ユーザーズガイド TJ-4021TN/4121TN/4121TNR TJ-4021TN/4121TN/4121TNR ユーザーズガイド (日本語) 第一 版 01 © 2020 Brother Industries, Ltd. All rights reserved.
著作権情報 本書および本書に記載されているソフトウェア、プリンターのファームウェアの 著作権はブラザーに帰属します。All rights reserved.
目次 1. 2. はじめに............................................................................................................... 1 1.1 製品情報 ................................................................................................... 1 1.2 補足情報 ................................................................................................... 1 操作の概要 ........................................................................................................... 2 2.1 開梱して部品を確認する ........................
6. 操作 .................................................................................................................... 45 6.1 パワーオンユーティリティ ..................................................................... 45 6.1.1 ギャップセンサー/ブラックマークセンサーのキャリブレーション ........ 45 6.1.2 ギャップセンサー/ブラックマークセンサーのキャリブレーション、 セルフテスト、ダンプモードに入る ......................................................... 46 7. 6.1.3 プリンターの初期化 ................................................................................... 50 6.1.
1. はじめに 1.1 製品情報 本ラベルプリンターは、その優れた設計により、最大 450 m のリボンと 8 インチ外径 の ラベルロールに対応しています。 本機には次の機能を始めとする様々な機能が装備されています。 - 内蔵イーサネット - RS-232C シリアルポート - USB 2.0 ポート (キーボード、バーコードスキャナー接続用) - 無線 LAN ユニット拡張スロット (オプションの 無線 LAN ユニット (PA-WI-002) 用) - 3.5 インチカラータッチパネル 本機は高性能で高品質である、内蔵の Monotype Imaging® TrueType フォントエンジンとなめ らかなスケーラブルフォント CG Triumvirate Bold Condensed を使用しています。また、8 種 類の異なるサイズの英数字ビットマップフォントも使用でき、ほとんどの標準バーコード形式 にも対応しています。 1.2 補足情報 ご使用になるラベルプリンターのカスタムプログラムの記述方法については、 support.brother.co.
2. 操作の概要 2.1 開梱して部品を確認する お願い 今後プリンターを運搬する必要が生じたときのため、梱包材は保管しておいてください。 箱に入っている部品: 1. ラベルプリンター a. TJ-4021TN/TJ-4121TN b. TJ-4121TNR 2. 電源コード 3. USB ケーブル 4.
2.2 各部の名称 2.2.1 外観図 TJ-4021TN/TJ-4121TN 1. ステータス LED 2. タッチパネル 3. 選択ボタン 4. ナビゲーションボタン 5. 基板カバー 6. 用紙確認窓 7. 用紙出力スロット 8. 用紙カバー 9. 用紙カバーハンドル 10.
TJ-4121TNR 1. ステータス LED 2. タッチパネル 3. 選択ボタン 4. ナビゲーションボタン 5. 基板カバー 6. 用紙確認窓 7. 用紙出力スロット 8. 用紙カバー 9. 用紙カバーハンドル 10.
2.2.2 内面図 1. 印字ヘッドリリースレバー 2. 印字ヘッドテンション調整つまみ 3. リボン巻き取り軸 4. リボン供給軸 5. ラベルロールガイド 6. ラベル供給軸 7. ラベル差し込みスロット (背面) 8. 芯アダプター (7.6 cm) 9. 台紙固定クリップ * 10. 台紙巻き取り軸 * 11. 用紙ガイドバー * 12. ダンパー 13. リボンエンドセンサー 14. 印字ヘッド 15. プラテンローラー 16. 前面ラベルガイド 17. ブラックマークセンサー ( 18. ギャップセンサー ( 表示) 表示) 19.
2.2.3 背面図 1. ラベル差し込みスロット (背面) 2. 電源スイッチ 3. USB ポート (USB 2.0/Hi-Speed モード) 4. USB ホストポート 5. 無線 LAN ユニット拡張スロット * 6. RS-232C シリアルポート 7. イーサネットポート 8.
2.
2.3.1 ステータス LED とボタン 電源ステータス LED (全モデル) LED の色 説明 緑 (点灯) 電源がオン状態で、プリンターを使用する準備ができています。 緑 (点滅) - コンピューターからデータをダウンロードしています。 - 一時休止しています。 黄色 メモリのデータを削除しています。 赤 (点灯) 印字ヘッドが開いているか、カッターエラーが生じました。 赤 (点滅) 印刷エラーが生じました (用紙切れ、用紙詰まり、リボン切れ、メ モリエラーなど)。 ボタン 機能 選択ボタン アイコンやメニューを選択するときに使用します。 ナビゲーションボタン タッチパネル上で画面を移動するときや、アイコンやメニューを 選択するときに使用します。 液晶ディスプレイを日本語表示に変更する方法 お買い上げ時の言語設定は、英語(English)です。 言語を日本語に変更する場合は、以下の操作を行ってください。 1. 英語表示のメインメニューで Advanced 2. Advanced 3.
2.3.2 ホーム画面のアイコン プリンターステータスアイコン アイコン 説明 Wi-Fi 機器の準備ができました (無線 LAN ユニットがイ ンストールされている場合に利用可能) イーサネットに接続しています リボン容量 (%) TPH クリーニング セキュリティロック オプションアイコン アイコン 機能 メインメニューを表示します 詳細は、「2.3.3 タッチパネルの概要」をご覧ください。 用紙をキャリブレーションします お気に入り画面を表示します 詳細は、「2.3.
2.3.
メインメニューでオプションを選択するには、オプションのアイコンをタップします。 お願い コントロールパネルボタンを使用することもできます。ナビゲーションボタンを使用して、 オプションを表示し、 アイコンの下のボタンを押します。前の画面に戻る場合は、 アイ コンの下のボタンを押します。 メインメニューの概要 メインメニューのオプションを使用すれば、プリンターをパソコンに接続せずに、印刷設定 を行うことができます。 アイコン オプション 説明 設定 プリンターの FBPL および ZPL2 設定を行います。 センサー調整 選択したメディアセンサーのキャリブレーションを行い ます。用紙を変更するたびにセンサーのキャリブレー ションをすることをお勧めします。 インター プリンターのインターフェイス設定を行います。 フェイス 詳細設定 プリンターのタッチパネル、初期化、カッタータイプの 設定、を行います。 ファイル管理 使用可能なプリンターのメモリを確認・管理します。 プリンタ診断 問題解決に役立てるため、プリンターのステータスを 確認します。 11
お願い 印刷設定の詳細については、「7.タッチパネルを使用して印刷設定を変更する」をご覧ください。 お気に入り よく使用するメインメニューのオプションをお気に入りに追加すれば、すぐにアクセスでき ます。お気に入りリストを表示するには、お気に入りアイコン をタップします。 オプションをお気に入りリストに追加する方法: 1. 「お気に入りに追加」と表示されるまで、追加したいオプションを長押しします。 2. 「はい」をタップします。 オプションをお気に入りリストから削除する方法: 1.
2.
3. プリンターをセットアップする 3.1 電源コードを接続する 1. プリンターを安定した平らな場所に置いてください。 2. プリンターの電源スイッチがオフになっていることを確認してください。 3.
3.2 リボンをセットする リボンのセット経路 インクコート内側経路 インクコート外側経路 1.
2. a. リボン供給軸にリボンをセットします。 b. リボン巻き取り軸に紙芯をセット します。 3. 印字ヘッドリリースレバーを押して、印字 ヘッドを開きます。 4.
5. リボンの先端をリボン巻き取り軸に セットされた紙芯に固定し、リボンを 平らで、シワのない状態にします。 6. リボン巻き取り軸を反時計回りに約 3~5 回転させ、リボンが滑らかに平らで、 シワのない状態になるまで巻きます。 7.
3.3 使用済みリボンを取り除く 1. 使用済みリボンを点線に沿ってハサミで 切ります。 2.
3.4 用紙をセットする 3.4.1 ラベルロールをセットする ラベルロールのセット経路 1. 用紙カバーを開けます。 2.
(芯サイズが 1 インチのロールセット時) お願い 芯サイズが 3 インチ未満の場合、芯アダ プターをラベル供給軸から抜き取りラベ ルロールをセットしてください。芯サイ ズが 3 インチのラベルロールを使用する 場合、芯アダプターを取り付けた状態で ラベルロールをセットしてください。芯 アダプターはラベルロール芯の両端に寄 せてください。 3. ラベルロールをラベル供給軸にセットし、 ラベルロールガイドを上に起こしてしっ かりと押さえます。 お願い 必ずラベル印刷面を上にしてください。 4. 印字ヘッドリリースレバーを押し、ラベル 用紙をダンパー、メディアセンサー、前面 ラベルガイドに通してセットします。 5.
6. 前面ラベルガイドを調整し、用紙の位置を 固定します。 お願い • 用紙がメディアセンサーを通ってい るか確認してください。 • 各センサーの位置は、センサーカバー に三角 印 (ギャップセンサー) と矢 (ブラックマークセンサー) で 示されています。 • メディアセンサーの位置は調整可能 です。ギャップセンサーまたはブラッ クマークセンサーの位置がラベル ロールのギャップ/ブラックマークの 位置と合っていることを確認します。 7. 印字ヘッドの両側を押さえて閉じ、ロック されていることを確認します。 8.
お願い RFID モデル (TJ-4121TNR) では、用紙が RFID ティアカバー(エンコーダーセンサー内蔵)の スロットを通して送られます。 3.4.
1. 用紙カバーを開けます。 2. ラベル差し込みスロット (背面) を通し て用紙を挿入します。 3. 印字ヘッドリリースレバーを押し、ラベル 用紙をダンパー、メディアセンサー、前面 ラベルガイドに通してセットします。 ラベルロールガイドをラベル幅に合わせ ます。 4.
5. 前面ラベルガイドを調整し、用紙の 位置を固定します。 お願い • 用紙がメディアセンサーを通ってい るか確認してください。 • 各センサーの位置は、センサーカバー に三角 印 (ギャップセンサー) と矢 (ブラックマークセンサー) で 示されています。 • メディアセンサーの位置は調整可能 です。ギャップセンサーまたは ブラックマークセンサーの位置がラ ベルのギャップ/ブラックマークの位 置と合っていることを確認します。 6. 印字ヘッドの両側を閉じ、ロックされてい ることを確認します。 7. メディアセンサーの種類を設定し、選択し たセンサーのキャリブレーションを行い ます。 お願い 用紙を変更するたびにギャップ/ブラックマークセンサーのキャリブレーションを行っ てください。 センサーキャリブレーションの詳細については、「8.2 BPM を使用してメディアセンサ ーの自動キャリブレーションを行う」、「8.2.
3.4.3 ハクリモードで用紙をセットする (オプション) ※ユーザー着脱不可のため、ご要望の際はブラザーコールセンターへお問い合わせください。 1. 用紙カバーを開けます。 2. ラベルロールガイドを横方向にスライド し、ラベル供給軸の先端で横に倒します。 3.
4. 印字ヘッドリリースレバーを押し、ラベル をダンパー、メディアセンサー、前面ラベ ルガイドに通してセットします。 5. メディアセンサー位置調整つまみを調整して、メディアセンサーを移動させます。ギャップ センサーまたはブラックマークセンサーの位置がラベルロールのギャップ/ブラックマークの 位置と合っていることを確認します。 ブラックマークセンサー ( 表示) ギャップセンサー ( 表示) 6.
7. 印字ヘッドの両側を閉じ、ロックされてい ることを確認します。 8. メディアセンサーの種類を設定し、選択し たセンサーのキャリブレーションを行い ます。 9. タッチパネルを使用して、キャリブレー ションを実行してから、印刷方式をハクリ モードに設定します。 センサーキャリブレーションの詳細につ いては、「8.2 BPM を使用してメディアセ ンサーの自動キャリブレーションを行う」 をご覧ください。 お願い 1. 用紙詰まりを避けるため、ハクリ モードで用紙をセットする前に、ギ ャップ/ブラックマークセン サーのキャリブレーションを実行し てください。 2. 図のように、ラベルがメディアガイ ドバーの上、ダンパーの下を通るよ うにセットしてください。 10. 印字ヘッドリリースレバーを回し、 ラベル 用紙出力スロットからラベルロールを約 650 mm 引き出します。 11.
12. 台紙をハクリユニットカバースロットに 通します。 13. 台紙巻き取り軸から台紙固定クリップを 引き出し、台紙が完全に張るまで、台紙巻 き取り軸に台紙を巻き付けます。 14. 台紙固定クリップを台紙巻き取り軸内に 差し込みます。 お願い 台紙巻き取り軸に紙芯をセットし、紙芯の 周りに台紙を巻き付けることもできます。 15. メインメニューから印刷方式を「ハクリ モード」に設定します (メインメニュー > 設定 > 印刷方式 > ハクリモード)。もし BPM での設定画面 くは、Brother Printer Management Tool (BPM) を使用して、次の手順に従って印 刷方式を「剥離.」に設定します。 a. BPM を実行します。 b. プリンター設定ボタンをクリック します。 c. FBPL タブをクリックします。 d. プリント後の動作ドロップダウン リストから剥離をクリックします。 e.
ドライバーの場合は次の手順に従って設 ドライバーでの設定画面 定します。 1. デバイスとプリンターを開きます。 2. 設定を変更したいプリンターを右ク リックし、印刷設定を選択します。 3. ストックタブをクリックし、用紙処 理 > 印刷後動作のドロップダウン リストから剥離を選択します。 4. 適用ボタン、OK ボタンをクリック します。 お願い 「現在のプリンタ設定を使用」以外のモー ドを選択した場合、ドライバー印刷時に本 体設定が上書きされます。 16.
3.4.4 カッターモードで用紙をセットする (オプション) ※ユーザー着脱不可のため、ご要望の際はブラザーコールセンターへお問い合わせください。 1. 用紙カバーを開けます。 2. ラベルロールガイドを横方向にスライド し、ラベル供給軸の先端で横に倒します。 3.
4. 印字ヘッドリリースレバーを押し、ラベル 用紙をダンパー、メディアセンサー、前面 ラベルガイドに通してセットします。 5. 用紙をラベルカッターカバー スロットに通します。 6.
7. 前面ラベルガイドを調整し、用紙の位置を 固定します。 お願い • 用紙がメディアセンサーを通ってい るか確認してください。 • 各センサーの位置は、センサーカバー に三角 印 (ギャップセンサー) と矢 (ブラックマークセンサー) で 示されています。 • メディアセンサーの位置は調整可能 です。ギャップセンサーまたはブラッ クマークセンサーの位置がラベル ロールのギャップ/ブラックマークの 位置と合っていることを確認します。 8. 印字ヘッドの両側を押さえて閉じ、ロック されていることを確認します。 9. メディアセンサーの種類を設定し、選択し たセンサーのキャリブレーションを行い ます。 10. タッチパネルを使用して、キャリブレー ションを実行してから、印刷方式をカッタ ーモードに設定します。 センサーキャリブレーションの詳細につ いては、「8.2 BPM を使用してメディアセ ンサーの自動キャリブレーションを行う」 をご覧ください。 11.
ドライバーの場合は次の手順に従って設 ドライバーでの設定画面 定します。 1. デバイスとプリンターを開きます。 2. 設定を変更したいプリンターを右ク リックし、印刷設定を選択します。 3. ストックタブをクリックし、用紙処 理 > 印刷後動作のドロップダウン リストからカットを選択します。 4. 適用ボタン、OK ボタンをクリック します。 お願い 「現在のプリンタ設定を使用」以外のモ ードを選択した場合、ドライバー印刷時 に本体設定が上書きされます。 12. 印字ヘッドを閉じ、ラベルを一枚送って テストします。 メインメニューのフィードアイコンを タップします。 お願い カット位置の調整方法 (Windows の場合) プリンタードライバーを使用する方法 1. プリンターのフォルダーを開きます。 詳細については、support.brother.co.jp にアクセスし、お使いのモデルの製品マニュアル ページで「デバイスとプリンター ウィンドウの開き方」をご覧ください。 2. 設定を変更するプリンターを右クリックし、印刷設定を選択します。 3.
4. 用紙送りオフセット(F) のフィールドに正または負の値 (「1.0 mm」や「-1.0 mm」など) を 入力し、カット位置を微調整します。 5. 適用、OK の順にクリックし、設定を適用します。 6. カット位置を確認するため、テスト印刷します。 BPM (Brother Printer Management Tool) を使用する方法 1. USB ケーブルを使用してお使いのプリンターをパソコンに接続します。 2. BPM を実行します。 3. プリンター設定をクリックし、FBPL タブを選択します。 4.
(カット位置は、使用するプリンターと用紙によって調整できます。) 5. 設定をクリックして設定を適用します。 6.
4. 印刷品質を向上する 4.1 印字ヘッドのテンションを調整して印刷品質を向上する 推奨される印字ヘッドの テンション値 用紙の幅が 1 インチ ~ 2 インチ の場合 用紙の幅が 3 インチ ~ 4 インチ の場合 最高の印刷品質を得るために、印字ヘッドテンション調整つまみを使用して、印字ヘッドを調 整します。お使いの用紙の幅 (1 インチ ~ 2 インチまたは 3 インチ ~ 4 インチ) に応じて、 テンション調整のレベルを 6 段階から選択します。 4.2 ラベルのシワを防ぐ ラベルのシワは、用紙の幅と厚み、印字ヘッド圧のバランス、リボンフィルムの特性、印字濃度 の設定など、多くの要因によって発生します。 4.2.
説明 ラベル右下から左上にかけてリボンに ラベル左下から右上にかけてリボンに シワが発生。 シワが発生。 シワの例 印字方向 リボンテンション調整ネジは 5 段階調整できます。リボンのテンションを 調整するには、マイナスドライバーを使用します。 調整可能な プリンター部品 リボンテンション調整目盛り 37 リボンテンション調整ネジ
1. リボンテンション調整ネジを、リボ 1. リボンテンション調整ネジを、リボ ンテンション調整目盛りの 1 レベ ンテンション調整目盛りの 1 レベ ルにつき時計回りに 1 回転させ、 ルにつき反時計回りに 1 回転さ テンションを調整し、再度ラベルを せ、テンションを調整し、再度ラベ 印刷してシワがなくなっているか ルを印刷してシワがなくなってい どうか確認します。 るかどうか確認します。 時計回り 反時計回り 2. リボンテンション調整ネジが最も 2. リボンテンション調整ネジが最も 内側の位置になってもリボンのシ 外側の位置になってもリボンのシ ワが改善されない場合は、印字ヘッ ワが改善されない場合は、印字ヘッ ドテンション調整つまみを 1 段階 ドテンション調整つまみを 1 段階 ずつ回し、その都度ラベルを印刷 ずつ回し、その都度ラベルを印刷 し、シワがなくなっているかどうか し、シワがなくなっているかどうか 確認します。 確認します。 4.2.2 印字濃度設定を変更する お願い 印字濃度に関する詳細は、「7.1.1 FBPL 設定」および「7.1.
5. 印刷 5.1 プリンタードライバーのインストール お願い 機種名とシリアルナンバーは、プリンター背面をご確認ください。 お使いのモデルに合ったドライバーをダウンロードしてください。 • TJ-4021TN:Brother TJ-40 • TJ-4121TN/TJ-4121TNR:Brother TJ-41 ドライバーインストールの方法は、接続方式によって異なります。 USB 接続 (Windows/Mac/Linux) Wi-Fi ネットワーク接続 (Windows) 有線ネットワーク接続 (Windows) 5.1.1 USB 接続 (Windows/Mac/Linux) お願い Mac/Linux を使用する場合 ドライバーのインストールに関する詳細については、ドライバー付属のインストールガイドを 参照してください。 1. USB ケーブルを使用してお使いになるプリンターをパソコンに接続します。 2. support.brother.co.jp にアクセスし、お使いのモデルのダウンロードページで、最新の プリンタードライバーとソフトウェアをダウンロードします。 3.
既存のプリンタードライバーを削除します。 Seagull Driver Wizard アプリでプリンタドライバの削除を選択した後、 すべてのシーガル・ ドライバーを自動的に削除しますまたはプリンタドライバ削除詳細設定オプションを使用を 選択してください。 印刷設定をリセットします。 BPM を実行し、メンテナンス > 工場出荷設定の順にクリックします。 5.1.2 Wi-Fi ネットワーク接続 (Windows) お願い Wi-Fi を使用するには、無線 LAN ユニット (PA-WI-002) が必要です。 お使いの無線ルーターまたはアクセスポイントと、プリンターのネットワーク設定が正しく設定さ れていることを確認してください。詳細については、お使いの無線ルーターまたはアクセスポイン トに付属の説明書をご覧になるか、ルーターの製造元メーカー、システム管理者、またはインター ネットサービスプロバイダーにお問い合わせください。 1. ネットワークを設定します。 - BPM を使用する a. USB ケーブルを使用してお使いになるプリンターをパソコンに接続します。 b.
8. ポートの指定画面に戻り、追加したポートを選択します。 9. 画面上の操作案内に従ってください。 お願い プリンタードライバーをインストールできない場合: 既存のプリンタードライバーを削除します。 Seagull Driver Wizard アプリでプリンタドライバの削除を選択した後、 すべてのシーガル・ ドライバを自動的に削除しますまたはプリンタドライバ削除詳細設定オプションを使用を選 択してください。 印刷設定をリセットします。 BPM を実行し、メンテナンス > 工場出荷設定の順にクリックします。 5.1.3 有線ネットワーク接続 (Windows) 1. LAN ケーブルを使用してプリンターとパソコンをお使いのルーターまたはアクセスポイン トに接続します。プリンターが自動的に初期 IP アドレスを取得し、タッチパネルに表示し ます。 2. support.brother.co.jp にアクセスし、お使いのモデルのダウンロードページで、最新のプリ ンタードライバーとソフトウェアをダウンロードします。 3.
5.2 印字方式(感熱方式・熱転写方式)の設定 プリンタードライバーを使用する方法 1. 感熱方式で印刷する場合: プリンターに感熱紙ををセットします (インクリボンは不要です)。 熱転写方式で印刷する場合: プリンターに熱転写紙とインクリボンをセットします。 2. デバイスとプリンターを開きます。 詳細については、support.brother.co.jp にアクセスし、お使いのモデルの製品マニュア ルページで「デバイスとプリンター ウィンドウの開き方」をご覧ください。 3. 設定を変更したいプリンターを右クリックし、印刷設定を選択します。 4. ストックタブを選択します。 5. 用紙設定の方式(M) ドロップダウンリストから、直接感熱または熱転写を選択します。 6. 適用、OK の順にクリックし、設定を適用します。 BPM (Brother Printer Management Tool) を使用する場合は、次の手順に従って、印刷方 式を直接感熱または熱転写に設定できます。 1.
5.
5.3 BarTender を使用してラベルを作成・印刷する BarTender は、support.brother.co.jp にある製品ページのソフトウェアダウンロードから 無償でダウンロード可能なラベル作成ソフトウェアです。 1. BarTender を起動します。 2. 画面の案内に従い、ラベルを作成します。 お願い BarTender の使い方については、メニューバーにてヘルプをクリックしてください。 3.
6. 操作 6.1 パワーオンユーティリティ プリンターの機能を設定したり、テストするために様々なパワーオンユーティリティがあり ます。 センサーキャリブレーション、セルフテスト、工場出荷設定の復元を行うには、パワーオン ユーティリティを使用してください。 1. ラベルプリンターの電源をオフにします。 2. 右側の選択ボタンを押しながら電源スイッチをオンにします。 3. 設定したい機能やテストが画面に表示されたら、ボタンを離します。 ステータス LED のパターン パワーオンユーティリティ LED の色 機能 黄色 赤色 黄色 緑色 緑色/ 赤色/黄色 緑色 (点灯) (5 回点滅) (5 回点滅) (5 回点滅) 黄色 (5 回点滅) (点灯) (5 回点滅) 1. センサーキャリブレーション (ギャップセンサー/ブラックマー クセンサー) 2. セルフテスト (ダンプモードに入る) 3. 工場出荷設定 4. 黒マークキャリブレーション 5. ギャップキャリブレーション 6. Ready (AUTO.BAS をスキップ) 6.1.
ギャップセンサー/ブラックマークセンサーのキャリブレーション方法: 1. プリンターの電源をオフにします。 2. 右側の選択ボタンを押しながら電源スイッチをオンにします。 3. タッチパネルにセンサーキャリブレーション(LED 赤色 5 回点滅時)と表示されたら、ボ タンを離します。 お願い LED の色は次のように変化します。 黄色 (点灯) 赤色 (5 回点滅) 黄色 (5 回点滅) 緑色 (5 回点滅) 緑色/黄色 (5 回点滅) 赤色/黄色 (5 回点滅) 緑色 (点灯) キャリブレーションを行うセンサーを選択するには、適切なコマンドをプリンターに送信 してください。 ギャップセンサーの場合:GAP コマンドを送信します ブラックマークセンサーの場合:BLINE コマンドを送信します 使用できるコマンドの詳細については、support.brother.co.jp にアクセスし、お使いのモデ ルの製品マニュアルページで、FBPL コマンドリファレンスをご覧ください。 6.1.
お願い キャリブレーションを行うセンサーを選択するには、適切なコマンドをプリンターに送信してくだ さい。 ギャップセンサーの場合:GAP コマンドを送信します ブラックマークセンサーの場合:BLINE コマンドを送信します 使用できるコマンドの詳細については、support.brother.co.
セルフテスト印刷 印字濃度 印字速度(インチ/秒) ラベルサイズ 制御接頭文字 フォーマット接頭文字 区切り文字接頭文字 プリンターパワーアップ動作 印字ヘッドクローズ動作 RS232 シリアルポート設定 RFID 周波数帯地域 プリンター名 MAC アドレス DHCP IP アドレス サブネットマスク ゲートウェイ RAW ポート Wi-Fi 設定 48
セルフテスト印刷 ダウンロード済みファイル数 合計および使用可能なメモリ スペース 印字ヘッドチェックパターン ダンプモード お願い ダンプモードには、幅 101.
6.1.3 プリンターの初期化 プリンターを初期化するとプリンターの DRAM が削除され、工場設定に復元されます。 1. プリンターの電源をオフにします。 2. 右側の選択ボタンを押しながら電源スイッチをオンにします。 3. タッチパネルに「工場出荷設定」(LED 緑色 5 回点滅時)が表示されたら、ボタンを離し ます。 お願い LED の色は次のように変化します。 黄色 (点灯) 赤色 (5 回点滅) 黄色 (5 回点滅) 緑色 (5 回点滅) 緑色/黄色 (5 回点滅) 赤色/黄色 (5 回点滅) 緑色 (点灯) 初期化後、次の工場設定に復元されます。 パラメーター 印字速度 デフォルト 127 mm/秒 (5 ips) (203 DPI) 76 mm/秒 (3 ips) (300 DPI) 印字濃度 8 ラベル幅 101.5 mm ラベル高さ 101.
6.1.4 メディアセンサーキャリブレーション (ブラックマークセンサー用) 1. プリンターの電源をオフにします。 2. 右側の選択ボタンを押しながら電源スイッチをオンにします。 3. タッチパネルに「黒マークキャリブレーション」(LED 緑色/黄色 5 回点滅時)が表示され たら、ボタンを離します。 お願い LED の色は次のように変化します。 黄色 (点灯) 赤色 (5 回点滅) 黄色 (5 回点滅) 緑色 (5 回点滅) 緑色/黄色 (5 回点滅) 赤色/黄色 (5 回点滅) 緑色 (点灯) 6.1.5 メディアセンサーキャリブレーション (ギャップセンサー用) 1. プリンターの電源をオフにします。 2. 右側の選択ボタンを押しながら電源スイッチをオンにします。 3.
お願い LED の色は次のように変化します。 黄色 (点灯) 赤色 (5 回点滅) 黄色 (5 回点滅) 緑色 (5 回点滅) 緑色/黄色 (5 回点滅) 赤色/黄色 (5 回点滅) 緑色 (点灯) 4. これでプリンター起動時に AUTO.
7. タッチパネルを使用して印刷設定を変更する 7.1 設定メニュー 1. メインメニューで、設定を選択します。 2. コマンドモードをタップし、使用するプログラム言語を選択します。 3. アイコンをタップします。 7.1.
設定 印字速度 印字濃度 説明 印字速度を設定します。設定範囲は以下となります。 203 dpi の場合、1 ips ~ 10 ips (デフォルト:5) 300 dpi の場合、1 ips ~ 7 ips (デフォルト:3) 印字濃度を調整します。設定範囲は 0~15 です。用紙により、印刷濃度 の調節が必要な場合があります。 フィード 印字方向を指定します。 印字方向 0 印字方向 印字方向 1 印刷方式 印刷方式を設定します。 印刷方式 説明 なし 次のラベルの上端を印字ヘッドの印刷ラインに合わ せます (手切り位置補正モード)。 手切りモード 画像を印刷した後、手切りできるようギャップ/ ブラックマークをティアプレート位置に送ります。 ハクリモード ラベルを剥離するモードを有効にします。 オートカッター ラベルをカットするモードを有効にします。 ジョブ毎カット 印刷ジョブの最後に一度ラベルをカットします。 オフセット 用紙の停止位置を微調整します。設定範囲は、-999~999 ドットです。 X シフト Y シフト X 印字基点 印字位置を微調整します。設定範囲は、-999
7.1.
設定 印字濃度 説明 印字濃度を設定します。設定範囲は 0~30 です。選択した用紙により、 印刷濃度の調節が必要な場合があります。 印字速度を設定します。設定範囲は以下となります。 印字速度 203 dpi の場合、2 ips ~ 10 ips (デフォルト:4) 300 dpi の場合、2 ips ~ 7 ips (デフォルト:3) 手切り位置補正 用紙の停止位置を微調整します。設定範囲は、-120~120 ドットです。 印刷方式 印刷方式を設定します。 印刷方式 説明 手切りモード 次のラベルの上端を印字ヘッドの印刷ライン に合わせます。 ハクリモード ラベルハクリモードを有効にします。 カッターモード ラベルカッターモードを有効にします。 印字幅 印字幅を設定します。設定範囲は、2~999 ドットです。 プリンターで使用できるフォントの一覧をラベルに印刷します。フォ ントはプリンターの DRAM、フラッシュメモリ、またはオプションの メモリーカードに保存できます。 プリンターで使用できる画像の一覧をラベルに印刷します。画像はプ 画像一覧印刷 リンターの DRAM、フラ
設定 説明 印字ヘッドを閉じたときの用紙動作を設定します。 対処方法 説明 フィード キャリブレー ヘッド閉時動作設定 ション ラベル長の判定 動作なし プリンターがラベルを一枚送ります。 プリンターがセンサーレベルのキャリブレー ションを行い、ラベル長を判定した後、ラベル を一枚送ります。 プリンターがラベル長を判定した後、ラベルを 送ります。 何の動作もしません。 ラベル上の印字位置を縦方向に調節します。設定範囲は、 -120 ~ +120 ドットです。 ラベル上の印字位置を横方向に調節します。設定範囲は、 印字位置調整(横) -9999 ~ +9999 ドットです。 タッチパネルの上矢印 ( ) ボタンをタップすると、直前のラベルを 再印刷モード 再印刷します。 ビットマップを拡大する倍率を選択します。最初の数字が元の DPI 値 ビットマップ倍率 で、二つ目の数字が設定後の DPI 値です。 印字位置調整(縦) お願い ダウンロードしたソフトウェア/ドライバーを使用して印刷する場合、タッチパネルでの設定よ りもソフトウェア/ドライバーのコマンドが優先されます。 57
7.
7.3 インターフェイス設定 プリンターのインターフェイスの設定を行います。 シリアル イーサネット メニュー インターフェイス WiFi RFID * * TJ-4121TNR でのみ使用できます。 7.3.
7.3.2 イーサネット設定 お使いのプリンターのイーサネット (有線) 接続を設定し、その状態を確認できます。 イーサネット接続している場合、下図のようにイーサネットアイコンと IP アドレスが タッチパネルに表示されます。 ステータス メニュー インターフェイス イーサネット 設定 項目 説明 ステータス イーサネット IP アドレスおよび MAC アドレスの設定ステータ スを確認します。 設定 DHCP: DHCP ネットワークプロトコルを有効 (オン) または無効 (オフ) にします。 Static IP: プリンターの IP アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを 設定します。 お願い プリンタードライバーのインストールについては、 「5.1.
7.3.3 Wi-Fi 設定 お願い Wi-Fiを使用するには、オプションの無線LANユニット (PA-WI-002) が必要です。 お使いのプリンターの Wi-Fi 接続を設定し、その状態を確認できます。 この機能を使用するには、Brother Printer Management Tool (BPM) を使用して、エンター プライズ設定を行ってください。BPM を使用しての Wi-Fi 設定の詳細については、 support.brother.co.
項目 ステータス 設定 説明 Wi-Fi 通信の IP アドレスおよび MAC アドレスの設定ステータ スを確認します。 DHCP: DHCP ネットワークプロトコルを有効 (オン) または無効 (オフ) にします。 Static IP: プリンターの IP アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを 設定します。 SSID SSID (ネットワーク名) を設定します。 セキュリティ Wi-Fi 通信の暗号化方式を選択します。 パスワード パスワード (ネットワークキー) を設定します。 お願い プリンタードライバーのインストールについては、 「5.1.
7.3.
項目 説明 RFID 有効 エラー処理 設定 「有効」を選択して、RFID エンコーダーモジュールを有 効にします。 「タグの読み取りができませんでした」のエラー処理モー ドを選択します。 ラベルが正常に処理されない場合、毎 不良タグ印字 (デフォルト) 回不良タグ印字のまま印刷され、再試 行回数が尽きるまで、新しいラベルで 再試行が行われます。エラーメッセー ジが表示されるか、ラベルが再印刷さ れるかは、最大試行回数時エラーの設 定によります。 なし タグのプログラミングに失敗しても、 何の動作もしません。 停止 プリンターが停止し、エラーメッセー ジ「タグの読み取りができませんでし た:媒体を確認してください」が表示 されます。ラベルが破棄され、ホスト からラベルの再印刷が開始されます。 エラーがクリアされると、次のラベル が印刷位置に移動するまで、誤ったタ グを含むラベルが移動します。 再試行回数 エラーを表示する前に RFID エンコーダーが試行するラ ベル印刷の回数。RFID エンコーダー、プリンター設定、 ラベルストックに問題があることを示している場合があり ます。 1 最小 最大 10
項目 RFID キャリブ レーション 説明 このサブメニューは、RFID キャリブレーションを実行するために使用しま す。プリンターに新しいタグをセットする際は、必ず RFID キャリブレー ションを実行してください。RFID キャリブレーションは、RFID のチップ タイプ、書き込み出力/読み取り出力、プログラムの位置、EPC/ユーザーフ ィールドの長さを判定します。 自動キャリブ RFID キャリブレーションを実行します。 レーション RFID タグのタイプが変更されると毎回実行します。 キャリブレー キャリブレーションに使用するタグの数を設定しま す。ただしこの値には、キャリブレーションプロセス ション回数 中にギャップを探す際に移動するタグは含まれませ ん。プリンターによって使用されるラベルの枚数は、 セットしたタグのキャリブレーションの難易度により ますが、通常このメニューで大きい数値を選択すると、 キャリブレーションの結果を判定するために使われる タグの数が多くなります。 最小 3 (デフォルト) 7 最大 テスト EPC 長 RFID キャリブレーションを実行するために使用され る EPC
項目 説明 これらの設定は、カスタム RFID タグが必要な場合にシステムを設定する ために使用されます。 USR サイズ RFID タグのメモリ内の USR ブロックバイトサイズを 指定します。通常、この値は RFID キャリブレーション プロセスで自動設定され、変更すべきではありません。 0 (デフォルト) 最小 256 最大 お願い Higgs 3 タグが検出された場合、この値は非表示に なり、代わりに Higgs 3 USR サイズメニューが表 示されます。 チップ パラメーター USR アドレス RFID タグのメモリ内の USR ブロックの開始位置を指 定します。通常、この値は RFID キャリブレーションプ ロセスで自動設定され、変更すべきではありません。 0 (デフォルト) 最小 32 最大 TID サイズ タグ ID が含まれる RFID タグのメモリ内のメモリブ ロックのサイズを示します。通常、この値は RFID キ ャリブレーションプロセスで自動設定され、変更すべき ではありません。 0 最小 12 最大 デフォルト 8 Higgs 3 USR サイズ Higgs 3 タ
項目 説明 タグ長 RFID タグのメモリ内の EPC ブロックバイトサイズを指 定します。この値は RFID キャリブレーションプロセスで 自動設定され、変更すべきではありません。 最小 最大 デフォルト チップ パラメーター 8 62 12 お願い Higgs 3 タグが検出された場合、この値は非表示にな り、代わりに Higgs 3 EPC サイズメニューが表示され ます。 EPC アドレス RFID タグのメモリ内の EPC ブロックの開始位置を指定 します。通常、この値は RFID キャリブレーションプロセ スで自動設定され、変更すべきではありません。 0 (デフォルト) 32 最小 最大 ブロック サイズ RFID タグのメモリ内の USR ブロックに一度に書き込ま れる最大バイト数を指定します。通常、この値は RFID キャリブレーションプロセスで自動設定され、変更すべき ではありません。 最小 最大 デフォルト 0 32 8 これらの設定は、RFID システムの精度を判断することや、RFID システムの 問題を解決することに役立てるため、テストを実行するために使用されます。
項目 説明 USR 読み取り 内部 RFID カプラーの範囲内のタグのユーザーメモリバ ンクを読み取り、データをデバッグポートに報告し、タ ッチパネルに表示します。システムが動作していること を確認することで、開発の確認を行うことを主な目的と した機能です。 お願い この設定は、カプラーの上に RFID タグを配置し ません。正確な読み取り値を受信するため、必ずカ プラーの上にタグを配置してください。 TID 読み取り 内部 RFID カプラーの範囲内のタグから ID (TID) を 読み取り、読み取った値を ID メニューに表示します。 お願い この設定は、カプラーの上に RFID タグを配置し ません。正確な読み取り値を受信するため、必ずカ プラーの上にタグを配置してください。 ID 診断 PC 読み取り 電源を入れた後、最初に読み取られた ID (TID) を表示 します。TID 読み取りメニューを使用している場合、最 新の読み取り ID が表示されます。内部 RFID カプラー の範囲内にタグがない場合、タッチパネルに「不明」と 表示されます。 内部 RFID カプラーの範囲内の RFI
項目 EPC 書き込み テスト(2s) 説明 内部 RFID カプラー内の範囲のタグに 2 つのコード 形式の EPC をすべて書き込みます。システムが動作 していることを確認することで、開発の確認を行うこ とを主な目的とした機能です。 お願い この設定は、カプラーの上に RFID タグを配置し ません。正確な書き込み値を受信するため、必ずカ プラーの上にタグを配置してください。 これらの設定は、一般的に読み取り専用で、RFID システムによるプリンター に送信される印刷ジョブの報告方法について統計を収集し、報告するために使 用されます。 書き込み 最後に回数リセット操作が行われてから、書き込みが試 総試行回数 行されたタグの数を表示します。 書き込み失敗 回数 最後に回数リセット操作が行われてから、書き込みに失 敗したタグの数を表示します。 読み取り回数 最後に回数リセット操作が行われてから、読み取られた タグの数を表示します。 回数リセット このサブメニューの回数メニューの項目をクリアします。 RFID API ver (TJ-4021TNR および TJ-4121TNR でのみ利用でき
7.
項目 説明 印字ヘッドの状態とメンテナンスの通知を確認します。 項目 説明 警告 印字ヘッドクリーニングの警告を有効または無効 にします。この設定が有効で、印字ヘッドが設定 した印刷距離に到達すると、印字ヘッドを掃除す るよう警告するメッセージがタッチパネルに表示 されます。初期設定は「無効」です。 カウンター リセット 印字ヘッドを掃除した後、印字ヘッドの印刷距離 をリセットします。 アラート間隔 印字ヘッドクリーニングのアラートを表示する印刷 距離を設定します。この項目を使用するには「TPH アラートロック」を有効にする必要があります。初 期設定は「1km」です。 プリントヘッド メンテナンス キー音 ボタンのプッシュ音を有効または無効にします。 連絡先 モバイル端末からサポートサイト (support.brother.co.jp) にアクセス するための QR コードを表示すます。 7.
7.6 プリンタ診断機能 プリンタ設定印刷 ダンプモード メニュー プリンタ診断 プリントヘッド検査 ディスプレイ ギャップセンサー ブラックマークセンサー センサー調整 リボンセンサー メディアセンサー 項目 プリンタ設定 印刷 ダンプモード 説明 現在のプリンター設定を印刷します。設定が印刷された用紙には、印字 ヘッドのテストパターンも出力されます。テストパターンを確認することで、 印字ヘッドの発熱素子にドットの損傷がないか確認できます。 詳細は、「6.1.2 ギャップセンサー/ブラックマークセンサーのキャリブ レーション、セルフテスト、ダンプモード」をご覧ください。 通信ポートからデータを取得し、プリンターが受信したデータを印刷しま す。ダンプモードでは文字が二列で表示されます。左の列の文字はプリン ターシステムから受信したもので、右の列は 16 進数表示です。このデー タを確認することにより、プログラムを検証し、デバッグできます。 詳細は、「6.1.
8. Brother Printer Management Tool (BPM) Brother Printer Management Tool (BPM) は、次の操作を可能にする総合的なツールです。 プリンターのステータスと設定の確認 印刷設定の変更 プリンターへの追加コマンドの送信 グラフィックとフォントのダウンロード プリンターのビットマップフォントの作成 ファームウェアのダウンロードとアップデート 無線 LAN (Wi-Fi) の設定 このツールでプリンターのステータスと設定を確認し、問題解決に役立てることができます。 8.
8.2 BPM を使用してメディアセンサーの自動キャリブレーション を行う BPM を使用してメディアセンサーの種類 (ギャップセンサーまたはブラックマークセンサー) を設定し、選択したセンサーのキャリブレーションを行います。 ギャップセンサー ブラックマークセンサー ギャップセンサー (透過型センサー) により、プリンターはラベルの先端を検出し、正しい位置 にラベルを送ります。 ブラックマークセンサー (反射型センサー) により、プリンターはマークを検出し、正しい位置 に用紙を送ります。 1. 用紙がすでにセットされていて、印字ヘッドが閉じていることを確認します。(「3.4 メデ ィアをセットする」を参照。) 2. プリンターの電源をオンにします。 3. BPM を実行します。 4. メンテナンスボタンをクリックします。 5. キャリブレーションボタンをクリックします。 6.
8.2.1 LCD を使用しての用紙の自動キャリブレーション LCD (タッチパネル)を使用する場合: 1. メニューボタン 2. センサー調整 3. 自動キャリブレーションを選択します。 4.
9. RFID の設定 ※TJ-4121TNR でのみ使用できます 9.
9.2 RFID キャリブレーション TJ-4121TNR の用紙出力スロットには 位置が固定された RFID アンテナが備えられています。 このアンテナは、幅広いタイプのタグに対応します。 9.2.1 RFID 用紙のセット 1. ラベル供給軸に RFID 用紙をセットします。 2. 印字ヘッドと RFID ティアカバーを開けます。用紙をダンパー、メディアセンサー、 前面ラベルガイドに通してセットします。 RFID ティアカバー 3. RFID 用紙をティアカバースロットに送り込みます。 4. メディアセンサー位置調整つまみを調整して、メディアセンサーを移動させます。ギャッ プセンサーまたはブラックマークセンサーの位置がラベルロールのギャップ/ブラック マークの位置と合っていることを確認します。 5. 前面ラベルガイドを調整し、用紙の位置を固定します。 6.
9.2.2 RFID キャリブレーションの手順 お願い 最適なキャリブレーション結果を得るため、RFID キャリブレーションを行う前に、用紙のキ ャリブレーションを実行してください。リボンおよびラベルロールが正しくセットされている ことを確認します。 1. 用紙の自動キャリブレーションを実行します。 タッチパネルを使用する場合: a. プリンターに RFID 用紙をセットします。 b. (熱転写のみ) プリンターにリボンをセットします。 c. メニューアイコン d. センサー調整アイコン e. 自動キャリブレーションをタップし、メディアタイプを選択し、 をタップします。 をタップします。 アイコンを タップして、用紙のキャリブレーションを開始します。 お願い 詳細は、「7.2 センサー設定」をご覧ください。 BPM を使用する場合: a. プリンターに RFID 用紙をセットします。 b. (熱転写のみ) プリンターにリボンをセットします。 c. パソコンとプリンターを USB ケーブルでつなぎます。 d. BPM を実行します。 e.
f. キャリブレーションをクリックします。 g. プリンター設定をクリックし、FBPL タブで用紙幅と高さが正しく設定されてい ることを確認します。 AUTODETECT コマンドを使用する場合: お願い 詳細については、support.brother.co.jp にアクセスし、お使いのモデルの製品マニュ アルページで、FBPL コマンドリファレンスをご覧ください。 2. RFID キャリブレーションを開始します。 タッチパネルを使用する場合: メニュー インターフェイス RFID RFID キャリブレーション 自動キャリブレーションの順にタップし、 アイコンをタップします。 お願い 詳細は、「7.3.4 RFID (Radio Frequency Identification) 設定」をご覧ください。 RFIDDETECT コマンドを使用する場合: お願い 詳細については、support.brother.co.jp.
3. タグの種類と長さによっては、キャリブレーションには数分かかることがあります。キャリ ブレーション終了時に、緑または赤の画面が表示されます。キャリブレーションが正常に行 われた場合は緑の画面が、キャリブレーションに失敗した場合は赤の画面が表示されます。 4. キャリブレーションに失敗した場合は、 または アイコンをタップして、エラーを解 除します。タグとリーダーに互換性がないことが理由でキャリブレーションが正常に行われ ないことがあります。キャリブレーション完了後、 または アイコンをタップして、 次へ進み、RFID キャリブレーションの値を保存します。 お願い 詳細は、「11.
10. 製品仕様 ディスプレイ タッチパネル 3.5 インチカラータッチパネル LED ステータス LED 1 個 (3 色:緑、赤、黄色) 印刷 印刷方式 熱転写印刷および感熱印刷 (TJ-4021TN) 最大印字幅 107 mm (TJ-4121TN、TJ-4121TNR) 105.7 mm (TJ-4021TN) 最大印刷長 25,400 mm (TJ-4121TN、TJ-4121TNR) 11,430 mm (TJ-4021TN) 最高印字速度 254 mm/秒 (TJ-4121TN、TJ-4121TNR) 177.8 mm/秒 ハクリモードの印字速度 (TJ-4021TN、TJ-4121TN) 最高 76.
インターフェイス USB USB Ver. 2.0 (High Speed) (Type B) シリアル RS-232C 有線 LAN 10/100 Mbps USB ホストポート Wi-Fi (オプション) スタンドアローン:USB キーボード、USB スキャナー ストレージ:USB フラッシュドライブ IEEE 802.11a/b/g/n オープン、WEP オープン、WPA-PSK/WPA2 (AES および TKIP) Wi-Fi セキュリティ - 802.11i - WPA2-Enterprise:EAP-FAST、EAP-TTLS、EAP-TLS、PEAPv0 環境 温度条件 湿度条件 動作温度:0 °C~40 °C 保管温度:-40 °C~60 °C 動作湿度:25%~85% (結露なきこと) 保管温度:10%~90% (結露なきこと) 電源 内蔵スイッチング電源 電源 入力:AC 100V - 240V、4.0A - 2.0A、50Hz - 60Hz 出力:DC 5V、5.0A;DC 24V、7.0A;DC 36V、1.4A;計 243.
RFID 仕様(TJ-4121TNR のみ) RF プロトコル UHF EPC global Class 1 Gen2 / ISO 18000-6C 動作周波数 Global (902 MHz~928 MHz) および EU (866 MHz~868 MHz) 最小ピッチ 15.
11. トラブルシューティング 11.
問題 考えられる原因 解決方法 印刷時にラベルの送りがお かしい (斜めになる)。 用紙ガイドが用紙の端に触れてい ない。 印刷時、ラベルがスキップ される。 ラベルサイズが正しく指定されて いない。 センサーの感度が正しく設定され ていない。 ラベルが右側に移動している場合は、前 面ラベルガイドを左側に動かしてくださ い。 ラベルが左側に移動している場合は、前 面ラベルガイドを右側に動かしてくださ い。 ラベルサイズが正しく設定されている ことを確認してください。 ギャップセンサーのキャリブレーショ ンを手動または自動で行ってください (「7.2 センサー設定」を参照)。 エアダスターまたは掃除機で、ギャップ センサー/ブラックマークセンサーを清 掃してください。 印字ヘッドテンション調整つまみを使用 して、印字ヘッドのテンションを調整し てください。(「4.印刷品質の向上」を参 照) リボンをセットし直してください。 リボンロールをセットするには、 「3.2 リ ボンをセットする」を参照してくださ い。 ラベルロールをセットし直してくださ い。 ラベルロールをセットするには、「3.
問題 用紙がプラテンローラーに 巻きつく。 考えられる原因 解決方法 ドライバーの縦方向位置調整の設 定が正しくない。 BarTender ソフトウェアを使用してい る場合は、ドライバーで縦方向位置調整 (V) を設定してください。 ラベルの粘着物がプラテンロール に付着している。 プラテンローラーを定期的に清掃して ください。 86
11.
エラーメッセージ 考えられる原因 用紙詰まり 解決方法 ギャップセンサー/ブラックマーク センサーのキャリブレーションが行 われていない。 ラベルサイズが正しく設定されてい ない。 プリンター内で用紙詰まりが発生し ている。 ハクリモードが有効になっている。 用紙を取り除いて下 さい ギャップセンサー/ブラックマークセンサー のキャリブレーションを行ってください。 ラベルサイズを正しく設定してください。 詰まっている用紙を取り除いてください。 ラベルを取り除いてください。 11.
エラーメッセージ 考えられる原因 解決方法 「非 RFID コマンド受信警告」オプショ RFID データが含ま ンを「有効」にすると (RFID > 設定 > れていません 非 RFID コマンド受信警告)、プリンタ RFID タグ上 ーが非 RFID データを取得する。 無効な 送信された RFID タグデータが設定 RFID データです と一致しない。 送信されたタグ長パラメーター 無効な (RFID コマンドのサイズパラメーター) データサイズです が設定と一致しない。 タグに書き込めない。 RFID タグ 不良です タグを読み取れない。 必ず RFID コマンドをプリンターに送信して ください。 RFID コマンドのタグデータを確認してくだ さい。 RFID コマンドのデータ長を確認してください。 ラベルの位置がずれている可能性があります。 ラベルを上端に合わせるため、センサー調整 > 自動キャリブレーションを実行します。 RFID > RFID キャリブレーション > 自動キャ リブレーションを選択します。 正しい位置に配置された RFID タグ付きのス マートラベルを使
お願い RFID タグの書き込みができない場合: 正しい位置に配置された RFID タグ付きのスマートラベルを使用していることを確認して ください。 RFID タグに欠陥がある可能性があります。別のタグをお試しください。 ラベルサイズを正しく設定し、RFID タグのキャリブレーションを行ってください。 センサーの感度を正しく設定してください (タッチパネルで設定する場合:センサー調整 > しきい値調整)。 RFID コマンドのデータ長を確認してください。 90
12. メンテナンス 性能を適切に発揮させるため、プリンターを定期的に清掃することをお勧めします。 推奨の清掃用品: • 綿棒 • 柔らかくて繊維の出ない布 • 掃除機/ブロワーブラシ • エアダスター • イソプロピルアルコールまたはエタノール プリンター部位 清掃方法 頻度 1. プリンターの電源をオフにします。 ラベルロールの交換時。 2. 印字ヘッドの温度が下がるまで 1 分以上 待ちます。 3. イソプロピルアルコールまたはエタノール を含ませた綿棒で印字ヘッドを拭きます。 綿棒 印字ヘッド面 印字ヘッド 印字ヘッド 印字ヘッド 印字ヘッド面 1. プリンターの電源をオフにします。 ラベルロールの交換時。 2.
お願い 印字ヘッドを触らないでください。触ってしまった場合は、上記の方法で清掃してください。 医療用アルコールは印字ヘッドに損傷を与える場合があるので、使用しないでください。 イソプロピルアルコールまたはエタノールは、製造元メーカーの安全ガイドラインに従って 使用してください。 性能を適切に維持するため、新しいリボンをセットする際は毎回印字ヘッドとセンサーを清 掃することをお勧めします。 重要 プリンター、部品、消耗品を使用しなくなった場合は、適切に廃棄してください。プリンター に用紙詰まりがないことを確認し、使用済みの熱転写リボンに印字した内容が残っている場合 は、リボンをはさみで切るなどして破棄してください。 保証書は本機に同梱されています。販売店・お買い上げ年月日等が記入されているかご確認く ださい。 保証書、保証規定をよくお読みの上、大切に保管してください。 アフターサービスについてご不明な点やご相談がある場合は、お買い上げの販売店、または下 記 「ブラザーコールセンター」までお問い合わせください。 ブラザーコールセンター URL: support.brother.co.