User's Manual
ASUS MAXIMUS V FORMULA Series
3-13
Chapter 3
DIGI+ Power Control
本機能を正確に使用するために、CPUクーラーやケースファンなどのサーマルモジュールを必
ず取り付けてください。
項目によっては数字キーまたは<+> と <-> で数値を入力します。数値の入力を終えたら
<Enter>を押し数値を決定します。なお、デフォルト設定に戻す場合は、キーボードで [auto] と
入力し<Enter>を押します。
CPU Load-Line Calibration [Auto]
CPUへの供給電圧を調節しシステム温度をコントロールします。高い値を設定することに
より、電圧の降下を防ぎオーバークロックの範囲を広げることができます。ただし、CPUと
VRMからの発熱量は増加します。この項目では、電圧の範囲を次の%で設定可能です。
0% (Regular)、25% (Medium)、50% (High)、75% (Ultra High)、100% (Extreme)
設定オプション:[Auto] [Regular] [Medium] [High] [Ultra High] [Extreme]
実際のパフォーマンスは取り付けられたCPUにより異なります。
CPU Voltage Frequency [Auto]
CPU用電圧調整モジュール(VRM)のスイッチング周波数の制御方法を設定します。スイッチ
ング周波数を高くすることでVRMの過渡応答を高めることができます。
設定オプション:[Auto] [Manual]
CPU Power Phase Control [Auto]
動作中のCPU用電圧調整モジュール(VRM)の制御方法を設定します。システム負荷の高い
状態で稼働フェーズ数を増やすことにより、高速過渡応答と高い伝熱性能を得ることがで
きます。システム負荷の低い状態で稼働フェーズ数を減らすことにより、VRMの変換効率が
向上し発熱を抑えることができます。
[Auto] デフォルトのフェーズ調整プロファイルを使用します。
[Standard] CPUの負荷状態によって調整モジュール数を制御します。
[Optimized] 効率的に調整モジュール数を制御します。
[Extreme] すべての調整モジュールを常時稼働させます。
[Manual Adjustment] 手動調節をすることができます。