Manual
Table Of Contents
9
XENYX 1202FX/1002FX 取扱説明書
3.
3.1
GAIN GAIN
HPS3000
TRUTH B2030A
Electric guitar
XENYX 1002FX
V-AMP 3
B-2 PRO
UMX490 MIDI sound module
CD Player
MD Recorder
Digital Audio
Workstation
図 3.1: レコーディングスタジオにおける 1002FX
最近では、スタジオでの作業の大半がコンピューターで処理でき
ますが、ミキシングコンソールはオーディオ入 力と出力を効果的
に扱うため の 決して 無くては ならない 機 器です。例 え ば 、レコー デ
ィング 前にマイク信号を増 幅したり、音 色の調節を行ったりする
必要がありますし、レコーディング信号とプレイバック信号を適切
なコネクターに送ったり、もしくはミックスに取り込む必要もあり
ます。ヘッドフォンおよびスタジオモニターの音 量も調 節しなけれ
ばなりません。XENYX ミキサーの包括的なメインセクションが、こ
ういった目的に実に優れた機 能を見せるでしょう。
音源をミキサーのマイク / ライン入力に、マスターマシン
(DAT やミニディスクレコーダー) をメイン出力にそれぞれ接続し
てください。モニタースピーカーはコントロールルーム出力へ、
ヘッド フォンはヘッド フォン出 力 へ 接 続 しま す。CD / テープ出力を
DAW (DigitalAudio Workstation) のサウンドカード入 力へ接 続したら、
コンピューターのサウンドカード出力を CD / テープ入力へ接続し
ます。
レコーディング信号は、ミキサー内で増幅され、イコライザー処理
され 、そしてメインバ スへと送り込まれ ます。レコーディング 信 号 の
レベル調節には LEVEL コントローラーを使用します。コンピュータ
ーへと送られる信号の全体的な音量調節は MAIN MIX フェー ダー
で行うことが可能となります。信号が実際に録音されているかどう
かを確認するためには、フォーンバスもしくはコントロールルーム
バスを使ってメインミックス信号をモニターせず、CD / テープ入力
に接続されたサウンドカードのリターン端子を使用してください。
そのためには、CD/TAPE TO CTRL スイッチ を 押 し 、PHONES/CONTROLROOM
コントローラーを使用してモニター音量の調節を行ってください。
こうすることで、すでに流れている信号に加えて、もう一つのトラッ
クを「オーバーダブ」することが出来ます。その際は DAW のダイレ
クトモ ニター 機 能 を 使 用してください 。
◊ CD/TAPE TO MIX