバイ
スを制御するシステムプログラムです。コンピューターの起動時に最初に起動するプログラムで、
記憶装置の構成、オーバークロック設定、電源の管理、起動デバイス設定などのシステムハードウ
ェアの設定をすることができます。
BIOSの設定はマザーボードのCMOS RAM(CMOS RTC RAM)に保存されています。通常、BIOS
Setup Utilityの初期設定値は多くの環境で最適なパフォーマンスを実現できるように設定されて
います。
BIOS Setup Utilityでは各種パラメーターの調整や各種機能の有効/無効、BIOSイメージの更新な
どを行うことができます。
システムは起動時にPOST(Power On Self Test) と呼ばれる起動時の自己診断テストを実行しま
す。このPOST中に<Delete>を押すことでBIOSセットアップユーティリティを起動することができ
ます。
BIOS Setup Utilityの操作方法は、画面右下に表示される操作説明をご覧ください。
• 本マニュアルで使 用されているイラストや画面は実際のものと異なる場合があります。
• 設定を変更した後システムが不安定になる場合は、デフォルト設定をロードしてくださ
い。デフォルト設 定に戻すには、<F5>を押 すか E x i tメニューの「Restore Defaults」を 選
択します。
• 設定を変更した後システムが起動しなくなった場合は、CMOSクリアを実行し、マザー
ボードのリセットを行なってください。CMOSクリアジャンパーの位置は「3.2 ジャンパー」
をご参照ください。
• BIOS Setup UtilityはBluetooth デバイスには対応しておりません。
• BIOS Setup Utility上で、キーボードは英語配列キーボードとして認識されます。
• BIOS Setup Utility の各項目の名称、設定値、デフォルト設定値は、ご利用のモデルやBIOS
バ ー ジ ョ ン 、取 り 付 け たハードウェアにより異なる場合があります。予めご了承ください。