ユーザーマニュアル RT-AX55 デュアルバンド Wi-Fi ルーター
J18121 初版 2021年3月 Copyright © 2021 ASUSTeK COMPUTER INC. All Rights Reserved. 本書およびそれに付属する製品は著作権法により保護されており、その使 用、複製、頒布および逆コンパイルを制限するライセンスのもとにおいて 頒布されます。購入者によるバックアップ目的の場合を除き、ASUSTeK Computer Inc.
もくじ 1 製品の概要.................................................... 6 1.2 パッケージ内容..............................................................................................6 1.3 各部の名称......................................................................................................7 1.4 無線LANルーターの設置.......................................................................... 9 1.5 ご使用になる前に......................................................................................10 2 セットアップ.............
もくじ 4.1.3 4.1.4 4.1.5 4.1.6 4.2 LAN.................................................................................................................47 4.2.1 4.2.2 4.2.3 4.2.4 4.3 LAN IP...................................................................................47 DHCPサーバー....................................................................48 経路........................................................................................50 IPTV..............................................................
もくじ 4.7 システムログ................................................................................................72 5 ユーティリティ.............................................. 73 5.2 Firmware Restoration(ファームウェアの復元)......................................................74 6 トラブルシューティング................................. 76 6.2 FAQ (よくある質問) . .................................................................................79 5.1 6.1 Device Discovery..........................................................
1 製品の概要 1.1 はじめに この度はASUS製品をお買い上げいただき、誠にありがとうござい ます。 本マニュアルでは、本製品の設置方法、接続方法、各種機能の設 定方法について説明をしています。お客様に本製品を末永くご愛 用いただくためにも、ご使用前このユーザーマニュアルを必ずお 読みください。 1.
1.3 各部の名称 5GHz LED 消灯: 無線LANを使用していません。 点灯: 5GHzで通信可能な状態です。 点滅: 5GHzでデータ送受信をしています。 2.4GHz LED 消灯: 無線LANを使用していません。 点灯: 2.4GHzで通信可能な状態です。 点滅: 2.
電源ポート (DC-IN) 付属の電源アダプターを接続します。 WANポート モデム/回線終端装置と接続します。 LANポート(1~4) コンピューターやゲーム機などと接続します。 ご注意: 8 • 電源アダプターは、必ず本製品に付属のものをお使いください。ま た、本製品に付属の電源アダプターは他の製品に使用しないでくだ さい。火災、感電、故障の原因となります。 • 仕様: DC電源アダプター DC出力 +12V、1A/1.
1.4 無線LANルーターの設置 本製品を利用する際は、次のことに注意して設置してください。 • 複数のワイヤレスデバイスを接続する場合は、最適な通信環 境のためにすべてのデバイスの中心位置に無線LANルーター を設置します。 • 無線LANルーターの周囲にパソコンや金属物などのものがな い場所に設置します。 • 直射日光のあたる場所やストーブ、ヒーターなどの発熱機のそ ばなど、温度の高い所には設置しないでください。 • 同じ2.
1.5 ご使用になる前に 本製品をご使用になる前に、次のことをご確認ください。 回線契約とインターネットサービスプロバイダー (ISP) の加入 ・ 本製品をお使いの前に、予め回線の契約とインターネット サービスプロバイダー(ISP)の契約を行い、ブロードバンド 回線が開通していることをご確認ください。 ・ 本製品の設定に必要な情報(接続ユーザー名、接続パス ワードなど)については、ご契約時の書類またはご契約の プロバイダーへお問い合わせください。 設定を行うために必要なコンピューターの要件 ・ 1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T 対応LANポートま たはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax 無線LAN機能を搭載する コンピューター ・ TCP/IPサービスがインストール済み ・ Web ブラウザー (Internet Explorer、Firefox、Google Chrome、Safari) ご参考: 10 • 本製品はIEEE802.
2 セットアップ 2.
A 有線接続 ご参考: 本製品はオートネゴシエーション機能に対応しています。ネット ワークケーブルがストレートケーブルかクロスケーブルかを自動的に判 定し接続を行ないます。 RT-AX55 b Wall Power Outlet Power LAN LINE d 接続方法 1.
B 無線接続 Smart phone RT-AX55 Tablet Wall Power Outlet Power Modem LINE c Laptop a b LAN RESET PWR WAN 接続方法 1. 無線LANルーターに電源ケーブルを接続し、電源を入れま す。 2.
2.2 クイックインターネットセットアップ (QIS) クイックインターネットセットアップ (QIS) では、簡単な操作でネット ワーク環境を構築することができます。 重要:設定をはじめからやり直す場合は、本体にあるリセットボタンを5 秒以上押すと電源ランプが点滅し、工場出荷時の状態に戻ります。 クイックインターネットセットアップを使用する 1. コンピューターと本製品をLANケーブルで接続し、コンピュー ターを起動します。ウェブブラウザーを起動して、アドレス欄に 「http://router.asus.com」を入力してWebのセットアップ画面 にアクセスします。 2.
自動IP (DHCP)の場合 上部の機器(ルーターなど)がインターネットに接続している場合 3. ログイン画面が表示され るので、デフォルトのユー ザー名:admin、パスワー ド:adminを入力します。 4.
5. 2.4GHz帯と5GHz帯それぞれのワイヤレス接続用にネットワー ク名 (SSID) とセキュリティキーを設定し、 「適用」をクリック して設定を保存します。 重要:ワイヤレスネットワークを2.4GHzと5GHzに分ける場合は、 「2.4GHz と5GHzを個別に設定する」にチェックを入れてください。 6.
7.
2.3 ワイヤレスネットワークに接続する セットアップの完了後は、コンピューターやゲーム機、スマートフォ ンなどの無線LANデバイスをワイヤレスネットワークに接続するこ とが可能になります。本製品では、次の方法で接続することがで きます。 コンピューターでワイヤレスネットワークに接続する 1. 通知領域(タスクトレイ)に表示されているワイヤレスネットワ ークアイコン をクリックします。 2. クイックインターネットセットアップで設定したネットワーク名 (SSID) を選択し、 「接続」をクリックします。 3. ネットワークキー (暗号化キー) を設定している場合は、キー を入力し「OK」をクリックします。 4.
3 全般設定 3.
3.1.1 セキュリティのセットアップ ワイヤレスネットワークを不正なアクセスから保護するには、セキ ュリティの設定を行ってください。 ワイヤレスネットワークのセキュリティを設定する 1. 「ネットワークマップ」をクリックします。 2. 「セキュリティレベル」をクリックしてステータスパネルにシ ステムの状態を表示します。 ご参考: Smart Connect機能がOFFの場合、2.4GHz、5GHzの各周波数 帯域で異なるセキュリティ設定を使用することができます。 2.
3. 「ワイヤレス名(SSID)」に、他のワイヤレスネットワークと重 複しないネットワーク名を入力します。 4. 「WEP 認証方式」ドロップダウンリストから利用する暗号方 式を選択します。 重要! IEEE 802.11n/ac/ax 規格では、ユニキャスト暗号として WEPまた はTKIPで高スループットを使用することを禁じています。このような暗 号化メソッド (WEP、WPA-TKIP) を使用している場合、データ転送レート は54Mbps 以下に低下します。 5. セキュリティキー(WPA-PSK キー) を入力します。 6. 「適用」をクリックし設定を完了します。 3.1.2 ネットワーククライアントの管理 ネットワーククライアントの状態を確認する 1. 「ネットワークマップ」をクリックします。 2. 「リストを見る」をクリックすることで現在無線LANルーター に接続されているクライアントの状態を確認することができ ます。 3.
3.2 ゲストネットワークを構築する ゲストネットワークは、普段利用しているネットワークとは別の隔 離されたネットワークをゲスト用に設定することで、安全にインタ ーネットを共有することができます。 ご参考: 本製品では、各周波数帯で3つずつ、合計6つのゲストネットワ ーク設定を行うことができます。 手順 1. 「ゲストネットワーク」をクリックします。 2. 新たにゲストネットワークを作成する周波数帯を選択します。 3.
4. ゲストネットワークの設定を変更するには、 「変更」をクリッ クします。 5. 「ゲストネット枠を有効にしますか」の項目が「はい」に設定 されていることを確認します。 6. 「ネットワーク名 (SSID)」の欄にゲストネットワーク用のネッ トワーク名を入力します。 7. 「認証方式」ドロップダウンリストから利用する認証方式を 選択します。 8. 選択した認証方式に応じて、暗号方式を選択しセキュリティ キーを入力します。 9. 「アクセス時間」にゲストがネットワークに接続可能な合計 時間を入力します。制限を設けない場合は、 「無制限」をチェ ックします。 10. 「イントラネットのアクセス」の有効/無効を設定します。 11.
3.
3.3.1 ネットワーク保護 ネットワーク保護では、悪質なWebサイトへのアクセス、不正な通 信のブロックなどの設定を有効にできます。 ネットワーク保護の設定 手順 1. 「AiProtection」をクリックします。 2. 「ネットワークの保護」をクリックします。 3.
重要! セキュリティスキャンの結果に表示される緑色の項目は安全な状 態です。赤色の項目は対策を講じる必要のある項目です。 4. セキュリティスキャンの結果画面で赤色の対策を講じる必要の ある項目をクリックすると、該当項目の設定画面にジャンプル することができます。 5. ネットワーク保護機能をすべて有効にするには、 「ルーターの 保護」をクリックします。 6.
悪質サイトのブロック トレンドマイクロ社のデータベースを使用して、既知の悪質なウェ ブサイトやフィッシングサイトへのアクセスを制限します。 ご参考: セキュリティスキャンの結果画面で「ルーターの保護」を実行 した場合、 「悪質サイトのブロック」は自動的にONになります。 悪質サイトのブロックを有効にする 1. 「AiProtection」をクリックします。 2. 「悪質サイトのブロック」のスイッチをクリックしONにします。 感染デバイス検出/ブロック ウイルスなどのマルウェアに感染してしまったデバイスが存在する 場合に、不正な通信を検出すると、その通信を遮断します。 ご参考: セキュリティスキャンの結果画面で「ルーターの保護」を実行 した場合、 「感染デバイス検出/ブロック」は自動的にONになります。 感染デバイス検出/ブロックを有効にする 1. 「AiProtection」をクリックします。 2.
3.3.2 ペアレンタルコントロールの設定 ペアレンタルコントロール機能では、1日あたりの利用時間を制限し たり、有害なウェブサイトの表示をブロックするなど、子供の成長に 合わせて制限設定をすることができます。 ペアレンタルコントロールのメインページに移動する 1. 「AiProtection」をクリックします。 2.
タイムスケジュール クライアントごとにインターネットを使用することができる時間を 制限することができます。 ご注意: タイムスケジュール機能を使用するには、本機のタイムゾーンと NTPサーバーが正しく設定されている必要があります。 手順 1. 「ペアレンタルコントロール」画面右上の「タイムスケジュー ル」をクリックします。 2. 「タイムスケジュール」のスイッチをクリックしONにします。 3. 「クライアント名」ドロップダウンリストから、制限を設定する クライアントを選択します。 ご注意: 「クライアント名」と「クライアントのMACアドレス」を手動で 入力することでも設定することができます。クライアント名は半角英数 字文字のみで入力してください。記号、スペース、特殊文字を使用した 場合、正常に機能しない場合があります。 4. 5.
3.4 トラフィックマネージャを使用する 3.4.1 QoS (Quality of Service) 帯域の管理 Quality of Service (QoS) 機能では、ネットワークを利用する多様 なアプリケーションに対して、それぞれに適した帯域幅の指定や 優先度の制御を行うことにより、ネットワークをより効率的に活用 することができます。 帯域の優先順位を設定する 1. Web GUI ナビゲーションパネル全般の「トラフィックマネージ ャー」を起動し、 「QoS」タブをクリックします。 2. スイッチをクリックして、QoS機能を「ON」にします。アップロ ードおよびダウンロードの帯域幅を入力します。 ご注意: 帯域幅に関する情報はご契約のプロバイダーにご確認ください。 3.
4. 「ユーザー指定ルールリスト」の画面には次のデフォルトオン ラインサービスのタイプが表示されます。 Web Surf、HTTPS、File Transfers ユーザー定義のQoSルールを追加するには、画面右上のド ロップダウンリストから「ユーザー定義のQoSルール」をクリ ックし、サービス名、IP/MACアドレス、宛先ポート、プロトコ ル、Transferred、優先度を設定後「Add」ボタンをクリックし て項目を追加し「適用」をクリックします。 注意 • Source IP/MAC アドレスは次の形式で入力します。 a) 特定のIPアドレスを入力する。 例: 192.168.122.1 b) サブネットマスク、または同じIPプールのアドレスを入力する。 例: 192.168.123.* または 192.168.*.* c) すべてのアドレスをアスタリスクで入力するか、または空欄状態 にする。 例: *.*.*.
5. 「ユーザー定義の優先順位」では、 「ユーザー定義のQoSル ール」で設定した5段階の優先度ごとに帯域幅制限を設定す ることができます。 • 優先度ごとのアップロード帯域幅の「最小帯域幅制限」と「最 大帯域幅制限」を設定します。数値は帯域の割合(%)で入力し ます。 ご注意: • 優先度の低いパケットは、優先度の高いパケットの通信を保証する ために無視される場合があります。 • ダウンロード帯域幅では優先度ごとの「最大帯域幅制限」を割合(%) で設定します。アップストリームパケットの優先度を高く設定するこ とで、ダウンロードストリームパケットの優先度も高くなります。 • 優先度の高いサービスのパケット通信が行われていない場合、帯域 は優先度の低いサービスのパケット通信に割り当てられます。 6.
3.
4 詳細設定 4.1 ワイヤレス 4.1.1 全般設定 全般タブでは基本的なワイヤレス設定を行うことができます。 基本的なワイヤレス設定 1. 「ワイヤレス」をクリックします。 2. ネットワークを識別するためのネットワーク名 (SSID) を設定 します。ネットワーク名は半角英数字、- (ハイフン) 、_ (アンダ ースコア) を使用して32文字以内で入力します。 3.
4. 通信に使用するワイヤレスモードを選択します。 • 自動: IEEE802.11 a/b/g/n/ac/axで通信します。 • L egacy: IEEE802.11 b/g/nで通信します。ただし IEEE802.11n をネイティブサポートするハードウェアの最大通信速度は 54Mbpsとなります。 •N only(2.4GHz), N/AC mixed: IEEE802.11n のみ、または IEEE802.11n/acでのみ通信します。IEEE802.11 a/b/gでの通信は 行えません。 ご参考: 「b/g Protection」をチェックするとIEEE802.11bとIEEE802.11g が混在する環境でIEEE802.11g の通信を優先させることができます。 5. 通信チャンネルの帯域幅を選択します。 • 40 MHz: 高いスループットを実現する場合に選択します。 • 20 MHz: ワイヤレス通信で何らかの問題が発生した場合は、こ の帯域幅を選択します。 6.
• WPA/WPA2/WPA3 Personal/WPA-Auto-Personal: PSK (Pre-Shared Key、事前共通キー) 認証方式の暗号化キーを 手動で設定します。PSKではWEPよりも強力な暗号化方式 (AES/TKIP)を採用しています。このモードは一般家庭やスモ ールビジネス環境などの小規模ネットワークでの使用に適 しています。 • WPA/WPA2/WPA3 Enterprise/WPA-Auto-Enterprise: パーソナルモードより強固なセキュリティを提供するエ ンタープライズモードは、IEEE802.1x認証方式をサポート しています。IEEE802.
4.1.2 WPS WPS (Wi-Fi Protected Setup) は、Wi-Fi Allianceが策定したワイヤ レスネットワーク接続・セキュリティの設定を簡単に行うための規 格です。WPS に対応したワイヤレスデバイスをプッシュボタン方式 またはPIN方式で簡単に接続することができます。 ご参考: WPS機能を使用する前に、ご利用のデバイスがWPSに対応して いることをご確認ください。 WPSを有効にする 1. 「ワイヤレス」をクリックし、 「WPS」タブを選択します。 2. 「WPSを有効にする」のスイッチをクリックして、WPS機能を ONにします。 3. WPSで接続設定を行う周波数帯はデフォルト設定で 「2.
ご参考: WPS機能は次の認証方式でのみ利用することができます。 Open System、WPA-Personal、WPA2-Personal、WPA3-Personal また、SSID非表示設定が有効の場合、WPS機能は使用できません。 4. 「WPS方式」で接続方法を選択します。プッシュボタン方式 で接続する場合は手順5へ、PINコード方式で接続する場合 は手順6へ進みます。 5. プッシュボタン接続方式を使用して接続する場合は、次の手 順に従って操作します。 a. コンピューターの場合は、WPSで接続設定を行う周波数帯 のネットワーク名 (SSID) を選択し、ネットワークキーの入 力画面にします。その他のデバイスの場合は、デバイス上 のWPSボタンを押し、接続待機状態にします。 b. 管理画面でWPS方式の「Push button」をチェックし「開 始」ボタンをクリックするか、または本体背面のWPSボタン を押します。 ご参考: WPSボタンの位置については、ご使用のデバイスの取扱説明書 をご覧ください。 c.
4.1.3 ブリッジ ブリッジとは、別々のネットワークを1つのネットワークとして結合 することです。本製品は、物理的に離れたネットワークをワイヤレ ス接続で結合するWDS (Wireless Distribution System) をサポー トしています。WDSは通信範囲を広げたり、電波の届きづらい場 所への中継を可能にします。 ワイヤレスブリッジのセットアップ 1. 「ワイヤレス」をクリックし、 「WDS」タブを選択します。 2.
3. 「APモード」ドロップダウンリストから動作モードを選択し ます。 • AP Only: ワイヤレスブリッジ機能を使用しません。 • WDS Only: ワイヤレスブリッジとしてのみ動作します。アクセ スポイントとして動作しないため、ワイヤレスデバイスを接続 することはできません。 • Hybrid: ワイヤレスブリッジとして動作し、またアクセスポイ ントとしても動作します。 ご注意:「Hybrid」モードに設定した場合、本製品のアクセスポイントの 通信速度は通常の半分の速度となります。 4. リモートブリッジリストに登録したアクセスポイントに接続す る場合は、 「リスト内のAPに接続しますか」の「はい」をチェ ックします。 5. リモートブリッジリストに新たなアクセスポイントを追加する には、プルダウンリストから選択するか、MACアドレスを入力 し ボタンをクリックします。 ご注意: リモートブリッジリストに追加されたアクセスポイントを使用す るには、無線LANルーターとアクセスポイントが同じチャンネル上にあ る必要があります。 6. 「適用」をクリックし、設定を保存します。 7.
4.1.4 ワイヤレスMACフィルター ワイヤレスMACフィルターでは、MACアドレスによる接続制限 (MACアドレスフィルタリング) を設定することができます。 ワイヤレスMACフィルターのセットアップ 1. 「ワイヤレス」をクリックし、 「ワイヤレスMACフィルタリン グ」タブを選択します。 2. 「MACフィルター」の「はい」を選択します。 3. MACフィルターモードでフィルター動作を選択します。 • 許可: MACフィルターリストに登録されているデバイスのみ 接続を許可します。 • 拒否: MACフィルターリストに登録されているデバイスの接 続を拒否します。 4. MACフィルターリストに接続制限を行うデバイスを追加する には、MACアドレスを入力し ボタンをクリックします。 5.
4.1.5 RADIUSの設定 RADIUS (Remote Authentication Dial In User Service) の設定で は、RADIUS認証サーバーへの接続設定をすることができます。 この設定は、ワイヤレスネットワークの認証方式をWPA/WPA2 Enterprise、またはRadius IEEE 802.1x に設定した場合に必要とな ります。 RADIUS認証サーバーアクセスのセットアップ 1. ワイヤレス全般設定で認証方式をWPA/WPA2/WPA3 Enterpriseに設定したネットワークを構築します。 ご参考: 認証方式については、 「4.1.1 全般設定」をご覧ください。 2. 「ワイヤレス」をクリックし、 「RADIUSの設定」タブを選択し ます。 3. 「バンド」ドロップダウンリストで設定する周波数帯を選択し ます。 4. 「サーバーIPアドレス」に、RADIUS認証サーバーのIPアドレス を入力します。 5. 「接続シークレット」に、RADIUS認証サーバーにアクセスす るためのパスワードを入力します。 6.
4.1.
• APを隔離: ネットワーク上の各ワイヤレスデバイスが相互通 信をできないようにします。この機能は多くのゲストユーザー が頻繁にネットワークに接続する場合などのセキュリティ強 化として効果を発揮します。 • マルチキャスト速度 (Mbps) : マルチキャストフレームの伝送 レートを指定します。これは、アクセスポイントがワイヤレス ネットワークにブロードキャストパケット及びマルチキャスト パケットを伝送する速度です。 • プリアンブルタイプ: ワイヤレス通信の同期をとるプリアン ブル信号の長さを選択します。 「Short」では通信速度が速 くなる可能性がありますが、通信距離や互換性は低下しま す。 「Long」では通信距離と高い互換性を得ることができ ます。 44
• RTSしきい値: RTS (送信要求) 信号を送信するパケットサイ ズを設定します。しきい値を小さく設定することで、複数のデ バイスを接続している場合などの通信の安定性を向上させる ことができます。 • DTIM間隔: DTIM (Delivery Traffic Indication Message) と は、省電力モードのワイヤレスデバイスに対してパケットの送 信待ちであることを伝えるメッセージのことです。DTIM間隔 では、ビーコンに対してDTIMを挿入する間隔を設定します。 • Beacon間隔: ワイヤレスネットワークを同期させるためにア クセスポイントから送信するパケット (ビーコン) の間隔を設 定します。ビーコン間隔を小さくすることでワイヤレスデバイ スとの接続効率は向上しますが、通信効率は低下します。 • Txバースト: IEEE802.
• Explicitビームフォーミング: クライアントのワイヤレスアダプタ ーがビームフォーミングに対応している場合、本機器とのビーム フォーミングをサポートします。この技術により、これらのデバイ ス間で、チャンネル推定およびステアリングの方向を互いに通信 して、ダウンロード速度およびアップリンク速度を向上させるこ とができます。 • Implicitビームフォーミング: ネットワークアダプターがビーム フォーミングをサポートしない場合、 「Implicitビームフォー ミング」を有効にすることで、チャンネルおよび、送信方向を 推測し、ダウンリンク速度を向上させることができます。 46
4.2 LAN 4.2.1 LAN IP LAN IP では、本機に割り当てられているのIPアドレス設定を変 更することができます。 ご注意: ・ LAN IP の変更に伴い、DHCPサーバーの設定が変更されます。 ・ LAN IP を変更した場合、管理画面にログインするには、変更後 のIPアドレスを使用する必要があります。 LAN IP設定を変更する 1. 「LAN」をクリックし、 「LAN IP」タブを選択します。 2. 「IPアドレス」と「サブネットマスク」に新たなアドレスを入 力します。 3.
4.2.2 DHCPサーバー 本製品は、DHCPサーバー機能 (IPアドレス自動割り当て) をサポー トしています。この設定では、DHCPサーバーが自動で割り当てる IPアドレスの範囲やリースタイムなどの詳細設定を行うことができ ます。 DHCPサーバー のセットアップ 1. 「LAN」をクリックし、 「DHCP サーバー」タブを選択します。 2. 「DHCP サーバーを有効にしますか」の「はい」をチェックし ます。 3. 「ドメイン名」にDHCPサーバー機能で割り当てるドメイン名 を入力します。プロバイダーからドメイン名が指定されている 場合や、独自のドメイン名を使用する場合に入力してくださ い。指定がない場合は、空欄のままで使用します。 4.
5. 「IP プール終点アドレス」に終点となるIPアドレスを入力します。 6. 「リースタイム」のフィールドに、現在割り当てられているIP ア ドレスを破棄し、DHCPサーバーによるIPアドレスの再割り当 てを要求する時間を入力します。 ご注意: • IPプール起点アドレスとIPプール終点アドレスは、次の範囲内で設定 されることをお勧めします。 IPアドレス: 192.168.50.xxx (「xxx」は 2~254の任意の数) • IPプール起点アドレスの値はIPプール終点アドレスより小さい数値で ある必要があります。 7. 設定が必要な場合は、 「DNS と WINS サーバーの設定」で各 サーバーのIPアドレスを入力します。 8.
4.2.3 経路 ネットワーク上に複数の無線LANルーターが存在する場合など、す べての経路で同じインターネットサービスを使用するためにルーテ ィング (経路制御) を設定する必要があります。この項目では、ル ーティングテーブルに関する詳細設定を行うことができます。 ご参考: ルーティングテーブル (経路表) の設定を間違った場合、ネット ワークがループする、またはネットワークに繋がらなくなる等の問題が 生じる可能性があります。これらの設定を適切に行うには、高度な専門 知識が必要です。通常はデフォルト (初期値) のままでご使用になるこ とを推奨いたします。 ルーティングテーブルのセットアップ 1. 「LAN」をクリックし、 「経路」タブを選択します。 2. 「静的経路を有効にしますか」の「はい」をチェックします。 3. 「静的経路リスト」にアクセスポイントまたは中継ノードの情 報を入力し、リストに追加します。 4.
4.2.
4.3 WAN 4.3.1 インターネット接続 インターネット接続では、WAN接続に関する各種設定をすること ができます。 WAN接続のセットアップ 1. 「WAN」をクリックし、 「インターネット接続」タブを選択し ます。 2.
• NATを有効: NAT (Network Address Translation) は、プライ ベートIPアドレスを、インターネットで使用できるようグローバ ルIPアドレスに変換する機能です。これにより、1つのグローバ ルIPアドレス環境でプライベートIPアドレスを割り当てられた 複数のコンピューターが、同時にインターネットへアクセスで きるようになります。 「いいえ」に設定した場合、インターネッ トは1台のみで利用可能です。 • UPnPを有効にしますか: UPnP (Universal Plug and Play) 機 能の有効/無効を設定します。UPnPは、コンピューターやその 周辺機器をはじめとして、AV機器、電話、家電製品、情報機 器などのあらゆる機器をネットワーク経由で相互接続するた めの技術です。この機能を有効にすることで、UPnPによるデ バイス検出、LAN内機器からのポートマッピング要求、LAN内 機器へのWAN側IPアドレス通知、ポートフォワーディングの動 的設定などを行なうことができます。 • DNS サーバーに自動接続しますか: DNSサーバーアドレス自 動取得の有効/無効を設定し
• MACアドレス: MAC (Media Access Control) アドレスは、ネッ トワーク上で各ノードを識別するために、LANカードやネット ワークデバイスに割り当てられている物理アドレスです。プロ バイダーによっては、登録されたMACアドレスのデバイスでの み通信を許可するなどの監視を行っている場合があります。 未登録MACアドレスによる接続問題が発生した場合、次の手 段で問題を回避することができます。 ・ ご契約のプロバイダーへ新しいMACアドレスを通知し登 録を更新する。 ・ 「MACクローン」機能を使用し、ご契約のプロバイダー に登録されているMACアドレスを無線LANルーターの MACアドレスとしてクローン設定する。 54
4.3.2 ポートトリガー ポートトリガーは、LAN デバイスからのトリガーポートの要求に応 じて外部ポートを一時的に開くことができます。 ポートトリガーは、次のような場合に使用することができます。 • 複数のクライアントが、同じアプリケーションで異なる時間に ポート開放 (仮想サーバーまたはポートフォワーディング) を 必要とする場合 • アプリケーションが発信ポートとは異なる特定の着信ポート を必要とする場合 ポートトリガーのセットアップ 1. 「WAN」をクリックし、 「ポートトリガー」タブを選択します。 2.
• トリガーポート: 監視するトリガーポート (発信ポート) 範囲 を指定します。 • プロトコル: トリガーポートの通信プロトコルを選択します。 • 着信ポート: トリガーによって一時的に開放される着信ポート の範囲を指定します。 • プロトコル: 着信ポートの通信プロトコルを選択します。 ご参考: 56 • IRCサーバーに接続する場合、クライアントはトリガーポート範囲 「66660-7000」を使用して接続要求を行います。IRCサーバーはユ ーザー名を確認し、着信ポートを使用してクライアントへの新しい 接続を確立することによって、要求に応答します。 • ポートトリガー機能が無効に設定されている場合、IRCサーバーへ の接続要求を行っているクライアントを特定することができないた め、ルーターの接続は強制的に切断されます。ポートトリガー機能 が有効に設定されている場合、ルーターはデータを受信するために 着信ポートを割り当てます。ルーターはアプリケーションが終了した かどうかを判断できないため、一定時間が経過すると自動的に着信 ポートを閉じようとします。 • ポートトリガーは1度にネットワーク上
4.3.3 ポートフォワーディング ポートフォワーディングは、インターネットから特定のポート番号宛 にパケットが届いた場合に、あらかじめ設定しておいた LAN 側の コンピューターにパケットを転送する機能です。ポートフォワーデ ィング機能を有効にすることで、LANの外側からLAN内部のコン ピューターが提供するサービスにアクセスすることが可能になり ます。 ご参考: ポートフォワーディング機能を有効に設定した場合、本製品は インターネットからの未承認の着信トラフィックをブロックし、LANから の発信要求の応答のみを許可します。クライアントとインターネットは 直接アクセスすることはできません。 ポートフォワーディングのセットアップ 1.
2.
• ローカルIP: ポートフォワーディングによって転送されたパケッ トを受信するクライアントのIPアドレスを設定します。 ご注意: ポートフォワーディング機能を使用するには、クライアントに静的IPア ドレスを割り当てる必要があります。詳細は、 「4.
4.3.4 DMZ DMZ (DeMilitarized Zone) とは、ネットワーク上でファイアウォー ルによって包囲された、外部ネットワークからも内部ネットワーク からも隔離された領域のことです。外部からアクセスされるDNSサ ーバー、メールサーバー、Webサーバーなどのホストコンピュータ ーを仮想DMZ領域に配置することで、既存のLANに対してセキュ リティを確保することができます。 警告: DMZを設定した場合、登録したIPアドレスに対してすべてのポート を開放した状態になります。セキュリティが低下しますのでご注意くだ さい。セキュリティには十分ご注意ください。 DMZのセットアップ 1. 「WAN」をクリックし、 「DMZ」タブを選択します。 2. 「DMZを有効」の「はい」を選択します。 3. 公開ステーションのIPアドレス: DMZ指定するクライアントの IPアドレスを入力します。サーバークライアントは静的IPアドレ スが割り当てられている必要があります。 4. 「適用」をクリックし、設定を保存します。 DMZの削除 1.
4.3.5 DDNS DDNS (Dynamic Domain Name System) は、固定のIPアドレスが 割り当てられていない場合でも、特定のドメイン名を利用できる サービスです。本製品では、ASUS DDNS Serviceまたはその他の DDNSサービスを介することにより外部ネットワークからのアクセ スを可能にします。 DDNSのセットアップ 1. 「WAN」をクリックし、 「DDNS」タブを選択します。 2. ご利用環境に応じて以下の設定を行います。設定完了後は 「適用」をクリックし、設定を保存します。 • DDNSクライアントを有効にしますか: インターネット経由で 外部から無線LANルーターにアクセスを可能にするDDNS機 能の有効/無効を設定します。 • サーバー/ホスト名: DDNSサービスを利用するサーバーをドロ ップダウンリストから選択します。ASUS DDNS Service を利 用する場合は、希望ホスト名 (ドメイン名) を入力します。 • ASUS DDNS Service (WWW.ASUS.
ご注意: DDNSサービスは次の条件下で動作しません。 • 無線LANルーターにプライベートIPアドレスが割り当てられている 場合。 例: 192.168.x.x、172.16.x.x、10.x.x.x この場合、管理画面上に黄色のテキストで警告が表示されます。 • 複数のNATテーブルが存在するネットワーク上に無線LANルーター がある場合。 4.3.6 NATパススルー NATパススルーでは、クライアントからの各VPNの接続要求に対し てパケットをWAN (インターネット) 側に通過させるかどうかの設 定が可能です。 PPTP、L2TP、IPsec、RTSP、H.323、SIP パススルーはデフォルトで 有効に設定されています。 NATパススルーのセットアップ 1. 「WAN」をクリックし、 「NAT パススルー」タブを選択します。 2.
4.4 IPv6 本製品はIPv6をサポートしています。IPv6とは、従来のIPv4をベー スに開発されたインターネットの新しい通信プロトコルです。 IPv6のセットアップ 1. 「IPv6」をクリックします。 2. 「接続タイプ」のドロップダウンリストから、ご契約のプロバイ ダーが提供するサービスに合わせて接続タイプを選択し、基 本設定を行います。 3. 必要に応じて、LAN設定とDNS設定を入力します。 4.
4.5 ファイアウォール 本製品はハードウェアファイアウォールをサポートし、より安全な 接続を提供します。 ご参考: ファイアウォール機能はデフォルト設定で有効に設定されて います。 4.5.1 全般設定 基本的なファイアウォールのセットアップ 1. 「ファイアウォール」をクリックし、 「全般」タブを選択します。 2. 「ファイアウォールを有効にしますか」の「はい」をチェック します。 3. 「DoS保護を有効にしますか」でDoS (Denial of Service) 攻 撃からネットワークを保護する機能の有効/無効を設定しま す。通常使用される場合は、この項目を「はい」にチェックす ることをお勧めします。 4. LAN接続とWAN接続間のパケットを監視してログを取得する 場合は、パケットタイプを選択します。 5. 「適用」をクリックし、設定を保存します。 4.5.
URLフィルターのセットアップ 1. 「ファイアウォール」をクリックし、 「URLフィルター」タブを 選択します。 2. 「URL フィルターを有効にする」の「有効」をチェックします。 3. アクセス制限を行いたいWebサイトのURLを入力し、 タンをクリックします。 ボ 4. 「適用」をクリックし、設定を保存します。 4.5.3 キーワードフィルター キーワードフィルターでは、任意のキーワードを設定し、一致し た文字列を含むWebサイトへのアクセスを制限することができ ます。 キーワードフィルターのセットアップ 1. 「ファイアウォール」をクリックし、 「キーワードフィルタ ー」タブを選択します。 2.
3. 単語またはフレーズを入力し、 ボタンをクリックします。 4. 「適用」をクリックし、設定を保存します。 ご注意: • キーワードフィルター機能はDNSクエリに基づいておこなわれます。 システムストアの閲覧履歴はDNSキャッシュに格納されており、ネット ワーククライアントが閲覧した履歴のあるWeb サイトはブロックする ことができません。この問題を解決するには、キーワードフィルター 機能を設定する前にDNSキャッシュをクリアする必要があります。 • HTTP圧縮を使用しているWebページをフィルタリングすることはで きません。また、HTTPSセキュア接続のWebページはキーワードフィ ルター機能でフィルタリングすることができません。 4.5.
パケットフィルターのセットアップ 1. 「ファイアウォール」をクリックし、パケットフィルタータブを 選択します。 2. 「パケットフィルターを有効にしますか」の「はい」をチェック します。 3. フィルターリストのタイプを選択します。 「ブラックリスト」は 特定のネットワークサービスをブロックします。 「ホワイトリ スト」は指定したネットワークサービスのみアクセスを許可し ます。 4. パケットフィルターを実施する日時を指定します。 5. フィルタリングを行うネットワークサービスを指定するには、 ソースIP、宛先IP、ポートレンジ、プロトコルを入力し、 ボ タンをクリックしリストに追加します。 6.
4.6 管理者 4.6.1 動作モード 動作モードでは、本製品の動作モードを簡単に切り替えることが できます。 動作モードのセットアップ 1. 「管理者」をクリックし、 「動作モード」タブを選択します。 2. 動作モードを選択します。 • 無線ルーターモード (デフォルト): 本製品を無線LANルータ ーとして使用します。ルーターはWAN側 (インターネット) へ 接続することが可能です。 • リピーターモード: 本製品を既存のワイヤレスネットワークに 接続し、ワイヤレスの電波を拡張させることができます。 • アクセスポイント(AP)モード: ルーター機能を停止し、本製 品を無線アクセスポイントとして使用します。ネットワーク上 に別のルーターが存在している場合などに使用します。 (ブ リッジモードとも言う) 3.
4.6.2 システム システムでは、無線LANルーターのログイン名やパスワード、タイ ムゾーンなどのシステムに関連する設定を行うことができます。 手順 1. 「管理者」をクリックし、 「システム」タブを選択します。 2.
4.6.3 ファームウェア更新 ご参考: 最新のファームウェアはASUSのオフィシャルサイトからダウン ロードいただけます。https: //www.asus.co.jp/ ファイルからファームウェアを更新: 1. 「管理者」をクリックし、 「ファームウェア更新」タブを選択し ます。 2. 「新しいファームウェアファイル」の「参照」ボタンをクリックし、 コンピューターに保存したファームウェアファイルを指定します。 3. 「アップロード」をクリックし、ファームウェアの更新を開始し ます。ファームウェアの更新には約3分ほどかかります。 ご参考: • • 70 ファームウェアの更新後は、無線LANルーターの再起動が必要です。 ファームウェアの更新に失敗した場合、無線LANルーターは自動的 にレスキューモードに移行し、電源LEDがゆっくりと点滅します。復 旧方法ついては、 「5.
4.6.4 復旧/保存/アップロード設定 無線LANルーターの設定の保存とアップロード 1. 「管理者」をクリックし、 「復元/保存/アップロード設定」タ ブを選択します。 2.
4.7 システムログ システムログでは、本製品で行われた通信に関する履歴 (ログ) を カテゴリーごとに確認することができます。 ご参考: 本製品を再起動または電電をオフにすると、システムログは自 動的に消去されます。 システムログを参照する 1. 「システムログ」をクリックします。 2.
5 ユーティリティ ご参考: • 無線LANルーター用ユーティリティは、次のURLからダウンロードい ただけます。 - Device Discovery: http://dlcdnet.asus.com/pub/ASUS/ LiveUpdate/Release/Wireless/Discovery.zip - Firmware Restoration: http://dlcdnet.asus.com/pub/ASUS/ LiveUpdate/Release/Wireless/Rescue.zip • 無線LANルーター用ユーティリティはWindows® OS 環境でのみご 利用いただけます。 5.
5.2 Firmware Restoration(ファームウェアの復元) 本製品は、ファームウェアの更新に失敗した際に復旧を行うための レスキューモードを備えています。レスキューモードでは、Firemware Restorationユーティリティを使用して指定したファームウェアファイ ルからファームウェアを復旧することができます。 重要! Firmware Restoration ユーティリティは、本機がレスキューモード で動作している場合にのみご使用ください。 ご注意: 本ユーティリティは、Windows® OS 環境でのみご利用いただ けます。 Firmware Restorationユーティリティを使用する 1. 無線LANルーターの電源アダプターをコンセントから取り外 します。 2.
3. コンピューターのIP アドレスを次の値に設定します。 IPアドレス: 192.168.1.x サブネットマスク: 255.255.255.0 4. 「スタート」 ボタン →「プログラム」→「ASUS Utility」→「 Wireless Router」でFirmware Restoration ユーティリティ を実行します。 5. ファームウェアファイルを指定し、 「アップロード」をクリック します。 ご注意: Firmware Restorationユーティリティはファームウェア更新用 のユーティリティではありません。ファームウェアの更新を行う場合は、 管理画面から実行してください。詳細については本マニュアルに記載の 「4.6.
6 トラブルシューティング 本製品の使用中に問題が発生した場合は、まずトラブルシューテ ィングをご覧ください。ここに記載されているトラブルシューティ ングを行っても問題を解決できない場合は、サポートセンターに 電話またはメールでお問い合わせください。 (https://www.asus.com/support/) 6.1 基本的なトラブルシューティング ルーターに関する基本的なトラブルシューティングです。 ファームウェアを最新バージョンに更新します。 1. 管理画面で「管理者」をクリックし、 「ファームウェア更新」 タブを選択します。ファームウェアバージョンの「チェック」 ボタンをクリックし、利用可能なファームウェアをチェック します。 2. または、ASUSオフィシャルサイトから最新のファームウェアを ダウンロードします。 (https://www.asus.com/Networking/RT-AX55/HelpDesk/) 3. 「新しいファームウェアファイル」の「参照」ボタンをクリック し、コンピューターに保存したファームウェアファイルを指定 します。 4.
ネットワークを再起動します。 1. 本製品 (ルーター) 、モデム/回線終端装置、コンピューターの 電源を切ります。 2. 本製品とモデム/回線終端装置からすべてのケーブルを取り外 します。 3. しばらく待ち、本製品の電源アダプターをコンセントに接続します。 4. 本製品の電源を入れ、2分程度待機します。 5. 本製品とコンピューターをネットワークケーブルで接続します。 6. 本製品とモデム/回線終端装置をネットワークケーブルで接続 します。 7. モデム/回線終端装置の電源アダプターをコンセントに接続し ます。 8. モデム/回線終端装置の電源を入れ、2分程度待機します。 9.
ルーターのネットワーク設定が正しいことを確認します。 • ネットワーク上のクライアントが通信を行なうには、各クライ アントすべてに個別のIPアドレスが割り当てられている必要が あります。本製品ではDHCPサーバー機能を有しており、この 機能を使用することで個別のIPアドレスを自動的に割り当て ることが可能です。 78
6.2 FAQ (よくある質問) 管理画面 にアクセスすることができません。 • 有線接続の場合は、コンピューターと無線LANルーターにネ ットワークケーブルが正常に接続され LAN LEDが点灯してい ることを確認する。 • 管理画面にアクセスする際に使用する、管理者名 (ユーザー 名) とパスワードが正しいことを確認する。大文字/小文字の 入力を間違わないようご注意ください。 • Web ブラウザーのCookie や一時ファイルを削除する。 例: Internet Explorer 1. メニューバー、またはツール から「インターネットオプシ ョン」を起動します。 2.
無線LANルーターとコンピューターのワイヤレス接続が確立 できません。 ご注意: 5GHz帯ネットワークに接続できない場合は、ワイヤレスデバイ スが5GHzに対応していること、またはデュアルバンド対応であることを ご確認ください。 • 電波の有効範囲外: • 無線LANルーターとコンピューターの距離を近づける。 • 無線チャンネルを変更する。 • • 無線LANルーターのアンテナの角度を調整する。 DHCPサーバーを有効にする: 1. 管理画面で「ネットワークマップ」をクリックし、クライア ントに該当のコンピューターが表示されていることを確認 します。 2.
• SSIDの非表示設定を解除する: 管理画面で「ワイヤレス」をクリックし、 「SSIDを非表示」の 「いいえ」をチェックします。次に、 「チャンネル」を「自動」に 設定します。 • 通信チャンネルを確認する: ワイヤレスLANアダプターをお使いの場合、現在設定している チャンネルがご使用の地域で利用可能であることを確認しま す。許可されていない通信チャンネルに設定されている場合、 ネットワークを構築することができません。 • システムを工場出荷時の状態に戻す: 無線LANルーターの設定を工場出荷時の状態に戻し、再度 ネットワークの設定を行います。システムを工場出荷時の状 態に戻すには、管理画面で「管理者」をクリックし、 「復元/保 存/アップロード設定」タブを選択し、 「リストア」をクリックし ます。また、本体にあるリセットボタンを5秒以上押すと、電源 ランプが点滅し、工場出荷時の状態に戻ります。 81
インターネットに接続できません。 82 • ルーターがプロバイダーに接続可能でことを確認する: 管理画面で「ネットワークマップ」をクリックしインターネット の接続状態が「接続済み」と表示され、 「WAN IP」が割り当て られていることを確認します。 • ネットワークを再起動する: ルーターがWAN IPを取得していない場合は、 「6.
• コンピューターを再起動する: コンピューターを一旦再起動し、 「IPアドレス」と「デフォルトゲ ートウェイ」が正常な値であることを確認します。 • 本機とモデム/回線終端装置を確認する: 本機およびモデム/回線終端装置のLEDインジケーターが正常 に点灯・点滅していることを確認します。本機のWAN LEDが消 灯している場合、ネットワークケーブルが正しく接続されていな いか、または破損しています。 ネットワーク名またはネットワークキーを忘れました。 • ネットワーク名とネットワークキーを再設定する: 管理画面の「ネットワークマップ」、または「ワイヤレス」をクリッ クし、ネットワーク名 (SSID) とネットワークキーを再度設定しま す。 • システムを工場出荷時の状態に戻す: 無線LANルーターの設定を工場出荷時の状態に戻し、再度ネッ トワークの設定を行います。システムを工場出荷時の状態に戻す には、管理画面で「管理者」をクリックし、 「復元/保存/アップロ ード設定」タブを選択し、 「リストア」をクリックします。また、本 体にあるリセットボタンを5秒以上押すと、電源ランプが点滅し、 工場出
ファームウェアを更新できません。 ・ レスキューモードでファームウェアを修復する: Firemware Restorationユーティリティを使用して指定したフ ァームウェアファイルからファームウェアを復旧します。 詳細については、 「5.
管理画面にアクセスできません。 本製品のセットアップを行う前に、お使いのコンピューターが次の 環境であることをご確認ください。 A. プロキシサーバー設定を無効にする Windows® 1. Internet Explorerを開くには、 「スタート」ボタンをクリック し、検索ボックスに「Internet Explorer」と入力して、結果の 一覧の「Internet Explorer」 をクリックします。 2. 「ツール」ボタン→「インター ネットオプション」→「接続」 タブ→「LAN の設定」の順に クリックします。 3. 「LAN にプロキシサーバ ーを使用する」チェック ボックスをオフにします。 4.
MAC OS 1. Safari を起動し、 「Safari」→「環境設 定」→「詳細」タブ→プロ キシ項目「設定を変更」 の順にクリックします。 2. 「設定するプロキシ サーバーを選択」で 「FTP プロキシ」と 「Web プロキシ」のチ ェックボックスをオフに します。 3. 変更が終了したら、 「今すぐ適用」をクリックして設定を適用します。 ご参考: 設定方法についてはブラウザーのヘルプも併せてご覧ください。 B. IPアドレスの自動取得を設定する Windows® 1.
2. Properties(プロパティ)をクリ ックして、Ethernet Properties( イーサネットのプロパティ)画 面を表示します。 3. 「ネットワーク」タブをクリック します。 「この接続は次の項目 を使用します」で「インターネ ット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)」または「インター ネット プロトコル バージョン 6 (TCP/IPv6)」のどちらかをクリ ックし、 「プロパティ」をクリッ クします。 4. DHCP を使用してIP 設定を自 動的に取得するには、 「IPアド レスを自動的に取得する」を クリックします。 5.
MAC OS 1. をクリックし、アップル メニューを開きます。 2. 「システム環境設定」を 選択し、インターネットと ネットワークの「ネット ワーク」をクリックしま す。 3. 現在使用しているネッ トワークを選択し、 「設 定」をクリックします。 4. 「TCP/IP」タブをクリッ クし、 「IPv4 の設定」ド ロップダウンリストで「DHCPサーバを参照」を選択します。 5. 変更が終了したら、 「今すぐ適用」をクリックして設定を適用 します。 ご参考: TCP/IP の設定に関しては、オペレーティングシステムのヘルプ ファイルも併せてご覧ください。 C. ダイヤルアップ接続を無効する Windows® 1. Internet Explorerを開くには、 「スタート」ボタンをクリック し、検索ボックスに「Internet Explorer」と入力して、結果の 一覧の「Internet Explorer」を クリックします。 2. 「ツール」ボタン→「インター ネットオプション」→「接続」タ ブの順にクリックします。 3. 「ダイヤルしない」をクリック します。 4.
付録 Notices This device is an Energy Related Product (ErP) with High Network Availability (HiNA), the power consumption will be less than 12watts when the system is in network standby mode (idle mode). ASUS Recycling/Takeback Services ASUS recycling and takeback programs come from our commitment to the highest standards for protecting our environment. We believe in providing solutions for you to be able to responsibly recycle our products, batteries, other components, as well as the packaging materials.
against harmful interference in a residential installation. This equipment generates, uses and can radiate radio frequency energy and, if not installed and used in accordance with the instructions, may cause harmful interference to radio communications. However, there is no guarantee that interference will not occur in a particular installation.
Safety Information To maintain compliance with FCC’s RF exposure guidelines, this equipment should be installed and operated with minimum distance 20cm between the radiator and your body. Use on the supplied antenna. Declaration of Conformity for Ecodesign directive 2009/125/EC Testing for eco-design requirements according to (EC) No 1275/2008 and (EU) No 801/2013 has been conducted. When the device is in Networked Standby Mode, its I/O and network interface are in sleep mode and may not work properly.
802.11ac (VHT40), 802.11ac (VHT80), 802.11ax(HE20), 802.11ax(HE40), 802.11ax(HE80) The frequency, mode and the maximum transmitted power in EU are listed below: 2412-2472MHz (802.11g 6Mbps): 19.96 dBm 5180-5240MHz (802.11ac VHT20 MCS0): 22.97 dBm 5260-5320MHz (802.11ac VHT40 MCS0): 22.97 dBm 5500-5700MHz (802.11ac VHT80 MCS0): 29.98 dBm The device is restricted to indoor use only when operating in the 5150 to 5350 MHz frequency range.
Radio Frequency (RF) Exposure Information The radiated output power of the ASUS Wireless Device is below the Industry Canada (IC) radio frequency exposure limits. The ASUS Wireless Device should be used in such a manner such that the potential for human contact during normal operation is minimized. This equipment should be installed and operated with a minimum distance of 20 cm between the radiator and any part of your body. This device has been certified for use in Canada.
Informations concernant l’exposition aux fréquences radio (RF) La puissance de sortie émise par l’appareil de sans l ASUS est inférieure à la limite d’exposition aux fréquences radio d’Industry Canada (IC). Utilisez l’appareil de sans l ASUS de façon à minimiser les contacts humains lors du fonctionnement normal. Cet équipement doit être installé et utilisé avec une distance minimale de 20 cm entre le radiateur et toute partie de votre corps. Ce périphérique est homologué pour l’utilisation au Canada.
• K indly use ASUS products in good reception conditions in order to minimize the radiation’s level. • U se the hand-free device, especially, during the communication situation, in order to keep the device away from pregnant women and the lower abdomen of the teenager (Especially, using cell phone).
電子電氣產品有害物質限制使用標識:圖中之數字為產 品之環保使用期限。僅指電子電氣產品中含有的有害物 質不致發生外洩或突變,從而對環境造成污染或對人 身、財產造成嚴重損害的期限。 有害物質 部件名稱 多溴 多溴二 聯苯 苯醚 (PBB) (PBDE) 鉛 (Pb) 汞 (Hg) 鎘 (Cd) 六價鉻 (Cr(VI)) 印刷電路板及 其電子組件 × ○ ○ ○ ○ ○ 外殼 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 電源適配器 × ○ ○ ○ ○ ○ 外部信號連接 頭及線材 × ○ ○ ○ ○ ○ 中央處理器與 內容 × ○ ○ ○ ○ ○ 本表格依據 SJ/T 11364 的規定編制。 ○: 表示該有害物質在該部件所有均質材料中的含量均在 GB/ T 26572 規定的限量要求以下。 ×: 表示該有害物質至少在該部件的某一均質材料中的含量超 出 GB/T 26572 規定的限量要求,然該部件仍符合歐盟 指令 2011/65/EU 的規范。 備註:此產品所標示之環保使用期限,係指在一般正常使用狀 況下。 96
GNU General Public License Licensing information This product includes copyrighted third-party software licensed under the terms of the GNU General Public License. Please see The GNU General Public License for the exact terms and conditions of this license. All future firmware updates will also be accompanied with their respective source code. Please visit our web site for updated information. Note that we do not offer direct support for the distribution.
When we speak of free software, we are referring to freedom, not price. Our General Public Licenses are designed to make sure that you have the freedom to distribute copies of free software (and charge for this service if you wish), that you receive source code or can get it if you want it, that you can change the software or use pieces of it in new free programs; and that you know you can do these things.
Finally, any free program is threatened constantly by software patents. We wish to avoid the danger that redistributors of a free program will individually obtain patent licenses, in effect making the program proprietary. To prevent this, we have made it clear that any patent must be licensed for everyone’s free use or not licensed at all. The precise terms and conditions for copying, distribution and modification follow. Terms & conditions for copying, distribution, & modification 0.
Program a copy of this License along with the Program. You may charge a fee for the physical act of transferring a copy, and you may at your option offer warranty protection in exchange for a fee. 2.
These requirements apply to the modified work as a whole. If identifiable sections of that work are not derived from the Program, and can be reasonably considered independent and separate works in themselves, then this License, and its terms, do not apply to those sections when you distribute them as separate works.
c) Accompany it with the information you received as to the offer to distribute corresponding source code. (This alternative is allowed only for noncommercial distribution and only if you received the program in object code or executable form with such an offer, in accord with Subsection b above.) The source code for a work means the preferred form of the work for making modifications to it.
Therefore, by modifying or distributing the Program (or any work based on the Program), you indicate your acceptance of this License to do so, and all its terms and conditions for copying, distributing or modifying the Program or works based on it. 6. Each time you redistribute the Program (or any work based on the Program), the recipient automatically receives a license from the original licensor to copy, distribute or modify the Program subject to these terms and conditions.
system, which is implemented by public license practices. Many people have made generous contributions to the wide range of software distributed through that system in reliance on consistent application of that system; it is up to the author/ donor to decide if he or she is willing to distribute software through any other system and a licensee cannot impose that choice. This section is intended to make thoroughly clear what is believed to be a consequence of the rest of this License. 8.
10. If you wish to incorporate parts of the Program into other free programs whose distribution conditions are different, write to the author to ask for permission. For software which is copyrighted by the Free Software Foundation, write to the Free Software Foundation; we sometimes make exceptions for this. Our decision will be guided by the two goals of preserving the free status of all derivatives of our free software and of promoting the sharing and reuse of software generally.
屋外での使用について 本製品は、5GHz 帯域での通信に対応しています。電波法の 定めにより5.2GHz、5.
ASUSコンタクトインフォメーション ASUSTeK COMPUTER INC. (アジア太平洋) 住所 Web サイト 1 F., No. 15, Lide Rd., Beitou Dist., Taipei City 112, Taiwan http://www.asus.com/tw/ テクニカルサポート 電話 +886228943447 サポートファックス +886228907698 オンラインサポート https://www.asus.com/support/ ASUSコールセンター (日本) 電話 0800-123-2787 (通話料無料) 受付時間 年中無休/ 9:00~19:00 (年末年始は受付時間が変更となります。詳細 は弊社Webサイトでご確認ください) Web サイト https://www.asus.com/jp/support ※ 携帯電話、PHS、公衆電話からは0570-783-886 (通話料はお客様負担) ご参考: グローバールサービスセンターの所在地等につきましては、弊 社サポートサイトをご確認ください。 (http://www.asus.