User's Manual
2-20
Chapter 2: UEFI BIOS 設定
2.5.12 DIGI+ VRM
CPU Load-Line Calibration [Auto]
CPUへの供給電圧を調整します。高い値を設定することでオーバークロックの限界を引き上げる
ことができますが、CPUとVRMの発熱量は増加します。
設定オプション: [Auto] [Level 1] - [Level 9]
実際のパフォーマンスはお使いのCPUの仕様により異なります。
CPU VRM Switching Frequency [Auto]
CPU用VRMのスイッチング周波数の制御方法を設定します。周波数を高くすることでVRMの過渡
応答を高めることができます。
設定オプション: [Auto] [Manual]
本項目の設定を変更する場合は、必ず適切な冷却装置を取り付けてから行なってください。
Fixed CPU VRM Switching Frequency(KHz) [300]
CPU用VRMのスイッチング周波数を設定します。数値の調節は <+> <->で行います。設定
範囲は300kHz ~ 500kHzで、50kHz刻みで調節します。
VRM Spread Spectrum [Disabled]
動作周波数を変調させることで信号伝送時の電磁波を低減させ、通常動作時の動作を安定させる
スペクトラム拡散機能の有効/無効を設定します。
* オーバークロック時には、この項目を[Disabled]に設定することで、システムの動作が安定する場
合 が あります。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
CPU Power Phase Control [Auto]
CPU用VRMの稼働フェーズ数の制御方法を設定します。
[Auto] 自動的に制御
[Standard] CPUの電力情報に基づき制御
[Optimized] ASUS独自の最適化プロファイルに基づき制御
[Extreme] 常に最大フェーズ数で制御
本項目の設定を変更する場合は、必ず適切な冷却装置を取り付けた上で行なってください。
CPU Power Duty Control [T.Probe]
CPU用VRMの制御方法を設定します。
[T. Probe] VRMの温度バランスを重視します。
[Extreme] VRMの出力電流バランスを重視します。
CPU Current Capability [Auto]
CPUに供給する電流の上限値を設定します。オーバークロック時は高い値を設定することで動作
を安定させることができます。ただし、VRMの消費電力が上昇します。
設定オプション: [Auto] [100%] [110%] [120%] [130%] [140%]
CPU負荷の高い作業を行う際やオーバークロックの際は、高い値を設定することで動作の安定
性の向上を図ることができます。