Manual
Table Of Contents
12 ULTRA-G GI100 取扱説明書
バランス出力が 装 備されたキーボードは稀にしかありません。このた
め、長いケーブル結線の使用下でクリーンなシグナルを得るために
は、DI ボックス が 不 可欠 です。
2.3
アンバランス型コネクター付の高インピーダンスマイクだけが使 用で
きる場合、ULTRA-G を利用すると、ノイズやハムの発生を生ずることな
く 長 い ケ ー ブ ル を 使 用 す る こ と が 可 能 と な り ま す 。こ の た め に は マ イ ク
を DI ボックスの入力側に、ボックスの出力側をミキサーのマイク入 力
端子に接続します。この際、スピーカーシミュレーションは解除してお
いてください 。
2.4
レコーディングなどの際に音源が必要でありながらスピーカ
ー出力しか利用できない 場 合、ULTRA-G がその問題を解決しま
す。ULTRA-G の 2 つの -20 dB スイッチを利用し、ミキサーを 3000W
以上のアンプの出力と接 続することができます。もちろんこの場 合に
も GI100 がオーバードライブに陥る心配は全くありません。チューブパ
ワーアンプとのご併用の際には、DIREKT LINK 出力端 子に必ずスピーカ
ーボックスもしくは他の負荷 抵抗器を接 続してください。この際、スピ
ーカーシミュレーションは解除しておいてください。
+ Red or positive post
- Black or negative post
図 2.3: アンプ出力との接続