Raster Command Reference
Brother PJ-600/700/800 シリーズ コマンドリファレンス
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3. 印刷データ
3.1. 印刷データ概要
印刷データは大きく分けて、①初期化データ、②印刷コマンド、③印字指令から構成されます。ジョブが複数ページ
からなる場合には、②、③を繰り返します。
①初期化データ
ドキュメントの先頭で 1 度だけ指定します。
順序
コマンド名称
説明/例
1
無効指令 700Byte
PJ 本体に無効指令を送り、本体に残っているラスターデータ
をクリアします。
00 H, 00 H, 00 H, … ,00 H
2
コマンドモード切替え
本体のコマンドモードを切り替えます。
1B H , 69 H , 61 H , 00 H
3
初期化
プリントバッファーの初期化を行います。
1B H , 40 H
4
複写紙設定
複写紙の設定無効の場合
1B H , 7E H , 70 H , 00 H
5
濃度設定
印刷濃度を設定します。濃度が 5 の場合
1B H, 7E H, 64 H, 80 H
6
用紙排出モード設定
改ページコマンド受け取り時の動作を設定します。
9 番の用紙設定で設定された用紙に合わせてフィードを行う
場合
1B H, 7E H, 66 H, 01 H
7
ミシン目印字設定
ミシン目印字オフの場合
1B H, 7E H, 2D H, 00 H
8
用紙幅設定
用紙サイズを設定します。 A4 で、300dpi 機種の場合
1B H, 7E H, 77 H, 2C H, 01 H
9
用紙設定
用紙サイズを設定します。 A4 で、300dpi 機種の場合
1B H, 7E H, 68 H, E4 H, 0C H
※無定長またはカスタム用紙を選択している場合は、9 のステップで、用紙長設定を行います。