取扱説明書 (保証書別添) ご使用前に カシオ電子レジスター 17CR 使い方 便利な使い方 レジスターを初めてお使いになる場合は、 設置手順 (12 ページ ) と 用語集 (58 ページ ) をご覧ください。 こんなときは SIAA マークは ISO22196 法により評価 された結果に基づき、抗菌製品技術協議 会ガイドラインで品質管理・情報公開さ れた製品に表示されています。 設定の仕方 このたびは、カシオ電子レジスターをご採用いただきまして、 まことにありがとうございます。ご使用の前に、本書をひとと おりお読みください。 特に「安全上のご注意」をご熟読の上、正しくお使いください。 無機抗菌剤・練込 本書は、取り出しやすいところに大切に保管してください。 置数キー・キーキャップ
特長 ●一度、日付・時刻をセットすると、 日付は自動更新されます。 ●本機に付属しているモード鍵を使用 してモードスイッチを「電卓」に切 り替えることによって、レジを電卓 として使用することができます。 ●消費税の計算は、「内税方式」と「非課税方式」に対応しています。内税と非課 税が混在した運用も可能です。また、消費税額の円未満の端数処理(四捨五入、 切上げ、切捨て)を設定することができます。さらに請求額の端数を切り捨て て請求(5 円丸め、10 円丸め)するといった、さまざまな設定が可能です。 2
もくじ ページ 3 こんなときは ○故障かなと思ったら .............................................. 48 ○レジスターの設定内容の確認 ............................. 50 ○消耗品のセットと交換 .......................................... 51 ○仕様 ........................................................................... 57 ○用語集 ....................................................................... 58 設定の仕方 ○時刻および日付の設定 .......................................... 36 ○単価・割引き率・丸めの設定 ............................. 37 ○消費税の設定 .......................................
安全上のご注意 ● ご使用前に、この「安全上の注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。 ● ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や損害を 未然に防止するためのものですので、必ず守ってください。 ● 危険と 警告、 注意の意味は以下の ●本書中の「絵表示」の意味は以下のとおりです。 とおりです。 危険 この表示を無視して誤った取り扱いをす ると、人が死亡または重傷を負う危険が 差し迫って生じることが想定される内容 を示しています。 警告 この表示を無視して誤った取り扱いをす ると、人が死亡または重傷を負うおそれ がある内容を示しています。 注意 この表示を無視して誤った取り扱いをする と、人が傷害を負ったり、物的損害が発生 するおそれがある内容を示しています。 記号は「気をつけるべきこと=注意」を意味し ています。左の例は「手挟み注意」です。 は 「指 ケガ注意」です。 記号は「してはいけないこと=禁止」を意味し は「接 ています。左の例は「分解禁止」です。 触禁止」です。なお、 「絵に表わしにくい禁止」 は で表わします。 記号は「しなければな
設置場所について 本機の上には物を置かないでください ◆ ぐらついた台の上や傾いた所など不安定な場 所に置かないでください。落ちたり倒れたりし て、ケガの原因となることがあります。 ◆ 湿気やホコリの多い場所に置かないでくださ い。火災や感電の原因となることがあります。 ◆ 調理台や加湿器のそばなど、油煙や湯気が あたるような場所に置かないでください。 火災や感電の原因となることがあります。 移動する場合は ◆ 本機の上に、花瓶や植木鉢、コップや液体の 入った容器、または、金属物を置かないでく ださい。こぼれたり、中に入った場合、火災 や感電の原因となることがあります。 ◆ 本機の上に重い物を置かないでください。 置いた物のバランスが崩れて倒れたり、落下 して、ケガの原因となることがあります。 差し込みプラグを抜くときは ◆ 差し込みプラグを抜くときは、電源コード を引っぱらないでください。コードが傷つ き、火災や感電の原因となることがありま す。必ずプラグを持って抜いてください。 電源コードの清掃は ◆ 連休等で、長期間本機をご使用にならない ときは、安全のために差し込みプラグをコ ンセントか
やりたいことは? 本機でできることを操作の単位で分類しています。 ここから、お客様が行ないたい操作の記載ページを参照することができます。 必要に応じてご利用ください。 ●初めてレジスターを使用する。 n ●基本的な操作について知りたい。 n 12 ページ 表示が点滅している 16 ページ ・1品お買い上げ… ・2品以上お買い上げ… モードスイッチの位置 登録 一度設定した日付や時刻を修正したい場合は、 36ページをご覧ください。 ●ドロアを開けたい。 n 18 ページ ● キ ー 操 作 を ま ち が え た の で、 訂正したい。 ノンアド/両替キー クリアキー n 19 ページ または 訂正キー ポン ポン ポン ●商品の返品処理をしたい。 n 21 ページ モードスイッチの位置 ●消費税に関する設定をしたい。 n ・内税? ・非課税? ・混在? 39 ページ モードスイッチの位置 戻 設定 6
n 30 ページ ・現時点での売上は? ・現時点での現金在高は? ご使用前に ●現時点の売上内容を確認したい。 ●閉店後に行なう操作について 知りたい。 n モードスイッチの位置 点検 22 ページ モードスイッチの位置 精算 n 658 3=? 32 ページ ● 消 耗 品 を セ ッ ト し た り、 交 換 したい。 n (98-7) 651=? 乾電池 L PULL UP R IR-40 ●トラブルを解決したい。 15 ページ n 48 ページ 設定の仕方 ・ ・ ・ . # # #' & 便利な使い方 インクロール n 51 ページ ロールペーパー 単3 形 アルカリ乾電池 1.5V 単3 形 アルカリ乾電池 1.5V 単3 形 アルカリ乾電池 1.
各部のなまえと働き(1/2) 各部のなまえ ロールペーパー インクロール L PULLP U R IR-40 金額や操作内容を印字する用紙です ジャーナル巻き取りホルダー 印字された用紙を「営業記録」として お店に保管しておくときに使用します 表示窓 モードスイッチ 検銭板貼付位置 キーボード 差し込みプラグ / 電源コード 紙幣入れ(3 箇所) 硬貨入れ(6 箇所) プリンターカバー ドロアロック錠 印字確認窓 操作内容を確認することができます レシートの場合は、用紙をこの窓から外へ 出し、このカッターで用紙を切り取ります 8 ドロア (引き出し)
モードスイッチの位置 本書での 記載例 登録 m 本書では、ページの右上にモードスイッチの位置を、絵表示で掲載しています。この絵表示は、そのペ ージで説明している操作をするときの、モードスイッチの位置を示しています。右上の例では、モード モードスイッチの切り替え 付属の「モード鍵」で、モードスイッチ(レジスターの働き)を切り替えます。 モード鍵はすべての位置に回せますが、抜き差しできる位置は「登録」と「OFF」の 2 箇所だけです。 モード鍵 ご使用前に スイッチの位置を「登録」に合わせてから操作する必要があることを意味しています。 モードスイッチ 電卓 「 精 算 」…… 売上の精算を行なうとき 点検 PGM 登録 精算 OFF 使い方 「 点 検 」…… 売上の点検を行なうとき 「 電 卓 」…… レジを電卓として使用する とき 「 登 録 」…… 売上の登録を行なうとき 「OFF」…… レジを使用しないとき 戻 「 戻 」…… 返品(戻し)を行なうとき 「 設 定 」…… お店に合わせたいろいろな 設定を行なうとき 便利な使い方 設定 付属品 ●モード鍵2本 ●ジ
各部のなまえと働き(2/2) キーボード 紙送り X 日時 AC 7 8 9 4 4 5 6 3 1 2 3 0 00 C 訂正 2 + 1 % 強制 解除 入金 出金 CAL # 替 小計 = o 紙送りキー 印字用紙を空送りします。 i 貸し売りキー 乗算登録、または、時刻・ k 小計キー 乗算 / 日時キー 日付を表示するときに押し x ます。 å クリアキー 1 ∼ 9、 0、^、.
表示窓の見方 ご使用前に <表示窓> 数値・金額表示 計 釣 部門 リピート リピート回数表示 部門番号表示またはモードスイッチ位置表示 合計/お釣り表示 使い方 ●数値・金額表示 登録金額や数量、合計金額、お釣り、および、日付、時刻などが表示されます。 電卓機能のときは、計算数値が表示されます。 ●合計/お釣り表示 最上位桁に、合計金額のときは 便利な使い方 n が、お釣り金額のときは u が表示されます。 ●リピート回数表示 リピート回数が 1 桁表示されます。 ●部門番号表示 または モードスイッチ位置表示 • モードスイッチを切り替えたときは、その状態が表示されます。 設定の仕方 n :モードスイッチが「点検」のとき u :モードスイッチが「精算」のとき - :モードスイッチが「戻」のとき p :モードスイッチが「設定」のとき ç :モードスイッチが「電卓」のとき • モードスイッチが「登録」のときは、部門番号(1 ∼ 4)が表示されます。 • この位置には、次のシンボルも表示されます。 こんなときは e :エラーのとき l :乾電池の容量が少なくなっ
お使いになる前の準備(1/2) 設置手順 本機を初めてお使いになる場合は、以下の手順に従ってセットしてください。 1 梱包箱の中から機械本体を含む、すべての付属品を取り出します。 袋の中から付属品を取り出し、全部そろっているか、確認します。 2n 3 付属品 (9 ページ) 機械本体を設置場所(平らなところ)に置いた後に、差し込 みプラグを家庭用 100 Vコンセントに確実に差し込みます。 乾電池をセットします。 n 乾電池をセットする 100V (51 ページ) モードスイッチを「登録」の位置に合わせ、ロールペーパー(印字用ロール紙) を取付けます。 4n 5 ロールペーパーをセットする (52 ページ) モードスイッチを「設定」の位置に合わせると、 表示の最上位桁が点滅します。 西暦年の下2桁を入力し、表示の点滅に沿って月と日を入力します。 例)2009 年 8 月 21 日 ならば 09 08 21 と入力 00-00-00 09-08-20 ↑ ↑ ↑ 年 月 日 4つの0の最上位桁が点滅したら、時と分を 24 時間制で入力します。 例)午前 9 時 34 分 なら
一日の仕事の流れについて、以下に示します。 開店前 ✔ □差し込みプラグがコンセントに確実に差し込まれているか、確認します。 ご使用前に 一日の仕事の流れ ✔ □ロールペーパーが充分にあるか、確認します。 ロールペーパーが充分にない場合は、交換します。 n ロールペーパーを交換する n 時刻および日付を表示する n 売上に関係ない現金をドロアに入れる 使い方 (54 ページ) ✔ □日付と時刻を確認します。 (28 ページ) ✔ □釣銭用の小銭をドロアに用意します。 (25 ページ) 便利な使い方 営業中 ✔ □商品の売上を登録します。 n 「基本的な操作」(16 ページ∼) n 「売上内容の点検」(30 ページ) ✔ □必要に応じて、売上の確認をします。 設定の仕方 こんなときは 閉店後 ✔ □一日の売上を打ち出します。 n 一日の売上を打ち出す (22 ページ) ✔ □ドロア内のお金を取り出します。 ✔ □モードスイッチを「OFF」にします。 今日も一日、お疲れ様でした。 13
お使いになる前の準備(2/2) 消費税の計算方式 消費税の計算には、次の3つの課税方式があります。 ①内税方式 ②非課税方式 ③外税方式 商品金額に消費税5%が含まれて 消費税を計算しない(消費税を課 商品金額に消費税率5%を掛け、 それを加えて販売する方式 税しない)で販売する方式 いるものを販売する方式 1,000 円 1,000 円 例: 価格 例: 価格 1,000 円 例: 価格 本体価格 1,000 円 本体価格 1,000 円 本体価格 952 円 消費税額 50 円 消費税額 0円 消費税額 48 円 合計(受け取り) 1,050 円 合計(受け取り) 1,000 円 合計(受け取り) 1,000 円 ご購入時は、 「①内税方式」に設定されています。また、税額の円未満は「四捨五入」に設定されています。 m ・・3つの方式が混在するお店の場合は、ご希望の方式を部門キーに設定することで、混在運用が可能に なります。 レストランなどの飲食店では、消費税のほかに「奉仕料」の計算が必要となる場合がありますが、本 l機では、この自動計算の設定はできません。 消費税の設定について お店の課税方式に
・ ジャーナルは、お店の営業記録としてレジスター内に巻き取られます。 ロールペーパーをジャーナルとしてセットしてください。 (52 ページ) n ・ レシートには、店名などの印字はできませんが、頭の空白部分に店名スタンプなどを押印して使用していただく ことが可能です。 ロールペーパーをレシートとしてセットしてください。 n(53 ページ) ご使用前に このレジスターは、ジャーナル(営業記録)かレシートかのどちらかを選んで使用することができます。 お買い上げ後はジャーナルとして印字されます。 ジャーナル(レシート)の見方 ジャーナル(レシート)には、レジの操作内容が印字されますが、消費税の設定(内税方式 / 非課税方式) によって、印字される内容が異なります。ここでは、ジャーナル(レシート)の見方について説明します。 レシート例 内税(ご購入時)の場合 課税方法が混在の場合 部門番号 時刻/一連番号 ™ ¡ ¡ ¡ X @ 単品登録 店名記載スペース (自動的に空きます) 日 付 2009-10-06 09-32#0014 時刻 / 一連番号 (1行空きます) リピート登録 乗算
基本的な操作(1/2) ここでは、基本的なレジの操作について次の場合に分けて説明します。 ・1 品の商品をお買い上げのとき ・2 品以上の商品をお買い上げのとき ・同じ商品を数多くお買い上げのとき ・複数の商品を複数お買い上げのとき ・ドロアを開けるときまたは両替するとき 本書の例について 本書では、「税率 5% の内税方式(円未満四捨五入)」の場合を例に説明しています。 l 印字例は「ジャーナル」に設定した場合です。 以後の印字例も同様です。 なお、「レシート」に設定した場合は、15 ページのレシート例のように、店名記載部の余白ができ、最 初の行に日付が印字され、時刻/一連番号の後および合計の前にそれぞれ1行分の空きができます。 1 品の商品をお買い上げのとき 1 品の商品をお買い上げのときの操作を説明します。 例題 単価 ¥1,200 数量 1 部門 部門1 手順 預かり金 ¥2,000 表示例 1 商品の単価と部門キーを押します。 1200 … 1 2 印字例 !200 部門番号 k キーを押します。 k n !200 3 預かり金額を入力して g キーを押します。
モードスイッチの位置 登録 同じ商品を数多くお買い上げのとき 複数の商品をお買い上げのときの操作を説明しま 同じ商品を複数お買い上げのときの操作を説明し ます。 す。 例題 例題 単価 ¥200 ¥800 ¥1,100 数量 1 1 1 部門 部門4 部門2 部門1 預かり金 単価 ¥200 数量 12 部門 部門2 預かり金 ¥10,000 ¥2,500 手順 1 商品の単価と部門キーを押します。 商品の数だけ操作を繰り返します。 200 ÷ 800 « 2 商品をすべて入力したら k キーを押します。 2 k キーを押します。 k 3 預かり金額を入力して g キーを押します。 10000 g 便利な使い方 1100 … 12 x 200 « 印字例 k 3 預かり金額を入力して g キーを押します。 印字例 10-41#0027 12 .200 .2,400 .2,400 .114 .2,400 .10,000 .7,600 X @ ™ uk uz k gy r 設定の仕方 10-35#0024 .200 ¢ .800 ™ .1,100 ¡ .
基本的な操作(2/2) 複数の商品を複数お買い上げのとき 複数の商品を複数お買い上げのときの操作を説明します。 例題 単価 ¥300 ¥500 数量 3 2 手順 部門 部門2 部門1 預かり金 ¥2,000 表示例 印字例 商品の単価と部門キーを押します。 1 商品の数量の数だけ部門キーを繰り返します。 300 « 2 300 部門番号 « 2 « 3 300 リピート回数 300 別の商品の単価と部門キーを押します。 2 この商品の数量の数だけ部門キーを繰り返します。 500 … … 3 k キーを押します。 1 500 2 10-43#0030 .300 ™ .300 ™ .300 ™ .500 ¡ .500 ¡ .1,900 u k .90 u z .1,900 k .2,000 g y .
操作をまちがえたとき(1/2) モードスイッチの位置 登録 金額や数量をレジスターにいれるために 1 ∼ 9、0 および ^ の数字キーを押すことを「置数」とい います。置数は、レジスターの表示窓に表示されているだけで、内部にはまだ記憶されていません。また、 x キーを押したときの数量も記憶されていません。 置数のあとに、部門キーなどの命令キーを押すと、そのときの金額が記憶されます。 記憶に入る前の数値は å キーで消します。記憶に入ってしまった金額は ƒ キーで消します。 ご使用前に ここでは、操作をまちがえたときの操作方法について、次の場合に分けて説明します。 ・部門キーを押す前に訂正するとき ・部門キーを押したあとに訂正するとき ・売り上げた商品を返品するとき 部門・取引キーを押す前に訂正する 使い方 部門キー・取引キーを押す前に訂正するときの操作を説明します。 m 部門・取引キーを押す前は、すべて å キーで訂正できます。 例題 以下の表の各操作時(①∼④)にまちがえたときの手順を説明します。 数量 1 5 10 部門 部門1 部門4 部門2 預かり金 便利な使い方 ① ②
操作をまちがえたとき(2/2) モードスイッチの位置 登録 部門キーを押したあとに訂正する 部門キーを押したあとに訂正するときの操作を説明します。 m 部門キーを押した直後は、ƒ キーで訂正できます。 例題 以下の表の各操作時(①∼②)にまちがえたときの手順を説明します。 ① ② 単価 ¥505 ¥230 数量 1 3 部門 部門3 部門2 預かり金 ¥2,000 ① 単価をまちがえて部門キーを押してしまった 手順 1 ƒ キーを押します。 550 æ ƒ 2 正しく入力し、部門キーを押します。 505 æ ② 乗算で単価をまちがえて部門キーを押してしまった 手順 1 ƒ キーを押します。 3 x 220 « ƒ 2 正しく入力し、部門キーを押します。 3 x 230 « 3 k キーを押し、預かり金額を入力して g キーを押します。 k 2000 g 20 印字例 11-05#0037 .550 -550 .505 3 .220 .660 -660 3 .230 .690 .1,195 .57 .1,195 .2,000 .
モードスイッチの位置 戻 売り上げた商品を返品する l この操作は、モードスイッチの変更が必要です。 - ご使用前に ここでは、売り上げた商品を返品するときの操作を説明します。 返品とは、g キーを押して、登録が終了したあとでまちがいに気づいたときや、商品の返品があった 場合に行うことです。 返品するときは、モードスイッチを「戻」の位置に合わせます。 なお、モードスイッチを「戻」にすると、表示窓の左側に が表示されます。 例題 使い方 以下の表の商品の返品を処理します。 単価 ¥780 ¥1,280 数量 2 1 部門 部門1 部門3 戻し金 現金 手順 780 … … 1280 æ 3 k キーを押して、g キーを押します。 kg 4 返品の処理が終わったら、モードスイッチを「登録」の位置に戻します。 11-10#0045 .780 .780 .1,280 .2,840 .135 .
閉店後の操作 一日の売上を打ち出す 閉店後には、一日の売上を精算します。 一日の売上の精算をすると、日付、各種設定内容および精算回数以外の印字内容がクリアされます。 クリアされるのは、精算を開始し、印字が完了した時点です。 精算するときは、モードスイッチを「精算」の位置に合わせます。 モードスイッチを「精算」にすると、表示窓の左側に u が表示されます。 手順 モードスイッチを「精算」にして g キーを押します。 印字例 印字例(つづく) 印字例(つづく) 2009-10-06 日付 一連番号 21-08#0245 0013 603 .263,957 411 .241,429 32 .14,297 13 .5,283 1059 .524,966 Z ¡ ™ £ ¢ k k .2,228 – .4,738 % – 22 明細精算回数 / 精算シンボル 部門 $¡ 売上個数 { 売上金額 部門 $™ 部門 $£ 部門 $¢ 総売上 { 個数 金額 * 1 値引き合計 割引き合計 .512,763 u k .24,417 u z .5,267 v k .
モードスイッチの位置 精算 ご使用前に 使い方 印字例(つづき) n b t m m w gk ik 便利な使い方 .27,890 .400,000 31 3 .9,586 8 .140,220 .
各キーの便利な使い方(1/3) l 事前に設定が必要な機能があります。必要に応じて参照ページを見てください。また、印字例は設定内 容によっては記載の例と異なることがあります。 ここでは、以下に示す便利な使い方について説明しています。 ・部門キーに単価を設定し、部門キーだけで単価を登録する ・釣銭準備金などの売上に関係ない現金をドロアに入れる ・回収金などの売上に関係ない現金をドロアから出す ・値引きを行なう ・商品個々の割引きをする、合計金額から割引きをする ・伝票番号や商品コードを印字する(ノンアド印字する) ・時刻および日付を表示する ・端数の10円未満を自動値引きする ・掛け売りで売上をする 部門キーに単価設定してある商品をお買い上げのとき 事前に部門キーに単価を設定しておくと、部門キーを押すだけで単価が登録できます。 ここでは、その操作方法について説明します。 例題 単価 ¥800(部門キーに設定済み) ¥1,200 ¥600 ¥500(部門キーに設定済み) 数量 1 1 1 4 部門 部門3 部門2 部門2 部門2 預かり金 ¥5,000 手順 印字例 単価設定済みの商品は部門キー
モードスイッチの位置 登録 売上に関係ない現金をドロアから出す 釣銭用の小銭や貸し売り代金の受取りなど、売上 ではない現金をドロアに入れるときに、n キー を使うと、ドロア内の現金在高が登録されます。 集金やドロアがいっぱいになったときなど、売上 (お釣りや両替など)ではない現金をドロアから出 すときに、d キーを使うと、ドロア内の現金在 高が登録されます。 例題 「釣銭用」として、8,000 円を補充する。 例題 一万円札 15 枚を金庫に移す。 手順 8000 n 印字例 手順 1 出金する金額を入力し、d キーを押します。 使い方 1 入金する金額を入力し、n キーを押します。 150000 d 印字例 11-32#0069 .8,000 n ・ この操作によって、点検時および精算時に、ドロア 内の現金の在高を正確に把握することができます。 ・ 入力は7桁以内でお願いします。 11-32#0070 .
各キーの便利な使い方(2/3) 値引きを行なう 商品を値引きするときは、- キーを使います。 例題 単価 ¥1,000 ¥2,500 数量 1 1 部門 部門1 部門2 値引き金額 預かり金 ¥500 ¥5,000 手順 1 商品の数だけ、単価と部門キーを押します。 1000 … 2500 « 2 値引きする金額を入力し、- キーを押します。 500 - 3 k キー、預かり金および g キーを押します。 k 5000 g 印字例 12-18#0094 .1,000 ¡ .2,500 ™ -500 .3,000 u k .143 u z .3,000 k .5,000 g y .
モードスイッチの位置 登録 それぞれの商品金額から割引きをする ご使用前に 商品を割引きするときは、% キーを使います。 割引きを使用するときは、事前に % キーに割引き率を設定しておきます。 ここでは、% キーに5%の割引き率を設定しておいたときの手順を説明します。 例題 単価 ¥1,000 ¥2,500 数量 1 1 部門 部門1 部門2 割引き率 5%(設定済み) 7.5% 預かり金 ¥5,000 手順 印字例 1000 … 2 事前設定済みの5%の割引きをするため、% キーだけを押します。 % 3 別の割引き率の商品の単価と部門キーを押します。 2500 « 7.5 % 5 k キー、預かり金および g キーを押します。 k 5000 g ¡ %– ™ %– uk uz k gy r 便利な使い方 4 この商品の割引き率を入力し、% キーを押します。 12-21#0098 .1,000 5 -50 .2,500 7.5 -188 .3,262 .155 .3,262 .5,000 .
各キーの便利な使い方(3/3) 伝票番号や商品コードを印字する 集計に関係ない数値(伝票番号、商品コード、お 客様番号など)を印字する場合は、その数値を入 れたあとで w キーを押します。これをノンアド 印字といいます。 例題 お客様番号 1001 に、下記の商品を販売する。 単価 数量 部門 預かり金 ¥3,500(商品コード 33474830) 1 部門2 ¥5,000 時刻および日付を表示する x キーを使うと、時刻および日付を表示するこ とができます。 x キーを押すと、押すたびに時刻と日付が交互 に表示されます。登録の途中では表示されません。 他の操作を行う場合は、å キーを押してからは じめます。 時刻および日付の表示は、モードスイッチが m「戻」の位置でも操作可能です。 例題 手順 1 お客様コードを入力し、w キーを押します。 1001 w 2 商品コードを入力し、w キーを押します。 33474830 w 3 商品の単価と部門キーを押します。 3500 « 4 k キー、預かり金および g キーを押します。 k5000 g m 入力可能な数値は最大 8 桁です。 「時刻」
モードスイッチの位置 登録 消費税を含んだ合計金額を、 「10 円単位」または「5 円単位」に丸めて自動値引きすることができます。 自動値引きは、事前に設定しておく必要があります。 例題 貸し売り(掛け売り)で売上を行なう場合は、 i キーを押します。 例題 以下の表の商品を掛け売りで販売する。 以下の表の商品を 10 円未満の値引きで販売する。 単価 ¥2,841 ¥2,482 貸し売りで売上をする 数量 1 1 部門 部門1 部門4 預かり金 ¥10,320 単価 ¥1,500 ¥5,500 数量 4 1 部門 部門2 部門1 預かり金 なし 1 商品の数だけ、単価と部門キーを押します。 2841 … 2482 ÷ 自動的に値引きされます。 k 10320 g 4 x 1500 « 5500 … 2 k キーを押します。 k 3 i キーを押します。 i 印字例 印字例 ¡ ¢ uk uz o k gy r 丸め前の金額 丸め値引き額 丸め後の金額 12-35#0106 4 .1,500 .6,000 .5,500 .11,500 .548 .
モードスイッチの位置 売上の点検 点検 ここでは、以下に示す売上の点検方法について説明しています。 ・現時点での売上合計と現金在高を確認する ・売上明細を確認する ・部分累計を確認する 確認の場合は、印字を行ってもデータは本機に残ります。 売上内容の確認をするときは、モードスイッチを「点検」の位置に合わせます。 モードスイッチを「点検」にすると、表示窓の左側に 「点検」で印字すると、 X が印字されます。 n が表示されます。 lこの操作はモードスイッチの変更が必要です。 現時点での売上合計と現金在高を確認する ここでは、現時点での売上合計と現金在高を確認する方法を説明します。 手順 1 モードスイッチを「点検」の位置に合わせます。 2 x キーを押します。 印字例 売上/在高点検の印字例 ( レシートの場合 ) x 2009-10-06 13-45#0119 613 .305,587 95 .311,570 .162,830 .
モードスイッチの位置 売上の精算 精算 モードスイッチを「精算」にすると、表示窓の左側に 「精算」で印字すると、 Z u ご使用前に ここでは、売上の精算方法について説明しています。 精算の場合は、印字後、データはクリアされます。 売上の精算をするときは、モードスイッチを「精算」の位置に合わせます。 が表示されます。 が印字されます。 一日の売上を精算する n 日計明細の精算に関する手順や印字例については、22 ページを参照してください。 使い方 部分累計の集計内容を精算する ここでは、部分累計の集計内容を精算する方法を説明します。 手順 1 モードスイッチを「精算」の位置に合わせます。 2 設定コードを入力し、g キーを押します。 印字例 部分累計の精算の印字例 ( レシートの場合 ) 2009-10-28 21-26#0315 #20#0001 日付 時刻/一連番号 Z 8261 k .89464,735 k 4184 h .
電卓機能の使い方(1/2) 本機は、モードスイッチを「電卓」の位置に合わせることにより、電卓として使用することができます (印字はされません)。 モードスイッチを「電卓」の位置に合わせると、表示窓の左側に ç が表示されます。 通常の電卓として使用する 例1 123 + 456 78 = ? 操作 å 123 … 456 « 78 © 例2 12.3 操作 å 12.3 æ 4.56 æ 20 © 例3 828 操作 å 828 ÷ 36 © 4.
モードスイッチの位置 電卓 割合や比率を求める 例2 620 円の 15%増しは? 操作 å 620 æ 15 f … 例3 2,300 円の 18%引きは? 操作 å 2300 æ 18 f « 例4 75 個は 250 個の何%か? 操作 å 75 ÷ 250 f 例5 157 万円は 125 万円の何%アップか? 操作 å 157 « 125 f 例6 540 円は 625 円の何%引きか? 操作 å 540 « 625 f 例7 利益を「売価の 25%」と見込んだとき、原価(仕 112% 71# 188& 3º 2%6 -1#6 設定の仕方 å 1500 æ 75 f 便利な使い方 操作 使い方 1,500 円の 75%(7.
モードスイッチの位置 電卓機能の使い方(2/2) 電卓 税抜き額や税額を計算する 例1 1,500 円の税抜き金額と内税額は?(「税 1 テーブル」が税率 5%、内税、端数四捨五入の場合) 操作 å 1500 i 142ª (続けて)i 7¡ 例2 税抜き金額 内税額 230 円、780 円のそれぞれの内税額の合計は?(「税 1 テーブル」が税率 5%、内税、端数四捨五 入の場合) 操作 å 230 ii … 1¡ 230 円の内税額 4( 税額合計 780 ii © 税金計算は、「税 1 テーブル(通常は「内税」)」に設定されている、税率、計算方式、端数処理方法 l・が使用されますので、設定内容によって求められる答が違ってきます。 34
モードスイッチの位置 登録 モードスイッチの位置 電卓 呼び出し機能を使って計算する 例えば、モードスイッチが「登録」のときの合計金額を、モードスイッチを「電卓」に切り替えてその データを利用することができます。 例題 ご使用前に キーを押すことで、モードスイッチを切り替える直前のデータを利用して計 m「呼び出し機能」とは、˜ 算することができる機能です。 下の商品の売上合計を 4 人で割り勘にする場合 ・部門 1 キーに登録されている単価 930 円の商品を 4 個お買い上げ ・部門 2 キーに登録されている単価 1,240 円の商品を 1 個お買い上げ 使い方 手順 1 モードスイッチが「登録」になっていることを確認して、商品の登録処理をします。 4 x 930 … 1240 « k £720 2 !240 n $960 合計金額 496~ 呼び出された 合計金額 124~ 1 人当たり 割り勘額 3 モードスイッチを「電卓」に切り替えて、M キーを押します。 M 4 割り勘の計算をします。 ÷4 © 便利な使い方 2 商品をすべて入力したら、k キー
モードスイッチの位置 時刻および日付の設定 設定 ここでは、時刻および日付の設定方法について説明します。 これらの設定をするときは、モードスイッチを「設定」の位置に合わせます。 モードスイッチを「設定」にすると、表示窓の左側に が表示されます。 p 時刻を設定する 時刻に遅れまたは進みがでたときは、時刻を設定します。 乾電池を交換したら、設定時刻を確認してください。 例題 午後 2 時 05 分に合わせる場合 手順 1 設定する時刻(時、分)を入力し、x キーを押します。 x キーを押すと同時に時刻が設定され、秒を刻みはじめます。 14 05 x 2 設定されたら å キーを押します。 å 14-05 00 時 分 秒 p 0 24 時間制で入力します。(00 ∼ 23) l ・時刻は ・時と分は必ず 2 桁ずつ入力します。(0 ∼ 9 → 00 ∼ 09) 日付を設定する 乾電池を交換したときには、日付を設定確認してください。 例題 2009 年 10 月 6 日に合わせる場合 手順 1 設定する日付(年、月、日)を入力し、x キーを押します。 09 10 06 x
モードスイッチの位置 単価・割引き率・丸めの設定(1/2) 設定 ここでは、各キーに割り当てることができる、単価、割引き率および丸め金額について説明します。 ご使用前に 商品単価を部門キーに設定する 部門キーに商品単価を設定することができます。 例題 部門キーに以下の表の単価をそれぞれ設定する。 部門 部門1 部門2 単価 ¥100 ¥220 手順 使い方 印字例 1 単価を入力し、設定したい部門キーを押します。 100 … 220 « 1......100 u 2......
単価・割引き率・丸めの設定(2/2) 5円丸め/ 10 円丸めを設定する } キーに5円丸めまたは10円丸めを設定することができます。 例題 「10 円丸め」を設定する。 手順 印字例 1 設定したい丸めの数字を入力し、} キーを押します。 10 } ..10..
モードスイッチの位置 消費税の設定(1/3) 設定 すべての商品を内税扱いにする ご使用前に 本機は、ご購入時は「すべて内税扱い」の設定になっています。 お店によっては、非課税扱い、または商品によって混在する、といった設定が必要になる場合があります。 ここでは、以下に示す設定方法について説明します。 ・すべての商品を内税扱いにする ・すべての商品を非課税扱いにする ・内税/非課税を混在にする すべての商品を内税扱いとするお店は各キーに「内税」を設定します。 手順 印字例 1k 2 内税に指定するため、n キーを押します。 n - キー % キー u u u u u %– u …«æ÷ - % 4 内税のシンボル 設定が終了したら、k キーを押します。 k l お買い上げ時はこの設定を行なう必要がありません(すべて内税の設定になっています)。「非課税方式レジスター」(41 ページ 参照)からの変更など、他の方式から「すべての商品を内税扱い」に変更する場合は、この設定を行なってください。 便利な使い方 3 内税に設定したいキーを押します。 部門キー 1........
消費税の設定(2/3) すべての商品を非課税扱いにする(非課税印字) すべての商品を非課税扱いとするお店で、登録時の印字用紙に、非課税シンボルの v を印字する場 合は各キーに「非課税」を設定します。 手順 印字例 1 設定コードを入力し、k キーを押します。 1k 2 非課税に指定するため、w キーを押します。 w 3 非課税に設定したいキーを押します。 部門キー - キー 1........0 2........0 3........0 4........0 -.........
モードスイッチの位置 設定 すべての商品を非課税扱いとするお店で、登録時の印字用紙に、非課税シンボルの v を印字しない 場合は以下の設定をします。この設定をしたレジスターを「非課税方式レジスター」といいます。 手順 1 設定コードを入力し、k キーを押します。 ご使用前に すべての商品を非課税扱いにする(非課税方式レジスター) 3k 2 非課税方式レジスターに指定するため、以下の数字を押します。 使い方 9999 3 k キーを押します。これでレジスターは非課税方式レジスターになります。 k l 便利な使い方 ・非課税方式レジスターの場合、内税、非課税の指定を行なっても受け付けません。 ・非課税方式レジスターの場合、すべての登録が「非課税扱い」になり、下記のシンボルや項目は印字しません。 ・すべてのモードでの課税シンボル( u、v、* ) ・「登録」「戻」での課税対象額、税額 ・「点検」「精算」での税率、課税対象額、税額、非課税額合計 ・「設定」(設定点検)での税関連の設定内容 n 「課税方式レジスター」に変更する場合は、44 ページを参照してください。 設定の仕方 こん
消費税の設定(3/3) 内税 / 非課税 / 外税を混在して設定する 取り扱い商品が「内税」、「非課税」と「外税」の混在しているお店は各キーにそれぞれ設定します。 まず事前に、部門キー、値引きキー、割引きキーを、「内税」、「非課税」、「外税」のどれにするかを決 めておきます。 例題 内税、非課税を以下の表のように設定する 課税方式(指定キー) 内 税 (M) 非 課 税 (w) 外 税 (d) 設定するキー … « 、% キー ÷、- キー æ キー 手順 印字例 1 設定コードを入力し、k キーを押します。 1k 2 n キーを押し、内税に設定するキーを押します。 n …«% 3 w キーを押し、非課税に設定するキーを押します。 w ÷- 4 d キーを押し、外税に設定するキーを押します。 dæ 5 設定が終了したら、k キーを押します。 k 42 部門キー % キー 部門キー - キー 部門キー 1........0 u 2........0 u 0 %– u 4........0 v -......... v 3........
モードスイッチの位置 設定 本機は、消費税の変更が行なわれた場合の混乱を軽減するように、変更される税率と変更日をあらかじ め設定しておくことができます。この設定をしておくと、変更日から自動的に新しい税率で計算されます。 例題 変更日が《20YY 年 MM 月 DD 日》で、変更後の税率が《A%》の場合 手順 ご使用前に 消費税率の変更日と税率を設定する 印字例 1 設定コードを入力し、k キーを押します。 2 変更日を設定する設定コードを入力し、k キーを押し、変更予定日を 年月日の順に入力します。 427k YY MM DD 年 月 使い方 3k 0427...... 20 YY - MM - DD 日 3 g キーを押します。これで変更予定日が設定されます。 g 便利な使い方 キーを押し、税率を 4 次に変更税率を設定する設定コードを入力し、k 入力します。 0127......
その他の設定(1/2) ここでは、本機をより便利に使いこなすための設定方法について説明します。 ご利用するお店のニーズに合わせて、必要に応じて設定してください。 手順に記載している数字キーの見方は以下のとおりです。 例: …… 0 1 01 …… <内税の端数処理> 0 :円未満 四捨五入(ご購入時の設定) 1 :円未満 切捨て 2 :円未満 切上げ 上記の例では、0 を押しているので、内税の端数を「円未満 四捨五入」にすることを意味しています。 内税の端数を「円未満 切捨て」にする場合は、1 を押す必要があります。 消費税額の円未満の端数処理を設定する 例題 消費税額の円未満の端数を、「切捨て」にする 手順 3k 226k 1 1 01g k <内税の端数処理> 0 :円未満 四捨五入(ご購入時の設定) 1 :円未満 切捨て 2 :円未満 切上げ <外税の端数処理> 0 :円未満 四捨五入 1 :円未満 切捨て(ご購入時の設定) 2 :円未満 切上げ 非課税方式レジから課税方式レジに変更する 例題 「非課税方式レジスター」から「課税方式レジスター」に設定を変更する 手順 3k 8888 k
モードスイッチの位置 設定 ご使用前に 消費税関連の印字/非印字を設定する 例題 消費税関連の印字を、以下のように設定する ・税率を「印字する」 ・内税対象額と内税額を「印字する」 ・消費税のシンボル(u、v )は、いずれも「印字する」 手順 使い方 3k 326k 4 0 0 g k < v の印字/非印字> 0:v を印字する(ご購入時の設定) 4:v を印字しない ・上記の表に従って、税率・課税対象額・内税額の 印字 / 非印字を設定します。 ・ご購入時は、0 が設定されています。 設定の仕方 <税率、課税対象額、内税額の印字/非印字> 設定する番号については、下表を参照して ください。 番号 税率 課税対象額 内税額 0 印字する 印字する 1 印字しない 印字しない 印字する 3 印字しない 印字しない 4 印字する 印字する 5 印字する 印字しない 印字する 7 印字しない 印字しない 便利な使い方 < u の印字/非印字> 0:u を印字する 1:u を印字しない(ご購入時の設定) こんなときは と押します。 m ・税関連の項目を、シンボルも含めてすべて「印字する」場
その他の設定(2/2) ジャーナル/レシートの切り替えと印字制御の設定を行なう 例題 以下のように設定する場合 ・印字済みロールペーパーを「レシート」に変更する ・時刻と一連番号を印字する 手順 3k 522k 1 1 0 0 g k < 一連番号の印字/非印字> 0:印字する(ご購入時の設定) 1:印字しない <時刻の印字/非印字> 0:印字する(ご購入時の設定) 4:印字しない 1:常に 1 を設定します <ジャーナル/レシートの切り替え> 0:「ジャーナル」にする (ご購入時の設定) 1:「レシート」にする n l「レシート」に変更しても店名スタンプはありません。 「レシート」に変更した場合は、ロールペーパーの取り付け方法も変更してください(53 ページ)。 一連番号の開始番号(1 から印字/連続番号を印字)を設定する 例題 日計精算しても、前のレシートから引き続いた一連番号を印字する 手順 3k 622k 2 6 0 g k 0 :常に 0 を設定します 6 :常に 6 を設定します <日計明細の精算後の一連番号> 0 :1 からはじめる(ご購入時の設定) 2:引き続いた番号を印字する
モードスイッチの位置 設定 ご使用前に 電卓モードでドロアを開けるキーを設定する 例題 電卓モード中は、w キーと © キーのどちらを押してもドロアが開くようにする 手順 3k 1022k 7 © k %計算の端数処理を設定する/%キーを割増しキーに変更する 使い方 <ドロアを開けることができるキー> 4:キー操作ではドロアは開かない 5:© キーを押したときに開く 6:w キーを押したときに開く(ご購入時の設定) 7:© キーでも w キーでも押せば開く 例題 手順 3k 722k 2 1 g k < % キーの種別> 0:% キーを f(割引き)とする(ご購入時の設定) 1:% キーを F(割増し)とする 設定の仕方 < % 計算の円未満の端数処理> 0:円未満 四捨五入(ご購入時の設定) 1:円未満 切捨て 2:円未満 切上げ 便利な使い方 %( 割引き計算)の円未満を「切上げ」にする %キーを F(割増し)にする m %キーを「割増し」にした場合は、キートップ内のプレートも変更してください。 n 割引き計算の詳細については、27 ページを参照してください。 部門キーに
故障かなと思ったら こんなときには こんなとき ここをお確かめください ● 硬貨や紙幣がはさまっていませんか? ドロア(引出し)が開 かない ● ドロアロック錠がかかっていませんか? 表示窓に 表示されない ● 差し込みプラグがコンセントからはずれていません か? ● コンセントまでまちがいなく電気が流れていますか? ● 紙づまりを起こしていませんか? ジャーナル(レシート)● モードスイッチが「電卓」になっていませんか? が印字されない ● ロールペーパーは残っていますか? ● ロールペーパーの初めが、ジャーナル巻き取りホルダー にきちんとセットされていますか? ● ジャーナル巻き取りホルダーはホルダー受けに確実に ジャーナルが巻き取ら セットされていますか? れない ●「レシート」に切り替えられていませんか? ● ● 印字がうすい、または、 印字ムラがある ● 表示窓に l が表示さ ● れる 日付・時刻が消えてし ● まった ● 表示窓に e94 が表 示される 紙づまりを起こしていませんか? インクロールが古くて、インク切れの状態ではありま せんか? インクロールが正しくセットされていますか
正しく動作しないとき 操作ミスの内容によっては、エラーの自動解除を行なっても、それ以後の操作ができなくなることがあ ります。このときは以下のように対処してください。 表示が 「E 01」 に なっているか? はい ご使用前に レジ操作中に、エラー音が ピーッ と鳴ることがあります。これは、機械が操作ミスを検出したしる しですが、通常はエラーの自動解除機能によりそのまま操作を続けることができます。 いいえ 使い方 モードスイッチを 「登録」 の位置にしてください 操作方法を、 再度 確認してください それでもレジ操作が できないときは 表示が 「0」 に 変わったか? #キーを2回続けて 押してください モードスイッチを 「戻」 の位置にしてください Eキーを押してください 「登録」または「戻」中に、E キーでエラーを解除した場合は、《現金》での売上(戻し)として処 l理されます。これを集計から取り消したいときは、 「登録」の場合は「返品処理」を、 「戻」の場合は「売 便利な使い方 いいえ (E 01のまま) その後 モードスイッチの位置を 確認の上、 「正しい操作」 で 操作を
レジスターの設定内容の確認 モードスイッチの位置 設定 レジスターの設定内容を確認する 現在の設定内容をジャーナル/レシートに印字して確認することができます。 手順 1 モードスイッチを「設定」にします。 このとき、表示窓が p p3 または になっていることを確認します。 2 g キーを押します。 g 印字例 ジャーナルまたはレシートに現在の設定内容が印字されます。 2009-10-28 21-18#0254 日 付 時 刻/一 連 番 号 X 1......100 v #000 2......220 #000 3........0 #000 4........0 v #001 点検シンボル 単価、課税方式 {単品現金売り ほか 部門 $¡ 部門 $™ 部門 $£ 部門 $¢ -......... v 5 %– v ..10.. - キー 課税方式 割引き率 % キー 課税方式 5 円 /10 円丸め 0122...#00 0522.#1100 固定数値 印字制御 { 0622.#0260 0722...#10 1022....#7 0126......
消耗品のセットと交換(1/4) 初めてお使いになる場合は、アルカリ乾電池(単 3 形 3 本)をセットする必要があります。 手順 1 プリンターカバーの後方部を持ち上げて、カバーを 取り外します。 手順 プリンターカバー 1 モードスイッチを「OFF」にして、 の後方部を持ち上げて、カバーを取り外します。 2 「ジャーナル巻き取りホルダー」を手前に取り出し ます。( 両方とも切る必要はありません) 3 「電池ボックスのフタ」のつまみを内側に押して、 フタを取り外します。 3 本とも取り出します。その後、新し 4 古い電池を い電池を 3 本、㱾 㱿をまちがえないようにセットし、 設定の仕方 4 外したときと逆の要領で、電池ボックスのフタを、 取り付けます。 l 表示窓の左側に が表示された場合は、乾電 池が寿命であることを示しています。この場合は、 以下の手順で新しい乾電池と交換してください。 便利な使い方 新しい電池を 3 本、㱾 㱿に注意して、電池ボック 3 スに確実にセットします。 乾電池を交換する 使い方 2 「電池ボックスのフタ」のつまみを内側に押して、 フタを取り外し
消耗品のセットと交換(2/4) ロールペーパーをセットする(ジャーナル) 印字用紙を「ジャーナル(営業記録)」として使う場合の、ロールペーパーのセット方法を以下に示します。 初めてお使いになる場合は、ロールペーパーをセットする前に、乾電池をセットしてください。 (51 ページ) 手順 モードスイッチを「登録」の位置にします。 「ジャーナル巻き取りホルダー」の溝に、ロー 1 (新しいロールペーパーの先端をまっすぐに切ってお 5 付属品の ルペーパーの先端を差し込み折り返して、2 ∼ 3 周 きます) 巻き付けます。 「ホルダー受け」 ロールペーパーの先端が下から出るように持って 6 「ジャーナル巻き取りホルダー」を、 2 「ロールペーパー入れ」に入れ、 にセットします。 「ロール紙の芯受け」 にセットします。 3 ジャーナル書き込み台を上へ引き上げます。ロール ペーパーの先端を書き込み台の下部と金属板のすき 7 用紙のたるみが無くなるまで手でホルダーを回しま す。 まへ金属板に沿って深く差し込み o キーを押し 続けます。 4 「用紙排出口」からロールペーパーの先端が出てきま す。用紙が 20cm
モードスイッチの位置 登録 印字用紙を「レシート」として使う場合の、ロールペーパーのセット方法を以下に示します。 初めてお使いになる場合は、ロールペーパーをセットする前に、乾電池をセットしてください。(51 ページ) 手順 モードスイッチを「登録」の位置にします。 1 (新しいロールペーパーの先端をまっすぐに切ってお 4 「用紙排出口」からロールペーパーの先端が出てき たら、プリンターカバーの「印字確認窓」に用紙の きます) ご使用前に ロールペーパーをセットする(レシート) 先端を通します。 使い方 5 プリンターカバー前面のツメを所定の穴に入れてか 2 ロールペーパーの先端を「用紙挿入口」に向けて、 ら、カバーを閉じて完了です。 ジャーナル書き込み台を開きながら、奥へ深く差し 込み o キーを押し続けます。 ロールペーパーをセットする(手順 3 拡大図) ジャーナル書き込み台 設定の仕方 まへ金属板に沿って深く差し込み o キーを押し 続けます。 便利な使い方 3 ジャーナル書き込み台を上へ引き上げます。ロール ペーパーの先端を書き込み台の下部と金属板のすき 用紙挿入口 紙送り
消耗品のセットと交換(3/4) ロールペーパーを交換する(ジャーナル) ロールペーパーが少なくなると(約 1 m)、赤い線が出てきます。この場合は、早めに新しいロールペー パーと交換してください。 ここでは、印字用紙を「ジャーナル(営業記録)」として使う場合の、ロールペーパーの交換方法を示します。 手順 1 モードスイッチを「登録」の位置にします。 2 プリンターカバーの後方部を持ち上げて、カバーを 取り外します。 キーを押して 20 cm 位、ロールペーパーを空 3o 送りしてから、印字部分にかからない位置でペー パーを切り離します。 4 ジャーナル巻き取りホルダーをホルダー受けから上 へ、取り外します。 5 ジャーナル巻き取りホルダーの左側の側板を、ずら して取り外します。 6 印字済み用紙をホルダーから横方向にずらして外し ます。 その後、左側の側板をセットして、ホルダーを元の 形に戻します。 本体内に残ったロールペーパーを取り除く場合の手順については、55 ページの「手順 3」以降を参照し n てください。 n 次に、新しいロールペーパーをセットします。セットの手順は、52 ページを参
モードスイッチの位置 登録 ロールペーパーが少なくなると(約 1 m)、赤い線が出てきます。この場合は、早めに新しいロールペー パーと交換してください。 ここでは、印字用紙を「レシート」として使う場合の、ロールペーパーの交換方法を示します。 手順 1 モードスイッチを「登録」の位置にします。 ご使用前に ロールペーパーを交換する(レシート) キーを押して、プリンター内に残ったロール 4o ペーパーを送り出します(手で引き出さないでくだ さい)。 使い方 2 プリンターカバーの後方部を持ち上げて、カバーを 取り外します。 3 残りのロールペーパーが「用紙挿入口」に入る前の 位置で、ペーパーを切り離します。 便利な使い方 ロールペーパーは絶対に後ろへ引いたり、ひっぱっ たりしないでください。プリンターの故障の原因に なります。 5 本体内のロールペーパー入れに残っているペーパー の芯を「芯受け」を開いて取り除きます。 設定の仕方 55 こんなときは ページを参照してく n 上記の手順の終了後、新しいロールペーパーをセットします。セットの手順は、53 ださい。
消耗品のセットと交換(4/4) モードスイッチの位置 OFF インクロールを交換する 印字が薄くなってきたら、新しいインクロールと交換してください。 手順 プリンターカバー 3 新しいインクロールを、取り外した場合と逆の要領 1 モードスイッチを「OFF」にして、 の後方部を持ち上げて、カバーを取り外します。 で、右側からしっかりと差し込みます。 2 インクロールの左側を持って上へ取り外します。 4 プリンターカバー前面のツメを所定の穴に入れてか ら、カバーを閉じて完了です。 本インクロールには、スタンプインク等の補充は、絶対に行なわないでください。インク補充は、プ lリンター寿命を縮め、故障の原因になります。必ず、新しいインクロールと「交換」してください。 m インクロールの規格は、「IR-40」です。 L PULLP U 56 R IR-40
仕様 表示部 LED 表示仕様 桁数8桁(3桁位取り付き) 印字部 活字式シリアルプリンター1基搭載、ジャーナル(営業記録)またはレシートの切り替え 印字速度 約 2.4 行 / 秒 印字桁数 12 桁 記録紙 幅 57 ∼ 58 mm、外径 80mm 以下の普通紙(消耗品欄参照) 最大演算桁数 置数・預かり金 (8 桁 : 0 ∼ 99,999,999) 登録(7 桁 : -9,999,999 ∼ 9,999,999) 合計(8 桁 : -9,999,999 ∼ 99,999,999) リピート(6 桁 : -999,999 ∼ 999,999) ノンアド(8 桁 : 0 ∼ 9999999) %レート(整数2桁+小数2桁 : 0.01 ∼ 99.99%) 税率(整数2桁+小数 4 桁 : 0.0001 ∼ 99.
用語集 本書で使用している用語について、五十音順に記載しています。 必要に応じて参照してください。 ●在高 ●精算 ドロアの中にある現金や貸し売り伝票などの合計金 額のことです。 業務の終わりに売上金額などをレポートとして発行 することです。レジスターの中の売上金額などは(明 日のために)ゼロになります。 ●一連番号 レシートの番号です。レシートを発行するごとに1 ずつ足されます。 ●オプション ご使用方法によっては使っていただくと便利なもの を別売で用意させていただいております。それをオ プションと呼んでいます。 ●貸し売り 掛け売りとも呼びます。現金以外で(クレジットカー ドなどでお釣りがなく)支払われる場合にお使いく ださい。 ●課税方式レジスター 消費税を計算して、お客様からの消費税の預かり額 を累計する方式にした、レジスターのことです。 n 非課税方式レジスター ●ジャーナル 印字で残される営業記録のことです。印字後の ジャーナルはレジスター本体内に自動的に巻き取ら れます。 n レシート ●乗算 同じ商品を一度にたくさんお買い上げの場合、買い 上げ個数と単価を入力して(
●丸め(5 円丸め/ 10 円丸め) 商品の売上に直接関係のないお金をドロア内に入れ ることです。釣銭準備などをするときにお使いくだ さい。 ●値引き 合計金額の端数(5円未満または 10 円未満)が出 ないように、それを値引くことです。値引いた金額 はお店側の負担になります。 ご使用前に ●入金 ●呼び出し機能 赤札などがあった場合に使用します。赤札上の「∼ 円引」の金額が合計金額から引かれます。 ●ノンアド印字 商品コード、お客様番号やクレジットカード番号な ど、合計金額には関係しない数値を「おぼえ」のた めに印字することです。 ●リピート 同じ商品を一度にたくさんお買い上げの場合、その 都度商品単価を入力しないで、部門キーを買い上げ 個数分押すことです。 使い方 割り勘のためにレシートの合計を電卓モードで使用 したり、電卓モードでの計算結果を登録に使ったり する場合に、その数値を持ってくることです。 ●パーセント計算 n 割引き、割増し ●非課税方式レジスター 消費税を計算しないレジスターです。お客様から消 費税をお預かりしない場合にお使いください。 n 課税方式レジス
保証およびアフターサービス 保証とアフターサービス 保証書はよくお読みください 保証期間は、お買い上げ日から1年間です。 保証書(別に添付しています)は、必ず「お買い上げ日・販売店名」などの記入をお確かめの上、販売店か らお受け取りください。 内容をよくお読みの上、大切に保管してください。 修理を依頼されるときは まず 48 ページの「故障かなと思ったら」に従って調べていただき、直らないときは次の処置をしてください。 ●保証期間中は‥‥‥ 保証書の規定のとおり、お買い上げの販売店、またはカシオサービスセンターが修理をさせていただきます。 保証書をご用意の上、お客様相談センターへご連絡ください。 ●保証期間を過ぎているときは‥‥‥ お買い上げの販売店、またはお客様相談センターへご依頼ください。 修理すれば使用できる製品については、ご希望により有料で修理いたします。 アフターサービスなどについて疑問なことは お買い上げの販売店、またはお客様相談センターにお問い合わせください。 カシオ製品のアフターサービス業務は、カシオテクノ株式会社が担当いたします。 消耗品のお申し込み お買い上げの販売店へ機種名を告げてお