Raster Command Reference

プリンターラスターマニュアル
- 4 -
1. ラスターデータの印刷手
(1) USB/ネットワークポートをオープンする
ご利用の環境で USB/ネットワークポートをオープンします。
ポートのオープン方法は本資料では言及しません。
(2) プリンターから送付されたステータスを確認する
「ステータス情報リクエスト」コマンドをプリンターに送信し、プリンターから返されるステータスを解析して、本体の
状況を把握します。
「ステータス情報リクエスト」コマンドと「ステータス」の定義については、「4. 印刷コマンド詳細」の「ステータス情報
リクエスト」を参照してください。
(3) 印刷データを送信する
ステータスの解析により、本体に印字データに対応した用紙が装着され、かつ、エラーが発生していないことを確
認したら、印刷データを送信します。
印刷データの構造は「2. 刷データ」で説明します。
注意:
印刷データを送信した後、印字終了を確認するまで、本体にいかなるコマンドも送信することはできません。
「ステータス情報リクエスト」コマンドも印刷中に送信できません。
(4) 印刷する
(5) 印字終了状況を確認する
印刷が終了すると、本体からテータスを受け取りますこのステータスを解析して印刷終了ならば、1ページ分
の印刷が終了したことになります。
ジョブが複数ページからなる場合には(2)(4)を繰り返してください。
(6) USB/ネットワークポートをクローズする
すべての印刷が終了したら、ポートをクローズします。
注意:
USB ート使用時に非圧縮でラスターデータを送信する場合は、高速印刷を実現すため、印刷データを受信
し始めると、印字指令を待たずに印刷(逐次印刷)を開始します。
エラー制御などを行うための処理の流れは、「5.本体フローを参照してください