Motherboard ROG MAXIMUS X CODE
J13461 初版 2017年10月 Copyright © 2017 ASUSTeK COMPUTER INC. All Rights Reserved. 本書およびそれに付属する製品は著作権法により保護されており、その使用、複製、頒布および逆コンパイル を制限するライセンスのもとにおいて頒布されます。購入者によるバックアップ目的の場合を除き、ASUSTeK Computer Inc.
安全上のご注意.................................................................................................................vi このマニュアルについて....................................................................................................vii ROG MAXIMUS X CODE 仕様一覧....................................................................................ix パッケージの内容.............................................................................................................xv 取り付け工具とコンポーネント..............................
Chapter 3: 3.1 3.2 3.3 UEFI BIOS Utility............................................................................................. 3-2 3.2.1 Advanced Mode................................................................................................3-3 3.2.2 EZ Mode...............................................................................................................3-6 3.2.3 Q-Fan Control.....................................................................................................
Chapter 4: 4.1 4.2 RAID RAID設定......................................................................................................... 4-1 4.1.1 RAID定義..............................................................................................................4-1 4.1.2 ストレージデバイスを取り付ける.................................................................4-2 4.1.3 UEFI BIOS Utility上でRAIDの設定をする..................................................4-2 4.1.4 Intel® Rapid Storage Technology Option ROM ユーティリティ.
安全上のご注意 電気の取り扱い ・ 本製品、周辺機器、ケーブルなどの取り付けや取り外しを行う際は、必ずコンピューターと周 辺機器の電源ケーブルをコンセントから抜いて行なってください。お客様の取り付け方法に 問題があった場合の故障や破損に関して弊社は一切の責任を負いません。 ・ 電源延長コードや特殊なアダプターを用いる場合は専門家に相談してください。これらは、 回路のショート等の原因になる場合があります。 ・ ご使用の電源装置に電圧選択スイッチが付いている場合は、システムの損傷を防ぐために 電源装置の電圧選択スイッチがご利用の地域の電圧と合致しているかをご確認ください。ご 利用になる地域の電圧が不明な場合は、各地域の電力会社にお問い合わせください。 ・ 電源装置が故障した場合はご自分で修理・分解をせず、各メーカーや販売店にご相談ください。 ・ 光デジタルS/PDIFは、光デジタルコンポーネントで、クラス1レーザー製品に分類されてい ます。 (本機能の搭載・非搭載は製品仕様によって異なります) 不可視レーザー光です。ビームを直接見たり触れたりしないでください。 操作上の注意 ・ 作業を行う前
このマニュアルについて このマニュアルには、マザーボードの取り付けやシステム構築の際に必要な情報が記してあり ます。 マニュアルの概要 本書は以下のChapter から構成されています。 • Chapter 1: 製品の概要 マザーボードの機能とサポートする新機能についての説明、及び各部位の説明。 • Chapter 2: 基本的な取り付け コンピューターの組み立て方やUSB BIOS Flashbackの使用方法、バックパネルについての 説明。 • Chapter 3: UEFI BIOS 設定 UEFI BIOS Utilityでのシステム設定の変更方法とパラメータの詳細。 • Chapter 4: RAID RAID 設定についての説明。 • Chapter 5: 付録 製品の規格や海外の法令についての説明。 参考情報 1. ASUSオフィシャルサイト(http://www.asus.com/) 多言語に対応した弊社ウェブページで、製品のアップデート情報やサポート情報をご確認い ただけます。 2.
このマニュアルの表記について 本書には、製品を安全にお使いいただき、お客様や他の人々への危害や財産への損害を未然に 防止していただくために、守っていただきたい事項が記載されています。次の内容をよくご理解 いただいた上で本文をお読みください。 警告: 作業人が死亡する、または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、その危険を回 避するための方法を説明しています。 重要: 作業を完了するために必要な指示や設定方法を記載しています。 メモ: 製品を使いやすくするための情報や補足の説明を記載しています。 表記 太字 選択するメニューや項目を表示します。 < >で囲った文字は、キーボードのキーです。 例: →Enter もしくはリターンキーを押してください。 1度に2つ以上のキーを押す必要がある場合は(+)を使って示して います。 例: 本書に記載の内容(安全のための注意事項を含む)は、製品やサービス
ROG MAXIMUS X CODE 仕様一覧 LGA1151ソケット対応 第8世代 Intel® Core™ プロセッサー・ファミリー 対応CPU 14nm CPU サポート Intel® Turbo Boost Technology 2.0 サポート* * Intel® Turbo Boost Technology 2.
ROG MAXIMUS X CODE 仕様一覧 Intel® Ethernet Connection I219-V LAN機能 Anti-surge LANGuard 無線データネットワーク デュアルバンド (2.4GHz/5GHz) 、MU-MIMO対応 ROG GameFirst IV IEEE 802.11 a/b/g/n/ac 準拠 Bluetooth® 機能 最大転送速度 867Mbps Bluetooth® v4.2 準拠 * 対応するバージョンやプロファイルはご使用のOSに準じます。 ROG SupremeFX S1220 - 7.
ROG MAXIMUS X CODE 仕様一覧 Intel® Z370 チップセット - USB 3.1 Gen 1 ポート×6 ( 基板上コネクター×1基、バックパネル×4 ポート) USB 機能 - USB 2.0 ポート×6 (基板上コネクター×1基、バックパネル×4ポート) ASMedia® USB 3.1 Gen 2 コントローラー - USB 3.1 Gen 2 コネクター×1 - USB 3.1 Gen 2 ポート×1(バックパネル) - USB Type-C™ with USB 3.
ROG MAXIMUS X CODE 仕様一覧 ASUS Dual Intelligent Processors 5 - 5-Way Optimization : ワンクリックでPCを最適化 - AI Suite 3 - USB BIOS Flashback - ASUS CrashFree BIOS 3 - ASUS EZ Flash 3 搭載機能 - ASUS C.P.R.
ROG MAXIMUS X CODE 仕様一覧 USB 3.1 Gen 2 コネクター×1 USB 3.1 Gen 1 コネクター×1 USB 2.0 コネクター×1 SATA 6Gb/s コネクター×6 M.
ROG MAXIMUS X CODE 仕様一覧 BIOS機能 128 Mb Flash ROM×1、UEFI AMI BIOS、PnP、DMI3.0、WfM2.0、 SM BIOS 3.0、ACPI 6.0、多言語 BIOS、ASUS EZ Flash 3、 CrashFree BIOS 3、F11 EZ Tuning Wizard、F6 Qfan Control、 F3 My Favorites、Last Modified log、F12 画面キャプチャー、 ASUS DRAM SPD Information 管理機能 WfM2.0、DMI3.0、WOL by PME、PXE サポートOS Windows® 10 64-bit フォームファクター ATX フォームファクター: 30.5 cm x 24.4 cm (12インチ x 9.
パッケージの内容 製品パッケージに以下のものが揃っていることを確認してください。 マザーボード ROG MAXIMUS X CODE SATA 6 Gb/s ケーブル×4 USB 3.1 Gen 1 - USB 2.0 変換アダプター×1 ケーブル RGB ストリップ延長ケーブル (80cm)×1 アドレサブルLED ストリップ延長ケーブル (80cm)×1 SLI® HBブリッジ (2M HB SLI BRIDGE) ×1 Q-Connector×1 ROG コースター×1 CPU インストールツール×1 アクセサリー M.2 垂直ブラケット×1 M.
取り付け工具とコンポーネント 第8世代 Intel® LGA 1151 CPU Intel® LGA 1151 対応CPUクーラー PC ケース ストレージドライブ 各種取付用ネジ 電源供給ユニット 光学ドライブ(必要に応じて) プラスドライバー DDR4 SDRAMメモリー グラフィックスカード(必要に応じて) 上記の工具とコンポーネントはマザーボードのパッケージには同梱されていません。 xvi
製品の概要 1.1 マザーボードの概要 1.1.
1.1.2 マザーボードのレイアウト Chapter 1 内部コネクターの詳細については「1.1.9 内部コネクター/ヘッダー」を、バックパネルコネクター の詳細については「2.3.
レイアウトの内容 ページ 1-20 3. C PUファン、CPUオプションファン、高電流ファン、Fan Extension、ウォーター ポンプ+、AIOポンプ、ケースファンコネクター (4ピン CPU_FAN、4ピン CPU_ OPT、4ピン H_AMP、5ピン EXT_FAN、4ピン W_PUMP+、4ピン AIO_PUMP、4 ピン CHA_FAN1-3) 1-19 2. CPUソケット: LGA1151 4. DDR4 DIMM スロット 5. Q-Code LED (Q_CODE) 6. 電源ボタン (START) 7. リセットボタン (RESET) 1-4 1-5 1-14 1-9 1-9 8. USB 3.1 Gen 2 コネクター (U31G2_E1) 1-16 10. SATA 6Gb/s コネクター (7 ピン SATA6G_12、SATA6G_34、SATA6G_56) 1-15 9. USB 3.1 Gen 1 コネクター (20-1 ピン U31G1_12) 11. LN2 Mode ジャンパー (3 ピン LN2_MODE) 12.
1.1.3 プロセッサー 本製品には、Intel®Turbo Boost Technology 2.
1.1.
メモリー構成 本製品のメモリースロットには、4 GB、8 GB、16 GBの DDR4 Non-ECC Unbuffered DIMMを取り 付けることができます。 Chapter 1 1-6 • 異なる容量のメモリーをマルチチャンネル構成で取り付けた場合、アクセス領域はメモリ ー容量の合計値が小さい方のチャンネルに合わせて割り当てられ、容量の大きなメモリ ーの超過分に関してはシングルチャンネル用に割り当てられます。 • CPUの仕様電圧範囲以上の高い電圧を必要とするメモリーを取り付けるとCPUが損傷す ることがあります。CPUの仕様上の制限を超過しないメモリーをご使用ください。 • 同じCASレイテンシを持つメモリーを取り付けてください。またメモリーは同じベンダーの 同じ製造週の製品を取り付けることをお勧めします。 • メモリーの動作周波数はSerial Presence Detect(SPD)に依存しており、デフォルト設定で は標準のSPD設定が優先されます。 • すべてのスロットにメモリーモジュールを取り付ける場合やオーバークロックを行う場合 は、安定した動作のために適切な冷却シス
1.1.5 拡張スロット Chapter 1 拡張カードの追加や取り外しを行う際は、必ず電源をオフにし、電源ケーブルを抜いてから行な ってください。電源ケーブルを接続したまま作業をすると、負傷やマザーボードコンポーネント の損傷の原因となります。 スロット No. スロット説明 1 PCIEX1_1(PCI Express 3.0 x1 スロット) 2 PCIEX16/X8_1(PCI Express 3.0 x16 スロット) 3 PCIEX1_2(PCI Express 3.0 x1 スロット) 4 PCIEX8_2(PCI Express 3.0 x16 スロット)最大 x8 動作 5 PCIEX1_3(PCI Express 3.0 x1 スロット) 6 PCIEX4_3(PCI Express 3.
マルチグラフィックス構成とスロット動作 Chapter 1 VGA構成 PCIEX16/X8_1 PCIEX8_2 シングル x16 - SLI® / CrossFireX™ x8 x8 PCIEX4_3 Bandwidth 帯域共有 X2 Mode X4 Mode PCIEX1_3 x1 - PCIEX4_3 x2 x4 • グラフィックスカード1枚構成で使用する場合は、グラフィックスカードを PCIEX16/X8_1 スロットに取り付けることをおすすめします。 • SLI™ やCrossFireX™環境を構築する場合は、システム構成に見合った大容量の電源ユニ ットご用意ください。 • 複数のグラフィックスカードを使用する場合は、安全性及び信頼性を確保するためケース ファンを設置することを推奨します。 HYPER M.2 X16 カード 1-8 スロット レーン動作 M.2 SSD 最大搭載可能数 PCIEX8_2 x4 + x4 2枚 ・ HYPER M.2 X16 カードは別途お買い求めください。 ・ HYPER M.
1.1.6 オンボードボタン/スイッチ 1. 2.
3. Chapter 1 1-10 MemOK!ボタン (MemOK!) 本製品と互換性のないメモリーを取り付けると、システムが起動せずQ-LEDのDRAM LED が点灯します。起動時の自己診断テスト (POST) 中にMemOK! ボタンを押すとMemOK! 機 能が実行され、互換性を調整し起動する確率を上げることができます。 • DRAM LEDの位置は、 「1.1.
4. Safe Boot ボタン (SAFE_BOOT) 5.
6.
1.1.7 Q-LED (CPU、DRAM、VGA、BOOT) システムは起動時にPOST(Power-on Self Test) と呼ばれる動作チェックを実行します。QLEDは重要なコンポーネント(CPU、メモリー、グラフィックスカード、起動デバイス)をPOST 時に順番にチェックし、エラーが検出されると該当箇所のLEDを点灯させ問題個所を通知 します。LEDが点灯している場合、システムは正常に動作することができません。Q-LEDは、 素早く問題個所を発見することができる非常に便利な機能です。 Chapter 1 1. オンボードLED Q-LEDはシステムの起動問題が発生している個所の特定を補助するためのものであり、あら ゆる状況での問題を正確に特定するものではございません。あくまでも目安としてご利用く ださい。 2.
3. Q-Code LED (Q_CODE) Q-Code LEDは7セグメントLEDディスプレイによってPOSTコードを表示しシステムの起動状 態を通知します。コードの詳細については、本書の付録に記載のQ-Code表をご参照ください。 Chapter 1 システム起動エラー発生時、Q-Code LEDにはトラブルシューティングのために、可能性が高い POSTエラーコードが表示されます。なお、POSTエラーコードは代表的な原因をもとに表示され ており、実際のエラー原因とは異なる場合があります。 1.1.8 1.
1.1.9 1. 内部コネクター/ヘッダー SATA 6Gb/s コネクター (7ピン SATA6G_12、SATA6G_34、SATA6G_56) Chapter 1 S ATAストレージデバイスや光学ドライブを接続することができます。これらのポートに接続 したストレージデバイスを使用してRAIDを構築することができます。 図はL型 (直角型) を取り付ける場合 SATAケーブルをマザーボードのSATAコネクター とSATAデバイスのSATAコネクターにしっかりと接 続します。接続する際はSATAコネクターの内部形 状を確認し、 ケーブルの向きに十分ご注意ください。 • SATA動作モードはデフォルトでAHCIモードに設定されています。SATA RAIDを構築する 場合は、UEFI BIOS Utilityで「SATA Mode Selection」を [Intel RST Premium With Intel Optane System Acceleration (RAID)] に設定してください。 • M.2 Socket 3 第1スロット(M.2_1)に M.
2. フロントパネルオーディオコネクター (10-1ピン AAFP) フロントパネルオーディオ機能用のコネクターです。PCケースなどに付属するフロントパネ ルオーディオモジュールを接続することができます。 Chapter 1 本製品を最高のオーディオパフォーマンスでご使用いただくために、HDオーディオモジュール を使用することをおすすめします。 3. USB 3.1 Gen 2 コネクター (U31G2_E1) USB 3.1 Gen 2 ポート拡張用コネクターです。USB 3.1 Gen 2 ポート増設用モジュールを接続 することができます。 USB 3.
4. USB 3.1 Gen 1 コネクター (20-1ピン U31G1_12) Chapter 1 USB 3.1 Gen 1 ポート拡張用コネクターです。USB 3.1 Gen 1 増設用ブラケットやフロントパ ネルの USB 3.1 Gen 1 端子を接続することができます。 USB 3.
5. USB 2.0 コネクター (10-1ピン USB1314) USB 2.0 ポート拡張用コネクターです。USB 2.0 増設用ブラケットやフロントパネルのUSB 2.0 端子を接続することができます。 Chapter 1 IEEE 1394用ケーブルをUSBコネクターに接続しないでください。マザーボードが損傷する原因 となります。 USB 2.0 モジュールは別途お買い求めください。 6.
7.
8. ATX 電源コネクター (24ピン EATXPWR、8ピン EATX12V) Chapter 1 電源ユニット用コネクターです。電源ユニットのメインコネクターやCPU補助電源を接続し ます。電源ケーブルとコネクターにはツメがあるので、お互いがかみ合う方向に正しく接続 してください。 1-20 • ATX12V version 2.
9.
10. 水流IN、水流OUT、水流量コネクター (2ピン W_IN、2ピン W_OUT、3ピン W_FLOW) 水流IN/水流OUT コネクターに温度センサーを、水流量コネクターに流量センサーを接続す ることで、水冷システムの水温や流水量をモニタリングすることができます。 Chapter 1 11.
12.
13.
14. M.2 Socket 3 スロット (M.2_1、M.2_2) Chapter 1 M.2 socket 3(Key M)規格のSSDを取り付けることができます。 • M.2_1 スロット: Key M、Type 2242/2260/2280/22110、SATA / PCI Express 3.0 x4 接続対応 * M.2_1 スロットに M.2 SATA SSDを取り付けた場合、SATA 6Gb/s ポート(SATA6G_1)は 無効になります。 ・ M.2_2 スロット: Key M、Type 2242/2260/2280/22110、PCI Express 3.0 x4 接続対応 * M.2_2 スロットとSATA 6Gb/s ポート (SATA6G_56)は同じ帯域を使用しており、同時使用 には制限があります。設定は UEFI BIOS Utility で変更することができます。 • 本製品のM.2 Socket 3 スロットは Intel® Rapid Storage Technology (Intel® RST) 対応です。 • 本製品のM.
Chapter 1 1-26 Chapter 1: 製品の概要
Chapter 2: 2 基本的な取り付け 基本的な取り付け 2.1 コンピューターを組み立てる 本マニュアルで使用されているイラストや画面は実際とは異なる場合があります。マザー ボードのレイアウトはモデルにより異なりますが、取り付け方法は同じです。 2.1.
Chapter 2 CPU上面 2-2 • 付属のCPUインストールツールは本製品専用です。本製品以外でのご使用はお止めくだ さい。故障の原因となることがあります。 • CPUを取り付ける際は、CPUがソケットの所定の位置に設置されていることを必ず確認し てからプレートを下してください。 • CPUインストールツールは、CPUの取り付け作業を容易にするためのものであり、取り付け の安全性を完全に保証するものではありません。あらかじめご了承ください。 • CPUインストールツールを使用する際は、机などの安定した場所で両サイドをしっかり持 ち作業を行なってください。 • CPUの取り付けを行なう際は、正しい手順で行なってください。製品保証は、CPUの間違っ た取り付け・取り外しに起因する故障及び不具合には適用され ません。 Chapter 2: 基本的な取り付け
2.1.
AIO クーラーを取り付ける Chapter 2 AIO_PUMP CPU_FAN CPU_OPT 2-4 Chapter 2: 基本的な取り付け
2.1.3 マザーボードを取り付ける PCケースとマザーボードのバックパネルの位置が一致していることを確認してバックパネ ル側から慎重に挿入し、マザーボードのネジ穴とスペーサーが合うように設置します。 2. 下図を参考に、取り付けるネジをすべて仮止めし、対角線上に少しずつ締めていきます。 Chapter 2 1.
2.1.
ATX 電源を取り付ける Chapter 2 2.1.5 8ピン EPS12V電源コネクター(EATX12V)には必ず電源ユニットのCPU補助電源ケーブルを接 続してください。 2.1.
2.1.7 フロント I/O コネクターを取り付ける Q-Connector USB 3.1 Gen 2 コネクター USB 3.1 Gen 2 Chapter 2 コネクターは接続できる向きが決まってい ます。端子形状を確認し、まっずぐ奥まで差 し込んでください。 USB 3.1 Gen 1 USB 2.
2.1.
2.1.9 M.2 SSD を取り付ける または Chapter 2 2-10 • M.2 SSD は必ず付属の M.
2.1.
2.2 UEFI BIOSを更新する USB BIOS Flashback USB BIOS Flashback はこれまでのBIOS更新ツールとはまったく違う、 とても便利なUEFI BIOSの 更新手段です。UEFI BIOS UtilityやOSを起動することなく、簡単にUEFI BIOSを更新することができ ます。CPUやメモリーの取り付けは不要で、特定のUSBポートにBIOSイメージファイルを保存した USBメモリーを接続し、USB BIOS Flashback ボタンを数秒間押すだけで、スタンバイ電源で自動 的にUEFI BIOSの更新を行なうことができます。 手順: Chapter 2 1. ASUS オフィシャルサイトからBIOS イメージファイルをダウンロードし、ダウンロードした ファイルを展開します。 2. 展開によって出現したBIOS ファイルの名前を「M10C.CAP」に変更します。 3. BIOS イメージファイルをUSB メモリーのルートディレクトリにコピーします。 4.
2.3.1 バックパネルとオーディオ接続 バックパネルコネクター Chapter 2 2.3 バックパネルコネクター 1. CMOSクリアボタン 3. USB 2.0 ポート 2. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. DisplayPort 出力ポート USB 3.1 Gen 1 ポート LANポート* USB BIOS Flashback ボタン 無線通信用アンテナポート HDMI 出力ポート USB 3.1 Gen 2 ポート USB Type-C™ with USB 3.
* LAN ポートLED アクティブリンクLED アクティブリンク LED スピード LED 状態 説明 状態 説明 オレンジ (点灯) リンク確立 オレンジ 100 Mbps オレンジ (点滅) データ送受信中 グリーン 1 Gbps 消灯 未接続 消灯 スピードLED 10 Mbps LAN ポート ** オーディオ構成表 Chapter 2 2-14 ポート ヘッドセット 2.1チャンネル 4.1チャンネル 5.1チャンネル 7.
2.3.2 オーディオ I/O接続 オーディオ I/O ポート Chapter 2 ヘッドホンとマイクを接続 ステレオスピーカーに接続 2.
4.1 チャンネルスピーカーに接続 Chapter 2 5.1 チャンネルスピーカーに接続 7.
2.4 初めて起動する 1. すべてのコンポーネントやデバイスの取り付けが完了したら、PCケースのカバーを取り付 けます。 2. すべてのスイッチをがオフになっていることを確認します。 3. 電源コードをPCケース背面の電源ユニットのコネクターに接続します。 4. 電源コードをコンセントに接続します。 5. 以下の順番でデバイスの電源をオンにします。 モニター/ディスプレイ b. 外部デバイス類(デイジーチェーンの最後のデバイスから) c. システム電源 電源ユニットにスイッチがある場合はスイッチをオン状態にします。次にPCケースの電源 ボタンを押してシステムの電源をオンにします。正常に電源がオンになるとシステム電源 LEDが点灯します。また、ディスプレイがスタンバイ状態の場合、システムの電源をオンにす るとディスプレイは自動的にスタンバイ状態から復帰します。 Chapter 2 6. a.
Chapter 2 2-18 Chapter 2: 基本的な取り付け
Chapter 3: UEFI BIOS設定 UEFI BIOS設定 3.
3.
3.2.1 Advanced Mode Advanced Modeでは、高度なシステムの調整から、オンボード機能の有効/無効など詳細な設定を行 なうことができます。 UEFI BIOS Utility起動時に表示する画面モードは変更することができます。詳細は「3.
メニューバー 画面上部に表示されるメニューバーはカテゴリーを表しています。各カテゴリーで設定できる内容は 次のとおりです。 My Favorites Main 登録したお気に入り項目 基本システム設定 Extreme Tweaker オーバークロック関連 Advanced 拡張システム設定 Monitor システム温度/電力状態の表示、およびファンの設定 Boot システム起動関連 Tool Exit 独自機能 終了メニュー、及びデフォルト設定のロード メニュー 設定可能なアイテムまたは各種情報のタイトルが表示されます。設定の変更は、カーソルキーで 項目に移動しを押して選択します。 サブメニュー サブメニューが含まれる項目には矢印マークが表示されています。サブメニューを開くには、カー ソルキーで項目に移動しを押します。 表示言語 UEFI BIOS Utility で表示する言語を選択することができます。 My Favorites (F3) Chapter 3 ツリーマップから頻繁に使用する項目をお気に入りとして登録することで、画面の切り替えなど
Search on FAQ このボタンの上にマウスカーソルを合わせるとQRコードが表示されます。表示されたQRコード をお使いのスマートデバイスでスキャンすることで、ASUSサポートサイトにすばやくアクセスする ことができます。 Hot Keys(操作ガイド) UEFI BIOS Utilityを操作するためのキーボードの基本操作やショートカットの一覧を表示します。 スクロールバー 設定項目が画面に収まりきらない場合は、スクロールバーがメニュー画面の右側に表示されま す。マウスや カーソルキー、または / で、画面をスクロールすることが できます。 詳細情報 選択した項目に関する詳細な情報を表示します。また、本製品ではを押してUEFI BIOS Utility 画面のスクリーンショットを撮影し、USBメモリーに保存することができます。 構成フィールド Chapter 3 構成フィールドには各項目の現在設定されている状態や数値が表示されます。ユーザーによる変 更が可能でない項目は、選択することができません。 設定可能なフィールドは選択するとハイライ
3.2.
3.2.
ファンの回転数を手動で設定する プロファイルの「Manual」を選択することで、ファンの回転数を手動で設定することができます。 スピードポイント マニュアル設定 Chapter 3 手順 3-8 1. 設定を変更するファンを選択し、プロファイルの「Manual」を選択します。 2. スピードポイントをドラッグして、CPU温度に対するファンの回転数を設定します。 3.
3.2.4 EZ Tuning Wizard 設定ウィザード表示される画面の選択肢を選ぶだけで、簡単にシステムのオーバークロックや RAIDの構築をすることができます。 システム オーバークロック RAIDセットアップ オーバークロック設定 手順 キーボードのを押すか、画面上部の Wizardを起動します。 2. 次に、 「OC」を選択し「Next」をクリックします。 3. をクリックしEZ Tuning Chapter 3 1.
4. 「Box cooler (リファレンス/ストッククーラー)」「Tower cooler (大型/タワー型クーラー)」 「Water cooler (液冷)」の中から、取り付けられているCPUクーラーのタイプを選択し、 「Next」をクリックします。 5. 「Estimation tuning result」の内容を確認し問題がなければ「Next」→「Yes」の順にクリッ クし自動調整を実行します。 RAIDの構築 手順 1. キーボードのを押すか、画面上部の Wizardを起動します。 2. 「RAID」を選択し「Yes」をクリックします。再度確認メッセージが表示されるので「Yes」を をクリックし、EZ Tuning クリックするとシステムが自動的に再起動されます。 Chapter 3 3-10 • 取り付けられているストレージデバイスに既存のRAIDボリュームが存在しないことをご確 認ください。 • RAIDを構築するストレージデバイスは、Intel® チップセットが制御するSATAポート、M.
「Easy Backup」または「Super Speed」のいずれかから構築するRAIDタイプを選択し、 「Next」をクリックします。 a. Easy Backupを選択した場合は、 「Easy Backup (RAID1)」または「Easy Backup (RAID10)」 どちらかのRAIDレベルを選択します。 Chapter 3 5. Easy Backup (RAID10) は、SATAストレージデバイスを4台以上接続している場合にのみ選択す ることができます。 b. Super Speedを選択した場合は、 「Super Speed (RAID0)」または「Super Speed (RAID5)」 どちらかのRAIDレベルを選択します。 Super Speed (RAID5) は、SATAストレージデバイスを3台以上接続している場合にのみ選択す ることができます。 6. RAIDレベルを選択したら「Next」をクリックします。 7.
3.
お気に入り項目を追加する 手順 1. Advanced Modeでキーボードのを押すか Tree Mapを開きます。 2. Setup Tree Mapでお気に入りに登録したい項目を選択します。 をクリックし、Setup メインメニュー パネル 追加した項目 サブメニューパネル すべて削除 デフォルト状態に戻す まず、メインメニューパネルでカテゴリーを選択し、次にサブメニューパネルでお気に入り を に追加したい項目を選択します。お気に入りに追加したい項目でを押すか クリックして項目を追加します。 Chapter 3 3. 次の項目はお気に入りに追加することはできません: ・ ユーザー管理項目 (システム言語や起動デバイス優先順位など) ・ ユーザー設定項目 (システム日付や時間など) 4. 「Exit (ESC)」をクリックするか、を押してメインメニューに戻ります。 5.
3.4 Main Advanced Modeのメインメニューでは、マザーボード、CPU、メモリーの基本的な情報を表示す る他に、表示言語やセキュリティの設定を行なうことができます。 Security システムセキュリティ設定の変更が可能です。 3.5 • パスワードを忘れた場合、CMOSクリアを実行しパスワードを削除します。CMOSクリアボ タンの位置は「2.3.
ASUS MultiCore Enhancement オーバークロック設定を行なった際やメモリーの動作周波数を変更した際などに、自動的にパフ ォーマンスを最適化するASUS MultiCore Enhancement機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Auto] [Disabled] CPU Core Ratio CPUの動作倍率の同期方法を設定します。 [Auto] 自動的にすべてのコアの動作倍率を調整します。 [Sync All Cores] 1コア時の動作倍率上限を、すべてのコアの動作倍率として設定します。 [Per Core] アクティブなコア数毎に動作倍率の上限を設定します。 DRAM Frequency メモリーの動作周波数を設定することができます。設定可能なオプションは、ベースクロック周波 数の設定に応じて変化します。 設定オプション: [Auto] [DDR4-800MHz] - [DDR4-8533MHz] TPU 難しい操作をせずにCPUやメモリーの動作周波数、電圧を自動的に調節しシステム全体の パフォーマンスを向上させます。 [Keep Current Setti
3.6 Advanced CPU、チップセット、オンボードデバイスなどの詳細設定の変更ができます。 アドバンスドメニューの設定変更は、システムの誤動作の原因となることがあります。設定の変 更は十分にご注意ください。 3.6.
3.6.2 Platform Misc Configuration PCI Expressの省電力機能に関する設定をすることができます。 3.6.3 System Agent (SA) Configuration CPUが内蔵するシステムバスやPCI Expressのリンク速度、メモリーコントローラーに関する設定 をすることができます。 3.6.4 PCH Configuration チップセット (PCH)が提供する各機能の設定をすることができます。 PCI Express Configuration PCI Expressスロットに関する設定をすることができます。 PCIe Speed チップセットが制御するPCI Express スロットの動作モードを設定します。 設定オプション: [Auto] [Gen1] [Gen2] [Gen3] 3.6.
SATA6G_1(Gray) - SATA6G_6(Gray) SATA6G_1(Gray) - SATA6G_6(Gray) 個別にSerial ATAポートの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Hot Plug Serial ATAポートのホットプラグ機能の有効/無効を設定することができます。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] 3.6.6 PCH-FW Configuration マネジメントエンジンに関する設定をすることができます。 3.6.7 ROG Effects マザーボード上に設置されたオンボードLEDとQ-CODE LEDの動作を設定することができます。 Onboard LED 電源ボタン、CMOSクリアボタンのLEDの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] Q-Code LED Function Q-Code LEDの表示内容を設定することができます。 [Auto] [POST Code Only] 3.6.
M.2_2 PCIe Bandwidth Configuration: [X2][X4] M.2 Socket 3 第2スロット(M.2_2)の動作モードを設定します。 [X2] PCI Express 3.0 x2モードで動作します。SATA6G_5~6 ポートは有効です。 [X4] PCI Express 3.
3.6.12 USB Configuration チップセットが内蔵するUSB コントローラーに関する設定をすることができます。 USB Single Port Control 個別にUSBポートの有効/無効を設定することができます。 USBポートの位置は「1.1.2 マザーボードのレイアウト」をご参照ください。 3.
CSM (Compatibility Support Module) CSM (Compatibility Support Module) のパラメータ設定です。この設定によってUEFIドライバー を持たないデバイスとの互換性を向上することが可能です。 Launch CSM CSM (Compatibility Support Module) の有効/無効を設定します。 [Auto] システムは自動的に起動可能デバイスと追加デバイスを検出します。 [Enabled] CSMを有効にし、Windows® UEFIモード、またはUEFIドライバーを持たな い追加デバイスを完全にサポートし互換性を高めます。 [Disabled] Security Firmware UpdateとSecure Bootを完全にサポートするために CSMを無効にします。 次の項目は、 「Launch CSM」を [Enabled] に設定することで表示されます。 Boot Device Control 起動を許可するデバイスタイプを選択します。 設定オプション: [ UEFI and Legacy OPROM] [Leg
Boot Option Priorities 使用可能なデバイスから、起動デバイスの起動優先順位を指定します。画面に表示される デバイスの数は、起動可能なデバイスの数に依存します。 • システム起動中に起動デバイスを選択するには、POST時にを押します。 • Windows® OSをセーフモードで起動する方法は、Microsoft®のサポート情報をご確認く ださい。http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/support Boot Override 起動デバイスを選択し起動します。画面に表示されるデバイスの項目の数は、システムに接続さ れたデバイスの数により異なります。項目(デバイス)を選択すると、選択したデバイスからシステ ムを起動します。 3.
3.9.
3.9.
3.10 Exit 設定の保存や取り消しのほか、デフォルト設定の読み込みを行なうことができます。 Load Optimized Defaults すべての設定を初期設定値に戻します。を押すことで同じ動作を行なうことができます。 Save Changes & Reset 設定した変更を保存し、セットアップを終了します。再起動後、設定した値が適用されます。 を押すことで同じ動作を行なうことができます。 Discard Changes & Exit 設定した変更を保存せず、セットアップを終了します。再起動後、設定は変更前の状態に戻ります。 Launch EFI Shell from USB drives Chapter 3 EFI Shell アプリケーション (shellx64.
3.11 UEFI BIOSの更新 ASUSオフィシャルサイトでは、最新のBIOSイメージファイルを公開しております。UEFI BIOSを更 新することで、システムの安定性や互換性、パフォーマンスが上がる場合があります。ただし、UEFI BIOSの更新にはリスクが伴います。現在のバージョンで問題がない場合は、UEFI BIOSの更新を 行わないでください。不適切な更新は、システム起動エラーの原因となります。更新は必要な場合 のみ行ない、更新の際は次の手順に従い慎重に行なってください。 最新のBIOSイメージファイルは、ASUSオフィシャルサイト (http://www.asus.com)からダウンロ ードすることができます。 本製品では、次の機能を使用してUEFI BIOSの更新と管理を行なうことができます。 1. EZ Update: Windows® 環境でBIOSイメージを更新することができます。 2. ASUS EZ Flash 3 Utility: USBメモリーを使用してUEFI BIOS UtilityからBIOSイメージを更新す ることができます。 3.
3.11.2 ASUS EZ Flash 3 Utility ASUS EZ Flash 3 Utility は、OSベースのユーティリティを起動することなくUEFI BIOSを短時間で 更新することができます。 ・ 安全性及び信頼性を確保するため、Load Optimized Defaults を実行しUEFI BIOSの設定 を初期設定値に戻してから更新を行なってください。 ・ インターネットアップデートは、国や地域によっては利用できない場合があります。ご利用 可能地域であっても、お客様の回線契約内容によってはご利用いただけない場合があり ます。予めご了承ください。 1. BIOSイメージファイルを保存したUSBメモリーをシステムにセットします。 2. UEFI BIOS UtilityのAdvanced Mode を起動し、Tool メニューから「ASUS EZ Flash 3 Utility」を起動します。 3. 「via Storage Devices(s)」を選択します。 4.
• 安全性及び信頼性を確保するため、FAT32/16ファイルシステムをもつシングルパーティシ ョンのUSBメモリーをご使用ください。 • UEFI BIOSの更新中にシステムのシャットダウンやリセットを行わないでください。UEFI BIOSが 破損、損傷しシステムを起動することができなくなる恐れがあります。UEFI BIOSの更新に伴う 不具合、動作不良、破損等に関しましては保証の対象外となります。 安全性及び信頼性を確保するため、UEFI BIOSの更新後はUEFI BIOS Utilityの初期設定値をロ ードすることをおすすめします。 インターネットを使用してUEFI BIOSを更新する手順 Chapter 3 1. UEFI BIOS UtilityのAdvanced Mode を起動し、Tool メニューから「ASUS EZ Flash 3 Utility」を起動します。 2. 「via Internet」を選択します。 3. インターネット接続方法を選択します。 4. 画面に表示される指示に従い、UEFI BIOSを更新します。 5.
3.11.3 ASUS CrashFree BIOS 3 ASUS CrashFree BIOS 3 はUEFI BIOSを復旧することができるツールです。更新時などに破損した UEFI BIOSをサポートDVDまたはUSBメモリーを使用して復旧することができます。 • 最新のBIOSイメージファイルは、ASUSオフィシャルサイト(http://www.asus.com)からダ ウンロードすることができます。 • 本機能を使用する前にUSBメモリーに保存したBIOSイメージファイルの名前を 「M10C.CAP」に変更してください。 UEFI BIOSを復旧する 手順 1. BIOSイメージファイルを保存したUSBメモリーまたはサポートDVDをシステムにセットします。 2. システムの電源をオンにします。 3. USBメモリーまたはサポートDVDのBIOSイメージファイルが検出されると、BIOSイメージ ファイルを読み込み自動的にUEFI BIOSの復旧を開始します。 4.
Chapter 3 3-30 Chapter 3: UEFI BIOS設定
Chapter 4: RAID RAID 4.1 RAID設定 4 本製品は、Intel® Rapid Storage TechnologyによるRAID (Redundant Array of Inexpensive Disks) レベル 0、1、5、10 をサポートしています。 RAIDアレイに組み込まれたSATAストレージデバイスにWindows®OSをインストールする場合 は、RAIDドライバーディスクを作成し、OSのインストール時にRAIDドライバーを読み込ませる 必要がある場合があります。 4.1.
4.1.2 ストレージデバイスを取り付ける 4.1.3 UEFI BIOS Utility上でRAIDの設定をする 本製品はSerial ATA接続とPCI Express接続のストレージデバイスをサポートしています。最適なパ フォーマンスのため、ディスクアレイを作成する場合は、モデル、容量が同じストレージデバイスを ご使用ください。 手順 1. POST実行中にUEFI BIOS Utility を起動します。 3. 「SATA Mode Selection」を [Intel RST Premium With Intel Optane System Acceleration (RAID)] に設定します。 2. Advanced Modeに切り替え、 「Advanced」→「PCH Storage Configuration」の順に進み ます。 PCI Express接続のストレージデバイスを使用する場合は、併せて PCIE Storage RAID Support に関連するアイテムも有効にしてください。 4. 5. 6.
RAIDボリュームを作成する 手順 Intel® Rapid Storage Technology メニューより 「Create RAID Volume」を選択します。 2. 「Name」では1~16文字のRAIDボリューム名を入力し、を押します。RAID ボリュ ームの名前はASCII英数字で入力する必要があります。 3. 「RAID Level」でRAIDレベルを選択します。 4. 「Select Disks」でRAIDを構成するSATAストレージデバイスを選択します。 Chapter 4 1.
5. 「Strip Size」でストライプサイズを選択します。 6. 「Capacity (MB)」でRAIDボリュームのサイズを入力します。 7.
RAIDボリュームを削除する RAIDボリュームを削除すると、そのボリューム上の既存のデータはすべて失われます。大切な データはRAIDボリュームを削除する前に必ずバックアップをお取りください。 手順 Intel® Rapid Storage Technology メインメニューより削除する RAID ボリュームを選択 し、を押します。 2. 確認画面が表示されたら選択しRAIDボリュームの削除を実行します。RAIDボリュー ムの削除をキャンセルする場合はを選択します。 Chapter 4 1.
4.1.4 Intel® Rapid Storage Technology Option ROM ユーティリティ Intel® Rapid Storage Technology Option ROMユーティリティを開く 1. POST実行中にUEFI BIOS Utility を起動します。 2. Advanced Modeに切り替え、 「Advanced」→「PCH Storage Configuration」の順に進みます。 3. 「SATA Mode Selection」を [Intel RST Premium With Intel Optane System Acceleration (RAID)] に設定します。 4. 設定の変更を保存してUEFI BIOS Utilityを一旦終了し、システムを再起動します。 5. POST時に を押します。 RAID Volumes: None defined.
RAIDボリュームを作成する 手順 1. メインメニューより 「1. Create RAID Volume」を選択します。 2. 「Name」では1~16文字のRAIDボリューム名を入力し、を押します。RAID ボリュ ームの名前はASCII英数字で入力する必要があります。 Name: Volume 0 RAID Level: aaaaaaaaaaaaaaa Disks: dssdsdsds Strip Size:aaaaaaaaaaaaaaaa Capacity:aaaaaaaaaaaaaa Sync:aaaaaaaaaa Create volume [HELP] Enter a unique volume name that has no special characters and is 16 characters or less. 3. 「RAID Level」でRAIDレベルを選択します。 4.
5. RAIDボリュームに使用するドライブを選択したら、を押します。 6. 必要に応じてストライプサイズを選択し、で確定します。 7. 「Capacity」ではRAIDボリュームのサイズを入力し、で確定します。 8. すべての設定が完了したら「Create Volume」を選択し、を押します。 9. 確認画面が表示されたらを押してRAIDボリュームの作成を実行します。 WARNING: ALL DATA ON SELECTED DISKS WILL BE LOST.
RAIDボリュームを削除する RAIDボリュームを削除すると、そのボリューム上の既存のデータはすべて失われます。大切な データはRAIDボリュームを削除する前に必ずバックアップをお取りください。 手順 1. メインメニューより 「2. Delete RAID Volume」を選択します。 Name Volume0 [DELETE VOLUME MENU] Level Drives RAID0 (Stripe) 2 Capacity 298.0GB Status Normal Bootable Yes [HELP] Deleting a volume will reset the disks to non-RAID. WARNING: ALL DISK DATA WILL BE DELETED. (This does not apply to Recovery volumes) [↑↓]-Select 2.
Intel® Rapid Storage Technology Option ROM ユーティリティを閉じる 手順 1. メインメニューより 「6. Exit」を選択します。 2. 確認画面が表示されたらを押してオプションROMを閉じます。 [CONFIRM EXIT] Are you sure you want to exit? (Y/N): 4.2 RAIDドライバーをインストールする 構築したRAIDアレイにOSをインストールするには、OSインストール時にRAIDドライバーを読み 込ませる必要があります。 4.2.1 手順 ・ RAIDドライバーは、付属のサポートDVDに収録されています。 ・ 最新のドライバーは、ASUSオフィシャルサイトからダウンロードすることができます。 (http://www.asus.com) Windows® OSインストール時にRAIDドライバーをインストールする 1. Windows® のインストール場所を選択する画面でRAIDドライバーを保存したメディアをシ ステムにセットし、 「ドライバーの読み込み」をクリックします。 2.
Chapter 5: 付録 付録 付 Q-Code 表 コード 00 01 02 03 04 06 07 08 09 0B 0C-0D 0E 0F 10 11 – 14 15 – 18 19 – 1C 2B – 2F 30 31 32 – 36 37 – 3A 3B – 3E 4F 50 – 53 54 55 56 57 58 59 5A 5B 5C – 5F 録 説明 未使用 電源投入タイプ検出 (ソフト/ハード) のリセット マイクロコードロード前の AP 初期化 マイクロコードロード前のシステムエージェント 初期化 マイクロコードロード前の PCH 初期化 マイクロコードロード マイクロコードロード後の AP 初期化 マイクロコードロード後のシステムエージェント初期化 マイクロコードロード後の PCH 初期化 キャッシュ初期化 将来の AMI SEC エラーコードのために予約済み マイクロコードが見つからない マイクロコードがロードされていない PEI コア起動 プリメモリーCPU 初期化を開始 プリメモリーシステムエージェント初期化の開始 プリメモリーPCH 初期化を開始 メモリー初期化 AS
Q-Code表 コード E0 E1 E2 E3 E4 – E7 E8 E9 EA EB EC – EF F0 F1 F2 F3 F4 F5 – F7 F8 F9 FA FB – FF 60 61 62 63 – 67 68 69 6A 6B – 6F 70 71 72 73 – 77 78 79 7A – 7F 付 録 5-2 説明 S3 再開が開始される (S3 再開 PPI が DXE IPL によって呼び出される) S3 ブートスクリプト実行 ビデオ再投稿 OS S3 ウェークベクトルコール 将来の AMI 進行状況コードのために予約済み S3 再開が失敗 S3 再開 PPI が見つからない S3 再開ブートスクリプトエラー S3 OS ウェークエラー 将来の AMI エラーコードのために予約済み ファームウェアによって引き起こされた復旧状態 (自動復旧) ユーザーによって引き起こされた復旧状態 (強制復旧) 復旧プロセス開始 復旧ファームウェアイメージが見つかりました 復旧ファームウェアイメージがロードされる 将来の AMI 進行状況コードのために予約済み 復旧 PPI が使用不可 復旧カプセル
Q-Code表 コード 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 9A 9B 9C 9D 9E – 9F A0 A1 A2 A3 A4 A5 A6 A7 A8 A9 AA AB AC AD AE AF B0 B1 B2 B3 説明 ブートデバイス選択 (BDS) フェーズが開始 ドライバー接続開始 PCI バス初期化開始 PCI バスホットプラグコントローラー初期化 PCI バス列挙型 PCI バスリクエストリソース PCI バス割当リソース コンソール出力デバイス接続 コンソール入力デバイス接続 スーパーIO 初期化 USB 初期化開始 USB リセット USB 検出 USB 有効 将来の AMI コードのために予約済み将来の AMI コードのために予約済み IDE 初期化開始 IDE リセット IDE 検出 IDE 有効 SCSI 初期化開始 SCSI リセット SCSI 検出 SCSI 有効 確認パスワードのセットアップ セットアップの開始 ASL 用に予約済み セットアップ入力待機 ASL用に予約 (ACPI/ASL ステータスコードをご参照ください) ブート可能イベント レガシー
Q-Code 表 付 録 コード 説明 B4 B5 B6 B7 B8– BF D0 D1 D2 D3 D4 D5 D6 D7 D8 D9 DA DB DC USB ホットプラグ PCI バスホットプラグ NVRAM のクリーンアップ 構成リセット (NVRAM 設定のリセット) 将来の AMI コードのために予約済み CPU 初期化 エラー システムエージェント 初期化 エラー PCH 初期化 エラー 一部のアーキテクチャープロトコルが使用不可 PCI リソース割り当てエラー リソース不足 レガシーオプション ROM の容量なし コンソール出力デバイスが見つからない コンソール入力デバイスが見つからない 無効なパスワード ブートオプションのロードエラー (LoadImage がエラーを返した) ブートオプション失敗 (StartImage がエラーを返した) フラッシュ更新失敗 リセットプロトコルが使用不可 ACPI/ASL チェックポイント ステータスコード 0x01 0x02 0x03 0x04 0x05 0x10 0x20 0x30 0x40 0xAC 0xAA 5-4 説明 システムは
ご注意 Federal Communications Commission Statement 付 This device complies with Part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions: • • This device may not cause harmful interference. 録 This device must accept any interference received including interference that may cause undesired operation. This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B digital device, pursuant to Part 15 of the FCC Rules.
Compliance Statement of Innovation, Science and Economic Development Canada (ISED) This device complies with Innovation, Science and Economic Development Canada licence exempt RSS standard(s). Operation is subject to the following two conditions: (1) this device may not cause interference, and (2) this device must accept any interference, including interference that may cause undesired operation of the device.
REACH Complying with the REACH (Registration, Evaluation, Authorisation, and Restriction of Chemicals) regulatory framework, we published the chemical substances in our products at ASUS REACH website at http://csr.asus.com/english/REACH.htm. 付 DO NOT throw the motherboard in municipal waste. This product has been designed to enable proper reuse of parts and recycling.
FCC Bluetooth Wireless Compliance The antenna used with this transmitter must not be co-located or operated in conjunction with any other antenna or transmitter subject to the conditions of the FCC Grant. 付 Bluetooth Industry Canada Statement 録 This Class B device meets all requirements of the Canadian interference-causing equipment regulations.
Précautions d’emploi de l’appareil : a. Soyez particulièrement vigilant quant à votre sécurité lors de l’utilisation de cet appareil dans certains lieux (les avions, les aéroports, les hôpitaux, les stations-service et les garages professionnels). b. Évitez d’utiliser cet appareil à proximité de dispositifs médicaux implantés.
Simplified EU Declaration of Conformity ASUSTek Computer Inc. hereby declares that this device is in compliance with the essential requirements and other relevant provisions of Directive 2014/53/EU. Full text of EU declaration of conformity is available at https://www.asus.com/support/ The WiFi operating in the band 5150-5350MHz shall be restricted to indoor use for countries listed in the table below: Déclaration simplifiée de conformité de l’UE ASUSTek Computer Inc.
Supaprastinta ES atitikties deklaracija Šiame dokumente bendrovė „ASUSTek Computer Inc.“ pareiškia, kad šis prietaisas atitinka pagrindinius reikalavimus ir kitas susijusias Direktyvos 2014/53/ES nuostatas. Visas ES atitikties deklaracijos tekstas pateikiamas čia: https://www.asus.
ASUSコンタクトインフォメーション ASUSTeK COMPUTER INC. 付 住所: 電話(代表) : ファックス(代表) : 電子メール(代表) : Webサイト: 録 テクニカルサポート 電話: ファックス: オンラインサポート: 4F, No. 150, Li-Te Rd., Peitou, Taipei 112, Taiwan +886-2-2894-3447 +886-2-2890-7798 info@asus.com.tw www.asus.com/ +86-21-3842-9911 +86-21-5866-8722, ext. 9101# https://www.asus.
DECLARATION OF CONFORMITY 付 Per FCC Part 2 Section 2. 1077(a) 録 Asus Computer International Responsible Party Name: 800 Corporate Way, Fremont, CA 94539. Address: Phone/Fax No: (510)739-3777/(510)608-4555 hereby declares that the product Product Name : Motherboard Model Number : ROG MAXIMUS X FORMULA, ROG MAXIMUS X CODE Conforms to the following specifications: FCC Part 15, Subpart B, Unintentional Radiators Supplementary Information: This device complies with part 15 of the FCC Rules.
付 録 5-14 付録