User Guide
ASUS X99-E-10G WS
4-13
Chapter 4
CPU電力制御
4.4.7 DIGI+ Power Control
DIGI+ Power Controlでは、システムの安定性やオーバークロックパフォーマンスを調整するため
に、CPUとメモリーの供給電流やVRMの制御方法を設定することができます。
本マニュアルで使用されているイラストや画面は実際とは異なる場合があります。予めご了承
ください。
CPU Power Phase Control
動作中のCPU用電圧調整モジュール(VRM)数の制御方法を設定します。システム負荷の高い状態
で稼働フェーズ数を増やすことにより、高速過渡応答と高い伝熱性能を得ることができます。システ
ム負荷の低い状態で稼働フェーズ数を減らすことにより、VRMの変換効率が向上し発熱を抑えるこ
とができます。
CPU VRM Switching Frequency
CPU用VRMのスイッチング周波数の制御方法を設定します。周波数を高くすることでVRMの過渡応
答を高めることができます。
CPU Load-line Calibration
CPUへの 供給 電圧を調整します。高い値を設定することでオーバークロックの限界を引き上げるこ
とができますが、CPUとVRMの発熱量は増加します。
CPU Current Capability
CPUに供給する電流の上限値を設 定します。オーバークロック時は高い値を設 定することで動作を
安 定 させることが で きます。ただし 、V R M の 消 費 電 力が上 昇しま す。
CPU Power Thermal Control
CPU用VRMの許容する上限温度を設定します。CPU用VRMがここで設定した値に達すると、VRMは
温度を下げるために自動的にパフォーマンスを低下させます。
CPU Power Duty Control
CPU用VRMの制御方法を設定します。温度または電流、どちらを重視して制御を行うかを選択します。
電流を重視することにより、オーバークロック時に安定した動作を得ることができます。
Active Frequency Mode
CPU用VRMの省電力機能の有効/無効を設定します。
画面を切り替える
最後に適用された
値に戻す
設定を適用する