Manual
Table Of Contents
6
ULTRA-DI PRO DI800 取扱説明書
3.
3.1
Microphone Input
Link OutIn
Out
DI600
図 3.1: ギター DI ボックス ギターアンプ / ミキサー
上図には DI ボ ッ ク ス の 標 準 的 な 使 用 方 法 が 示 さ れ て い ま す 。ア ン
プへの信号は何の処理も施されません。信号はそのまま取り出さ
れ 、アンプへルートされます。低インピーダンスのバランス型 信号
はミキサーのマイク入力端子へと送り込まれます。この接続方法
は、高い信号レベルを持つ低周波信号を直線的に処理できるマイ
クがほとんど存在しないことから特にベースギターとの接続に有
利となるでしょう。エフェクトを使 用 する場 合 は 、PA システムおよ
びレコーディングでモニターできるようこの DI800 をエフェクト 機
器の後に接続して下さい。
3.2 DJ
Turn pan pots fully
(counter) clockwise
on microphone channels
In In
Out Out
L
R
図 3.2: DJ ミキサー DI ボックス ミキサー
この接続方法は、ラインレベル信号を持つキーボードや DJ ミキ
サー、およびその他のモノ / ステレオ信号ソースを特に長いケー
ブルで接続する際に有用です (FOH ミキサーへの接続等)。信号は
LINK 出力を介して别のアンプへとループされるため、FOH 信号に左
右されないモニター信号を得ることが出来ます。
3.3
標準的な性能のマイクにはしばしばアンバランス型の高インピー
ダンス出力が備えられています。このようなマイクは、DI800 を使用
することでハムノイズや干渉のイズの影響を受けることなく、長い
ケーブル を 使 用してミキサー へ接 続 することが 可 能となります。
この場合は、マイクを DI ボックスの入 力端子に接 続し、DI ボックス
の出力端子をミキサーのマイク入力端子に接続してください。
In Out
図 3.3: マイク 接 続
3.4
たった一つのスピーカー出力しか利用できない状態にあっても、
スピーカー出力から直接信号を取り出す必要がある場合には、こ
の DI800 の -30dB スイッチを利用することで、負荷超による DI800
の損傷を気にする必要なく、ミキサーをアンプ出力 (3,000 W/4 Ohm)
に接 続 することが 可 能となります。チューブ アンプ を 使 用している
場合は、スピーカーやこれと同様の抵抗を LINK 出 力 へ 接 続してく
ださい。
Out
In
-30 dB!
+ (red / positive)
- (black / negative)
図 3.4: パワ ーアンプ 出 力 へ の 接 続
◊ GROUND LIFT
ON
DI800