Manual
6 EUROPOWER EP4000/EP2000 取扱説明書
2.2
(10)(9) (16) (15)
(7) (8) (11) (12) (13) (14)
図 2.2: リアの操 作部とコネクター
(7) バランス型 XLR 入力コネクター (チャンネル 1 と 2)。
(8) ステレオフォンジャックコネクター (チャンネル 1 と 2)。
アンバランス型にも適応可能です。
(9) MODE SWITCHES。 アンプの 作 動 内 容 、リミッター やハイパ スフィ
ルターの設定が出来ます (2.3 章を参照)。
(10) 空冷装置。空冷速度は自動調整で、当機器の円滑な作動を保
証しま す。
◊ EUROPOWER
(11) 対応出力コネクター (チャンネル 1 と 2) 。モ ノ ブ リ ッ ジ ド モ ー
ド (2.3.5 章を参照) 時にはチャンネル 1 の出力コネクターだけ
をご使用下さい。なお、コネクターについての詳細は 4.1 章を
ご覧下さい。
(12) 出力クランプコネクト (チャンネル 1 と 2) 。モ ノ ブ リ ッ ジ ド モ
ード時には両スピーカーを稼動させるために、中間の両コネク
トをご使 用 下さい。
(13) BREAKER (自動安全装置)。問題が発生してブレーカーが自動
遮断したら、まず問題を取り除き、その後このボタンを押して
アンプを再び作動させることが出来ます。従来のヒューズの代
わりを果たすものです。
◊
(14) 電源接続には、付属の標準型 IEC コネクター 付きコードをご
使用下さい。
(15) EUROPOWER のシリアルナンバー。
(16) ここには MODE SWITCHES の機能に関する詳細が 記載されてい
ます ((9) を参照)。
2.3 (MODE SWITCHES)
図 2.3: EUROPOWER の DIP スイッチ
2.3.1
入力信号がアンプをオーバーロードすると、出力信号にはゆが
みが発生します。当アンプの両チャンネルはこのような事態のた
めに、切り替え可能なクリップリミッターが装備されています。
これは、アンプのオーバーロードを自動的に感知して、ゆがみが
許容値内になるまで増幅を下げます。僅かのオーバーロードの時
クリップリミッター は 信号 の ダイナミックを 保 持 するために 、より
控 え め な 抑 制 を し ま す 。ス イッ チ 1 はチャンネル 1 用、スイッチ
10 はチャンネル 2 用で す。
クリップリミッターは広 域 スピーカーシステムに於 いて、オーバー
ロード時の高周波ゆがみを減少しますので、システム内機器で
の 、発 生 し 得 る ダ メ ー ジ を 抑 制 し ま す 。
2.3.2
LF フィルターあるいはハイパスフィルターは、30 ヘルツあるいは
50 ヘルツ以下の周波数をカットします。これを通して妨害超低周
波は除去され、ベース再生が最適となり、望みの周波数帯の再生
へより多くのパワーが与えられます。スイッチ 3 (チャンネル 1 用)
とスイッチ 8 (チャンネル 2 用) で、このフィルターをオン / オフ
出 来 ま す。ス イッ チ 2 (チャンネル 1 用) とスイッチ 9 (チャンネル
2 用) で限界周波数を決めます。フィルターのオフ時には、5 ヘル
ツ以下の周波数はカットされ、スピーカーを超低周波音域と直流
電圧から保護します
スピーカーによっては (例えばベースリフレックススピーカー)、
規定周波数以下の周波によるメンブランの振動に非常に敏感です
ので、スピーカーボックスの規定入力周波数にあわせてフィルタ
ーを設 定して 下さい 。










