ESC/ P Command Reference

Table Of Contents
ESC/P コマンドリファレンス
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3. ESC/P コマンドの制限事項
3.3 印字位置
印字位置とは、文字やビットマップ、バーコードを印字する基準位置です。
印字位置には水平方向印字位置と垂直方向印字位置があり、垂直位置移動や水平位置移動の基点としても扱わ
れます。
3.3.1 文字の位置
横書き時
文字の上端を印字位置と致させるように配置します。
個々の文字のベースラインは、サイズ・書体等に関わらず文字の下端になります。
印字位置
ベースライン位
同一行に印字する全ての文字は、個々の文字のベースライン位置を一致させた位置に印字されます。
高さの異なる文字が混在している場合は、同一行にある文字の内、最大文字高さの文字のベースラインに
合わせます。
印字位置
ベースライン位置
横書き時のアンダーラインは、ベースライン位置より下に 4 ドット離れたところへ連続して引かれます。
縦書き時
縦書き時は、そのフォントの縦中心線がその行の高さの半分の位置と一致するように配置します。
半角文字縦書き 2 印字の時は、全角文字だったとしてまず位置を決め、全角文字の中に 2 文字を配置し
た時の位置が今回の位置となります
縦書きの 1/4 角文字の時は、全角文字だったとしてまず位置を決め、全角文字の中に文字を配置した時の
位置が今回の高さ方向の位置となります。(横方向の位置は横書きの時と同じになります。)
ベースライン位
印字位置
縦書き時は、印字位置にアンダーラインを引かれ、文字はそこから 4 ドット下から始まります。