ESC/ P Command Reference

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ESC/P コマンドリファレンス
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5. 制御コマンド詳細
ESC D 水平タブ位置設定
ASCII: ESC D n
k
NUL
16 : 1B 44 n
k
00
パラメーター
1n255, 0k32
説明
水平タブ位置を左マージン位置から(設定時の文字幅*n 桁)の位置に設定します。
n は小さい順に入力して、NUL で設定を終了させます。
n が前の値より小さい場合はタブ設定が終了します
水平タブ位置設定後に文字幅を変更しても水平タブ設定位置は変わりません
ESC D NUL によりすべての水平タブ位置を解除します。
左マージンが移動すると、それに合わせて水平タブ位置も移動します。
水平タブ位置は 32 箇所まで設定できます。ただし、右マージンを越える水平タブ位置は無効とし、右マージン設
定または左マージン設定の変更により印字領域内となる時点で有効となります。
水平タブ設定時の文字幅は文字間スペース量設定、全角文字スペース量設定、半角文字スペース量設定の値
を含みます。また10cpi12cpi15cpi縮小、倍幅拡大の設定がされている時は、その文字幅を単位として処
理します。
ESC p でプロポーショナルを指定した場合 10cpi で水平タブ位置を設定します。
電源投入時には、10cpi 相当で 8 ごとに水平タブ位置が設定されます。
水平タブ位置を設定する以前に文字幅が変ってもこの水平タブ位置は変わりません
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非印字領域
HT コー
左端
マージン位置
マージン位置
印字可能領域
例、左マージン=3 桁、右マージン=15 に設定後、
水平タブを 5 桁、10 桁に設定し、HT 行し場合
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タブ位置
タブ位置
HT コー
非印字領域