Manual
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7 EUROLIVE F1220A 取扱説明書
3.
F1220A をモニタースピーカーとして使用する場合は、ミキサーのモ
ニター出力および AUX 出力から F1220A へ音声信号を送り込みま
す。同じモニターミックス信号を複数のスピーカーで使 用したい場
合は、1 台目の音声信号を LINK 出力を介して 2 台目の F1220A へ
送り込みます。各 F1220A の音量は、それぞれ LEVEL コントローラ
ーで 調 節 可 能 で す。
3.1
F1220A 一台とマイクが一本あれば、最小限度の労力で小規模な
P.A . 環境を整えることが可能となります。キーボードや CD プレ
イ ヤ ー 、ま た は ミ キ サ ー の AUX センド出力といった外 部 機 器から
の音源は、F1220A の LINE 出力を介して操作することが可能とな
ります。
• LEVEL コントローラーを左に廻しきってください。
• 音源となる音声信号を MIC/LINE 入力に接続してください。
• F1220A に電源を投入します。
• LEVEL コントローラーを徐々に右に廻して、お好みの音量に設
定してください。音量レベルの目安には CLIP-LED をお使いくだ
さい。信号がクリップする際に LED が一瞬点灯するのは問題
ありませんが、常に点灯しないよう十分お気をつけください。
◊
F1220A
F1220A
(balanced signal)
(balanced signal)
(balanced signal)
Keyboard 1
Parallel Out
INPUT 1
INPUT 2
INPUT 3
DI400P
(DI Box)
DI400P
(DI Box)
MX400
(Submixer)
LINE
INPUT
OUTPUT
IN
IN
OUT
Parallel Out
Keyboard 2
AUX SEND
Main Mixer
図. 3.1: F1220A を 2 台のキーボードと使 用する場 合
3.2 F1220A
比 較 的 規 模 の 大 きな ステ ー ジ 環 境 で 同じモニターミックスを
使用したい場合は、ステージモニターの数を増やしてくださ
い。LINK 出力を介して 2 台の F1220A が 接 続 で き ま す 。そ の
際、1 台目の F1220A にマイク信号もしくはラインレベル信号が接
続されていても問題ありません。
• 1 台目のスピーカーの LINK 出力と 2 台目のスピーカーの LINK
入 力 を相 互 に 接 続 してください 。
3.3 F1220A
ギタリストおよび ベーシストは、ステージ上で自分 の楽 器の 音を
聴 くこ と が で き る よ う に 、た と え モ ニ タ ー シ ス テ ム が 使 用 す る に し
ても、大概自身でアンプを所有しています。特に小さなステージ
での演奏においては、こういったアンプでもステージ上の音量レ
ベルに負けないだけの出力を備えています。しかし、キーボーディ
ストとなると、自分でアンプを所有していない場合がほとんどで
しょう。
F1220A では、キーボードが直接接続できるようになっていま
す。2 台のキーボードを使用したい場合は、これらを一台のサブ
ミ キ サ ー( MicroMIX MX400 など)でまとめ、ミキサー出力と F1220A
の LINE 入 力 を 相 互 接 続 す る だ け と な り ま す 。こ の サ ブ ミ キ サ ー
に、ハウスミキサーから AUX / モニター信号を送り込めば、バンド
の他のメンバーの演奏も一 緒にモニターすることが できます。
3.4
ノッチフィルターは、使用信号に含まれる非常に狭い周波数帯域
部分を削ぎ落とす役割を果たします。フィードバックなどの典型
的な干渉ノイズは、しばしばある特定の周波数で発生するため、
この機能を使ってこの帯域を効果的にカットすることができます。
干渉ノイズを特定したい場合は、このフィルター機能を起 動さ
せ、FREQUENCY コントローラーを左からゆ っくりと 右 へ廻していっ
てください 。
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FEEDBACK DESTROYER PRO FBQ2496
SHARK DSP110