User's Guide
Table Of Contents
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9. RFID の設定
※TJ-4121TNR でのみ使用できます
9.1 はじめに
EEPROM を使用したスマートラベルを印刷する場合、プリンターがそれらを正常に認識するま
でに何枚かの RFID タグの書き込み・検証を少なくとも一回は行う必要があります。各ラベル
の印刷の間にプリンターが一時停止することがありますが、これは品質と信頼性を確保するた
めに必要なものです。
お願い
スマートラベルは静電気によって破損することがあります。スマートラベルを扱う前に、プリ
ンターの用紙カバーを開け、塗装されていない金属部分に触れ、手にたまっている静電気を放
電してください。
このプリンターには、自動キャリブレーション機能が搭載されているため、正確なインレイの
配置や RFID 出力設定を指定する必要はありません。キャリブレーションの工程は、一般的な
ラベルサイズに埋め込まれている多くの主要なインレイに対応しており、他の多くのインレイ
にも対応可能です。
最適なパフォーマンスのために:
インレイは用紙の横方向の中心に配置します
(寸法C)。ただし、中心にあることより、タグ
ごとに常に一定間隔で配置されていることが重
要です。
ピッチは、インレイからインレイの距離です(寸
法P)。ピッチ上にあるタグおよびピッチが25.4
mm未満のタグの場合、エンコーディング・印刷
プロセス中にプリンターがラベルを逆送りする
必要が生じ、スループットを低下させます。こ
れを避けるため、ピッチは25.4mmよりも大きく
してください。
インレイは用紙の先端より、すべてのタグで同
じ距離だけ下げて配置します(寸法L)。逆送り
を避けるため、25.4mmより長いラベルの場合、
この距離を12.7mmよりも大きくします。
重要
用紙を大量購入する前に、必ずお使いのプリンターで RFID 用紙をテストしてください。