User manual
6
USER'S GUIDE 2306
■ 温度傾向グラフを見る
温度傾向グラフは温度計測モードで自動計測するごとに、
1℃単位で温度の変化を表示します。
※現在の温度が早く点滅するときは 5 秒ごとに計測し、
ゆっくり点滅するときは、5 分ごとに計測しています。
現在の温度(点滅
)
表示範囲:− 10.0℃∼ 60.0℃ 表示単位:1℃
■ 温度調整のしかた
本機の温度計は、工場出荷時に調整してありますので、本来温度の調整を行なう必要はありません。正確な温度計があっ
て、その温度に対して本機の表示が大きくずれている場合にのみ以下の操作にしたがい温度を調整してください。なお、
誤った温度値をセットしてしますと、温度計測が正しくできませんのでご注意ください。
1.
温度計測モードのとき
AA
AA
A ボタンを約 1 秒間押
し続けます
➟
“OFF”(または温度)が
点滅し基準温度セット表
示となります
2.
基準温度のセット
DD
DD
Dまたは
BB
BB
Bボタンを押
します
➟
数字を進めるときは
DD
DD
Dボ
タンを、戻すときは
BB
BB
Bボ
タンを押します。
いずれも押すごとに 0.1
℃ずつ進み、押し続ける
と早く進みます。
※温度は 0.1℃単位で− 10.0 ∼ 60.0℃の範囲内
でセットできます。
OFF
温度
5
1
1
(
+
)
(−)
●誤って温度をセットしてしまったときは
DD
DD
D・
BB
BB
B ボタンを同時に押すと“OFF”表示となり、
工場出荷時に調整してある基準温度に戻ります。
3.
温度値のセットが終わりましたら
AA
AA
A ボタンを押します
➟
温度計測モードの表示に戻ります。
※セット状態で表示を点滅させたまま2∼3分すると、自
動的に点滅が止まります。
警告表示について
センサーの故障および接触不良、また、計測に悪影響を与える条件下(電池の消耗、低温下での使用などによる電池電
圧の低下状態)での使用による正常な計測が行なえなくなった場合には自動的に計測を停止します。
●センサー故障に関する警告
センサー故障のときは、エラー音が約 3 秒間鳴り、
“Err”を表示します。
<気圧計測中> <高度計測中>
●電池に関する警告
悪条件下のときは、“−−−−”と“ ”(または
“
”)を表示します。
<時刻表示中> <気圧計測中>
気圧傾向表示のための気圧計測中にセンサー故障が起き
た場合は、該当の傾向表示に空白が入ります。
一度“Err”や“
”が表示されても、故障や電池消耗でない場合があります。
CC
CC
C ボタンでモードを切り替えた後、
再びそれぞれの計測が行なえる場合はそのままご使用になれます。
なお、センサー故障のときは、お早めにカシオテクノ・サービスステーション(巻末に記載)にてチェックを受けて
ください。
r
E
r
気圧値が表示されません
r
E
r
高度値が表示されません
0
1
08
電池消耗マー
ク
x
x
xx
電池消耗マーク
●“ ”が表示される場合
電池が消耗していると思われます。
※センサーとライト、電子音が使用できなくなります。
※常温で使用しているときに表示されるときは、お早めに電池交換されることをおすすめします。
●“ ”と“ ”が交互に表示される場合
電池に大きな負担がかかった場合、一時的にセンサーとライト、電子音が使用できなくなります。この場合は、時
間がたてば電池電圧が復帰し、使用できるようになります。
※センサーとライト、電子音が使用できなくなります。
※負担のかかる機能の目安。
センサーやライト、電子音の後約 15 分間に、
• センサー:1,000 回 • ライト:100 回
• アラーム:100 回 • モード切替音:1,000 回
なお、電池の状態や負荷の組み合わせによって、上記の回数は異なります。
また、最後に行なったセンサーやライト、電子音から約 15 分でこのチェックは解除されます。
●“ ”と“ ”が交互に表示される場合
電池に大きな負担がかかり、一時的に電池電圧が戻らない可能性があります。この場合は、時間がたてば電池電圧
が復帰し、使用できるようになる可能性があります。
※センサーは使用できなくなります。