ESC/ P Command Reference

Table Of Contents
ESC/P コマンドリファレンス
- 59 -
5. 制御コマンド詳細
ESC (v 相対垂直位置指定
ASCII: ESC v nL nH mL mH
16 : 1B 28 76 nL nH mL mH
パラメーター
nL=2
nH=0
0mL255
0mH63192mH255
-16384≦(mL+mH*256)≦16383
説明
垂直方向の印字位置※を、現在位置からの相対位置として指定します。
移動後の垂直位置=mL+mH*256+現在位置
上方向に移動する場合の指定値は 2 の補数で表し、具体的には次式で求めます。
mL+mH*256=65536-実際の移動量
上マージンより上に移動させる設定は無視されます。
下マージンを越える位置を指定した場合は印刷を開始します。
次の行の印字位置は、左寄せの時には、現在の行の終了位置となります。
(水平位置は左マージンには移動しません。)
右寄せ・中央寄せの時は、水平位置は行の先頭位置に移動します
SOESC SO による ANK モードでの自動解除付き倍幅拡大の指定、FS SO による漢字モードでの自動解除
き倍角文字指定は解除さます。
※印字位置:文字やビットマップ、バーコードを印字する基準位置です。(「3.3 印字位置」を参照してください。)
Abcdefg
ABC
SDFASG
Abcdefg
ABC
SDFASG
Abcdefg
ABC
SDFASG
例:2 行目の後での垂直位置指定実行
左寄せの時
中央寄せの時
右寄せの時