00 DLE 70 表紙01_ア.
00 DLE 70 目次 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 19 分 安全上のご注意 警告表示の区分 ···································· 2 本製品について 用 途 ············································ 各部の名称 ········································ 仕 様 ············································ 標準付属品 ········································ 5 5 7 8 使い方 作業前の準備をする ································ 9 作業する ·········································· 11 レーザー距離計の精度チェック ······················ 30 困ったときは 故障かな?と思ったら ······························ 31 修理を依頼すると
01 DLE 70 安全編 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 20 分 ◆ ご使用前に、この『安全上のご注意』をすべてよくお読みのうえ、指示 に従って正しく使用してください。 ◆ お読みになった後は、ご使用になる方がいつでも見られる所に必ず保管 してください。 ◆ 他の人に貸し出す場合は、いっしょに取扱説明書もお渡しください。 警告表示の区分 ご使用上の注意事項は 意味を表わします。 と に区分していますが、それぞれ次の ◆ 誤った取扱いをしたときに、使用者が死亡または重傷を負う 可能性が想定される内容のご注意。 ◆ 誤った取扱いをしたときに、使用者が傷害を負う可能性が想 定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容 のご注意。 に記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結び付く可 なお、 能性があります。いずれも安全に関する重要な内容を記載しているので、必ず 守ってください。 2
01 DLE 70 安全編 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 20 分 警 告 1. レーザー光を直接のぞかないでください。 ◆ 本機はレーザークラス 2(EN60825-1 準拠)のレーザー光を発光します。 レーザー光が目に入りますと視力に影響を及ぼす場合があります。 2. 取扱説明書に記載された使用方法に従って使用してください。 3. 取扱説明書およびボッシュ電動工具カタログに記載されてい る付属品やアクセサリー以外は使用しないでください。 4. レーザーメガネを保護メガネとして使用しないでください。 ◆ レーザーメガネはレーザー光の視認を助けるものであり、レーザー光から 目を保護するものではありません。 5. レーザーメガネをサングラスとして使用したり、道路交通上で着 用したりしないでください。 ◆ レーザーメガネでは紫外線からの完全な保護はおこなえません。またレー ザーメガネは色の認識力を低下させます。 6. 本機を分解・改造しないでください。 7. 測定を行う場合は安全な測定場所を確保してください。 8.
01 DLE 70 安全編 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 20 分 注 意 1. 使用前に、本機に損傷がないか点検してください。 ◆ 使用前に、本機に損傷がないか十分に点検し、正常に作動するか、また所 定機能を発揮するか確認してください。 2. 無理な姿勢で作業しないでください。 ◆ 常に足元をしっかりさせ、バランスを保つようにしてください。 3. 子供を近づけないでください。 ◆ 目の届かない場所で子供に本機を使用させないでください。 4. 使用しない場合は、きちんと保管してください。 ◆ 子供や製品知識を持たない方の手の届かない安全な所、または鍵の掛かる 所に保管してください。 5.
02 DLE 70 本製品について 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 20 分 用 途 ◆ 距離、面積、体積、辺(三平方の定理)の測定 各部の名称 ◆イラストの形状・詳細は、実物と異なる場合があります。 5
02 DLE 70 本製品について 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 20 分 操作盤 ディスプレイ ◆イラストの形状・詳細は、実物と異なる場合があります。 6
02 DLE 70 本製品について 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 20 分 仕 型 様 番 DLE 70 測定可能範囲 測定精度 *1 *2 0.05~70 m ±1.
02 DLE 70 本製品について 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 20 分 標準付属品 キャリングバック ストラップ ◆イラストの形状・詳細は、実物と異なる場合があります。 8
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 作業前の準備をする 電池を取り付ける・取り外す 取り付け 1. 電池収納カバーロック⑦を矢印 の方向に押し、電池収納カバー⑧ を取り外します。 2. 電池収納部内の表示に従い、電池の向きに注意して電池を取り付けま す。 アルカリ乾電池を使用してください。 電池を交換するときは、常に新しい電池を 4 本セットで交換してくださ い。この際、メーカーおよび容量の異なる電池を使用しないでください。 付属されている電池は作動テスト用です。 3.
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 取り外し 1. 電池収納カバーロック⑦を矢印の方向に押し、電池収納カバー⑧を取 り外します。(前ページ「取り付け」1 項のイラスト参照) 2. 電池を取り外します。 3. 電池収納カバー⑧のツメを本体の凹部に差し込み、上から押し込んで 取り付けます。 電池残量表示が点灯してから、約 100 回の測定ができます。 電池残量表示が点滅したら、電池を交換してください。 三脚を取り付ける(三脚を使用して測定するときのみ) 1. 本体下部に装備された 1/4”ネジ 穴⑫を使用して、市販の写真撮 影用三脚に本体を取り付けま す。 2.
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 作業する ◆ レーザー光を直接のぞかないでください。 ◆ レーザー光が他人や自分に向いていないことを確かめて、本機 を設置してください。 ◆ 本機を水分や直射日光から保護してください。 ◆ 極度に温度の高いまたは低い環境、極度に温度変化のある場所 では使用しないでください。 測定するときは、受光レンズ⑪およびレーザー出力部⑩に何も被さっていない ことを確認してください。 測定中はレーザー距離計を動かさないでください。(連続モードは除く) このため、レーザー距離計はできるだけ測定点上にあてるようにしてください。 測定はレーザ-光の中心が対象になります。これは対象物に対して斜めに照準 された場合も同様です。 測定範囲は、使用環境の明暗度および照準対象面からの反射特性により異なり ます。日光照射の強い屋外で作業を行う際には、レーザーメガネおよびターゲ ットパネルを使用するか、照準対象面に影をあてるとレーザー光が見やすくな ります。 透明な表面(ガラス、水面など)および鏡表面を対象物にして測定を行った場 合、正しく測定されないこ
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 電源を入れる スイッチの ON/OFF スイッチ ON : 「電源/クリアボタン⑲ 」または「測定スタート/連続測 定ボタン⑬ 」を押す。 電源を入れた時点では、まだレーザー光は照射されません。 スイッチ OFF: 「電源/クリアボタン⑲ 」を約 2~3 秒間押す。 測定後5分経過すると、自動的に電源が OFF になります。 測定モードを選択する 測定モードは、 “距離測定モード” “面積測定モード” “容積・体積測定モード” “辺測定モード” “壁面積測定モード” “最小・最大測定モード” “連続測定モ ード”の 7 つから選択できます。 電源を入れた直後は、“距離測定モード”が選択されています。 一度任意の測定モードに設定した後は、モードを変更するか電源を切らない 限り、設定したモードのままで測定されます。 距離測定モード 距離を測定したいときに選択します。 ディスプレイ③に距離測定マーク “ __ ”が表示されるまで、 「距離/面積 /容積・体積測定選択ボタン 」を 繰り返し押します。 12
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 面積測定モード 面積を測定したいときに選択します。 ディスプレイ③に面積測定マーク “ ”が表示されるまで、「距離/面 積/容積・体積測定選択ボタン 」 を繰り返し押します。 容積・体積測定モード 容積、体積を測定したいときに選択しま す。 ディスプレイ③に容積・体積測定マーク ”が表示されるまで、 「距離/面 “ 積/容積・体積測定選択ボタン 」 を繰り返し押します。 辺測定モード 障害物にレーザー光が遮られて直接測 定ができない場合や、反射に適した対象 物がない場合に選択します。 ディスプレイ③に辺測定マーク“ ” が表示されるまで、 「辺/壁面積測定選択 ボタン⑮ 」を繰り返し押します。 壁面積測定モード 同じ高さである、数面の壁の総面積を測 定したいときに選択します。 ディスプレイ③に壁面積測定マーク “ ”が表示されるまで、 「辺/壁面 積測定選択ボタン⑮ 」を繰り返し押 します。 13
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 最小・最大測定モード 一定の測定基準点からの最小距離または最大距離を測定したいときに選択し ます。 ディスプレイ③に、最小測定の場合は“MIN”、最大測定の場合は“MAX” が表示されるまで、 「最小・最大測定ボタン」を繰り返し押します。 連続測定モード 照準点を基準に、距離を測定したいとき に選択します。 ディスプレイ③に連続測定マーク“ ” が表示されるまで、 「測定スタート/連続 測定ボタン⑬ 」を繰り返し押しま す。 基準点を選択する 基準点は“本体の前方端部” “本体の後方端部” “ストッパーピンの後方端部” “1/4″ネジ穴”の4個所で設定できます。 電源を入れた直後は、後方端部が基準点になっています。 一度任意の基準点に設定した後は、基準点を変更するか電源を切らない限り 同じ基準点で測定されます。 14
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 本体の前方端部(テーブルの角から測定する場合など) ディスプレイ③に“ ”が表示される まで、「測定基準点選択ボタン⑳ 」 を繰り返し押します。 本体の後方端部(壁に当てる場合など) ディスプレイ③に“ ”が表示され るまで、 「測定基準点選択ボタン⑳ 」 を繰り返し押します。 ストッパーピン⑤の後方端部(空間の隅から測定する場合など) ディスプレイ③に“ ”が表示されるまで、 「測定基準点選択ボタン⑳ 」 を繰り返し押します。 15
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 ストッパーピン⑤の使用は、空間の隅から測定する場合(室内の対角線)や 測定が困難な場所(シャッターレールなど)での測定に適しています。 ストッパーピン⑤はストッパーピンロック⑥を横にずらすと、ピンが立ちま す。 ストッパーピン⑤を収納するときは、ストッパーピン⑤を本体側に倒して、 元の位置に戻すと、ストッパーピンロック⑥で固定されます。 ストッパーピン⑤を使用するときは、通電線から離して使用してください。 1/4″ネジ穴⑫(三脚を使用して測定する場合など) ディスプレイ③に“ ”が表示される まで、「測定基準点選択ボタン⑳ 」 を繰り返し押します。 基準点はネジ穴になります。 16
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 測定する ◆ レーザー出力部⑩が他人や自分に向いていないことを確かめて から、レーザー光を照射させてください。 照射後、約 20 秒以上測定を行わないと、レーザー光は自動的に切れます。 切れてしまったときは、再度「測定スタート/連続測定ボタン⑬ 」を押すと照 射されます。 ガイドライン④を使用した照準 ガイドライン④を使用すると、遠距離の 照準が行いやすくなります。 本機上部のガイドライン④に沿って対 象物を見るようにすると、レーザー光と 視線が平行に照準されます。 気泡管②を使用する 本機を水平に保つ目安として、気泡管② を使用します。 距離を測定する 1. 「測定スタート/連続測定ボタン⑬ 」を押して、レーザー光を照射 させます。 レーザーが照射されると、ディスプレイ③に“LASER”が点滅表示され ます。 2. レーザー光を目標面に当てます。 3.
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 面積を測定する 長さと幅を測定して面積を求めます。 1. 「測定スタート/連続測定ボタン⑬ 」を押して、レーザー光を照射 させます。 レーザーが照射されると、ディスプレイ③に“LASER”が点滅表示され ます。 2. レーザー光を長さの目標面に当てます。 3. 「測定スタート/連続測定ボタン⑬ 」を押して長さを測定します。 測定が完了すると“カチッ”と音 が鳴り、測定値がディスプレイ③ の上段と下段に表示されます。 4. 続けて、レーザー光を幅の目標面に当てます。 長さの測定が終わっても、レーザーは照射されたままになっています。 測定基準点の変更が必要な場合は、「測定基準点選択ボタン⑳ 押して、変更してください。 5.
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 容積・体積を測定する 長さ、幅、高さを測定して、容積・体積を求めます。 1. 「測定スタート/連続測定ボタン⑬ 」を押して、レーザー光を照射 させます。 レーザーが照射されると、ディスプレイ③に“LASER”が点滅表示され ます。 2. レーザー光を長さの目標面に当てます。 3. 「測定スタート/連続測定ボタン⑬ 」を押して長さを測定します。 測定が完了すると“カチッ”と音 が鳴り、測定値がディスプレイ③ の上段と下段に表示されます。 4. 続けて、レーザー光を幅の目標面に当てます。 長さの測定が終わっても、レーザーは照射されたままになっています。 測定基準点の変更が必要な場合は、「測定基準点選択ボタン⑳ 」を 押して、変更してください。 5.
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 6. 続けて、レーザー光を高さの目標面に当てます。 幅の測定が終わっても、レーザーは照射されたままになっています。 測定基準点の変更が必要な場合は、「測定基準点選択ボタン⑳ 」を 押して、変更してください。 7.
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 辺測定する 何らかの障害物にレーザー光が遮られ、直接の測定が行えない場合や、反射 に適した対象物がない場合、辺測定することで、値を出すことができます。 正確な測定結果を得るためには、レーザー光と求めようとする距離が、完全 に直角を成す必要があります。(三平方の定理) 右記の例で、距離Bを求めようとした場 合、A辺とC辺を測定します。 AとBは直角である必要があります。 」を押して、レーザー光を照射 1. 「測定スタート/連続測定ボタン⑬ させます。 レーザーが照射されると、ディスプレイ③に“LASER”が点滅表示され ます。 2. A辺の距離を測定します。 測定が完了すると“カチッ”と音が鳴り、測定値がディスプレイ③の 上段と下段に表示されます。 3.
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 壁の総面積を測定する 同じ高さの、数面の壁の総面積を測定することができます。 」を押して、レーザー光を照射 1. 「測定スタート/連続測定ボタン⑬ させます。 レーザー光が照射されると、ディスプレイ③に“LASER”が点滅表示さ れます。 2. レーザー光を高さAの目標面に当てます。 3. 「測定スタート/連続測定ボタン ⑬ 」を押して、高さAを測定 します。 測定が完了すると“カチッ”と音 が鳴り、測定値がディスプレイ③ の上段と下段に表示されます。 4.
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 5. 「測定スタート/連続測定ボタン⑬ す。 」を押して、幅B1 を測定しま 測定が完了すると“カチッ”と音 が鳴り、壁の面積がディスプレイ ③の上段に、幅B1 が下段に表示 されます。 一面目の壁の測定が終わって も、レーザーは照射されたまま になっています。 6. 続けて、レーザー光を二面目の壁の幅B2 の目標面に当てます。 測定基準点の変更が必要な場合は、「測定基準点選択ボタン⑳ 」を 押して変更してください。 7. 「測定スタート/連続測定ボタン 」を押して、幅B2 を測定 ⑬ します。 測定が完了すると、“カチッ”と 音が鳴り、一面と二面の壁の総面 積がディスプレイ③の上段に、幅 B2 が下段に表示されます。 8.
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 最小距離・最大距離を測定する 最小・最大測定は、測定基準点からの最小距離または最大距離を測ります。 例えば、最大測定では、部屋の対角方向距離、最小測定では部屋の垂直方向ま たは水平方向距離が正確に測定できます。 1. 「測定スタート/連続測定ボタン⑬ 」を押して、レーザー光を照射 させます。 レーザーが照射されると、ディスプレイ③に“LASER”が点滅表示され ます。 2. レーザー光を測定基準点に当てます。 3.
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 連続測定する 照準点を基準としながら距離を測ります。 連続測定は、約5分間測定し続けます。 1. 「測定スタート/連続測定ボタン⑬ 」を押して、レーザー光を照射 させます。 レーザーが照射されると、ディスプレイ③に“LASER”が点滅表示され ます。 2. レーザー光を目標面に当てます。 測定値は 0.
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 連続レーザー照射 本機は、必要に応じて連続レーザー照射を行うこともできます。 「レーザー光連続照射ボタン⑱ 」を押すと、ディスプレイ③に“LASER” が点灯表示され、レーザーが連続照射されます。 連続レーザー照射に設定した場合、各測定作業の間にも継続してレーザーが 照射されます。測定時には「測定スタート/連続測定ボタン⑬ 」を 1 回押 すだけで、測定が行えます。 連続レーザー照射を解除するときは、 「レーザー光連続照射ボタン⑱ 」を 押して照射を停止させるか、「電源/クリアボタン⑲ 」を押して電源を切 ってください。 電源を切った場合、再度「電源/クリアボタン⑲ 」を押して電源を入れる と、「測定スタート/連続測定ボタン⑬ 」を押すとレーザーが照射される 状態に戻っています。 測定値を削除する 「電源/クリアボタン⑲ 「電源/クリアボタン⑲ 除されます。 」を押すと、最新の測定値が削除されます。 」を繰り返して押すと、最新の測定値から順に削 壁面積測定モードでは、「電源/クリアボタン⑲ 」を 1 回押すと、最
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 測定値が保存されていると、電源が切れ ても、値は消えません。 測定値が保存されていると、再度電源を 入れたとき、ディスプレイ③に『M』が 表示されます。 “壁面積測定モード”では総面積値、“最小・最大測定モード”では最小値と 最大値が保存されます。 “壁面積測定モード”“最小・最大測定モード”における、各測定値は保存さ れません。 測定値の加算 メモリ内にすでに測定値が保存されている場合、その保存されている測定値 に新しい測定値が加算されます。 加算されるのは、測定モードが一致している場合のみです。 1. 保存されている値と同じ測定値モードが選択されているか、確認しま す。 モードが違っている場合は、同じモードにしてください。 2. 測定を行います。 17 ページ「 測定する」参照 3.
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 4. 「メモリ読み取りボタン⑯ M = 」 を押します。 加算された値が上段に表示され ます。 測定値の減算 メモリ内にすでに測定値が保存されている場合、その保存されている測定値 から新しい測定値が減算されます。 減算されるのは、測定モードが一致している場合のみです。 1. 保存されている値と同じ測定値モードが選択されているか、確認しま す。 モードが違っている場合は、同じモードにしてください。 2. 測定を行います。 17 ページ「 測定する」参照 3.
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 保存中の測定値の表示 「メモリ読み取りボタン⑯ M = 」を押す と、ディスプレイ③に『M』が表示され、 メモリ内に保存されている測定値が上 段に表示されます。 ディスプレイ③にメモリ内に保存されている測定値『M=』が表示されている ときに、「メモリ加算ボタン M+ 」を押すと、表示されてる値が倍増されて 表示されます。 「メモリ減算ボタン⑰ 」を押す と、メモリ内に保存されている値がリ セットされます。 測定値が 000.00 として保存されま す。 メモリの削除 1. 「メモリ読み取りボタン⑯ M = 」 を押して、メモリ内に保存されて いる値を表示させます。 」を押 2.
03 DLE 70 使い方 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 レーザー距離計の精度チェック 誤って落としたり、ぶつけたりして精度が気になるときは、下記の手順で精 度チェックを行ってください。 測定作業後に精度比較チェックが行えるよう、すべての測定値を記録してくだ さい。 1. 距離が変化しない屋内の場所で、1~10m 程度の距離を決めます。 (例えば、室内幅やドアの開孔口など) 対象物の表面は平坦で、よく反射するものにします。 2. 1 項で決めた距離を、10 回続けて測定します。 測定値の許容誤差は、±2.
04 DLE 70 困ったときは 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 故障かな?と思ったら ① 『取扱説明書』を読み直し、使い方に誤りがないか確かめます。 ② 次の代表的な症状が当てはまるかどうか確かめます。 症 状 原 因 対 処 温度表示Cが点滅してい 本体が使用温度範囲(- 本体が使用温度範囲にな 10℃~+50℃)になって るまで待つ て、測定ができない いない 連続測定モードの使用温 度 範 囲 は 、 - 10 ℃ ~ + 40℃ 電池残量表示bが点灯す 電池容量の低下 る (測定はまだ可能) 電池を交換する 電 池 残 量 表 示 b が 点 滅 電池容量が少なすぎる し、測定が行えない 電池を交換する 『ERROR』および レーザー光と対象物間の レーザー光と対象物の間 を離す 『 ––––– 』がディスプレ 距離が近すぎる イ③に表示される 対象物からの反射が強す ターゲットパネル(別売) ぎる(鏡等)または弱す を使用する ぎる(黒地の布等) 周囲が明るすぎる レーザー出力部⑩または やわらかい布でレーザー 受光レンズ⑪が曇ってい 出力部⑩または受光レン
04 DLE 70 困ったときは 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 症 状 原 因 対 処 ディスプレイ上部で『E 測定値の加算/減算を行 測定単位が同じもので、 RROR』が点滅表示さ う際に、それぞれの測定 加算・減算し直す (測定値の加算/減算は 値単位が異なっていた れる 同一の測定単位でのみ可 能です) 測定結果が不正確である 測定対象物から適切な反 照準対象面に何らかの覆 射が得られない(水面、 いをする ガラスなど) レーザー出力部⑩または レーザー出力部⑩または 受光レンズ⑪に何かが被 受光レンズ⑪を覆ってい る障害物を取り除く さっている 測定基準点が間違ってい 測定基準点を確認して、 正しく選択する る レーザー光が対象物に当 レーザー光を対象物に確 実に当てる たっていない 本機は毎回の測定中にセルフチェックが行われています。 故障が確認されるとディスプレイ③で左記のマークが点滅しま す。この場合、または上記(表中)の措置をとってもエラーがなく ならない場合には、お買い求めの販売店または弊社コールセン ターへご相談ください。 コールセンターフリーダイヤル
04 DLE 70 困ったときは 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 修理を依頼するときは ◆ この製品は厳重な品質管理体制の下に製造されています。万一、本取扱 説明書に書かれたとおり正しくお使いいただいたにもかかわらず、不具 合(消耗部品を除きます)が発生した場合は、お買い求めの販売店また は、ボッシュ電動工具サービスセンターまでご連絡ください。 弊社で現品を点検・調査のうえ、対処させていただきます。 なお、この製品には保証書がついておりますので、現品とともにご掲示 ください。 ボッシュ電動工具サービスセンター 〒360-0107 埼玉県熊谷市千代 39 株式会社バンテックゼットロジ内 TEL 048-536-7171 FAX 048-536-7176 ボッシュ電動工具サービスセンター西日本 〒811-0104 福岡県糟屋郡親宮町的野 741-1 TEL 092-963-3486 FAX 092-963-3407 33
05 DLE 70 お手入れと保管 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 ● レーザー距離計を保管・運搬する際には、必ず付属のキャリングバックに 収納してください。 ● レーザー距離計はきれいな状態を保ってください。 ● レーザー距離計を水中やその他の液体中に入れないでください。 ● 汚れは湿ったやわらかい布で拭き取ってください。洗浄剤や溶剤は使用し ないでください。 ● 受光レンズ⑪は眼鏡およびカメラレンズ等の光学機器と同等に損傷を受 けやすい部品です。特に慎重にお取り扱いください。 ● レンズのほこりは、吹き飛ばしてください。 ● レンズには指で触れないでください 廃 棄 本機の廃棄処分は各地域の行政が指導する方法に従って適切に処分してくだ さい。 本機を不適切に廃棄処分すると、以下のような問題が起きる恐れがあります。 ● プラスチック部品を燃やすと、有毒ガスが発生し、人体に悪影響を及ぼす 恐れがあります。 ● 電池が損傷したり、加熱され爆発したりすると、毒物の発生、火傷、腐食、 火事あるいは環境汚染の原因となることがあります。 ● 本機を無責任に廃棄処分すると、製品知識の無
06 DLE 70 付録 2008 年 8 月 8 日(金) 午後 2 時 21 分 ストラップの取り付けについて ● 本体裏面にあるストラップ取り付け部にストラップのひもを通してご使 用ください。 35