Motherboard H97-PRO
J9277 第1刷 2014年4月 Copyright © 2014 ASUSTeK COMPUTER INC. All Rights Reserved. バックアップの目的で利用する場合を除き、本書に記載されているハードウェア・ソフトウェアを 含む、全ての内容は、ASUSTeK Computer Inc.
もくじ 安全上のご注意.................................................................................................................vi このマニュアルについて....................................................................................................vii H97-PRO 仕様一覧...........................................................................................................ix パッケージの内容............................................................................................................xiii 取り付け工具とコンポーネント.............
Chapter3 3.1 3.2 UEFI BIOS Utility............................................................................................. 3-2 3.2.1 EZ Mode...............................................................................................................3-3 3.2.2 Advanced Mode................................................................................................3-4 3.2.3 Q-Fan Control.....................................................................................................3-7 3.
4.4 AI Suite 3......................................................................................................... 4-4 4.4.1 DIGI+ VRM...........................................................................................................4-7 4.4.2 EPU.........................................................................................................................4-8 4.4.3 TurboV EVO.........................................................................................................
安全上のご注意 電気の取り扱い ・ 本製品、周辺機器、ケーブルなどの取り付けや取り外しを行う際は、必ずコンピューターと周辺 機器の電源ケーブルをコンセントから抜いて行ってください。お客様の取り付け方法に問題が あった場合の故障や破損に関して弊社は一切の責任を負いません。 ・ 電源延長コードや特殊なアダプターを用いる場合は専門家に相談してください。これらは、回 路のショート等の原因になる場合があります。 ・ ご使用の電源装置に電圧選択スイッチが付いている場合は、システムの損傷を防ぐために 電源装置の電圧選択スイッチがご利用の地域の電圧と合致しているかをご確認ください。ご 利用になる地域の電圧が不明な場合は、各地域の電力会社にお問い合わせください。 ・ 電源装置が故障した場合はご自分で修理・分解をせず、各メーカーや販売店にご相談ください。 ・ 光デジタルS/PDIFは、光デジタルコンポーネントで、クラス1レーザー製品に分類されていま す。 (本機能の搭載・非搭載は製品仕様によって異なります) 不可視レーザー光です。ビームを直接見たり触れたりしないでください。 操作上の注意 ・ 作業を行う前に
このマニュアルについて このマニュアルには、マザーボードの取り付けや構築の際に必要な情報が記してあります。 マニュアルの概要 本章は以下のChapter から構成されています。 • Chapter 1: 製品の概要 マザーボードの機能とサポートする新機能についての説明、及びスイッチ、ボタン、ジャン パ、コネクター、LEDなど各部位の説明。 • Chapter 2: 基本的な取り付け コンピューターの組み立て方やバックパネルについての説明。 • Chapter 3: UEFI BIOS 設定 UEFI BIOS Utilityでのシステム設定の変更方法とパラメータの詳細。 • Chapter 4: ソフトウェア マザーボードパッケージに付属のサポートDVDとソフトウェアの内容。 • Chapter 5: RAID RAID 設定についての説明。 • Chapter 6 : 付録 製品の規格や海外の法令についての説明。 参考情報 1. ASUSオフィシャルサイト(http://www.asus.
このマニュアルの表記について 本書には、製品を安全にお使いいただき、お客様や他の人々への危害や財産への損害を未然に 防止していただくために、守っていただきたい事項が記載されています。次の内容をよくご理解 いただいた上で本文をお読みください。 警告: 作業人が死亡する、または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。 意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、その危険を回 注 避するための方法を説明しています。 重要: 作業を完了するために必要な指示や設定方法を記載しています。 メモ: 製品を使いやすくするための情報や補足の説明を記載しています。 表記 太字 選択するメニューや項目を表示します。 斜字 文字やフレーズを強調する時に使います。 < > で囲った文字は、キーボードのキーです。 例: →Enter もしくはリターンキーを押してください。 一度に2つ以上のキーを押す必要がある場合は(+)を使って示し ています。 例:
H97-PRO 仕様一覧 対応CPU LGA1150ソケット: 4th / New 4th / 5th Generation Intel® Core™ i7 / Intel® Core™ i5 / Intel® Core™ i3 プロセッサー、 Intel® Pentium® / Celeron® プロセッサー 22nm CPU サポート Intel® Turbo Boost Technology 2.0 サポート* * Intel® Turbo Boost Technology 2.
H97-PRO 仕様一覧 LAN機能 Gigabit Intel® LAN コントローラー - 802.3az Energy Efficient Ethernet (EEE) 対応 Intel® Ethernet Connection I218-V - メディアアクセス制御層(MAC)と物理層 (PHY) 間のデュアル・インタ ーコネクト USB機能 Intel® H97 Express チップセット - USB 3.0 Boost 対応 - USB 3.0ポート×6 (基板上コネクター×1基、バックパネル×4ポート [ブルー]) - USB 2.0ポート×8 (基板上コネクター ×3基、バックパネル×2ポート) オーディオ機能 Realtek® ALC892(7.
H97-PRO 仕様一覧 搭載機能 <インタラクティブ・ホームクラウド> ASUS Media Streamer - PCからスマートTVにストリーミング配信 - iOS 7.0以上 / Android™4.0以上に対応 <ゲーム特化機能> Crystal Sound 2 - 最高のサウンド環境でゲームをより楽しく Turbo LAN - 低PINGの遅延フリーオンラインゲーム環境を提供 ASUS だけの機能 - USB 3.
H97-PRO 仕様一覧 基板上 インターフェース USB 3.0コネクター×1: 追加USB 3.0ポート2基に対応(19ピン) USB 2.0コネクター×3: 追加USB 2.0ポート6基に対応 (9ピン) SATA Expressポート×1 M.
パッケージの内容 製品パッケージに以下のものが揃っていることを確認してください。 SATA 6Gb/s ケーブル×4 ASUS H97-PRO マザーボード nual User Ma ASUS Q-Shield ユーザーマニュアル サポート DVD 2-in-1 ASUS Q-Connector kit ×1 • 万一、付属品が足りない場合や破損していた場合は、すぐにご購入元にお申し出ください。 • 本マニュアルで使用されているイラストや画面は実際とは異なる場合があります。予めご 了承ください。 xiii
取り付け工具とコンポーネント Intel LGA 1150 CPU Intel LGA 1150 対応CPUクーラー PC ケース 電源供給ユニット SATA 光学ディスクドライブ SATAストレージドライブ 各種取付用ネジ プラスドライバー DDR3 SDRAMメモリー ビデオカード(必要に応じて) 上記の工具とコンポーネントはマザーボードのパッケージには同梱されていません。 xiv
製品の概要 1.1 独自機能 1.1.1 製品の特長 1 LGA1150ソケット: 4th / New 4th / 5th Generation Intel® Core™ i7 / Intel® Core™ i5 / Intel® Core™ i3 プロセッサー、 Intel® Pentium® / Celeron® プロセッサー対応 本製品は、LGA1150パッケージ4th / New 4th / 5th GenerationのIntel® Core™ i7 / Intel® Core™ i5 / Intel® Core™ i3プロセッサー、Intel® Pentium® / Celeron® プロセッサーファミリーをサポート しています。これらのプロセッサーはデュアルチャンネル(4 DIMM)によるDDR3メモリーコントロ ールとPCI Express 3.
M.2対応 本製品はM.2スロットを搭載しています。M.2規格はSATA Revision 3.2で策定された最大10Gb/ sの転送速度を実現する新しいインターフェース規格です。M.2スロットはIntel® Rapid Storage Technologyをサポートしており、SSDモジュールを取り付けることでPCのパフォーマンス、応答 性、信頼性を最大化することが可能です。 USB 3.0 ソリューション ASUSはUSB 3.0ポート追加用コネクターをフロントに設置することで、フロントパネルとバックパ ネルの双方で使用可能にすることにより取り回しの自由度を高めました。USB 3.0の転送速度は理 論値でUSB 2.0の約10倍となり、プラグアンドプレイに対応しているので接続も非常に簡単です。 本製品は最高の接続性と転送速度を実現します。 1.1.
1.2 マザーボードの概要 1.2.
1.2.2 マザーボードのレイアウト 1 2 3 4 5 1 6 21.8cm(8.6in) GPU KBMS_USB78 CPU_FAN GPU_LED CHA_FAN2 DIGI +VRM PCIEX1_1 30.5cm(12in) EATXPWR DDR3 DIMM_B2 (64bit, 240-pin module) SATA6G_4 CHA_FAN1 SATA6G_3 AUDIO H97-PRO Intel I218V 8 DRAM_LED M.
レイアウトの内容 コネクター/スイッチ/スロット ページ 1. CPU、ケース ファンコネクター (4ピン CPU_FAN、4ピン CHA_FAN1/2/3 ) 1-21 2. ATX電源コネクター (24ピン EATXPWR、8ピン EATX12V) 1-15 3. GPU Boostスイッチ (GPU) 1-12 4. GPU Boost LED (GPU_LED) 1-15 5. CPUソケット: LGA1150 1-6 6. DDR3 DIMM スロット 1-7 7. DRAM LED (DRAM_LED) 1-14 8. MemOK! ボタン (MemOK!) 1-11 9. Intel® H97 Serial ATA 6 Gb/s ポート(7ピン SATA6G_1~4) 1-16 1-19 11. M.2スロット (M.2) 1-23 12. スタンバイ電源LED (SB_PWR) 1-14 13. Clear CMOSジャンパ (3ピン CLRTC) 1-13 14.
1.2.
1.2.
メモリー構成 2GB、4GB、8GBのDDR3 Non-ECC Unbuffered DIMMをメモリースロットに取り付けることができ ます。 • 容量の異なるメモリーを Channel A と Channel Bに取り付けることができます。異なる容 量のメモリーをデュアルチャンネル構成で取り付けた場合、アクセス領域はメモリー容量 の合計値が小さい方のチャンネルに合わせて割り当てられ、容量の大きなメモリーの超 過分に関してはシングルチャンネル用に割り当てられます。 • 1.65Vを超過する電圧の必要なメモリーを取り付けるとCPUが損傷することがあります。 1.
1.2.5 拡張スロット 拡張カードの追加や取り外しを行う際は、電源コードを抜いてください。電源コードを接続した まま作業をすると、負傷や、マザーボードコンポーネントの損傷の原因となります。 1 PCIEX1_1 H97-PRO 2 PCIEX16_1 3 4 5 PCI1 PCIEX1_2 PCIEX16_2 6 PCI2 7 PCI3 1 PCIEX1_1(PCI Express 2.0 x1 スロット) 2 PCIEX16_1(PCI Express 3.0 x16 スロット) 3 PCI1 4 PCIEX1_2(PCI Express 2.0 x1 スロット) 5 PCIEX16_2(PCI Express 2.
PCI Express 動作モード VGA構成 PCIEX16_1 PCIEX16_2 シングル x16 N/A デュアル x16 x4 • パフォーマンスの観点からシングルVGAモードでは、PCI Express x16 ビデオカードを PCIEX16_1スロットに取り付けることを推奨します。 • CrossFireX™環境を構築する場合は、 システム構成に見合った大容量の電源ユニットご用意くだ さい。 • 複数のビデオカードを使用する場合は、熱管理の観点からケースファンを設置することを 推奨します。 • PCI Express 2.0 x16 スロット(PCIEX16_2)はPCI Express 2.0 x1 スロット(PCIEX1_1/2) と 同じ帯域を使用しています。デフォルトでPCI Express 2.0 x16 スロットは[X2 mode]に設定 されており、x2レーンで動作します。詳しくは「3.6.
1.2.6 オンボードボタン/スイッチ ベアシステムまたはオープンケースシステムでの作業中に、パフォーマンスを微調整することがで きます。これらのボタンはシステムパフォーマンスを頻繁に変更するオーバークロッカーやゲーマ ーに理想的なソリューションです。 1. MemOK!ボタン (MemOK!) 本製品と互換性のないメモリーを取り付けると、システムが起動せず、このスイッチの隣に あるDRAM_LEDが点灯します。DRAM_LEDが点滅するまでこのボタンを押し続けると、互 換性が調整され起動する確率が上がります。 H97-PRO • DRAM_LEDの正確な位置は、 「1.2.
2. GPU Boost スイッチ(GPU) GPU Boost スイッチを有効にすると、チップセットを介さずに直接CPUと統合型グラフィッ クスの動作倍率とコア電圧を自動で変更し、高速で安定したクロックスピードにオーバー クロックします。 GPU Disable (Default) Enable H97-PRO H97-PRO GPU Boost switch システムパフォーマンスを最大限に発揮するためには、システム電源がオフの時にスイッチの 操作を行うことを推奨いたします。 • スイッチの設定を有効にすると、GPU Boost スイッチの側にあるGPU Boost LEDが点灯し ます。GPU Boost LEDの正確な位置は、 「1.2.
1.2.7 ジャンパ Clear CMOS ジャンパ (3ピン CLRTC) このジャンパは、CMOSのリアルタイムクロック (RTC)RAMを消去するためのものです。 CMOS RTC RAMを消去することにより、システム時計、システムパスワード、および設定パラ メータを工場出荷時の状態に戻すことができます。CMOS RTC RAMはマザーボード上のボ タン型電池によって維持されています。 H97-PRO 1 CLRTC 2 Normal (Default) 2 3 Clear RTC H97-PRO Clear RTC RAM CMOS RTC RAMを消去する手順 1. コンピューターの電源をオフにし電源コードをコンセントから抜きます。 2. ジャンパキャップをピン 1-2(初期設定)からピン 2-3 に移動させショートさせます。5~10 秒ほど待ってから、再びピン 1-2にキャップを戻します。 3. 電源コードを差し込み、コンピューターの電源をオンにします。 4.
1.2.8 1. オンボード LED スタンバイ電源LED (SB_PWR) 本製品にはスタンバイ電源LEDが搭載されており、電力が供給されている間は緑のLEDが 点灯します(スリープモード、ソフトオフモードも含む)。マザーボードに各パーツの取り付 け・取り外しを行う際は、システムをオフにし、電源ケーブルを抜いてください。下のイラス トは、LEDの場所を示しています。 H97-PRO SB_PWR H97-PRO Standby power LED 2.
3. GPU Boost LED (GPU_LED) GPU Boostスイッチを有効にすると、GPU Boost LED (GPU_LED)が点灯します。 GPU_LED H97-PRO H97-PRO GPU Boost LED 1.2.9 1.
2. Intel®H97 SATA 6 Gb/sポート (7ピン SATA6G_1-4) SATA 6Gb/s ケーブルを使用し、SATAストレージドライブと光学ドライブを接続します。SIntel® チップセットが制御するSATAポートに接続したSATAストレージデバイスを使用して、RAIDアレ イ(0/1/5/10)を構築することが可能です。 SATA6G_4 GND RSATA_TXP4 RSATA_TXN4 GND RSATA_RXN4 RSATA_RXP4 GND A H97-PRO SATA6G_2 GND RSATA_TXP2 RSATA_TXN2 GND RSATA_RXN2 RSATA_RXP2 GND SATA6G_3 GND RSATA_TXP3 RSATA_TXN3 GND RSATA_RXN3 RSATA_RXP3 GND B GND RSATA_RXP1 RSATA_RXN1 GND RSATA_TXN1 RSATA_TXP1 GND SATA6G_1 H97-PRO Intel® SATA 6.
3. TPM ヘッダー (20-1 ピン TPM) PWRDWN GND +3VSB NC LAD0 +3V LAD3 PCIRST# FRAME PCICLK TPM(Trusted Platform Module)を取り付けることができます。TPMはプラットフォームの 監視やデータの暗号化、電子証明書を保管といった高レベルなセキュリティ機能を備えて います。 H97-PRO PIN 1 H97-PRO TPM Connector GND NC CLK_RUN# SERIRQ NC GND LAD1 LAD2 NC TPM TPMは別途お買い求めください。 4.
5. フロントパネルオーディオコネクター(10-1 ピン AAFP) NC AGND NC NC SENSE2_RETUR AGND NC SENSE1_RETUR PCケースのフロントパネルオーディオI/Oモジュール用コネクターで、HDオーディオ及び AC’97オーディオをサポートしています。オーディオ I/Oモジュールケーブルの一方をこの コネクターに接続します。 AAFP PIN 1 PORT1 L PORT1 R PORT2 R SENSE_SEND PORT2 L MIC2 MICPWR Line out_R NC Line out_L H97-PRO HD-audio-compliant pin definition Legacy AC’97 compliant definition H97-PRO Front panel audio connector 6.
7. USB 3.0コネクター (20-1ピン USB3_12) USB 3.0ポート用コネクターです。USB 3.0の転送速度は理論値でUSB 2.0の約10倍となり、 プラグアンドプレイに対応しているので接続も非常に簡単です。ご利用のPCケースやデバ イスが9ピン+10ピンのピンヘッダーに対応したUSB 3.0 デバイスの場合は、このコネクタ ーに接続して利用することが可能です。 USB3_12 PIN 1 H97-PRO USB3+5V IntA_P2_SSRXIntA_P2_SSRX+ GND IntA_P2_SSTXIntA_P2_SSTX+ GND IntA_P2_DIntA_P2_D+ USB3+5V IntA_P1_SSRXIntA_P1_SSRX+ GND IntA_P1_SSTXIntA_P1_SSTX+ GND IntA_P1_DIntA_P1_D+ GND H97-PRO USB3.0 connector USB 3.0 モジュールは別途お買い求めください。 • Windows® 7 環境下では、Intel® チップセットのUSB 3.
8. USB 2.0コネクター(10-1ピン USB910、USB1112、USB1314) USB 2.0 ポート用のコネクターです。USB 2.0モジュールのケーブルをこれらのコネクター に接続します。このコネクターは最大 480 Mbps の接続速度を持つUSB 2.0 規格に準拠し ています。 USB+5V USB_P13USB_P13+ GND NC PIN 1 USB+5V USB_P14USB_P14+ GND PIN 1 USB+5V USB_P12USB_P12+ GND PIN 1 USB+5V USB_P10USB_P10+ GND H97-PRO USB1314 USB+5V USB_P11USB_P11+ GND NC USB1112 USB+5V USB_P9USB_P9+ GND NC USB910 H97-PRO USB2.0 connectors IEEE1394モジュールをUSBコネクターに接続しないでください。マザーボードが損傷する原因 となります。 USB 2.0 モジュールは別途お買い求めください。 9.
10.
11.
12. M.2スロット (M.2) M.2規格のSSDを取り付けることができます。本製品のM.2スロットは、SATAインターフェー ス、PCIeインターフェース両規格のSSDに対応しています。 M.2(SOCKET3) H97-PRO H97-PRO M.2(SOCKET3) • M.2スロットは、Type 2260/2280サイズのKeyM のSocket3に対応します。 ・ M.2スロットはSATA Expressポート(SATAEXPRESS) と同じ帯域を使用しています。工場出 荷時、接続されたデバイスは自動的に検出されるよう設定されており、同時にデバイスを 取り付けた場合、M.2スロットが優先されます。詳しくは「3.6.3 PCHストレージ設定」をご覧 ください。 • PCIeインターフェースのM.2ストレージデバイスでIntel® Responsiveness Technologiesを 使用する場合は、必ず「SATA Mode Selection」を[RAID]に設定し、Windows® OS をUEFI モードでインストールしてください。 Chapter 1 M.
Chapter 1 1-24 Chapter 1: 製品の概要
Chapter2 基本的な取り付け 基本的な取り付け 2.1 コンピューターを組み立てる 2.1.1 マザーボードを取り付ける 2 本マニュアルで使用されているイラストや画面は実際とは異なる場合があります。マザー ボードのレイアウトはモデルにより異なりますが、取り付け方法は同じです。 ケースにI/Oシールドとマザーボード設置用のスペーサーを取り付けます。 2. I/Oシールドとマザーボードのバックパネルの位置が合っていることを確認し、スペーサー とマザーボードのネジ穴を合わせるように正しい位置に設置します。 Chapter 2 1.
3.
2.1.
2.1.
Chapter 2 CPUクーラーを取り外す ASUS H97-PRO 2-5
2.1.
2.1.
2.1.
2.1.7 フロント I/O コネクターを取り付ける USB 2.0コネクターを取り付ける フロントパネルオーディオコネクターを取 り付ける AAFP USB 2.0 USB 3.0 コネクターを取り付ける Chapter 2 USB 3.
2.1.
2.2 バックパネルとオーディオ接続 2.2.1 バックパネルコネクター バックパネルコネクター 1. PS/2 コンボポート×1 6. USB 3.0 ポート5/6 2. VGA出力ポート 7. HDMI出力ポート 3. Intel® LAN ポート* 8. DVI-D出力ポート 4. オーディオ I/O ポート** 9. USB 2.0 ポート7/8 5. USB 3.
• xHCIコントローラーの制御するUSBポートに接続されたUSBデバイスは、UEFI BIOS UtilityのIntel xHCI Mode 設定に従いxHCIモードまたはEHCIモードで動作することがで きます。 • USB 3.0 デバイスの優れたパフォーマンスを発揮するために、USB 3.0 デバイスはUSB 3.
2.2.2 オーディオ I/O接続 オーディオ I/O ポート ヘッドホンとマイクを接続 ステレオスピーカーに接続 Chapter 2 2.
4.1チャンネルスピーカーに接続 5.1チャンネルスピーカーに接続 7.
2.3 初めて起動する 1. すべてのコンポーネントやデバイスの接続が終了したら、PCケースのカバーを元に戻して ください。 2. すべてのスイッチをオフにしてください。 3. 電源コードをPCケース背面の電源ユニットのコネクターに接続します。 4. 電源コードをコンセントに接続します。 5. 以下の順番でデバイスの電源をオンにします。 6. a. モニター/ディスプレイ b. 外部デバイス類(デイジーチェーンの最後のデバイスから) c.
Chapter 2 2-16 Chapter 2: 基本的な取り付け
Chapter3 UEFI BIOS設定 UEFI BIOS設定 3.
3.
3.2.1 EZ Mode デフォルト設定では、UEFI BIOS Utilityを起動すると、EZ Mode 画面が表示されます。EZ Mode で は、基本的なシステム情報の一覧が表示され、表示言語やシステムパフォーマンスモード、ブート デバイスの優先順位などが設定できます。Advanced Mode へ切り替えるにはを押すか、画 面右下の「Advanced Mode(F7)」ボタンを押すことで簡単に切り替えることができます。 UEFI BIOS Utility起動時に表示する画面は変更することができます。詳細は「3.
3.2.
メニューバー 画面上部のメニューバーには次の項目があり、主な設定内容は以下のとおりです。 My Favorites Main 登録したお気に入り項目 基本システム設定 Ai Tweaker オーバークロック関連 Advanced 拡張システム設定 Monitor システム温度/電力状態の表示、およびファンの設定 Boot システム起動関連 Tool Exit 独自機能 終了メニュー、及びデフォルト設定のロード メニュー メニューバーの各項目を選択することにより、各項目に応じた設定メニューが表示されます。例え ば、メニューバーで「Main」を選択すると、 「Main」の設定メニューが画面に表示されます。 メニューバーのMy Favorite、Main、Ai Tweaker、Advanced、Monitor、Boot、Tool、Exitにも、それ ぞれ設定メニューがあります。 サブメニュー サブメニューが含まれる項目の前には、 「>」マークが表示されます。サブメニューを表示するに は、マウスで項目を選択するか、カーソルキーで項目を選択し、を押します。 表示言語 UEFI
Quick Note(F9) 簡易メモを表示します。BIOSの設定状況や設定値など、メモを書き込むことができます。 • 次のキーとキーボードショートカットは使用できません: キー、切り取り(Ctrl + X)、 コピー(Ctrl + C)、貼り付け(Ctrl + V) • 使用可能な言語は英語のみです。また、キーボードは英語配列キーボードとして認識され ています。 Hot Keys(操作ガイド) UEFI BIOS Utilityを操作するためのキーボードの基本操作やショートカットの一覧を表示します。 ドロップダウンリスト 各項目の設定オプションをドロップダウンリストから選択します。 スクロールバー 設定項目が画面に収まりきらない場合は、スクロールバーがメニュー画面の右側に表示されま す。マウスや カーソルキー、または / で、画面をスクロールすることが できます。 詳細情報 選択した項目に関する詳細な情報を表示します。また、本製品ではを押してUEFI BIOS Utility 画面のスクリーンショットを撮影し、USBメモリーに保存する
3.2.
ファンの回転数を手動で設定する プロファイルの「Manual」を選択することで、ファンの回転数を手動で設定することができます。 スピードポイント マニュアル設定 手順 1. 設定を変更するファンを選択し、プロファイルの「Manual」を選択します。 2. スピードポイントをドラッグして、CPU温度に対するファンの回転数を設定します。 3.
3.2.4 EZ Tuning Wizard 設定ウィザードを使用して、用途に合わせてシステムを簡単にオーバークロックすることができま す。また、EZ Tuning WizardにはRAIDアレイを構築するための設定ウィザードも備わっています。 システム オーバークロック RAIDセットアップ システム設定の調整 手順 をクリックしEZ キーボードのを押すか、Advanced Modeで Tuning Wizardを起動します。次に、 「OC」を選択し「Next」をクリックします。 2. 「Daily Computing」、 「Gaming/Media Editing」のいずれかから、PCの利用環境を選択し、 「Next」をクリックします。 3. 「Box cooler(リファレンス/ストッククーラー)」 「Tower cooler(大型/タワー型クーラー)」 「Water cooler(液冷)」の中から、取り付けられているCPUクーラーのタイプを選択し、 「Next」をクリックします。 Chapter 3 1.
RAIDアレイの構築 手順(SATA Mode SelectionがRAIDに設定されている場合) 1. キーボードのを押すか、Advanced Modeで Tuning Wizardを起動します。 2. 「RAID」を選択し「Next」をクリックします。 3. をクリックし、EZ • 取り付けられているSATAストレージデバイスに既存のRAIDボリュームが存在しないこと をご確認ください。 • RAIDアレイを構築するSATAストレージは、Intel® チップセットが制御するSATAポートに接 続してください。 ・ SATA Mode SelectionがRAID以外に設定されている場合は、EZ Tuning Wizard上で動作 モードを[RAID]に変更することができます。 「Easy Backup」または「Super Speed」のいずれかから構築するRAIDアレイのタイプを選 択し、 「Next」をクリックします。 a.
3.
お気に入り項目を追加する 手順 をクリックし、Setup 1. キーボードのを押すか、Advanced Modeで Tree Mapを開きます。 2. Setup Tree Mapでお気に入りに登録したい項目を選択します。 メインメニュー パネル 追加した項目 サブメニューパネル 3. まず、メインメニューパネルでカテゴリーを選択し、次にサブメニューパネルでお気に入り に追加したい項目を選択します。お気に入りに追加したい項目でを押すか を クリックして項目を追加します。 次の項目はお気に入りに追加することはできません: ・ ユーザー管理項目(システム言語や起動デバイス優先順位など) ・ ユーザー設定項目(システム日付や時間など) 4. 「Exit (ESC)」をクリックするか、を押してメインメニューに戻ります。 5.
3.4 メインメニュー Advanced Modeのメインメニューでは、マザーボード、CPU、メモリーの基本的な情報を表示す る他に、表示言語やセキュリティの設定を行うことができます。 セキュリティ • • ASUS H97-PRO Chapter 3 システムセキュリティ設定の変更が可能です。 パスワードを忘れた場合、CMOSクリアを実行しパスワードを削除します。 Clear CMOSジャンパの位置は「1.2.
Administrator Password 管理者パスワードを設定した場合は、システムにアクセスする際に管理者パスワードの入力を 要求するように設定することをお勧めします。 管理者パスワードの設定手順 1. 「Administrator Password」を選択します。 2. 「Create New Password」ボックスにパスワードを入力し、を押します。 3. パスワードの確認のため、 「Confirm New Password」ボックスに先ほど入力したパスワー ドと同じパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。 管理者パスワードの変更手順 1. 「Administrator Password」を選択します。 2. 「Enter Current Password」ボックスに現在のパスワードを入力し、を押します。 3. 「Create New Password」ボックスに新しいパスワードを入力し、を押します。 4.
3.
Ai Overclock Tuner [Auto] CPUのオーバークロックオプションを選択して、CPUのベースクロック(基本動作周波数)などを設 定することができます [Auto] [XMP] 標準ベースクロックで動作 XMP(eXtreme Memory Profile)対応メモリーのプロファイルに従い動作 次の項目は「Ai Overclock Tuner」を[XMP] に設定すると表示されます。 XMP [Profile #1] メモリモジュールサポートのXMP modeを選択します。 CPU Core Ratio [Auto] CPUの動作倍率の同期方法を設定します。 [Auto] 自動的にすべてのコアの動作倍率を調整します。 [Sync All Cores] 1コア時の動作倍率上限を、すべてのコアの動作倍率として設定します。 [Per Core] アクティブなコア数毎に動作倍率の上限を設定します。 CPU Core Ratioを [Per Core] に設定すると、次の項目が表示されます。 1-Core Ratio Limit [Auto] 1コア時の動作倍率上限を設定します。 [Au
Min. CPU Cache Ratio [Auto] CPUキャッシュ(リングバス)の最小作倍率を設定します。 設定範囲は 取り付けたCPUにより異なります。 Max.
DIGI+ VRM CPU Load-Line Calibration [Auto] CPUへの供給電圧を調整します。高い値を設定することでオーバークロックの限界を引き 上げることができますが、CPUとVRMの発熱量は増加します。 設定オプション: [Auto] [Regular] [Medium] [High] [Ultra High] [Extreme] 実際のパフォーマンスは取り付けられたCPUの仕様により異なります。 本項目の設定を変更する場合は、必ず適切な冷却装置を取り付けた上で行ってください。 CPU VRM Switching Frequency [Auto] CPU用VRMのスイッチング周波数の制御方法を設定します。周波数を高くすることでVRM の過渡応答を高めることができます。 設定オプション: [Auto] [Manual] 本項目の設定を変更する場合は、必ず適切な冷却装置を取り付けた上で行ってください。 次の項目は「CPU VRM Switching Frequency」を [Manual] に設定すると表示されます。 Fixed CPU VRM Switching Frequen
CPU Current Capability [Auto] CPUに供給する電流の上限値を設定します。オーバークロック時は高い値を設定すること で動作を安定させることができます。ただし、VRMの消費電力が上昇します。 設定オプション: [Auto] [100%] [110%] [120%] [130%] [140%] Internal CPU Power Management CPUの動作倍率やEnhanced Intel SpeedStep®、Turbo Boostの設定をすることができます。 Enhanced Intel SpeedStep Technology [Enabled] CPUの負荷に応じて動作周波数や電圧を段階的に変化させることで消費電力と発熱を抑 える、拡張版 Intel SpeedStep テクノロジー(EIST)の有効/無効を設定します。 [Disabled] CPUは定格速度で動作します。 [Enabled] O Sが自動的にCPUの電圧とコア周波数を調節します。これにより電力消 費と発熱量を抑えることができます。 Turbo Mode [Enabled] この設定を
CPU Internal Power Switching Frequency Frequency Tuning Mode [Auto] 統合VRMのスイッチング周波数の制御方法を設定します。[+] または [-]に設定すること で、 「Frequency Tuning Offset」の項目が表示され、0% ~ 6%の範囲でオフセット調整す ることができます。 CPU Internal Power Fault Control Thermal Feedback [Auto] 外部VRMの温度が既定値を超えた場合に、CPUへの供給電力を抑え動作周波数を下げ CPUの故障を防止する機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Auto] [Disabled] [Enabled] CPU Integrated VR Fault Management [Auto] 統合VRMが過電圧を検知した際に動作を停止する機能の有効/無効を設定します。オーバ ークロックを行う際は、この機能を無効に設定することをおすすめします。 設定オプション: [Auto] [Disabled] [Enabled] CPU Internal
CPU Internal Power Saving Control Power Saving Level 1 Threshold [Auto] 値を低く設定することで、オーバークロックの潜在能力を高めることができます。省電力性 能を高めるには値を高く設定します。数値の調節は <+> <->で行います。 設定範囲は 0A〜80Aで、1A刻みで調節します。 Power Saving Level 2 Threshold [Auto] 値を低く設定することで、オーバークロックの潜在能力を高めることができます。省電力性 能を高めるには値を高く設定します。数値の調節は <+> <->で行います。 設定範囲は 0A〜 50Aで、1A刻みで調節します。 Power Saving Level 3 Threshold [Auto] 値を低く設定することで、オーバークロックの潜在能力を高めることができます。省電力性 能を高めるには値を高く設定します。数値の調節は <+> <->で行います。 設定範囲は 0A〜30Aで、1A刻みで調節します。 Extreme Over-voltage [Disabled] CPUに搭載されている過
CPU Cache Voltage [Auto] CPUキャッシュ(リングバス) に供給する電圧の制御方法を設定します。 設定オプション: [Auto] [Manual Mode] [Offset Mode] 次の項目は「CPU Cache Voltage」を [Manual Mode] に設定すると表示されます。 CPU Cache Voltage Override [Auto] CPU Cache Voltageを手動で設定します。デフォルトでは取り付けたCPUの標準値が設定 されています。数値の調節は <+> <->で行います。 設定範囲は0.001V〜1.920Vで、0.
Additional Turbo Mode CPU Graphics Voltage [Auto] Turbo Boost時に統合型グラフィックスコアに供給する電圧を設定します。 設定範囲は 0.001V〜1.920Vで、0.001V刻みで調節します。 Total Adaptive Mode CPU Graphics Voltage [Auto] 「CPU Graphics Voltage Offset」 と 「Additional Turbo Mode CPU Graphics Voltage」の合計値が表示されます。 CPU System Agent Voltage Offset Mode Sign [+] [+] CPU System Agent Voltage Offsetで指定した値の電圧を上げます。 [–] CPU System Agent Voltage Offsetで指定した値の電圧を下げます。 CPU System Agent Voltage Offset [Auto] CPUのシステムエージェント部に供給する電圧をオフセット調整します。 設定範囲は 0.001V〜0.
DRAM Voltage [Auto] メモリーに供給する電圧を設定します。 設定範囲は 1.185V~1.800Vで、0.005V刻みで調節します。 1.65Vを超過する電圧の必要なメモリーを取り付けるとCPUが損傷することがあります。1.65V未 満の電圧を必要とするメモリーを取り付けることをお勧めします。 PCH VLX Voltage [Auto] チップセット内蔵インターフェースに供給する電圧を設定します。 設定範囲は1.185V〜2.135Vで、0.005V刻みで調節します。 PCH Core Voltage [Auto] チップセット(PCH)に供給する電圧を設定します。 設定範囲は0.735V〜1.5000Vで、0.005V刻みで調節します。 電圧を高く設定する場合は、冷却システムを増強することをお勧めします。 DRAM CTRL REF Voltage [Auto] メモリーチャンネルごとのデータ信号の基準電圧の倍率を設定します。 設定範囲は 0.3950x~0.6300xで、0.0050x刻みで調節します。 DRAM CTRL REF Voltageを設定する際は、標準値の0.
3.
3.6.
Execute Disable Bit [Enabled] 不正なメモリ領域を使用して悪意のあるプログラムを実行可能にするバッファ・オーバーフロー 脆弱性を防止するeXecute Disable Bit機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Intel Virtualization Technology [Disabled] CPUによる仮想化支援技術Intel® Virtualization Technologyの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Hardware Prefetcher(L2 Cache) [Enabled] メインメモリーからCPUの2次キャッシュに先読みを行い、効率化を図るハードウェアプリフェッチ 機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] Adjacent Cache Line Prefetch [Enabled] メインメモリーからCPUの2次キャッシュに先読みを行なう際に、隣接したキャッシュラインのデ ータを先読みを行なう機能
Enhanced C1 state [Enabled] アイドル状態にあるCPUを休止状態にして電力消費を抑える拡張C1ステート (C1E)の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] CPU C3 Report [Enabled] CPUがアイドル状態にあるときにクロック、バス、内部PLLを停止させディープ スリープ状態に移行するC3ステートの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] CPU C6 Report [Enabled] CPUの1次キャッシュと2次キャッシュの内容をフラッシュし、CPUコア電圧を最 大限まで下げディープスリープ状態に移行するC6ステートの有効/無効を設 定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] C6 Latency [Short] C6ステートのリクエストに対してCPUが応答するまでの遅延時間を設定します。 設定オプション: [Short] [Long] CPU C7 Report [CPU C7s] CPUの1次、2次、3次キャッシュの内容をフラッシュし、CPUコ
PCI Express Configuration PCI Expressスロットに関する設定を行います。 PCI-E Speed[Auto] PCH側が制御するPCI Express スロットの動作モードを設定します。 設定オプション: [Auto] [Gen1] [Gen2] Intel Rapid Start Technology [Disabled] Intel® Rapid Start Technologyの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] 次の項目は「Intel Rapid Start Technology」を [Enabled] に設定すると表示されます。 Entry on S3 RTC Wake [Enabled] S3ステート(スリープ) に入った状態からIntel Rapid Start Technology (IRST) の制御する S4ステート(ハイバネート)へ移行する機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] Entry After [0] S3ステート(スリープ) に入った状態
3.6.3 PCHストレージ設定 UEFI BIOS Utilityの起動中は、UEFI BIOSは自動的にシステムに取り付けられたSATAストレージ デバイスを検出します。SATAストレージデバイスが取り付けられていない場合はポート名の横に 「Empty」 と表示されます。 SATA Express(SATAEXPRESS) and M.2 Configuration [Auto] SATA ExpressポートとM.2スロットの優先順位を設定します。 [Auto] システムは自動的に接続されたデバイスを検出し優先度を割り当てます。デバイ スが同時に取り付けられている場合は、M.2スロットが優先されます。 [SATA Express] SATA Expressポート(SATAEXPERSS_1)を有効にします。M.2スロットは無効に なります。 [M.2] M.2スロットを有効にします。SATA Expressポート(SATAEXPERSS_1)は無効に なります。 本製品は次の順番でデバイスを検出します。 M.2 (PCI-E Mode) → M.
SATA Mode Selection [AHCI] Serial ATAインターフェースの動作モードを設定します。 [Disabled] PCHのSATAコントローラーを無効にします。 [IDE] SATAデバイスをIDEデバイスとして認識させます。 [AHCI] SATAデバイス本来の性能を発揮させます。このモードを選択することによりホ ットプラグ機能とネイティブ・コマンド・キューイング (NCQ) をサポートするこ とができます。 [RAID] SATAデバイスでRAIDアレイを構築することができます。 次の項目は「SATA Mode Selection」を [RAID] に設定すると表示されます。 Pcie Nand Configuration [Auto] PCIe SSDによるIntel® Rapid Storage Technologyサポートの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Auto] [Disabled] [Enabled] Aggressive LPM Support [Disabled] アイドル時にSATA信号ケーブルを流れる電流を抑制し、消費電力を抑えるAggre
3.6.
DMI Configuration DMI (direct media interface) に関する設定をします。 DMI Gen 2 [Enabled] DMIの速度を設定します。PCI Express 2.
Legacy USB Support [Enabled] [Enabled] [Disabled] [Auto] レガシーOS用にUSBデバイスのサポートを有効にします。 USBデバイスはUEFI BIOS Utility でのみ使用できます。 起動時にUSBデバイスを検出します。USBデバイスが検出されると、USBコント ローラーのレガシーモードが有効になり、検出されないとレガシーUSBのサポ ートは無効になります。 Intel xHCI Mode [Smart Auto] チップセットのxHCIコントローラーが制御するUSBポートの動作モードを設定します。 [Smart Auto] [Auto] [Enabled] [Disabled] 動作モードを自動的に切り替えます。 DOS上で常にEHCIとして動作します。ただし、OS上ではxHCIとして動作します。 常にxHCIとして動作します。 常にEHCIとして動作します。 EHCI Hand-off [Disabled] [Enabled] [Disabled] EHCI ハンドオフ機能に対応していないOSでも問題なく動作させることができ ます。
PCI-E Native Power Management [Disabled] この項目を有効に設定することで、PCI Expressの省電力機能を強化し、OS環境下でASPMを実行 することが可能になります。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] 次の項目は「PCI-E Native Power Management」を [Enabled] に設定すると表示されます。 Native ASPM [Disabled] [Enabled] ACPI 3.
3.6.
PCI-EX16_2 Slot (black) Bandwidth [X2 mode] PCI Express 2.
3.6.
3.6.9 Network Stack 設定 Network Stack [Disabled] PXE(Pre-Boot eXecution Environment) によるUEFI ネットワーク・スタックの有効/無効を設定し ます。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] 次の項目は「Network Stack」の項目を [Enabled] にすると表示されます。 Ipv4/Ipv6 PXE Support [Enabled] IPv4/IPv6を使用したPXEによるネットワークブートの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] 3.
Qfan Tuning マザーボードに取り付けられたファンの最低回転数を計測し、各ファンの最小デューティサイクル を自動で設定します。 CPU / MB Temperature [xxx° C/xxx° F] オンボードハードウェアモニターはシステムの温度を自動検出し摂氏/華氏で表示します。温度の 検出を停止する場合は[Ignore]に設定します。 CPU / Chassis Fan Speed [xxxx RPM] オンボードハードウェアモニターは各ファンのスピードを自動検出し、RPMの単位で表示します。 マザーボードにファンが接続されていない場合は、[N/A] と表示されます。回転数の検出を停止す る場合は[Ignore]に設定します。 CPU Input (VCCIN) / CPU Core / 3.
CPU Fan Max. Duty Cycle(%) [100] CPUファンのデューティサイクルの最大値を設定します。設定値は中間デュー ティサイクル以上である必要があります。設定可能な範囲はQfan Tuningの結 果により異なります。 CPU Middle Temperature [25] CPU温度の中間温度を設定します。CPU温度がこの温度に達すると、CPUファ ンは中間デューティサイクルで動作します。 CPU Fan Middle Duty Cycle(%) [20] CPUファンの中間デューティサイクルを設定します。設定値は、最小デューティ サイクル以上である必要があります。設定可能な範囲はQfan Tuningの結果に より異なります。 CPU Lower Temperature [20] CPU温度の下限温度を設定します。CPU温度がこの下限値を下回ると、CPUフ ァンはデューティサイクルの最小値で動作します。設定値はCPU温度の中間温 度以下である必要があります。 設定範囲は 20℃~75℃です。 CPU Fan Min.
Chassis Fan Upper Temperature [70] 熱源温度の上限温度を設定します。熱源温度がこの上限値に達すると、ケースフ ァンはデューティサイクルの最大値で動作します。 設定範囲は20℃~75℃です。 Chassis Fan Max.
3.
PS/2 Keyboard and Mouse Support [Auto] Fast Bootを有効に設定した場合のPOST時のPS/2キーボードとマウスの動作を設定します。 [Auto] 起動時に接続されているPS/2デバイスをNVRAMに記憶し、起動時 間を早くします。 [Full Initialization] PS/2デバイスはシステム起動時からに利用可能となり、システムを 完全にコントロールすることができます。この設定はPOSTに時間が かかります。 [Disabled] オペレーティングシステムが実行されるまでPS/2デバイスを無効状 態にします。PS/2デバイスでUEFI BIOS Utilityを起動または操作する ことはできません。 Network Stack Driver Support [Disabled] [Disabled] [Enabled] この機能を無効にします。 システム起動時にネットワーク・スタック用ドライバーを読み込みます。 Next Boot after AC Power Loss [Normal Boot] 停電などでシステムが不正終了した場合、次回の起動
Option ROM Messages [Enabled] [Enabled] サードパーティのROMメッセージをブートシーケンス時に強制的に表示させ ます。 [Disabled] アドオンデバイスの設定に従い、サードパーティROMメッセージを表示させます。 Interrupt 19 Capture [Disabled] RAIDやSCSIカードなど、複数の拡張カードにオプションROMが搭載されている場合、この項目を 有効に設定することで拡張カードに接続したドライブから起動することができます。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Above 4G Decoding [Disabled] 64bit 対応デバイスで4GBを超えるアドレス空間へデコードする機能の有効/無効を設定します。 システムが64bit PCI デコーディングをサポートしている場合のみ、この設定を利用することがで きます。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Setup Mode [EZ Mode] UEFI BIOS Utility起動時の初期動作モードを選択します。 設定オプション
Secure Boot システム起動時に許可されていないファームウェア、オペレーティングシステム、UEFIドライバー (オプションROM)が実行されないようにするWindows® のSecure Bootに関する設定を行うこ とができます。 OS Type [Windows UEFI mode] インストールしているOSを選択します。 [Windows UEFI mode] Secure Bootによるチェックを実行します。Windows® UEFIモード、ま たはMicrosoft® Secure Bootに対応するOSの場合はこのオプション を選択します。 [Other OS] 非UEFIモード、またはMicrosoft® Secure Bootに対応していないOS を使用する場合は、このオプションを選択することで機能を最適化し ます。 Key Management この項目は「Secure Boot Mode」を [Custom] に設定すると表示されます。Secure Bootキ ーの管理を行います。 Install Default Secure Boot keys プラットフォームキー (PK
KEK Management KEK(キー交換キーデータベース、またはキー登録キーデータベース)は、署名データベース (db) と失効した署名データベース (dbx) の更新に使用されます。 キー交換キーデータベース (KEK) はMicrosoft® キー登録キーデータベース (KEK) を示します。 Delete the KEK キー交換キーデータベース (KEK) を削除します。 設定オプション: [Yes] [No] Load Default KEK システムにKEKをロードします。[Yes]を選択すると、システムのデフォルトのKEK がロードされます。 特定のカスタマイズされたKEKをUSBストレージデバイスからロードするには [No]を選択します。 Append Default KEK システムにKEKを追加します。[Yes]を選択すると、システムのデフォルトのKEKが 追加されます。 db/dbxの管理用にUSBストレージデバイスからKEKを追加するには[No]を選 択します。 ロードするファイルは時間ベース認証変数を使用するUEFI可変構造でフォーマットされている 必要があります。 DB
DBX Management 失効した署名データベース (dbx) は、信頼されなくなったために読み込みが許可されない アイテムの、失効したイメージが登録されています。 Delete the dbx 失効した署名データベース (dbx) を削除します。 Load Default dbx システムにdbxをロードします。[Yes]を選択すると、システムのデフォルトのdbx がロードされます。特定のカスタマイズされたdbxをUSBストレージデバイスか らロードするには[No]を選択します。 Append Default dbx システムにdbxを追加します。[Yes]を選択すると、システムのデフォルトのdbx が追加されます。特定のカスタマイズされたdbxをUSBストレージデバイスか ら追加するには[No]を選択します。 ロードするファイルは時間ベース認証変数を使用するUEFI可変構造でフォーマットされている 必要があります。 Boot Option Priorities 使用可能なデバイスから、ブートデバイスの起動優先順位を指定します。画面に表示される デバイスの数は、ブート可能なデバイスの数に依存します。
3.9 ツールメニュー 3.9.1 ASUS EZ Flash 2 Utility ASUS独自機能の設定をします。マウスで項目を選択するか、キーボードのカーソルキーで項目を 選択し、を押して各機能を起動することができます。 UEFI BIOS更新ツール「ASUS EZ Flash 2 Utility」を起動します。このユーティリティはカーソル キーとを使用して操作します。 詳細は「3.
3.9.
3.9.
3.10 終了メニュー 設定の保存や取り消しのほか、デフォルト設定の読み込みを行います。 Load Optimized Defaults すべての設定を初期設定値に戻します。を押すことで同じ動作を行なうことができます。 Save Changes & Reset 設定した変更を保存し、セットアップを終了します。再起動後、設定した値が適用されます。 を押すことで同じ動作を行なうことができます。 Discard Changes & Exit 設定した変更を保存せず、セットアップを終了します。再起動後、設定は変更前の状態に戻ります。 Launch EFI Shell from USB drives EFI Shell アプリケーション (shellx64.
3.11 UEFI BIOS更新 ASUSオフィシャルサイトでは、最新のUEFI BIOSバージョンを公開しております。UEFI BIOSを更新 することで、システムの安定性や互換性、パフォーマンスが上がる場合があります。ただし、UEFI BIOS 更新にはリスクが伴います。現在のバージョンで問題がない場合は、UEFI BIOS更新を行わ ないでください。不適切な更新は、システム起動エラーの原因となります。更新は必要な場合のみ 行い、更新の際は次の手順に従い慎重に行ってください。 最新バージョンのBIOSファイルは、ASUSオフィシャルサイトからダウンロード可能です。 (http:// www.asus.co.jp) 本製品では、次の機能を使用してUEFI BIOSの更新と管理を行なうことができます。 1. EZ Update: Windows® 環境でUEFI BIOSの更新を行います。 2. ASUS EZ Flash 2: USBメモリーを使用してUEFI BIOS UtilityからUEFI BIOSの更新を行います。 3.
3.11.2 ASUS EZ Flash 2 ASUS EZ Flash 2 は起動ディスクやOSベースのユーティリティを起動することなくUEFI BIOSを短 時間で更新することができます。 このユーティリティをご利用になる前に、最新のUEFI BIOSをASUSのサイトからダウンロード してください。 (http://www.asus.co.jp) ASUS EZ Flash 2を使用してUEFI BIOSを更新する手順 Chapter 3 3-54 1. 最新のBIOSファイルを保存したUSBメモリーをシステムにセットします。 2. UEFI BIOS UtilityのAdvanced Mode を起動し、Tool メニューから「ASUS EZ Flash 2 Utility」を起動します。 3. Driverフィールドで最新のBIOSファイルが保存されているUSBメモリーを選択し を押します。 4. Folderフィールドで更新に使用するBIOSファイルを選択しを押します。 5.
• FAT32/16 ファイルシステムをもつ、シングルパーティションのUSBメモリーのみサポート します。 • UEFI BIOS更新中にシステムのシャットダウンやリセットを行わないでくださ い。UEFI BIOSが破損、損傷しシステムを起動することができなくなるおそれがあり ます。UEFI BIOSアップデートに伴う不具合、動作不良、破損等に関しましては保証 の対象外となります。 UEFI BIOS更新後はシステムの互換性/安定性の観点から、必ずUEFI BIOSの初期設定値をロー ドすることをおすすめします。初期設定値のロードについて、詳しくは「3.10 終了メニュー」をご 覧ください。 3.11.
3.11.4 ASUS BIOS Updater ASUS BIOS Updater は、DOS環境でUEFI BIOSファイルを更新するツールです。 本マニュアルで使用されているイラストや画面は実際とは異なる場合があります。 更新の前に 1. サポートDVDとFAT32/16 ファイルシステムをもつ、シングルパーティションのUSBメモリー を手元に準備します。 2. 最新のBIOSファイルとBIOS Updater をASUSオフィシャルサイトからダウンロードし、USBメモリーに 保存します。 (http://www.asus.co.jp) • DOS環境ではNTFSはサポートしていません。BIOSファイルとBIOS Updaterは、必ずFAT32/16 ファイルシステムのUSBメモリーに保存してください。 • DOS環境では、マウス操作を行なうことはできません。キーボードをご使用ください。 3. コンピューターをシャットダウンします。 4. コンピューターに光学ドライブを接続します。 DOS環境でシステムを起動する 1.
3. 画面に次のようなメッセージが表示されたら、5秒以内にを押しFreeDOSを起動し ます。 ISOLINUX 3.20 2006-08-26 Copyright (C) 1994-2005 H. Peter Anvin A Bootable DVD/CD is detected. Press ENTER to boot from the DVD/CD. If no key is pressed within 5 seconds, the system will boot next priority device automatically. boot: 4. FreeDOSプロンプトで「d:」 と入力し、 を押してドライブをDrive C(光学ドライブ) からDrive D(USBメモリー)に切り替えます。他のSATAストレージデバイスを接続している 場合ドライブパスが異なる場合があります。 Welcome to FreeDOS (http://www.freedos.org)! C:\>d: D:\> UEFI BIOSを更新する 手順 1.
4. BIOS Updater は選択したBIOSファイルをチェックします。正しいBIOSファイルが選択されると次 のような確認画面が表示されます。 Are you sure you want to update the BIOS? Yes No UEFIプラットフォームのBIOS(UEFI BIOS)には、Windows® セキュアブートのためのデジタル署 名が含まれています。セキュリティの関係上、このデジタル署名を含むUEFI BIOSはバックアップ することができません。 5. 更新を実行するには「Yes」を選択しを押します。 6.
Chapter4 ソフトウェア ソフトウェア 4.1 OSをインストールする 4 本製品は、Windows® 7、Windows® 8、 Windows® 8 .1オペレーティングシステムをサポートして います。ハードウェアの機能を最大限に活用するために、OSは定期的にアップデートを実行する ことをおすすめします。 4.2 • 本マニュアルで使用されているイラストや画面は実際とは異なる場合があります。 • 操作方法や設定方法はご使用のオペレーティングシステムにより異なる場合があります。 詳しい操作方法などは、ご利用のオペレーティングシステムマニュアルをご覧ください。 サポートDVD情報 マザーボードに付属のサポートDVDには、マザーボードを利用するために必要なドライバー、ア プリケーション、ユーティリティが収録されています。 サポートDVDの内容は、予告なしに変更する場合があります。最新のドライバーやユーティリテ ィなどは、ASUSオフィシャルサイトをご覧ください。 (http://www.asus.co.jp) 4.2.
サポート DVD メニュー ドライバー ユーティリティ 収録されてい るアイテム AHCI/RAIDドライバー マニュアル コンタクト マザーボード情報 ファイルブラウズ ファイルリスト Chapter 4 4-2 Chapter 4: ソフトウェア
4.2.2 ソフトウェアのユーザーマニュアルを閲覧する 各ソフトウェアのユーザーマニュアルはサポートDVDに収録されています。次の手順に従って、 各マニュアルをご参照ください。 1. 「マニュアル」タブをクリックし、左の リストから「ASUSマザーボード ユーティリティガイド」をクリックし ます。 2. サポートDVDのユーティリティ用 マニュアルフォルダーが表示されま す。マニュアルを確認したいソフト ウェアのフォルダをダブルクリック します。 3.
4.3 ソフトウェア情報 4.
自動実行機能が無効の場合 光学ドライブにサポートDVDを挿入してもサポートDVDメニューが表示されない場合は、 次の手順でメニューを起動します。 Windows® 7 の場合 1.「スタート」ボタンをクリックし、 「コンピューター」をクリックします。 2. 光学ドライブ(MB Support CD)をダブルクリックして開きます。 3. サポートDVDのルートディレクトリーにある「Setup.exe」を実行します。 Windows® 8/8.1 の場合 1.「スタート」画面で「デスクトップ」タイルをクリックします。 2. タスクバーのフォルダーアイコンをクリックして、コンピューターを開きます。 3. 光学ドライブ(MB Support CD)をダブルクリックして開きます。 4. サポートDVDのルートディレクトリーにある「Setup.
AI Suite 3メイン画面 AI Suite 3 のメイン画面から、各機能やアプリケーションを起動することができます。画面には常 に動作周波数、各電圧や温度などが表示されているので、モニタリングしながらの細かい調整を 行うことが可能です。 ユーティリティを切り替えるためにメニューバーを表示するには、ウィンドウ上部タイトルバーの をクリックします。 メニューバー表示 本マニュアルで使用されているイラストや画面は実際とは異なる場合があります。 メニューバー TurboV EVO DIGI+VRM Chapter 4 EPU 4-6 Fan Xpert 3 USB 3.0 Boost EZ Update System Information Push Notice Version ・ モデルによって提供する機能は異なります。 • 本マニュアルで使用されているイラストや画面は実際とは異なる場合があります。 • ソフトウェアの詳細は、サポートDVDに収録のユーザーマニュアル、またはASUSオフィ シャルサイトをご参照ください。 (http://www.asus.co.
4.4.
4.4.
4.4.
GPU Boost 最大動作周波数 調整モード プロファイルを保存 電圧調整 プロファイルを ロード 設定を適用する デフォルト設定に戻す 最後に適用された値に戻す Auto Tuning 調整モード デフォルト設定 に戻す 自動調整 Chapter 4 4-10 Chapter 4: ソフトウェア
4.4.4 USB 3.0 Boost ASUS USB 3.0 Boostは、USB 3.0の転送速度を最高170%高速化する機能です。最新プロトコルの UASP(USB Attached SCSI Protocol)に対応しており、UASP対応チップを搭載するUSBデバイスと の高速なデータ転送を実現します。また、通常のUSBデバイスの場合にも独自の最適化によってデ ータ転送の高速化を行います。 USB 3.0 Boots を起動する メニューバーで、 「USB 3.0 Boost」をクリックします。 USB 3.0 Boost を使用する 1. USB ストレージデバイスをUSB ポートに接続します。 2. USB 3.0 Boost の設定を行うデバイスを選択します。 3. 「USAP」または「Turbo」ボタンをクリックし動作モードを切り替えます。通常の転送速度に 戻す場合は「Normal」ボタンをクリックします。 USB 3.0 Boost 画面 Normal 接続されたUSBデバイス UASP / Turbo ・ USB 3.
4.4.5 EZ Update EZ Update は、あなたのシステム更新をサポートします。このユーティリティを使用することで、ご 使用のマザーボードに対応した、 ドライバー、ソフトウェア、UEFI BIOSの更新情報を確認し、簡単 にアップデートすることができます。また、保存されたBIOSファイルを使用して、ファイルから直接 UEFI BIOSを更新したり、起動画面を変更することも可能です。 EZ Updateを起動する メニューバーで、 「EZ Update」をクリックします。 EZ Update 画面 更新を確認 BIOSファイルを選択 MyLogoで起動ロゴを変更する MyLogoを起動 更新の実行 起動ロゴ用の画像ファイルを選択 Chapter 4 前の画面に戻る 更新の実行 手順 1. EZ Update 画面で手動でUEFI BIOSを更新するために、BIOSファイルを選択します。 2. 「MyLogo」ボタンをクリックします。 3. 起動ロゴに使用する画像を選択します。 4.
4.4.
RPM Mode 熱源の温度が75℃を下回る場合のファン固定回転数を設定します。 ファン固定回 転数 前の画面に戻る ファンの切り替え • CPU温度が75℃を超えた場合、ファンは自動的に最大回転数で動作します。 • Fan Xpert 3 は、外部ファンコントローラーに接続されたファンを正常に検出・制御するこ とはできません。 • 2ピン接続のファンはFan Xpert 3 で使用することはできません。2ピン接続のファンを接続 した場合、ファンは最大回転数でのみ動作します。 • CPUファンまたはケースファンを変更した場合、再度Fan Tuning(ファンの調整)を行なう必 要があります。 Fan Tuning(ファンの調整)中は、ファンを取り外さないようご注意ください。 Chapter 4 4-14 Chapter 4: ソフトウェア
4.4.7 Push Notice Push Noticeは、お使いのコンピューターのオペレーションや状態をスマートデバイスに通知する ことができます。 本機能を使用するには、スマートデバイスとコンピューターをペアリングする必要があります。 コンピューターでPush Noticeを起動する メニューバーで「Push Notice」をクリックします。 Push Notice画面 Push Noticeの有効/無効 スマートデバイス を選択 設定を適用 元に戻す 画面右下に表示されるAI Suite 3 ミニメニューバーからも、Push Noticeの有効/無効を切り替え ることができます。ミニメニューバーを開き → の順にクリックします。 コンピューターとスマートデバイスをペアリングする 手順 2. スマートデバイスで 「Push Scan」タブの Push Notice をタップしPush Noticeを起動します。 アイコンをクリックしてコンピューターリストを更新し、 Chapter 4 1.
オペレーション通知の設定 コンピューターを再起動、シャットダウン、スリープモードに移行することができます。また、これら のオペレーションの実行前にあなたのスマートデバイスへ事前通知を行なうこともできます。 オペレーションの有効化 スマートデバイス を選択 オペレーション実行日時 事前通知メッセージ 入力欄 ステータス通知の設定 コンピューターの電圧、温度、ファンの設定に異常が検出された場合、スマートデバイスにメッセ ージを送信することができます。 スマートデバイス を選択 監視項目を選択 ステータスが正常に戻った際に通知 Chapter 4 4-16 Chapter 4: ソフトウェア
スマートデバイスにメッセージを送信する ペアリングしたスマートデバイスにメッセージを送信することができます。 画面右下に表示されるAI Suite 3 ミニメニューバーからも、メッセージを送信することができま す。ミニメニューバーを開き → の順にクリックします。 スマートデバイス を選択 メッセージを送信 メッセージ入力欄 スマートデバイスでコンピューターの状態を見る スマートデバイスで をタップし、Push Noticeを起動します。 Push Notice オペレーション通知 通知を削除 ステータス通知 PCから送信された メッセージ Chapter 4 ホストコンピューター を検索 ASUS H97-PRO 4-17
4.4.
4.4.
4.5 オーディオ構成 Realtek® オーディオコーデックは7.
4.6 Intel® SBA サポート Intel® Small Business Advantage(Intel® SBA)は、スモールビジネス用に設計された独自のセキュ リティで高い生産性を実現する、ハードウェアとソフトウェア・テクノロジーを組み合わせた新しい ソリューションです。 Intel® SBAを使用するには、Intel®Management Engine Interface(Intel®AMT ホスト・ソフトウェ ア・キット)をインストールする必要があります。 システム要件: • Windows® 7 / Windows® 8 / Windows® 8.
Chapter 4 4-22 Chapter 4: ソフトウェア
RAID 5.1 RAID設定 本製品は、次のSATA RAID ソリューションをサポートします。 • Intel® Rapid Storage Technology によるRAIDアレイ 0/1/5/10 5 RAIDアレイに組み込まれたSATAストレージデバイスにWindows® OSをインストールする場 合、RAIDドライバーディスクを作成し、OSのインストール時にRAIDドライバーをインストールす る必要があります。詳細は「5.2 RAIDドライバーをインストールする」をご参照ください。 5.1.
5.1.2 SATAストレージデバイスを取り付ける 本製品は、SATAストレージデバイスをサポートします。最適なパフォーマンスのため、ディスクアレ イを作成する場合は、モデル、容量が同じSATAストレージデバイスをご使用ください。 手順 1. SATAストレージデバイスをドライブベイに取り付けます。 2. SATA信号ケーブルを接続します。 3. SATA電源ケーブルを各ドライブの電源コネクターに接続します。 5.1.3 UEFI BIOSでRAIDを設定する RAIDを作成する前に、UEFI BIOS Utility でRAIDを設定してください。 1. POST実行中にUEFI BIOS Utility を起動します。 2. Advanced Modeに切り替え、 「Advanced」→「PCH Storage Configuration」の順に進み ます。 3. 「SATA Mode Selection」を [RAID] に設定します。 4.
5.1.4 Intel® Rapid Storage Technology Option ROM ユーティリティ Intel® Rapid Storage Technology Option ROMユーティリティを開く 1. システムの電源をオンにします。 2. POST時に を押し、メインメニューを開きます。 RAID Volumes: None defined. Physical Devices: Port Device Model 0 ST3160812AS 1 ST3160812AS 2 ST3160812AS 3 ST3160812AS Serial # 9LS0HJA4 9LS0F4HL 3LS0JYL8 9LS0BJ5H Size 149.0GB 149.0GB 149.0GB 149.
RAIDボリュームを作成する RAIDセットを作成する 1. ユーティリティメニューから「1. Create RAID Volume」を選択し、を押します。 次のような画面が表示されます。 Name: Volume 0 RAID Level: aaaaaaaaaaaaaaa Disks: dssdsdsds Strip Size:aaaaaaaaaaaaaaaa Capacity:aaaaaaaaaaaaaa Sync:aaaaaaaaaa Create volume [HELP] Enter a unique volume name that has no special characters and is 16 characters or less. 2. RAIDボリュームを入力し、を押します。 3. 「RAID Level」の項目がハイライト表示されたら、カーソルキーで作成するRAIDモードを 選択し、を押します。 4.
5. カーソルキーでドライブをハイライト表示させ、 を押して選択します。小さな三角 のマークが選択したドライブを表示しています。設定を確認したらを押します。 6. RAID 0/10/5のいずれかを構築した場合は、カーソルキーでRAIDアレイのストライプのサイ ズを選択し、を押します。設定可能な値は 4 KB から 128 KB です。次の数値は各 アレイの一般的な数値です。 RAID 0: 128KB RAID 10: 64KB RAID 5: 64KB サーバーには低めの値、オーディオ、サウンドなどの編集用のマルチメディアコンピューター システムには高めの値をお勧めします。 7. Capacity 項目を選択し、希望のRAIDボリューム容量を入力し を押します。 デフォルト設定値は許容最大値です。 8. Create Volume 項目を選択し、 を押します。続いて次のような警告メッセージが 表示されます。 WARNING: ALL DATA ON SELECTED DISKS WILL BE LOST.
RAIDセットを削除する RAIDセットを削除するとSATAストレージデバイス内のデータは全て削除されます。ご注意くだ さい。 手順 1. ユーティリティメニューから「2. Delete RAID Volume」を選択し を押します。 続いて次のような画面が表示されます。 Name Volume0 [DELETE VOLUME MENU] Level Drives RAID0 (Stripe) 2 Capacity 298.0GB Status Normal Bootable Yes [HELP] Deleting a volume will reset the disks to non-RAID. WARNING: ALL DISK DATA WILL BE DELETED. (This does not apply to Recovery volumes) [↑↓]-Select 2.
Intel® Rapid Storage Technology Option ROM ユーティリティを閉じる 手順 1. ユーティリティメニューから「6.Exit」を選択し を押します。続いて次のような警告 メッセージが表示されます。 [CONFIRM EXIT] Are you sure you want to exit? (Y/N): 2. ユーティリティを閉じるには を、ユーティリティメニューに戻るには を押します。 5.2 RAIDドライバーをインストールする RAIDアレイにWindows® OSをインストールするには、OSのインストール作業時にRAIDドライバ ーを読み込む必要があります。 5.2.1 ・ AHCI/RAIDドライバーは、付属のサポートDVDに収録されています。 ・ 最新のドライバーファイルは、弊社サポートウェブサイトからダウンロードしていただけます。 Windows® OSインストール時にRAIDドライバーをインストールする Windows® 7 / 8 / 8.1にRAIDドライバーをインストールする 1.
Chapter 5 5-8 Chapter 5: RAID 設定
Chapter6 付録 付録 ご注意 Federal Communications Commission Statement 6 This device complies with Part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions: • • This device may not cause harmful interference. This device must accept any interference received including interference that may cause undesired operation. This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B digital device, pursuant to Part 15 of the FCC Rules.
Canadian Department of Communications Statement This digital apparatus does not exceed the Class B limits for radio noise emissions from digital apparatus set out in the Radio Interference Regulations of the Canadian Department of Communications. This class B digital apparatus complies with Canadian ICES-003.
ASUSコンタクトインフォメーション ASUSTeK COMPUTER INC. 住所: 電話(代表) : ファックス(代表) : 電子メール(代表) : Webサイト: テクニカルサポート 電話: ファックス: オンラインサポート: 15 Li-Te Road, Beitou, Taipei, Taiwan 11259 +886-2-2894-3447 +886-2-2890-7798 info@asus.com.tw http://www.asus.com +86-21-3842-9911 +86-21-5866-8722 ext. 9101# http://www.asus.com/tw/support/ ASUS COMPUTER INTERNATIONAL(アメリカ) 住所: 電話: ファックス: Webサイト: テクニカルサポート 電話: サポートファックス: オンラインサポート: 800 Corporate Way, Fremont, CA 94539, USA +1-510-739-3777 +1-510-608-4555 http://www.asus.
6-4 (510)739-3777/(510)608-4555 800 Corporate Way, Fremont, CA 94539. Asus Computer International Date : Signature : Representative Person’s Name : Apr. 13, 2014 Steve Chang / President This device complies with part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions: (1) This device may not cause harmful interference, and (2) this device must accept any interference received, including interference that may cause undesired operation.