User Guide
Table Of Contents
ASUS X99-M WS/SE
1-13
Chapter 1
3. MemOK!ボタン(MemOK!)
本製品と互換性のないメモリーを取り付けると、システムが起動せず、Q-LEDのDIAG_
DRAM が点灯します。起動時の自己診断テスト (POST) 中にMemOK! ボタンを押すと
MemOK! 機能が実行され、互換性を調整し起動する確率を上げることができます。
• DIAG_DRAM LEDの位置は、「1.2.8オンボードLED」をご覧ください。
• DIAG_DRAM LEDはメモリーが故障している場合や正しく取り付けられていない場合にも
点灯します。MemOK! 機能を利用する前にシステムの電源をオフにし、メモリーが正しく取
り付けられているか確認してください。
• MemOK! ボタンはWindows® OS 上およびS5ステート(電源オフ)では機能しません。
• 調整作業中は、システムはフェイルセーフメモリー設定をロードしテストを実行します。1つ
のフェイルセーフ設定のテストには約30秒かかります。テストに失敗した場合、システムは
再起動し次のフェイルセーフ設定のテストを実行します。DIAG_DRAM LEDの点滅が速く
なった場合は、異なるテストが実行されていることを示します。
• メモリー調整を行うため、各タイミング設定のテスト実行時にシステムは自動的に再起
動します。なお、調整作業が終了しても取り付けたメモリーで起動しない場合は、DIAG_
DRAM LEDが点灯し続けます。
• 調整作業中にコンピューターの電源をオフにする、またはメモリー交換するなどした場合、
システム再起動後にメモリー調整作業を続行します。調整作業を終了するには、コンピュ
ーターの電源をオフにし、電源コードを5秒から10秒取り外してください。
• メモリーのオーバークロックによりシステムが正常に起動しなくなった場合は、POST中に
MemOK! ボタンを押してメモリーを調整し、UEFI BIOS Utilityでデフォルト設定をロードし
てください。
• MemOK! 機能をご利用の際は、事前にUEFI BIOSを最新バージョンに更新することをお
勧めします。最新のBIOSイメージファイルは、ASUSオフィシャルサイト(http://www.asus.
com)からダウンロードすることができます。