Quick Start Guide
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クイックスタートガ イド
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メイン ディスプ レ イで HOME ボタンを押してから、1 番目のフェー
ダーバンクのチャンネル 1 の SELECT ボ タ ン を 押 し ま す 。ソ ー ス を
何も選択していない場合、ゲイン調整も実行されません。HOME
スクリーン で ‘INPUT’(入力)ボタンを押すか、左手側のコラムの
2 番目の タブからナビゲートします。MAIN セクションの “Source
Select” (ソース選択) の四角形を押し、プルダウンメニューより
AES50 A を 選 択 し ま す 。グ リ ッ ド の ’A 8’ を タ ッ プ し 、チ ャ ン ネ ル 1 に キ
ックドラムを割り当てます。
このページから移動せずに、最初のフェーダーバンクのチャンネ
ル 2 の SELECT ボタンを押します。 AES50 A-9 を 選 択 し 、チ ャ ン ネ
ル 2 にタム1を割り当てます。ほかのチャンネルにも、雑然とした
ステージボックスの物理的接続を、論理的に、体系化して割り当
てていきます。オーバーヘッドマイクをチャンネル 6 に割り当てる
際、AES 13/L を押すと、自動的に両マイク信号をチャンネル 6 にス
テレオで割り当てます。
ROUTING スクリーンで、スクリーン上部 の 出 力アイコンを 押し
ます。“Output Group” (出力グループ) プルダウンメニューに触
れ、‘AES50 A’ を 選 択します。グリッドの 最 初 の四 角 形 を押します。
“Input Group”( 入 力 グ ル ー プ )プ ル ダ ウ ン メ ニ ュ ー に 触 れ 、BUS を
選 択します。1L を選択し、バス 1 を S16 の XLR 出力 1 に割り当て
ます。この手順を、ステージに送り返すほかのバスに関しても繰
り返します。出力 7 および 8 の編集時、“Input Group” メニューより
“MAIN” を選択し、1L を出力7に、1R を出力 8 に割り当てます。これ
らの出力はパワーアンプリファーまたはアクティブメインスピーカ
ー へ接 続しま す。
注意 – モノステージウェッジを使用する際は、入力部の Mono
(モノラル) ボタンを使用し、“width” (幅) を0に設定します。
5. プリセットおよび Snapshot
(スナップショット) ライブラリー
ルーティング、チャンネル処理およびグローバル環境設定の調節
に奮闘した後は、Snapshot を 作 成 し て 、コ ン ソ ー ル の 状 態 を 保 存 し
て お くこ と を お 勧 め し ま す 。こ れ は “Library” (ライブラリー) 部でお
こないます。保存方法および、保存済み Snapshot 読み込み時の、
コンソールの状態の保護に関して、多数の選択オプションがあり
ます。
Snapshot ライブラリーの左側の窓には、それまでにメインディレク
トリに保 存した Snapshot の リ ス ト と 、同 種 の Snapshot を管 理する
ために作 成したフォル ダーが 表 示 されます。Snapshot を多数保存
する、または複数のエンジニアがコンソールを使用する場 合は、
フォルダーへ保存し管理するのが効率的でしょう。
Recall Scope (リコールスコープ - 呼び出し範囲)
ル ー テ ィ グ 、チ ャ ン ネ ル 処 理 、お よ び グ ロ ー バ ル 構 成 な ど 、コ ン ソ
ールの各種エレメントは、保存済み Snapshot の保存および呼び出
しに際して、選択および除外ができます。 チャンネル、バスおよ
びエフェクトエンジンは選択/非選択がしやすいよう、拡大されま
す 。保 存 の 前 に リ コ ー ル 範 囲 を 調 節 す る と 、Snapshot を保 存した当
初の目的のリマインダーになります。保 存した Snapshot をライブラ
リーリストから選 択した際、Snapshot を 保 存した 時のリコール 範 囲
が表示されます。これにより、読み込みの前にも範囲を調節でき
ます。
Snapshot の 読 み 込 み 時 、青 く ハ イ ラ イ ト さ れ た エ レ メ ン ト の み に 作
用します。
Global Safes (グ ロ ー バ ル セーフ )
スクリーン上 部 の GLOBAL SAFES ボタンに触れ、オプションにアクセ
スします。 ある種のエレメントは Snapshot 呼び出しの作用を受け
ないよう保護されています。 要約しますと:
青 – 保存済み Snapshot を読み込んだ際、チャンネル/ルーティン
グ/コンフィギュレーション が呼び出されます。
グレー – 保存済み Snapshot を 読 み 込 ん だ 際 、特 定 の エ レ メ ン ト は
呼び出されません。
赤 – “Safe”(セーフ)が有効になっているため、ハイライトされたエ
レメントは Snapshot の影響を受けません。
PC へのライブラリー転 送
Snapshot およびプリセットのライブラリーは、WING の内部データフ
ァイルシステムに保 管されています。このファイルシステムは 、パー
ソナルコンピューターを接続して、転送、コピーおよびデータのや
りとりが 可能 です。
• • “SETUP/Global Settings Edit”(セットアップ/グ ローバ ル 設 定 編 集 )
ページを開き、“DATA ACCESS”(データアクセス)を有効にし
ます。
• • 背面パネルのポートとコンピューターを USB ケーブルで 接
続しま す。
• • コンピューターに、フラッシュドライブや外部ハードドライブ
を接 続した際と同様に、仮 想ドライブが表示されます。ドライ
ブをダブルクリックして開きます。
• • 保存されている Snapshot および プリセットが 表 示さ れ 、PC
ヘコピー可 能 になります。
6. ファームウェアアップデート
WING コンソールファームウェアは USB を 経 由して 容 易 にアップ デ ー
ト 可 能 で す。当 社 ウ ェ ブ サ イ ト Behringer.com 製品ページよりファー
ムウェアファイルをダウンロードして、以下の手順で実行します。
• • “Setup/Global Edit”(セットアップ/グ ロ ーバ ル 編 集 )ペー ジ を開
き、“OS ACCESS”(OS アクセス)を有効にします。
• • USB ケーブルで背面パネルのポートとコンピューターを接続
します。
• • フラッシュドライブや外部ハードドライブを接続した際と同様
に、仮想ドライブがコンピューターに表示されます。ドライブ
をダ ブル クリックして開きます。
• • ドライブへ 、新しいファームウェアファイルをドラッグします。
ご注 意ください。WING は 常 に 、ド ラ イ ブ に 存 在 す る 最 新 の フ ァ ー
ムウェアを使 用してブートしますが、念のため旧ファームウェアフ
ァイルは削除いただくか、 サブフォルダーへ移動してください。
コンソールが正常に立ち上がらない場合は、下記の手順でファー
ムウェアをアップデートしてください:
• • コンソールの電源がオフの状態で、 USB ケーブルで背面パネ
ル のポートとコンピュー ターを接 続します。
• • メイン ディスプ レ イの 隣 に あ る Select (選択) ボタンを長押しし
ながら、コンソールの電源をオンにします。
• • フラッシュドライブや外部ハードドライブを接続した時と同様
に、 コンピューターに OS および DATA ドライブが 表示されま
す。ドライブを ダ ブル クリックして 開 きます。
• • 新ファームウェアファイルを OS ドライブにドラッグします。
• • ご注 意ください。WING は常にドライブ内の最 新のファームウ
ェアファイルを 使 用してブートします。
• • ファイルの転 送 が済んだら、仮 想ドライブを取り出します。コ
ンソールには新ファームウェアがインストールされ自動 的に再
起動します。もし自動的に再起動しない場合は、手動で電源
を 入 れ な おしてください 。
デフォルト設 定に初 期 化する
これ か らセットアップ する 設 定 が 確 実 に 、以 前の セッティングの 干
渉を受けないようにしたい場合、コンソールを初期状態へとリセッ
トで き ま す 。初 期 化 に は 2 通りの方法があります:
>“Setup/Global Edit“ (セットアップ/グローバル編集) ページを
開き、”INIT CONSOLE” (コンソール初期化) を選択する
> メインディスプレイで “CLEAR SOLO” (消去/ソロ) ボタンを長押し
し な が ら 、コ ン ソ ー ル の 電 源 を 入 れ る 。
WING 概要