User’s Manual
2-20
Chapter 2: 基本的な取り付け
Chapter 2
2.4 初めて起動する
1. すべてのコンポーネントやデバイスの取り付けが完了したら、PCケースのカバーを取り付け
ます。
2. すべてのスイッチをがオフになっていることを確認します。
3. 電源コードをPCケース背面の電源ユニットのコネクターに接続します。
4. 電源コードをコンセントに接続します。
5. 以下の順番でデバイスの電源をオンにします。
a . モニター/ディスプレイ
b. 外部デバイス類(デイジーチェーンの最後のデバイスから)
c. システム電源
6 . 電 源 ユ ニットに スイッチ が あ る 場 合 は スイッチを オン 状 態 にし ま す。次 に P Cケ ース の 電 源 ボ
タンを押してシステムの電源をオンにします。正常に電源がオンになるとシステム電源LED
が点灯します。また、ディスプレイがスタンバイ状態の場合、システムの電源をオンにする
とディスプレイは自動的にスタンバイ状態から復帰します。
次に、システムはPOST(Power On Self Test) と呼ばれる起動時の自己診断テストを実行し
ます。このPOST時に問題が確認された場合はBIOSによりビープ音が発せられるか、ディス
プレイ画面上にエラーメッセージが表示されます。
システムの電 源をオンにしてから3 0 秒以 上 経 過してもディスプレイ 画面になにも表 示 され
ない場合は、電源オンテストに失敗した可能性があります。ジャンパー設 定や取り付けたデ
バイスの状態を確認し、問題が解決しない場合は各メーカーや販売店にご相談ください。
次 の 表 は ビープ 音 が 示 す エラ ー の 内 容 で す。
2.5 システムの電源をオフにする
OSが起動している状態で、電源スイッチを押してから4秒以内に離すと、システムはOSの
設定に従いスリープモード、または休止状態、シャットダウンに移行します。電源スイッチ
を4秒以上押すと、システムはOSの設定に関わらず強制的にオフになります。この機能
は、OSやシステムがハングアップ(ロック)して、通常のシステム終了作 業が 行えない場 合
にのみご使用ください。強制終了は各コンポーネントに負担をかけます。万一の場合を除
き頻 繁に強 制終了をしないようご 注 意ください。
UEFIBIOSビープ 説明
短 い ビープ1回
(・)
グラフィックスカードの検出(正常起 動)
クイックブート設定が無効(正常起動)
キーボード 検 出エラー
長 いビープ1回 + 短 い ビープ2回
同じ パターン で 繰 り 返し
( -・・)
メモリー検出エラー
長 いビープ1回 + 短 い ビープ 3 回
( -・・・)
グラフィックスカード検出エラー
長 いビープ1回 + 短 い ビープ4回
( -・・・・)
ハードウェアエラー
7. POST中にキーボードの<F2>または<Delete>を押すとUEFI BIOS Utilityを起動することが
できます。UEFI BIOS Utilityの設定について、詳細はChapter 3 をご参照ください。