User’s Manual
Table Of Contents
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Chapter 2: 基本的な取り付け
Chapter 2
2. 5 システムを起 動する
1. すべてのコンポーネントやデバイスの取り付けが完了したら、PCケースのカバーを取り付
けます。
2. すべてのスイッチがオフになっていることを確認します。
3. 電源ケーブルをPCケース背面の電源ユニットのコネクターに接続します。
4. 電源ケーブルをコンセントに接続します。
5. 以下の順番でデバイスの電源をオンにします。
a . モニター/ディスプレイ
b. 外部デバイス類(デイジーチェーンの最後のデバイスから)
c . システム電源
6 . 電 源 ユ ニットに スイッチ が あ る 場 合 は スイッチをオ ン 状 態 にし ま す。次 に P Cケースの 電 源
ボタンを押してシステムの電源をオンにします。正常に電源がオンになるとシステム電源
LEDが点灯します。また、ディスプレイがスタンバイ状態の場合、システムの電源をオンに
するとディスプレイは自動的にスタンバイ状態から復帰します。
次に、システムはPOST(Power On Self Test) と呼ばれる起動時の自己診断テストを実行し
ます。このPOST時に問題が確認された場合はBIOSによりビープ音が発せられるか、ディス
プレイ画面上にエラーメッセージが表示されます。
システムの電 源をオンにしてから30 秒以 上 経 過してもディスプレイ 画 面になにも表 示 され
ない場合は、電 源オンテストに失 敗した可能 性があります。ジャンパー設 定や取り付けた
デバイスの状態を確認し、問題が解決しない場合は各メーカーや販売店にご相談くださ
い 。次 の 表 は ビ ープ 音 が 示 す エ ラ ー の 内 容 で す。
2.6 システムの電源をオフにする
OSが起動している状態で、電源スイッチを押してから4秒以内に離すと、システムはOSの設定に
従いスリープモード、または休止状態、シャットダウンに移行します。電源スイッチを4秒以上押
すと、システムはOSの設 定に関わらず強 制 的にオフになります。この機 能は、OSやシステムがハ
ングアップ(ロック)して、通常のシステム終了作業が行えない場合にのみご使 用ください。強制
終了は各コンポーネントに負担をかけます。万一の場合を除き頻繁に強制終了をしないようご
注意ください。
UEFI BIOS ビープ 説明
短 い ビープ1回
(・)
グラフィックスカードの検出(正常起動)
クイックブート設定が無効(正常起動)
キーボード 検 出エラー
長 いビープ1回 + 短 い ビープ2回
同じ パターン で 繰り返し
( -・・)
メモリー検出エラー
長 いビープ1回 + 短 い ビープ 3 回
( -・・・)
グラフィックスカード検出エラー
長 いビープ1回 + 短 い ビープ4回
( -・・・・)
ハードウェアエラー
7. POST中にキーボードの<F2>または<Delete>を押すとUEFI BIOS Utilityを起動すること
ができます。UEFI BIOS Utilityについて、詳細はChapter 3 をご参照ください。