System information
ASUS X79-DELUXE
4-13
Chapter 4
DIGI+ Power Control
DIGI+ Power Controlでは、CPUとメモリーの周波数とVRM電圧を細かく調整することが可能で、
システムの効率性とパフォーマンス、安定性を高めることができます。
CPU
CPU Load-line Calibration
CPU への 供給 電圧 調整します。高 い値を 設定することでオーバークロックの限界を引き上げること
ができますが、CPUとVRMの発熱量は増加します。
CPU Current Capability
CPUに供給する電流の上限値を設定します。高い値を設 定することにより、電力供給 量が増加しオ
ーバークロック可能な範囲が広がりますが、VRMの消費電力は増加します。
CPU Power Phase Control
CPU用電圧調整モジュールの動作フェーズ数の制御方法を設定します。システム負荷の高い状態
で稼働フェーズ数を増やすことにより、高速過渡応答と高い伝熱性能を得ることができます。システ
ム負荷の低い状態で稼働フェーズ数を減らすことにより、VRMの変換効率が向上し発熱を抑えるこ
とができます。
VCCSA Load-line Calibration
CPUアンコア部 (システムエージェント) への供給電圧を調整します。高い値を設定することでオー
バークロックの限界を引き上げることができますが、CPUとVRMの発熱量は増加します。
VCCSA Current Capability
CPUアンコア部 (システムエージェント) へ供給する電流の上限値を設定します。
CPU Voltage Frequency
C P U 用 電 圧 調 整 モジ ュール ( V R M ) の ス イッチング周 波 数の 制 御 方 法 を 設 定し ます。スイッチング 周 波
数を高くすることでVRMの過渡 応答を高めることができます。ただし、発熱量は増加します。
CPU Power Duty Control
CPU用電圧調整モジュール(VRM)の制御方法を設定します。温度バランスまたは電流バランス、どちら
を重視して制御を行うかを選択します。電流バランスを重視することにより、オーバークロック時に安
定した動作を得ることができます。
前項/次項
設定を適用する
最後に適用された値
に戻す