User's Manual
3-18
Chapter 3: UEFI BIOS設定
VCCSA Current Capability [100%]
CPUアンコア部 (システムエージェント) へ供給する電流の上限値を設定します。
設定オプション: [100%] [110%] [120%] [130%]
CPU VCCSA Boot Up Voltage [Auto]
コンピューター起動時からPOSTが終了するまでの間のCPUアンコア部の電圧を設定することが
できます。
数値の調節は <+> <->で行います。設定範囲は0.800〜1.700で、0.005刻みで調節します。
CPU Voltage Frequency [Auto]
CPU用電圧調整モジュール(VRM)のスイッチング周波数の制御方法を設定します。スイッチング
周波数を高くすることでVRMの過渡応答を高めることができます。
設定オプション: [Auto] [Manual]
CPU Spread Spectrum [Disabled]
CPU動作周波数を変調させることで信号伝送時の電磁波(EMI)を低減させる機能の有効/無効を
設 定します。
[Disabled] BCLK(ベースクロック)のオーバークロック性能を強化します。
[Enabled] EMI を制御します。
CPU Fixed Frequency [300]
CPU用VRMのスイッチング周波数を手動で設定します。
数値の調節は <+> <-> で行います。設定範囲は300kHz〜500kHzで、10kHz刻みで調節し
ます。
本項目の設定を変更する場合は、必ず適切な冷却装置を取り付けた上で行ってください。
CPU Power Duty Control [T.Probe]
CPU用電圧調整モジュール(VRM)の制御方法を設定します。
[T. Probe] 動作中の全VRM回路の温度バランスを維持します。
[Extreme] 温度バランスを無視し、出力の安定性を重視します。
本項目の設定を変更する場合は、必ず適切な冷却装置を取り付けた上で行ってください。
CPU Power Phase Control [Auto]
動作中のCPU用電圧調整モジュール(VRM)数の制御方法を設定します。システム負荷が大きい環
境でフェーズ数を増やすと、過渡応答と放熱システム のパフォーマンスが向上します。システム負
荷が小さい環境でフェーズ数を減らすと、VRM効率が上がります。
[Auto] 自動的に調整します。
[Standard] CPUの命令に応じてフェーズを調整します。
[Optimized] ASUSが提供する最適なフェーズ調節プロファイルをロードします。
[Extreme] 常時最大フェーズ数で稼働します。
[Manual Adjustment] 手動で調整します。