User's Manual
4-8
Chapter 4: ソフトウェア
Chapter 4
4
CPU Power Phase Control
動作中のCPU用電圧調整モジュール(VRM)数の制御方法を設定します。システム負荷の高い状態で
稼働フェーズ数を増やすことにより、高速過渡応答と高い伝熱性能を得ることができます。システム負
荷の低い状態で稼働フェーズ数を減らすことにより、VRMの変換効率が向上し発熱を抑えることがで
きます。
* CPU統合グラフィックス(iGPU)を使用している場合、この項目はデフォルトで[Extreme]に設定され
ます。
5
VRM Protection Threshold
VRMをオーバーヒートから保護するためのしきい値を設定します。
6
CPU Power Thermal Control
オーバークロック用にCPU用電圧調整モジュール(VRM)の許容温度範囲を設定します。高い値を
設定することにより、許容温度が高くなりオーバークロック可能な範囲が広がりますが、VRMの消
費電力は増加します。
7
CPU Power Duty Control
CPU用電圧調整モジュール(VRM)の制御方法を設定します。温度または電流、どちらを重視して制
御を行うかを選択します。電流を重視することにより、オーバークロック時に安定した動作を得る
ことができます。