ユーザーガイド RT-AX86U PRO デュアルバンド対応 無線LANルーター
J22539 初版 V1 2023 年 12 月 Copyright © 2023 ASUSTeK COMPUTER INC. All Rights Reserved. 本書およびそれに付属する製品は著作権法により保護されており、その使用、複 製、頒布および逆コンパイルを制限するライセンスのもとにおいて頒布されます。 購入者によるバックアップ目的の場合を除き、ASUSTeK Computer Inc.
もくじ 1 製品の概要 1.2 パッケージ内容..............................................................................................6 1.3 各部の名称......................................................................................................7 1.4 ご使用になる前に......................................................................................10 2 セットアップ 1.1 2.1 はじめに...........................................................................................................6 無線LANルーターのセットアップ....................
3.6 ファイアウォール........................................................................................46 3.6.1 3.6.2 3.6.3 3.6.4 3.7 全般設定..............................................................................46 URLフィルター....................................................................47 キーワードフィルター.......................................................48 ネットワークサービスフィルター...................................49 ゲームブースト.....................................................................................
3.15 ワイヤレス....................................................................................................87 3.15.1 全般設定..............................................................................87 3.15.2 WPS........................................................................................90 3.15.3 ブリッジ................................................................................92 3.15.4 MACアドレスフィルタリング...........................................94 3.15.5 RADIUSの設定...........................
1 製品の概要 1.1 はじめに この度はASUS製品をお買い上げいただき、誠にありがとうござい ます。 本マニュアルでは、本製品の設置方法、接続方法、各種機能の設 定方法について説明をしています。お客様に本製品を末永くご愛 用いただくためにも、ご使用前このユーザーマニュアルを必ずお 読みください。 1.
1.3 各部の名称 WPS LED 消灯:WPSは停止中です。 高速点滅: WPSが動作中です。 LAN LED (1〜4) 消灯: ケーブルが接続されていない、または電源が入っていません。 点灯: LANのリンクが確立しています。 WAN (インターネット) LED 赤: ケーブルが接続されていない、 またはIPアドレスが取得できていません。 白: WANのリンクが確立しています。 2.5GHz LED 消灯: 2.5Gポートにケーブルが接続されていません。 点灯: 2.5Gポートにケーブルが接続され、リンクが確立しています。 2.4GHz LED 消灯: 無線LANを使用していません。 点灯: 2.4GHzで通信可能な状態です。 点滅: 2.
電源LED 消灯: 電源が入っていません。 点灯: デバイスが利用可能な状態です。 低速点滅: レスキューモードで起動しています。 LED オン/オフ ボタン LEDインジケーターのON/OFFの切り替えができます。 電源ポート (DCIN) 付属の電源アダプターを接続します。 電源スイッチ 電源のON/OFFボタンです。 リセットボタン システムを工場出荷時の状態に戻す際に使用します。 USB 3.2 Gen 1 ポート 外付けHDDやUSBメモリー等を接続するUSB 3.2 Gen 1 ポートです。 USB 2.0 ポート 外付けHDDやUSBメモリー等を接続するUSB 2.0 ポートです。 2.5G ポート 2.
本製品を利用する際は、次のことに注意して設置してください。 • 複数のワイヤレスデバイスを接続する場合は、最適な通信環 境のためにすべてのデバイスの中心位置に無線LANルーター を設置します。 • 無線LANルーターの周囲にパソコンや金属物などのものがな い場所に設置します。 • 直射日光のあたる場所やストーブ、ヒーターなどの発熱機のそ ばなど、温度の高い所には設置しないでください。 • 同じ2.
1.4 ご使用になる前に 本製品をご使用になる前に、次のことをご確認ください。 回線契約とインターネットサービスプロバイダー (ISP) の加入 ・ 本製品をお使いの前に、予め回線の契約とインターネット サービスプロバイダー(ISP)の契約を行い、ブロードバンド 回線が開通していることをご確認ください。 ・ 本製品の設定に必要な情報(接続ユーザー名、接続パス ワードなど)については、ご契約時の書類またはご契約の プロバイダーへお問い合わせください。 設定を行うために必要なコンピューターの要件 ・ 1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T 対応LANポートま たはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax 無線LAN機能を搭載する コンピューター ・ TCP/IPサービスがインストール済み ・ Web ブラウザー (Internet Explorer、Firefox、Google Chrome、Safari) ご注意: 10 • 本製品はIEEE 802.
ご参考: • 無線アダプターによっては 802.11ax Wi-Fi の接続に問題が発生する 場合があります。 • 接続の問題が発生する場合は、最新のドライバーが適用されている ことをご確認ください。製造元のオフィシャルサポートサイトでソフ トウェアドライバー、更新、その他の情報についてご確認ください。 • Realtek: https://www.realtek.com/en/downloads • Mediatek: h ttps://www.mediatek.com/products/connectivityand-networking/broadband-wifi • Intel: https://downloadcenter.intel.
2 セットアップ 2.
A. 有線接続 ご参考: 本製品はオートネゴシエーション機能に対応しています。ネット ワークケーブルがストレートケーブルかクロスケーブルかを自動的に判 定し接続を行ないます。 接続方法 1.
B. 無線接続 接続方法 1. 無線LANルーターに電源ケーブルを接続し、電源を入れます。 RT-AX86U PRO スマートフォン タブレット 壁コンセント 電源 a WAN パソコン モデム LINE LAN RESET PWR b c 2. 無線LANルーター背面の製品ラベルに記載されているネット ワーク名(SSID)のネットワークに接続します。 Wi-Fi 名 (SSID): ASUS_XX * 「XX」は2.
2.2 クイックインターネットセットアップ (QIS) クイックインターネットセットアップ (QIS) では、簡単な操作でネット ワーク環境を構築することができます。 注意: はじめから設定をやり直したい場合は、本体背面のリセットボタン を5秒以上押し、工場出荷時の状態にリセットしてください。 クイックインターネットセットアップを使用する 1. コンピューターと本 製 品 を L A N ケーブ ルで 接 続し、コ ンピューターを起 動します。ウェブブラウザーを起 動し て、アドレス欄に「http://www.asusrouter.com」または 「http://192.168.50.1」を入力してWebのセットアップ画面 にアクセスします。 Welcome to RT-AX86U PRO 2.
注意: • 無線LANルーターをはじめてご利用になる、または設定を工場出荷 時の状態にリセットした場合は、起動時にISP接続タイプの自動検 出が実行されます。 • 接続タイプの自動検出に失敗した場合は、 「手動設定」をクリックし て手動設定を行ってください。 3. 2.
4. ルーターへの不正アクセスを防ぐため、 「ログイン設定」画面 でルーターのログインパスワードを変更します。 注意: 無線LANルーターのログイン名とパスワードは、2.4GHz/5GHzネ ットワーク名 (SSID) 、セキュリティキーとは異なります。無線LANルータ ーのログインユーザー名とパスワードは無線LANルーターのWeb GUI にアクセスする際に使用するものです。2.4GHz/5GHzネットワーク名 (SSID) とセキュリティキーは、Wi-Fi デバイスで 2.
2.3 ワイヤレスネットワークに接続する セットアップの完了後は、コンピューターやゲーム機、スマートフォ ンなどの無線LANデバイスをワイヤレスネットワークに接続するこ とが可能になります。本製品では、次の方法で接続することがで きます。 コンピューターでワイヤレスネットワークに接続する 1. 通知領域(タスクトレイ)に表示されているワイヤレスネットワ ークアイコン をクリックします。 2. クイックインターネットセットアップで設定したネットワーク名 (SSID) を選択し、 「接続」をクリックします。 3. ネットワークキー (暗号化キー) を設定している場合は、キー を入力し「OK」をクリックします。 4.
3 一般設定と詳細設定の構成 3.1 管理画面にログインする Google Chrome、Internet Explorer、Firefox、Safariなどのウェブブ ラウザからグラフィカルなインターフェースを通じて、各種機能を設 定することができます。 ご注意: ファームウェアのバージョンによって、利用できる機能や表示さ れる画面、操作するボタンの名称が異なる場合があります。予めご了承 ください。 管理画面にログインする: 1. Webブラウザーのアドレス欄に「http://www.asusrouter. com」 と入力します。 2. ユーザー名とパスワードを入力し、管理画面にログインします。 3.
クイックインターネットセットアップ コマンドボタン 情報バナー ナビゲーションパネル * 画像はイメージです。 ご注意: 本機をはじめて使用する場合、Webブラウザーを起動すると自 動的にクイックインターネットセットアップが開始されます。 20
3.1.1 セキュリティのセットアップ ワイヤレスネットワークを不正なアクセスから保護するには、セキ ュリティの設定を行ってください。 ワイヤレスネットワークのセキュリティを設定する 1. 「ネットワークマップ」をクリックします。 2. 「セキュリティレベル」(中央のルーターマークのアイコン)をク リックしてステータスパネルにシステムの状態を表示します。 ご注意: Smart Connect機能がOFFの場合、2.4GHz、5GHzの各周波数 帯域で異なるセキュリティ設定を使用することができます。 2.4GHz/5GHzセキュリティ設定 3.
4. 「WEP 認証方式」ドロップダウンリストから利用する暗号方 式を選択します。 重要! IEEE 802.11n/ac/ax 規格では、ユニキャスト暗号として WEPまた はTKIPで高スループットを使用することを禁じています。このような暗 号化メソッド (WEP、WPA-TKIP) を使用している場合、データ転送レート は54Mbps 以下に低下します。 5. セキュリティキー(WPA-PSK キー) を入力します。 6. 「適用」をクリックし設定を完了します。 3.1.2 ネットワーククライアントの管理 ネットワーククライアントの状態を確認する 1. 「ネットワークマップ」をクリックします。 2. 「リストを見る」をクリックすることで現在無線LANルーター に接続されているクライアントの状態を確認することができ ます。 3.
3.1.3 USBデバイスの管理 本製品に搭載されているUSBポートでは、USBデバイスを接続する ことで本製品に接続した複数のコンピューターとファイルやプリン ターを共有することができます。 * 画像はイメージです。 ご注意: • この機能を使用するには、外付けHDDやUSBメモリー等のUSBスト レージデバイスを無線LANルーターのUSB 3.0ポートに接続する必 要があります。本製品がサポートするUSBストレージデバイスのフ ォーマットタイプや容量については、次のWeb サイトでご確認くだ さい。 http://event.asus.
重要! 本機能を使用するには、ネットワーククライアントがFTPサ イト/サードパーティのFTPクライアントユーティリティ、Servers Center、Samba、AiCloud 2.0 経由でUSBデバイスにアクセスできるよ う、共有アカウントとアクセス権を作成する必要があります。 詳しくは「3.13 USBアプリケーションを使用する」と「3.4 AiCloud 2.0を 使用する」をご覧ください。 USBデバイスの状態を確認する 1. 「ネットワークマップ」をクリックします。 2. USBデバイスのアイコンをクリックすることで無線LANルーター に接続されたUSBデバイスの状態を確認することができます。 3. 「USBアプリケーション」の「AiDisk」から、USBストレージデ バイス共有機能の設定を行なうことができます。 ご注意: 24 • USBデバイスの共有について、詳しくは「3.13.
USBディスクを安全に取り外す 重要! USBストレージデバイスを取り外す際は、必ず安全な取り外しを行 ってから取り外してください。適切な取り外し操作を行わずにデバイス を切断すると、デバイス上のデータが破損する可能性があります。 手順 1. 「ネットワークマップ」画面で取り外したいUSBデバイスをク リックします。 2.
3.2 アダプティブ QoSを使用する 3.2.1 QoS (Quality of Service) 帯域の管理 Quality of Service (QoS) 機能では、ネットワークを利用する多様 なアプリケーションに対して、それぞれに適した帯域幅の指定や 優先度の制御を行うことにより、ネットワークをより効率的に活用 することができます。 QoS機能を有効にする 1. 「アダプティブ QoS」を選択し、画面上部の「QoS」をクリックし ます。 2. 「QoS を有効にする」のスイッチをクリックしONにします。 3. QoS タイプ( アダプティブ/ トラディショナル / 帯域リミッター) を選択します。 注記: QoS タイプの定義については、QoS タブを参照してください。 4. 自動設定をクリックして、自動的に最適な帯域幅にします。また は、手動設定をクリックして、アップロード帯域幅とダウンロー ド帯域幅を手動で設定します。 ご注意: 帯 域幅に関する情報はご契約のプロバイダーにご確認くだ さい。次のWeb サイトで実測値を測定することができます。 (http://speedtest.
5. 優先モードを選択します。 6. 「適用」をクリックします。 トラディショナルQoSを設定する 1. QoSを有効化し、QoSタイプで「トラディショナルQoS」を選択し ます。 2. アップロードおよびダウンロードの帯域幅を入力します。 ご注意: 帯域幅に関する情報はご契約のプロバイダーにご確認ください。 3. 「適用」をクリックし、設定を保存します。 ご注意: 「ユーザー指定ルールリスト」は上級者向けの設定です。特定 のアプリケーションやデバイスでの制限を設定したい場合は、 「ユーザ ー定義の優先順位」、 「ユーザー定義のQoS ルール」で設定することが 可能です。 4.
ご注意: • Source IP/MAC アドレスは次の形式で入力します。 a) 特定のIPアドレスを入力する。 例: 192.168.122.1 b) サブネットマスク、または同じIPプールのアドレスを入力する。 例: 192.168.123.* または 192.168.*.* c) すべてのアドレスをアスタリスクで入力するか、または空欄状態 にする。 例: *.*.*.
5. 「ユーザー定義の優先順位」では、 「ユーザー定義のQoSル ール」で設定した5段階の優先度ごとに帯域幅制限を設定す ることができます。 • 優先度ごとのアップロード帯域幅の「最小帯域幅制限」と「最 大帯域幅制限」を設定します。数値は帯域の割合(%)で入力し ます。 ご注意: • 優先度の低いパケットは、優先度の高いパケットの通信を保証する ために無視される場合があります。 • ダウンロード帯域幅では優先度ごとの「最大帯域幅制限」を割合(%) で設定します。アップストリームパケットの優先度を高く設定するこ とで、ダウンロードストリームパケットの優先度も高くなります。 • 優先度の高いサービスのパケット通信が行われていない場合、帯域 は優先度の低いサービスのパケット通信に割り当てられます。 6.
3.3 管理 3.3.1 動作モード 動作モードでは、本製品の動作モードを簡単に切り替えることが できます。 動作モードのセットアップ 1. 「管理」をクリックし、 「動作モード」タブを選択します。 2.
• AiMeshノード: AiMeshを設定するには、2台以上のAiMesh 対応ASUS無線ルーターが必要です。AiMeshノードを有効化 し、親機のAiMeshルーターにログイン、管理画面からAiMesh ノードを検索すれば近くの利用可能なAiMeshノードを自動的 に発見し、AiMeshシステムに組み込みます。AiMeshは家全体 にWi-Fiカバレッジとネットワークの中央管理を提供します。 3. 「保存」をクリックし、設定を保存します。 ご注意: 動作モードを変更するには、無線LANルーターの再起動が必要 です。 3.3.2 システム システムでは、無線LANルーターのログイン名やパスワード、タイ ムゾーンなどのシステムに関連する設定を行うことができます。 手順 1. 「管理」をクリックし、 「システム」タブを選択します。 2.
• 指定したIPアドレスからの接続を許可: 外部ネットワーク上の 特定のクライアントによる管理画面アクセスの有効/無効を 設定します。アクセスを許可するクライアントはクライアント リストで指定することができます。 3. 「適用」をクリックし、設定を保存します。 3.3.3 ファームウェア更新 ご注意: 最新のファームウェアはASUSのオフィシャルサイトからダウ ンロードいただけます。https://www.asus.com/jp/ ファイルからファームウェアを更新: 「ファームウェア更新」タブを選択します。 1. 「管理」をクリックし、 2. 「ファームウェア手動更新」の「アップロード」ボタンをクリックし、 コンピューターに保存したファームウェアファイルを指定します。 3.
3.3.4 復旧/保存/アップロード設定 無線LANルーターの設定の保存とアップロード 1. 「管理」をクリックし、 「復元/保存/アップロード設定」タブ を選択します。 2.
3.4 AiCloud 2.0を使用する AiCloud 2.0は、外出先からiOSやAndroidのアプリ、またはWebブ ラウザーでLAN内のHDDやPCの共有フォルダーにアクセスできる 機能です。 AiCloud 2.0を使用する 1. AndroidやiOSを搭載したスマートデバイスで、Google Playま たはApp Storeから「ASUS AiCloud」アプリをダウンロードし てインストールします。 2.
3.4.1 Cloud Disk Cloud Disk は専用アプリ、またはWebブラウザーでルーターの USBポートに接続したUSBストレージデバイスにアクセスすること ができる機能です。 Cloud Diskを作成する 1. 本機のUSBポートにUSBストレージデバイスを接続します。 2. 「AiCloud 2.
3. Web ブラウザーのアドレス欄に「http://www.asusrouter. com」もしくは「https://www.asusrouter.com:443」とと入力し てASUS AiCloudのログイン画面に移動し、ルーターのユーザー 名とパスワードを入力してログインします。快適にご利用いただ くために、Google Chrome または Firefox ブラウザーをご使用 頂くことをおすすめいたします。 4.
3.4.2 Smart Access Smart Access は、利用環境に関わらずインターネット経由でLAN 上のPCにアクセスすることができる機能です。WoL(Wake-onLAN)に対応しているので、リモート操作でPCの電源を操作するこ とが可能です。 ご注意: • 本製品は、ASUS DDNS Serviceを利用してドメイン名を作成するこ とができます。詳しくは「3.14.6 DDNS」をご覧ください。 • AiCloud 2.0はセキュアな接続 (HTTPS) を利用することが可能で す。次のURLでCloud DiskやSmart Accessを安全に使用することが できます。 https://<ドメイン名>.asuscomm.
3.4.3 AiCloud Sync AiCloud Syncは、無線LANルーターに接続されたUSBストレージデ バイスのデータをオンラインストレージサービスASUS Webstorage と同期することができる機能です。リアルタイムに同期するので、ア クセスするデータを常に最新の状態に保つことができます。 AiCloud Syncを使用する 1. 「AiCloud 2.0」を選択し、 「AiCloud Sync」をクリックし ます。 2. スイッチをクリックしONにします。 3. 「新しいアカウントの追加」をクリックします。 4. ASUS WebStorageのアカウントとパスワードを入力し、同期 を行うディレクトリを設定します。 5. ドロップダウンリストから同期ルールを選択します。 6.
3.5 AiProtection AiProtectionはトレンドマイクロ社の技術を採用したセキュリティ 機能です。パソコン、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機など 家庭内のデバイスにセキュリティソフトをインストールすることな く、危険なサイトやマルウェアなどのセキュリティ上の脅威からネ ットワーク環境を守ります。 3.5.
ネットワーク保護の設定 手順 1. 「AiProtection」をクリックします。 2. 「有効 AiProtection」のスイッチをクリックし、ONにします。 3. 「ルーターのセキュリティスキャン」の「スキャン」をクリック します。 重要! セキュリティスキャンの結果に表示される緑色の項目は安全な状 態です。赤色の項目は対策を講じる必要のある項目です。 4. セキュリティスキャンの結果画面で赤色の対策を講じる必要の ある項目をクリックすると、該当項目の設定画面にジャンプル することができます。 5. ネットワーク保護機能をすべて有効にするには、 「ルーターの 保護」をクリックします。 6.
悪質サイトのブロック トレンドマイクロ社のデータベースを使用して、既知の悪質なウェ ブサイトやフィッシングサイトへのアクセスを制限します。 ご注意: 「有効 AiProtection」を実行した場合、 「悪質サイトのブロッ ク」は自動的にONになります。 悪質サイトのブロックを有効にする 1. 「AiProtection」をクリックします。 2. 「悪質サイトのブロック」のスイッチをクリックしONにします。 脆弱性保護 脆弱性保護は、2Way IPS(Intrusion Prevention System:侵入防止シ ステム)によって、疑わしい通信や脆弱性を悪用する攻撃があった場 合は通信を遮断します。また外部への不正通信を検知し、ネットワ ーク攻撃から保護します。 ご注意: 「有効 AiProtection」を実行した場合、 「脆弱性保護」は自動 的に有効になります。 脆弱性保護を有効にする 1. 「AiProtection」をクリックします。 2.
感染デバイス検出/ブロック ウイルスなどのマルウェアに感染してしまったデバイスが存在する 場合に、不正な通信を検出すると、その通信を遮断します。 ご注意: 「有効 AiProtection」を実行した場合、 「感染デバイス検出/ブ ロック」は自動的にONになります。 感染デバイス検出/ブロックを有効にする 1. 「AiProtection」をクリックします。 2. 「感染デバイス検出/ブロック」のスイッチをクリックしONに します。 アラートを設定する 不正な通信が検出され通信の遮断が発生した場合に登録したメ ールアドレスに通知メールを送信することができます。 1. 「感染デバイス検出/ブロック」の「アラート設定」をクリック します。 2.
3.5.2 ペアレンタルコントロールの設定 ペアレンタルコントロール機能では、1日あたりの利用時間を制限し たり、有害なウェブサイトの表示をブロックするなど、子供の成長に 合わせて制限設定をすることができます。 ペアレンタルコントロールのメインページに移動する 1. 「AiProtection」をクリックします。 2. 「ペアレンタルコントロール」をクリックします。 Web&アプリケーションフィルター 有害なウェブサイトの表示をブロックしたり、 不要なアプリケーシ ョンへのアクセスをクライアントごとに制限することができます。 Web&アプリケーションフィルターを設定する 1. 「AiProtection」をクリックします。 2. 「Web&アプリケーションフィルター」のスイッチをクリックし ONにします。 3. 「クライアント名(MACアドレス)」ドロップダウンリストから、制 限を設定するクライアントを選択します。 4.
(成人向け、インスタントメッセンジャー/コミュニケーション ツール、P2P/ファイル転送サービス、ストリーミング/エンター テインメント) 5. をクリックしクライアントのプロファイルを追加します。 6.
時間設定 クライアントごとにインターネットを使用することができる時間を 制限することができます。 ご注意: 時間設定機能を使用するには、本機のタイムゾーンとNTPサー バーが正しく設定されている必要があります。 手順 1. 「ペアレンタルコントロール」画面右上の「時間設定」をクリッ クします。 2. 「タイムスケジュール」のスイッチをクリックしONにします。 3. 「クライアント名」ドロップダウンリストから、制限を設定する クライアントを選択します。 ご注意: 「クライアント名」と「クライアントのMACアドレス」を手動で 入力することでも設定することができます。クライアント名は 半角英数字文字のみで入力してください。記号、スペース、特殊 文字を使用した場合、正常に機能しない場合があります。 4. 5.
3.6 ファイアウォール 本製品はハードウェアファイアウォールをサポートし、より安全な 接続を提供します。 ご注意: ファイアウォール機能はデフォルト設定で有効に設定されて います。 3.6.1 全般設定 基本的なファイアウォールのセットアップ 1. 「ファイアウォール」をクリックし、 「全般」タブを選択します。 2.
3. 「DoS保護を有効にしますか」でDoS (Denial of Service) 攻 撃からネットワークを保護する機能の有効/無効を設定しま す。通常使用される場合は、この項目を「はい」にチェックす ることをお勧めします。 4. LAN接続とWAN接続間のパケットを監視してログを取得する 場合は、パケットタイプを選択します。 5. 「適用」をクリックし、設定を保存します。 3.6.2 URLフィルター URLフィルターでは、任意のURLを設定し、一致したWebサイトへ のアクセスを制限することができます。 ご注意: URLフィルター機能はDNSクエリに基づいて行われます。システム ストアの閲覧履歴はDNSキャッシュに格納されており、ネットワー ククライアントが閲覧した履歴のあるWeb サイトはブロックする ことができません。この問題を解決するには、URLフィルター機能 を設定する前にDNSキャッシュをクリアする必要があります。 URLフィルターのセットアップ 1. 「ファイアウォール」をクリックし、 「URLフィルター」タブを 選択します。 2.
3.6.3 キーワードフィルター キーワードフィルターでは、任意のキーワードを設定し、一致し た文字列を含むWebサイトへのアクセスを制限することができ ます。 キーワードフィルターのセットアップ 1. 「ファイアウォール」をクリックし、 「キーワードフィルタ ー」タブを選択します。 2. 「キーワードフィルターを有効にする」の「有効」をチェック します。 3. 単語またはフレーズを入力し、 ボタンをクリックします。 4.
3.6.
ネットワークサービスフィルターのセットアップ 1. 「ファイアウォール」をクリックし、 「LANからWANフィルタ ー」タブを選択します。 2. 「ネットワークサービスフィルターを有効にしますか」の「は い」をチェックします。 3. フィルターリストのタイプを選択します。 「ブラックリスト」は 特定のネットワークサービスをブロックします。 「ホワイトリ スト」は指定したネットワークサービスのみアクセスを許可し ます。 4. ネットワークサービスフィルターを実施する日時を指定します。 5. フィルタリングを行うネットワークサービスを指定するには、 ボ ソースIP、宛先IP、ポートレンジ、プロトコルを入力し、 タンをクリックしリストに追加します。 6.
3.7 ゲームブースト 3.7.1 ゲームブースト ゲームブーストを使用して、オンラインコントロール パネル経由で ゲームデバイスを優先化し、最高のゲーミング体験を実現します。 ゲームブーストを設定する 1. ナビゲーションパネルで、全般 > Game の順に進みます。 2. ゲームブーストタブで、ON(オン)をクリックします。 3. 設定を適用した後で、追加をクリックしてクライアント名を選 択します。 をクリックして、クライアントのプロファイルを追加します。 4. 5.
3.7.2 モバイルゲームモード ASUS Routerアプリからワンクリックでモバイルゲーム通信を優先 して転送する設定ができます。VRゲームを含む全てのモバイルゲ ームに対して有効です。 「モバイルゲームモード」を設定する 1. ASUS Router アプリをダウンロードし、管理画面にログインし ます。 2. メインページから、 をクリックします。 3.
3.7.3 Open NAT Open NAT(オープン NAT)を使用すれば、オンラインゲームのポ ートフォファーディングルールを容易に作成し、ゲームコンソール からモデムへのルーティングパケットを最適化して、理想的なゲー ミング体験を実現します。 Open NAT(オープン NAT)を設定する 1. 2. 3. 4. 5. 6.
3.8 ゲストネットワークを構築する ゲストネットワークは、普段利用しているネットワークとは別の隔 離されたネットワークをゲスト用に設定することで、安全にインタ ーネットを共有することができます。 ご注意: 本製品では、各周波数帯で3つずつ、合計6つのゲストネットワ ーク設定を行うことができます。 手順 1. 「ゲストネットワーク」をクリックします。 2. 新たにゲストネットワークを作成する周波数帯を選択します。 3.
4. ゲストネットワークの設定を変更するには、 「変更」をクリッ クします。 5. 「ゲストネット枠を有効にしますか」の項目が「はい」に設定 されていることを確認します。 6. 「ネットワーク名 (SSID)」の欄にゲストネットワーク用のネッ トワーク名を入力します。 7. 「認証方式」ドロップダウンリストから利用する認証方式を 選択します。 8. 選択した認証方式に応じて、暗号方式を選択しセキュリティ キーを入力します。 9. 「アクセス時間」にゲストがネットワークに接続可能な合計 時間を入力します。制限を設けない場合は、 「無制限」をチェ ックします。 10. 「イントラネットのアクセス」の有効/無効を設定します。 11.
3.9 IPv6 本製品はIPv6をサポートしています。IPv6とは、従来のIPv4をベー スに開発されたインターネットの新しい通信プロトコルです。 IPv6のセットアップ 1. 「IPv6」をクリックします。 2. 「接続タイプ」のドロップダウンリストから、ご契約のプロバイ ダーが提供するサービスに合わせて接続タイプを選択し、基 本設定を行います。 3. 必要に応じて、LAN設定とDNS設定を入力します。 4.
3.10 LAN 3.10.1 LAN IP LAN IP では、本機に割り当てられているIPアドレス設定を変更す ることができます。 ご注意: ・ LAN IP の変更に伴い、DHCPサーバーの設定が変更されます。 ・ LAN IP を変更した場合、管理画面にログインするには、変更後のIP アドレスを使用する必要があります。 LAN IP設定を変更する 1. 「LAN」をクリックし、 「LAN IP」タブを選択します。 2. 「IPアドレス」と「サブネットマスク」に新たなアドレスを入力 します。 3.
3.10.2 DHCPサーバー 本製品は、DHCPサーバー機能 (IPアドレス自動割り当て) をサポー トしています。この設定では、DHCPサーバーが自動で割り当てる IPアドレスの範囲やリースタイムなどの詳細設定を行うことができ ます。 DHCPサーバー のセットアップ 1. 「LAN」をクリックし、 「DHCP サーバー」タブを選択します。 2. 「DHCP サーバーを有効にしますか」の「はい」をチェックし ます。 3.
4. 「IP アドレスプール開始IPアドレス」に起点となるIPアドレスを入 力します。 5. 「IP アドレスプール終了IPアドレス」に終点となるIPアドレスを入 力します。 6. 「リース時間」のフィールドに、現在割り当てられているIP ア ドレスを破棄し、DHCPサーバーによるIPアドレスの再割り当 てを要求する時間を入力します。 ご注意: • IPプール起点アドレスとIPプール終点アドレスは、次の範囲内で設定 されることをお勧めします。 IPアドレス: 192.168.50.xxx (「xxx」は 2~254の任意の数) • IPプール起点アドレスの値はIPプール終点アドレスより小さい数値で ある必要があります。 7. 設定が必要な場合は、 「DNS と WINS サーバーの設定」で各 サーバーのIPアドレスを入力します。 8.
3.10.3 ルーティングテーブル ネットワーク上に複数の無線LANルーターが存在する場合など、す べての経路で同じインターネットサービスを使用するためにルーテ ィング (経路制御) を設定する必要があります。この項目では、ル ーティングテーブルに関する詳細設定を行うことができます。 ご注意: ルーティングテーブル (経路表) の設定を間違った場合、ネット ワークが ループする、またはネットワークに繋がらなくなる等の問題が 生じる可能性があります。これらの設定を適切に行うには、高 度な専門知識が必要です。通常はデフォルト (初期値) のまま でご使用になることを推奨いたします。 ルーティングテーブルのセットアップ 1. 「LAN」をクリックし、 「ルーティングテーブル」タブを選択し ます。 2. 「静的経路を有効にする」の「はい」をチェックします。 3. 「静的経路リスト」にアクセスポイントまたは中継ノードの情 報を入力し、リストに追加します。 4.
3.10.
3.11 システムログ システムログでは、本製品で行われた通信に関する履歴 (ログ) を カテゴリーごとに確認することができます。 ご注意: 本製品を再起動または電電をオフにすると、システムログは自 動的に消去されます。 システムログを参照する 1. 「システムログ」をクリックします。 2.
3.
3.13 USBアプリケーションを使用する 無線LANルーターに接続したUSBストレージデバイスやプリンター などを使用するためには、各アプリケーションで設定を行う必要 があります。 重要! 各種サーバー機能を使用するには、本体の外付けHDDやUSBメモ リーなどの対応デバイスを接続する必要があります。本製品がサポート するUSBストレージデバイスのフォーマットタイプや容量については、次 のWeb サイトでご確認ください。 http://event.asus.com/networks/disksupport 本製品がサポートするプリンターついては、次のWeb サイトでご確認く ださい。 http://event.asus.
3.13.1 AiDiskを使用する AiDisk は、無線LANルーターのUSBポートに接続したUSBストレー ジデバイスをクラウドストレージのように使用することができる機 能です。 AiDisk を使用する: 1. 「USBアプリケーション」→「AiDisk」の順にクリックしま す。 2. 「設定」をクリックし、AiDisk ウィザードを開始します。 3.
4. 外部ネットワークからのアクセスを可能にする場合 は、asuscomm.comのドメインを作成します。 5. 「次へ」をクリックし設定を完了します。 6. AiDiskにアクセスするには、WebブラウザーまたはFTPクライ アントに次のアドレスを入力します。 ftp://<LAN IP アドレス> ftp://<ドメイン名>asuscomm.
3.13.
Samba共有サービスを使用する Samba共有を利用するためのアカウントとアクセス権限を設定す ることができます。 手順 1. 「USBアプリケーション」→「サーバーセンター」の順にクリッ クします。 ご注意: ネットワークプレース (Samba) はデフォルトで有効に設定され ています。 2.
アカウントを削除する a) アカウント一覧から削除したいアカウントを選択します。 をクリックします。 b) c) アカウント削除の確認メッセージが表示されます。 「削 除」をクリックし、アカウントを削除します。 ストレージのルートディレクトリにフォルダーを追加する a) USBストレージデバイスをクリックし、次に をクリックし ます。 b) 新しいフォルダー名を入力し、 「追加」をクリックします。作 成されたフォルダーがフォルダーリストに追加されます。 3. フォルダーリストから、フォルダーに割り当てるアクセス権限 を選択します。ゲストアクセスがONの場合、この設定は不要 です。 • R/W: 読み取りアクセス許可 / 書き込みアクセス許可。 • R: 読み取りアクセスのみ許可。 • No: アクセスを許可しない (共有しない) 。 4.
FTP共有サービスを使用する 本製品はFTPサーバーとして使うことができ、接続されたUSBスト レージデバイスを共有することができます。 重要! 70 • USBストレージデバイスを取り外す際は、必ず安全な取り外しを行っ てから取り外してください。適切な取り外し操作を行わずにデバイス を切断すると、デバイス上のデータが破損する可能性があります。 • USBディスクを安全に取り外す方法は、 「3.1.
FTP共有サービスを使用する ご注意: 本機能を使用する前に、AiDisk機能を設定しFTPサーバーを利 用可能な状態にしてください。詳しくは「3.13.1 AiDiskを使用する」をご 覧ください。 1. 「USBアプリケーション」→「サーバーセンター」の順にクリッ クし、 「FTP共有」タブを選択します。 2. 各項目を設定します。 ・ 匿名アクセスを許可する FTPリソースへの匿名アクセスの許可 ・ 最大同時接続数 FTPサービスへの同時接続上限 ・ 文字コード FTPで使用する文字コード 3. フォルダーリストから、フォルダーに割り当てるアクセス権限 を選択します。 • R/W: 読み取りアクセス許可 / 書き込みアクセス許可。 • W: 書き込みアクセスのみ許可。 • R: 読み取りアクセスのみ許可。 • No: アクセスを許可しない (共有しない) 。 4. 「権限の保存」をクリックし、変更を適用します。 5.
3.13.3 3G/4G 本製品のUSBポートに3G/4G USBモデムを接続することで、モバイ ルネットワークを使用してインターネットアクセスをすることができ ます。 ご注意: 本製品がサポートする3G/4Gモデムついては、次のWeb サイトで ご確認ください。 ( http://event.asus.
3G/4Gインターネットアクセスをセットアップする 本製品のUSBポートに3G/4G USBモデムを接続することで、モバイ ルネットワークを使用してインターネットアクセスをすることができ ます。 ご注意: 本製品がサポートする3G/4Gモデムついては、次のWeb サイトで ご確認ください。 (http://event.asus.com/networks/3gsupport/) 1. 「USBアプリケーション」→「3G/4G」の順にクリックします。 2. 「USBモード」を「ON」にします。 3.
重要! ・ 3G/4G インターネットアクセスの設定に必要な情報については、ご 契約の回線事業者にご確認ください。 ・ ISPを選択した際に自動入力される値は最新でない可能性がありま す。設定を適用する前に、必ずご契約の回線事業者が指定する設定 であることをご確認ください。 ・ ご契約の回線事業者によっては、3G/4G USBモデムによるネットワ ーク接続を使用した場合に別途通信料が発生する場合がありま す。本機能を利用するために必要となる通信機器、動作環境の整備 及び通信料等は、ユーザーの責任で準備・負担するものとし、当社 は一切責任を負いません。 74
3.14 WAN 3.14.
WAN接続のセットアップ 1. 「WAN」をクリックし、 「インターネット接続」 タブを選択します。 2.
• 認証: IEEE 802.
3.14.2 デュアル WAN 「デュアル WAN」を設定することで、2 つの ISP 接続(プライマリ WAN とセカンダリ WAN)ができます。 「デュアル WAN」を設定する: 1. 設定メニューから、詳細設定 > WANの順に進みます。 2. デュアル WAN フィールドへ進み、ON(オン)にします。 3. プライマリーWAN と セカンダリーWAN を選択します。 WAN、USB、Ethernet LAN、および、2.5G WAN のオプション があります。 4. フェールオーバー または ロードバランス を選択します。 5. 適用 をクリックします。 ご参考: 詳しい説明については ASUS サポートサイト FAQ(よくあるご 質問)https://www.asus.
3.14.3 ポートトリガー ポートトリガーは、LAN デバイスからのトリガーポートの要求に応 じて外部ポートを一時的に開くことができます。 ポートトリガーは、次のような場合に使用することができます。 • 複数のクライアントが、同じアプリケーションで異なる時間に ポート開放 (仮想サーバーまたはポートフォワーディング) を 必要とする場合 • アプリケーションが発信ポートとは異なる特定の着信ポート を必要とする場合 ポートトリガーのセットアップ 1. 「WAN」をクリックし、 「ポートトリガー」タブを選択します。 2.
• トリガーポート: 監視するトリガーポート (発信ポート) 範囲 を指定します。 • プロトコル: トリガーポートの通信プロトコルを選択します。 • 着信ポート: トリガーによって一時的に開放される着信ポート の範囲を指定します。 ご注意: 80 • IRCサーバーに接続する場合、クライアントはトリガーポート範囲 「66660-7000」を使用して接続要求を行います。IRCサーバーはユ ーザー名を確認し、着信ポートを使用してクライアントへの新しい 接続を確立することによって、要求に応答します。 • ポートトリガー機能が無効に設定されている場合、IRCサーバーへ の接続要求を行っているクライアントを特定することができないた め、ルーターの接続は強制的に切断されます。ポートトリガー機能 が有効に設定されている場合、ルーターはデータを受信するために 着信ポートを割り当てます。ルーターはアプリケーションが終了した かどうかを判断できないため、一定時間が経過すると自動的に着信 ポートを閉じようとします。 • ポートトリガーは1度にネットワーク上の1つのクライアントのみに特 定のサービスと特定の着信ポート
3.14.4 ポートフォワーディング ポートフォワーディングは、インターネットから特定のポート番号宛 にパケットが届いた場合に、あらかじめ設定しておいた LAN 側の コンピューターにパケットを転送する機能です。ポートフォワーデ ィング機能を有効にすることで、LANの外側からLAN内部のコン ピューターが提供するサービスにアクセスすることが可能になり ます。 ご注意: ポートフォワーディング機能を有効に設定した場合、本製品は インターネットからの未承認の着信トラフィックをブロックし、LANから の発信要求の応答のみを許可します。クライアントとインターネットは 直接アクセスすることはできません。 ポートフォワーディングのセットアップ 1. 「WAN」をクリックし、 「ポートフォワーディング」タブを選択 します。 2.
• サーバーリスト: 一般的に使用されるサーバーを簡単にセット することができます。 • ゲームリスト: 一般的にプレイされるゲームを簡単にセットす ることができます。 • サービス名: ポートフォワーディングリストに登録する際の識 別名を入力します。 • FTPサーバーポート (外部ポート) : 無線ルーターのネイティブ FTPサーバー機能の割り当てと競合するため、FTPサーバーポー トにはポート番号20、21を割り当てないようご注意ください。 • ポートレンジ: ポートフォワーディングによって転送されたパ ケットを受信するクライアントのポートを設定します。同じネ ットワーク上にあるクライアントのポート範囲を指定したい場 合は、サービス名、ポートレンジ (例 10200:10300) 、ローカル IP を入力します。ローカルポートの項目は空欄にします。ポー トレンジは複数の形式で指定することが可能です。 例: ポート範囲 (300:500) 、個別ポート (566,789) 、ポート範囲 と個別 (1015:1024,3021) ご注意: • ネットワークファイアウォールを無効に設定し、WANセットアップ
ご注意: ポートフォワーディング機能を使用するには、クライアントに静的IP アドレスを割り当てる必要があります。詳細は、 「3.
3.14.5 DMZ DMZ (DeMilitarized Zone) とは、ネットワーク上でファイアウォー ルによって包囲された、外部ネットワークからも内部ネットワーク からも隔離された領域のことです。外部からアクセスされるDNSサ ーバー、メールサーバー、Webサーバーなどのホストコンピュータ ーを仮想DMZ領域に配置することで、既存のLANに対してセキュ リティを確保することができます。 警告: DMZを設定した場合、登録したIPアドレスに対してすべてのポート を開放した状態になります。セキュリティが低下しますのでご注意くだ さい。セキュリティには十分ご注意ください。 DMZのセットアップ 1. 「WAN」をクリックし、 「DMZ」タブを選択します。 2. 「DMZ を有効にする」の「はい」を選択します。 3. 公開ステーションのIPアドレス: DMZ指定するクライアントの IPアドレスを入力します。サーバークライアントは静的IPアドレ スが割り当てられている必要があります。 4. 「適用」をクリックし、設定を保存します。 DMZの削除 1.
3.14.6 DDNS DDNS (Dynamic Domain Name System) は、固定のIPアドレスが 割り当てられていない場合でも、特定のドメイン名を利用できる サービスです。本製品では、ASUS DDNS Serviceまたはその他の DDNSサービスを介することにより外部ネットワークからのアクセ スを可能にします。 DDNSのセットアップ 1. 「WAN」をクリックし、 「DDNS」タブを選択します。 2. ご利用環境に応じて以下の設定を行います。設定完了後は 「適用」をクリックし、設定を保存します。 • DDNSクライアントを有効にしますか: インターネット経由で 外部から無線LANルーターにアクセスを可能にするDDNS機 能の有効/無効を設定します。 • サーバー/ホスト名: DDNSサービスを利用するサーバーをドロ ップダウンリストから選択します。ASUS DDNS Service を利 用する場合は、希望ホスト名 (ドメイン名) を入力します。 • ASUS DDNS Service (WWW.ASUS.
• ワイルドカードを有効にしますか: ご利用のDDNSサービスが ワイルドカードをサポートしている場合のワイルドカードサポ ートの有効/無効を設定します。 ご注意: DDNSサービスは次の条件下で動作しません。 • 無線LANルーターにプライベートIPアドレスが割り当てられている 場合。 例: 192.168.x.x、172.16.x.x、10.x.x.x この場合、管理画面上に黄色のテキストで警告が表示されます。 • 複数のNATテーブルが存在するネットワーク上に無線LANルーター がある場合。 3.14.7 NATパススルー NATパススルーでは、クライアントからの各VPNの接続要求に対し てパケットをWAN (インターネット) 側に通過させるかどうかの設 定が可能です。 PPTP、L2TP、IPsec、RTSP、H.323、SIP パススルーはデフォルトで 有効に設定されています。 NATパススルーのセットアップ 1. 「WAN」をクリックし、 「NAT パススルー」タブを選択します。 2.
3.15 ワイヤレス 3.15.1 全般設定 全般タブでは基本的なワイヤレス設定を行うことができます。 基本的なワイヤレス設定 1. 「ワイヤレス」をクリックします。 2. ネットワークを識別するためのネットワーク名 (SSID) を設定 します。ネットワーク名は半角英数字、- (ハイフン) 、_ (アンダ ースコア) を使用して32文字以内で入力します。 3.
4. 通信に使用するワイヤレスモードを選択します。 • 自動: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/axで通信します。 • L egacy: IEEE 802.11 b/g/nで通信します。ただし IEEE 802.11n をネイティブサポートするハードウェアの最大通信速度は 54Mbpsとなります。 •N only(2.4GHz), N/AC mixed: IEEE 802.11n のみ、または IEEE802.11n/acでのみ通信します。IEEE 802.11 a/b/gでの通信 は行えません。 ご注意: 「b/g Protection」をチェックするとIEEE 802.11bとIEEE 802.11g が混在する環境でIEEE 802.11g の通信を優先させることができます。 5. 通信チャンネルの帯域幅を選択します。 6. 通信チャンネルを選択します。[自動]を選択した場合、無線 LANルーターは電波干渉の少ないチャンネルを自動的に選択 して使用します。 7. 通信チャンネルを選択します。 8.
• WPA/WPA2 Personal/WPA-Auto-Personal: PSK (PreShared Key、事前共通キー) 認証方式の暗号化キーを手動 で設定します。PSKではWEPよりも強力な暗号化方式(AES/ TKIP)を採用しています。このモードは一般家庭やスモール ビジネス環境などの小規模ネットワークでの使用に適して います。 • WPA/WPA2 Enterprise/WPA-Auto-Enterprise: パー ソナルモードより強固なセキュリティを提供するエンタ ープライズモードは、IEEE802.1x認証方式をサポートし ています。IEEE802.1x認証方式では、EAP (Extensible Authentication Protocol、拡張認証プロトコル) と呼ばれる 既存の認証プロトコルを使用し、外部RAIDUSサーバーによ る認証管理を行うことが可能です。このモードは企業などの 大規模ネットワークでの使用に適しています。 • Radius with 802.1x: 802.1X 認証は、802.
3.15.2 WPS WPS (Wi-Fi Protected Setup) は、Wi-Fi Allianceが策定したワイヤ レスネットワーク接続・セキュリティの設定を簡単に行うための規 格です。WPS に対応したワイヤレスデバイスをプッシュボタン方式 またはPIN方式で簡単に接続することができます。 ご注意: WPS機能を使用する前に、ご利用のデバイスがWPSに対応して いることをご確認ください。 WPSを有効にする 1. 「ワイヤレス」をクリックし、 「WPS」タブを選択します。 2. 「WPSを有効にする」のスイッチをクリックして、WPS機能を ONにします。 3. WPSで接続設定を行う周波数帯はデフォルト設定で 「2.
4. 「WPS方式」で接続方法を選択します。WPS ボタン方式で接 続する場合は手順5へ、PINコード方式で接続する場合は手 順6へ進みます。 5. プッシュボタン接続方式を使用して接続する場合は、次の手 順に従って操作します。 a. コンピューターの場合は、WPSで接続設定を行う周波数帯 のネットワーク名 (SSID) を選択し、ネットワークキーの入 力画面にします。その他のデバイスの場合は、デバイス上 のWPSボタンを押し、接続待機状態にします。 b. 管理画面でWPS方式の「WPS ボタン」をチェックし「開始」ボタ ンをクリックするか、または本体背面のWPSボタンを押します。 ご注意: WPSボタンの位置については、ご使用のデバイスの取扱説 明書をご覧ください。 c. しばらくすると、ネットワークに接続され通知領域 (タスク トレイ) のワイヤレスネットワークアイコンが接続状態とな ります。接続デバイスが検出されない場合、WPSは自動的 にアイドル状態に切り替わります。 6.
3.15.3 ブリッジ ブリッジとは、別々のネットワークを1つのネットワークとして結合 することです。本製品は、物理的に離れたネットワークをワイヤレ ス接続で結合するWDS (Wireless Distribution System) をサポー トしています。WDSは「ワイヤレスブリッジ」、 「リピーター機能」、 「アクセスポイント間通信」とも呼ばれており、通信範囲を広げた り、電波の届きづらい場所への中継を可能にします。 ワイヤレスブリッジのセットアップ 1. 「ワイヤレス」をクリックし、 「WDS」タブを選択します。 2.
3. 「APモード」ドロップダウンリストから動作モードを選択し ます。 • AP Only: ワイヤレスブリッジ機能を使用しません。 • WDS Only: ワイヤレスブリッジとしてのみ動作します。アクセ スポイントとして動作しないため、ワイヤレスデバイスを接続 することはできません。 • Hybrid: ワイヤレスブリッジとして動作し、またアクセスポイ ントとしても動作します。 ご注意:「Hybrid」モードに設定した場合、本製品のアクセスポイントの 通信速度は通常の半分の速度となります。 4. リモートブリッジリストに登録したアクセスポイントに接続す る場合は、 「リスト内のAPに接続しますか」の「はい」をチェ ックします。 5. リモートブリッジリストに新たなアクセスポイントを追加する には、プルダウンリストから選択するか、MACアドレスを入力 ボタンをクリックします。 し ご注意: リモートブリッジリストに追加されたアクセスポイントを使用す るには、無線LANルーターとアクセスポイントが同じチャンネル上にあ る必要があります。 6. 「適用」をクリックし、設定を保存します。 7.
3.15.4 MACアドレスフィルタリング MACアドレスフィルタリングでは、MACアドレスによる接続制限 (MACアドレスフィルタリング) を設定することができます。 MACアドレスフィルタリングのセットアップ 1. 「ワイヤレス」をクリックし、 「MACアドレスフィルタリングリ ング」タブを選択します。 2. 「MAC アドレスフィルタリング」の「はい」を選択します。 3. MACフィルターモードでフィルター動作を選択します。 • 許可: MACフィルターリストに登録されているデバイスのみ 接続を許可します。 • 拒否: MACフィルターリストに登録されているデバイスの接 続を拒否します。 4. MACフィルターリストに接続制限を行うデバイスを追加する ボタンをクリックします。 には、MACアドレスを入力し 5.
3.15.5 RADIUSの設定 RADIUS (Remote Authentication Dial In User Service) の設定で は、RADIUS認証サーバーへの接続設定をすることができます。 この設定は、ワイヤレスネットワークの認証方式をWPA/WPA2 Enterprise、またはRadius IEEE 802.1x に設定した場合に必要とな ります。 RADIUS認証サーバーアクセスのセットアップ 1. ワイヤレス全般設定で認証方式をWPA/WPA2 Enterprise、 またはRadius IEEE 802.1x に設定したネットワークを構築し ます。 ご注意: 認証方式については、 「3.15.1 全般設定」をご覧ください。 2. 「ワイヤレス」をクリックし、 「RADIUS」タブを選択します。 3. 「バンド」ドロップダウンリストで設定する周波数帯を選択しま す。 4. 「サーバーIPアドレス」に、RADIUS認証サーバーのIPアドレス を入力します。 5. 「接続シークレット」に、RADIUS認証サーバーにアクセスする ためのパスワードを入力します。 6.
3.15.
• ワイヤレス機能を有効にする: ワイヤレスネットワークの有 効/無効を設定します。 • 無線スケジューラを有効にする: 時間の表示形式として、24 時間表示または12時間表示を選択することができます。表の 色分けは、 「許可」または「拒否」を示しています。各フレーム をクリックして平日の時間の設定を変更し、完了したらOKを クリックします。 • APを隔離: ネットワーク上の各ワイヤレスデバイスが相互通 信をできないようにします。この機能は多くのゲストユーザー が頻繁にネットワークに接続する場合などのセキュリティ強 化として効果を発揮します。 • マルチキャスト速度 (Mbps) : マルチキャストフレームの伝送 レートを指定します。これは、アクセスポイントがワイヤレス ネットワークにブロードキャストパケット及びマルチキャスト パケットを伝送する速度です。 97
• プリアンブルタイプ: ワイヤレス通信の同期をとるプリアン ブル信号の長さを選択します。 「ショートプリアンブル」で は通信速度が速くなる可能性がありますが、通信距離や互 換性は低下します。 「ロングプリアンブル」では通信距離と 高い互換性を得ることができます。 • RTSしきい値: RTS (送信要求) 信号を送信するパケットサイ ズを設定します。しきい値を小さく設定することで、複数のデ バイスを接続している場合などの通信の安定性を向上させる ことができます。 • DTIM間隔: DTIM (Delivery Traffic Indication Message) と は、省電力モードのワイヤレスデバイスに対してパケットの送 信待ちであることを伝えるメッセージのことです。DTIM間隔 では、ビーコンに対してDTIMを挿入する間隔を設定します。 • ビーコン間隔: ワイヤレスネットワークを同期させるためにア クセスポイントから送信するパケット (ビーコン) の間隔を設 定します。ビーコン間隔を小さくすることでワイヤレスデバイ スとの接続効率は向上しますが、通信効率は低下します。 • Txバースト: IEEE
• エアタイムフェアネス: この機能により、ネットワークの速 度は、最も遅いトラフィックによる制限を回避できます。ク ライアント間で時間を均等に分配することにより、Airtime Fairnessは送信時に最高速度で転送が可能です。 • エクスプリシットビームフォーミング: クライアントのワイヤレ スアダプターがビームフォーミングに対応している場合、本機器 とのビームフォーミングをサポートします。この技術により、これ らのデバイス間で、チャンネル推定およびステアリングの方向を 互いに通信して、ダウンロード速度およびアップリンク速度を向 上させることができます。 • インプリシットビームフォーミング: ネットワークアダプター がビームフォーミングをサポートしない場合、 「インプリシッ トビームフォーミング」を有効にすることで、チャンネルおよ び、送信方向を推測し、ダウンリンク速度を向上させること ができます。 99
4 ユーティリティ ご注意: • 無線LANルーター用ユーティリティは、次のURLからダウンロードい ただけます。 - Device Discovery v1.4.7.1: https://www.asus.com/jp/ networking-iot-servers/wifi-routers/asus-gaming-routers/rtax86u-pro/helpdesk_download/ - Firmware Restoration v1.9.0.4: https://www.asus.com/jp/ networking-iot-servers/wifi-routers/asus-gaming-routers/rtax86u-pro/helpdesk_download/ - Windows Printer Utility v1.0.5.5: http://dlcdnet.asus.com/ pub/ASUS/LiveUpdate/Release/Wireless/Printer.zip • 無線LANルーター用ユーティリティはWindows® OS 環境でのみご 利用いただけます。 4.
4.2 Firmware Restoration(ファームウェアの復元) 本製品は、ファームウェアの更新に失敗した際に復旧を行うための レスキューモードを備えています。レスキューモードでは、Firemware Restorationユーティリティを使用して指定したファームウェアファイ ルからファームウェアを復旧することができます。 重要! Firmware Restoration ユーティリティは、本機がレスキューモード で動作している場合にのみご使用ください。 ご注意: 本ユーティリティは、Windows® OS 環境でのみご利用いただ けます。 Firmware Restorationユーティリティを使用する 1. 無線LANルーターの電源アダプターをコンセントから取り外 します。 2.
3. コンピューターのIP アドレスを次の値に設定します。 IPアドレス: 192.168.50.x サブネットマスク: 255.255.255.0 4. 「スタート」 ボタン →「プログラム」→「ASUS Utility」→ 「 Wireless Router」でFirmware Restoration ユーティリティ を実行します。 5. ファームウェアファイルを指定し、 「アップロード」をクリック します。 ご注意: Firmware Restorationユーティリティはファームウェア更新用 のユーティリティではありません。ファームウェアの更新を行う場合は、 管理画面から実行してください。詳細については本マニュアルに記載の 「3.3.
4.3 プリンターサーバーの設定 4.3.1 ASUS EZ Printer Sharing 本製品では、専用のPrinter Setup Utility を使用するだけで、簡単 に無線LANルーターのUSB ポートに接続したプリンターを共有す ることが可能です。 ご注意: • 本製品がサポートするプリンターついては、次のWeb サイトでご確認 ください。(http://event.asus.
EZ Printer 共有モードのセットアップ 1. 管理画面で「USBアプリケーション」→「ネットワークプリンタ ーサーバー」の順にクリックします。 2. 「Download Now!」をクリックし、Printer Setup Utility をダ ウンロードします。 ご注意: LPRプロトコルでプリンターに接続する場合は、手動で設定を行 う必要があります。 3. 104 ダウンロードしたファイルを解凍し、実行ファイル「Printer.
4. Printer Setup Utility によるセットアップウィザードが表示され ます。画面に表示される指示に従ってセットアップを行います。 5. 初期セットアップが完了したら「次へ」をクリックします。初期 セットアップには数分かかる場合があります。 6. 「終了」をクリックしセットアップを完了します。 7.
8.
4.3.2 LPRを共有プリンターに使用する LPR/LPD (Line Printer Remote/Line Printer Daemon) プロトコル を使用することで、ネットワーク上にあるWindows® OSやMac OS など複数の環境でプリンターを共有することができます。 LPRプリンターを共有する(Windows® OS) 手順 1. 「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「ハードウェア とサウンド」→「デバイスとプリンター」の順にクリックし、画 面上部の「プリンターの追加」をクリックしてウィザードを起 動します。 2.
3. 「新しいポートの作成」をチェックし、ポートの種類を「標準 の TCP/IP ポート」に設定し「次へ」をクリックします。 4.
5. デバイスの種類の「カスタム」をチェックし、 「設定」をクリッ クします。 6.
7. 「次へ」をクリックし、ドライバーの検出へ進みます。 8.
9. プリンター名を入力し、 「次へ」をクリックします。 10.
4.4 ダウンロードマスター ダウンロードマスターは、コンピューターや他のデバイスの電源が オフの状態でも無線LANルーターだけでファイルのダウンロード を行うことができる画期的な機能です。 ご注意: この機能を使用するには、外付けHDDやUSBメモリー等のUSB ストレージデバイスを無線LANルーターのUSBポートに接続する必要が あります。本製品がサポートするUSBストレージデバイスのフォーマット タイプや容量については、次のWeb サイトでご確認ください。 http://event.asus.com/networks/disksupport ダウンロードマスター を使用する 1. 「USBアプリケーション」を選択し、 「ダウンロードマスター」 のInstall をクリックします。接続されているUSBストレージド ライブを選択するとダウンロードマスターユーティリティがイ ンストールされます。 2. ダウンロードマスター ユーティリティのインストール後 は、USBアプリケーションの「ダウンロードマスター」アイコン をクリックすることで起動することができます。 3.
5. 各種設定の変更を行なうには、ナビゲーションパネルの設定 から設定変更を行います。 4.4.
5.4.
5 トラブルシューティング 本製品の使用中に問題が発生した場合は、まずトラブルシューテ ィングをご覧ください。ここに記載されているトラブルシューティ ングを行っても問題を解決できない場合は、サポートセンターに 電話またはメールでお問い合わせください。 5.1 基本的なトラブルシューティング ルーターに関する基本的なトラブルシューティングです。 ファームウェアを最新バージョンに更新します。 1. 管理画面で「管理」をクリックし、 「ファームウェア更新」タ ブを選択します。ファームウェアバージョンの「チェック」ボ タンをクリックし、利用可能なファームウェアをチェックし ます。 2. または、ASUSオフィシャルサイトから最新のファームウェアを ダウンロードします。 (https://www.asus.com/jp/networking-iot-servers/wifirouters/asus-gaming-routers/rt-ax86u-pro/helpdesk_bios/) 3.
ネットワークを再起動します。 1. 本製品 (ルーター) 、モデム/回線終端装置、コンピューターの 電源を切ります。 2. 本製品とモデム/回線終端装置からすべてのケーブルを取り外 します。 3. しばらく待ち、本製品の電源アダプターをコンセントに接続します。 4. 本製品の電源を入れ、2分程度待機します。 5. 本製品とコンピューターをネットワークケーブルで接続します。 6. 本製品とモデム/回線終端装置をネットワークケーブルで接続 します。 7. モデム/回線終端装置の電源アダプターをコンセントに接続し ます。 8. モデム/回線終端装置の電源を入れ、2分程度待機します。 9.
ルーターのネットワーク設定が正しいことを確認します。 • ネットワーク上のクライアントが通信を行なうには、各クライ アントすべてに個別のIPアドレスが割り当てられている必要が あります。本製品ではDHCPサーバー機能を有しており、この 機能を使用することで個別のIPアドレスを自動的に割り当て ることが可能です。 117
5.2 FAQ (よくある質問) 管理画面 にアクセスすることができません。 • 有線接続の場合は、コンピューターと無線LANルーターにネ ットワークケーブルが正常に接続され LAN LEDが点灯してい ることを確認する。 • 管理画面にアクセスする際に使用する、管理者名 (ユーザー 名) とパスワードが正しいことを確認する。大文字/小文字の 入力を間違わないようご注意ください。 • Web ブラウザーのCookie や一時ファイルを削除する。 例: Internet Explorer 1. メニューバー、またはツー ルから「インターネットオ プション」を起動します。 2.
無線LANルーターとコンピューターのワイヤレス接続が確立 できません。 ご注意: 5GHz帯ネットワークに接続できない場合は、ワイヤレスデバイ スが5GHzに対応していること、またはデュアルバンド対応であることを ご確認ください。 • • 電波の有効範囲外: • 無線LANルーターとコンピューターの距離を近づける。 • 無線チャンネルを変更する。 • 無線LANルーターのアンテナの角度を調整する。 DHCPサーバーを有効にする: 1. 管理画面で「ネットワークマップ」をクリックし、クライア ントに該当のコンピューターが表示されていることを確認 します。 2.
• SSIDの非表示設定を解除する: 管理画面で「ワイヤレス」をクリックし、 「SSIDを非表示」の 「いいえ」をチェックします。次に、 「チャンネル」を「自動」 に設定します。 • 通信チャンネルを確認する: ワイヤレスLANアダプターをお使いの場合、現在設定している チャンネルがご使用の地域で利用可能であることを確認しま す。許可されていない通信チャンネルに設定されている場合、 ネットワークを構築することができません。 システムを工場出荷時の状態に戻す: 無線LANルーターの設定を工場出荷時の状態に戻し、再度ネ ットワークの設定を行います。システムを工場出荷時の状態 に戻すには、管理画面で「管理」をクリックし、 「リセット/保 存/復元」タブを選択します。 「工場出荷時の状態にリセット」 の「リストア」をクリックします。 • 120
インターネットに接続できません。 • ルーターがプロバイダーに接続可能でことを確認する: 管理画面で「ネットワークマップ」をクリックしインターネット の接続状態が「接続済み」と表示され、 「WAN IP」が割り当て られていることを確認します。 • ネットワークを再起動する: ルーターがWAN IPを取得していない場合は、 「6.
• コンピューターを再起動する: コンピューターを一旦再起動し、 「IPアドレス」と「デフォルト ゲートウェイ」が正常な値であることを確認します。 • 本機とモデム/回線終端装置を確認する: 本機およびモデム/回線終端装置のLEDインジケーターが正 常に点灯・点滅していることを確認します。本機のWAN LED が消灯している場合、ネットワークケーブルが正しく接続され ていないか、または破損しています。 ネットワーク名またはネットワークキーを忘れました。 • ネットワーク名とネットワークキーを再設定する: 管理画面の「ネットワークマップ」、または「ワイヤレス」をクリ ックし、ネットワーク名 (SSID) とネットワークキーを再度設定し ます。 • システムを工場出荷時の状態に戻す: 無線LANルーターの設定を工場出荷時の状態に戻し、再度ネ ットワークの設定を行います。システムを工場出荷時の状態 に戻すには、管理画面で「管理」をクリックし、 「リセット/保 存/復元」タブを選択し、 「リストア」をクリックします。また、 本体にあるリセットボタンを5秒以上押すと、電源ランプが点 滅し、工場出荷時の状態
管理画面にアクセスできません。 本製品のセットアップを行う前に、お使いのコンピューターが次の 環境であることをご確認ください。 A. プロキシサーバー設定を無効にする Windows® 1. Internet Explorerを開くには、 「スタート」ボタンをクリック し、検索ボックスに「Internet Explorer」と入力して、結果の 一覧の「Internet Explorer」 をクリックします。 2. 「ツール」ボタン→「インターネ ットオプション」→「接続」タブ →「LAN の設定」の順にクリッ クします。 3. 「LAN にプロキシサーバ ーを使用する」チェック ボックスをオフにします。 4.
MAC OS 1. Safari を起動し、 「Safari」→「環境設 定」→「詳細」タブ→プロ キシ項目「設定を変更」 の順にクリックします。 2. 「設定するプロキシ サーバーを選択」で 「FTP プロキシ」と 「Web プロキシ」のチ ェックボックスをオフに します。 3. 変更が終了したら、 「今すぐ適用」をクリックして設定を適用します。 ご注意: 設定方法についてはブラウザーのヘルプも併せてご覧ください。 B. IP アドレスの自動取得を設定する Windows® 1.
2. Properties(プロパティ)をクリ ックして、Ethernet Properties (イーサネットのプロパティ) 画面を表示します。 3. 「ネットワーク」タブをクリッ クします。 「この接続は次の 項目を使用します」で「イン ターネット プロトコル バー ジョン 4 (TCP/IPv4)」または 「インターネット プロトコル バージョン 6 (TCP/IPv6)」の どちらかをクリックし、 「プロ パティ」をクリックします。 4. DHCP を使用してIP 設定を自 動的に取得するには、 「IPアド レスを自動的に取得する」を クリックします。 5.
MAC OS 1. をクリックし、アップ ルメニューを開きます。 2. 「システム環境設定」 を選択し、インターネッ トとネットワークの「ネ ットワーク」をクリック します。 3. 現在使用しているネッ トワークを選択し、 「設 定」をクリックします。 4. 「TCP/IP」タブをクリックし、 「IPv4 の設定」ドロップダウンリ ストで「DHCPサーバを参照」を選択します。 5. 変更が終了したら、 「今すぐ適用」をクリックして設定を適用 します。 ご注意: TCP/IP の設定に関しては、オペレーティングシステムのヘルプ ファイルも併せてご覧ください。 C. ダイヤルアップ接続を無効する Windows® 1. Internet Explorerを開くには、 「スタート」ボタンをクリック し、検索ボックスに「Internet Explorer」と入力して、結果の 一覧の「Internet Explorer」を クリックします。 2. 「ツール」ボタン→「インター ネットオプション」→「接続」タ ブの順にクリックします。 3. 「ダイヤルしない」をクリック します。 4.
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exception, the source code distributed need not include anything that is normally distributed (in either source or binary form) with the major components (compiler, kernel, and so on) of the operating system on which the executable runs, unless that component itself accompanies the executable.
6. Each time you redistribute the Program (or any work based on the Program), the recipient automatically receives a license from the original licensor to copy, distribute or modify the Program subject to these terms and conditions. You may not impose any further restrictions on the recipients’ exercise of the rights granted herein. You are not responsible for enforcing compliance by third parties to this License. 7.
This section is intended to make thoroughly clear what is believed to be a consequence of the rest of this License. 8. If the distribution and/or use of the Program is restricted in certain countries either by patents or by copyrighted interfaces, the original copyright holder who places the Program under this License may add an explicit geographical distribution limitation excluding those countries, so that distribution is permitted only in or among countries not thus excluded.
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