User manual
Operation Guide 2752
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本機はソーラーセルで発電し、二次電池に充電しながら使
うようになっております。
光が当たりにくい場所での保管および使用、長袖で本機が
隠れたままの使用が長時間続きますと、二次電池が消耗し
て表示しなくなることがあります。
安定してご使用いただくために、なるべく光に当たるよう
にしてお使いください。
二次電池が消耗して時計機能が停止すると(レベル
4)、メモリーされているデータや設定データは消去さ
れます。
●リカバーマークが点滅している場合
ライトやアラームなどを短時間に連続して使用し、電池に
大きな負担がかかった場合、リカバーマークが点滅して、
一時的に以下の操作ができなくなります。
● ライトの点灯
● アラーム・時報などの報音
● 電波受信
この場合は、時間がたてば電池
電圧が復帰し、使用できるよう
になります。
●バッテリーインジケーターの見方
時計発振不可(時計機能停止)
液晶表示不可、ライト点灯不可、アラーム・時
報などの報音不可、電波受信不可、運針不可
すべての機能が使用可能
すべての機能が使用可能
レベル1
Aタイプ
Bタイプ
(反転液晶)
レベル2
レベル3
レベル4
※直射日光下などの強い光で充電した場合、バッテリーイ
ンジケーターが一時的に実際の電池容量より高いレベル
を表示することがあります。レベルは充電後しばらくし
てから確認してください。
※レベル 4 になっても再度充電を行なうと使用できます。
※レベル4 から充電したときは、レベル3 になると表示が
点灯しますので、時刻・カレンダーを合わせてください。
ただし、レベル 2 またはレベル1 になるまで十分に光を
当ててから、ご使用ください。
●充電必要サイン
レベル3の状態は、電池残量が極端に少なくなっています。
このときは、本機を光に当てて、十分に充電を行なってく
ださい。
電源について
本機の表示部には EL パネル(エレクトロルミネッセンス
パネル)が内蔵されており、暗いときに表示を明るくして
見ることができます。また、時計を傾けると暗いときに文
字板が発光するオートライト機能もあります。
■ ボタンを押して発光させる
∼
手動発光∼
どのモードのときでも、
LL
LL
L ボタンを押します
➟
L ボタンを押すと約 1.5 秒
間デジタル部が発光します。
※オートライト OFF のときも L ボタンを押すと発光しま
す。
本機を振ると「カラカラ」と音がすることがあります。
これはオートライト機能のためのスイッチ(金属球)
が内部で動くための音で、故障ではありません。
■ 時計を傾けて発光させる
∼オートライト機能∼
オートライトは、ボタンを押さなくても暗いときに時
計を傾けるだけで文字板が発光する便利なフルオート
ライト機能です。
※明るいときは、自動発光しません。
暗い場所で時刻などを見るときに大変便利です。
オートライト機能では、どのモードのときでも、時計
を傾けるだけで文字板が約 1.5 秒間発光します。
準備:どのモードのときでも、
LL
LL
Lボタンを約2 秒間押し続
けて、オートライトON(オートライトONマーク点
灯)にします。
・Aタイプ
・Bタイプ(反転液晶)
オートライトONマーク
※オートライト ON のとき、
L
ボタンを約2 秒間押し続け
るとオートライトOFF(オートライトONマーク消灯)に
戻ります。
●文字板を発光させる
※オートライト機能を使用するときは、時計を「手首の外
側」にくるようにつけてください。
※文字板の左右(3時−9時方向)の
角度を± 15°以内にしておいて
ください。15°以上傾いていると
発光しにくくなります。
〈ご注意〉
●
直射日光下では発光が見えにくくなります。
●
発光中にLボタン以外のいずれかのボタンを押した
り、アラームなどが鳴り出すと発光を中断します。
●
発光中に時計本体より音が聞こえることがあります
が、これはELパネルが点灯する際の振動音であり、異
常ではありません。
〈オートライトご使用時の注意〉
●
オートライトを頻繁に使用すると電池の持続時間が
短くなりますのでご注意ください。
●
時計が服の袖に隠れるようにつけると、明るいとき
でもオートライトが点灯することがあります。
●
時計を傾けたとき、文字板の発光が一瞬遅れること
がありますが異常ではありません。
●
文字板発光後、時計を傾けたままにしておいても、
発光は約 1.5 秒間のみとなります。
●
時計を「手首の内側」につけていたり、腕を振った
り、腕を上にあげたりしても発光することがありま
す。オートライトを使用しないときは必ず OFF に
しておいてください。
※時計を「手首の内側」につけるときはできるだけ
オートライトを OFF にしてご使用ください。
●
静電気や磁気などでオートライトが動作しにくくな
り、発光しないことがあります。このときはもう一
度水平状態から傾けなおしてみてください。なお、
それでも発光しにくいときは、腕を下からふりあげ
てみると発光しやすくなります。
水平状態から、表示が見え
るように約40°傾けます
時計を腕にはめ、
水平にします
11
11
1
22
22
2
40°
以上
ライト点灯について
リカバーマーク
●充電時のご注意
以下のような高温下での充電はお避けください。
●炎天下に駐車中の車のダッシュボードの上
●白熱ランプなどの発熱体に極端に近い所
●直射日光が長く当たって、高温になる所
なお、極端な高温下では液晶パネルが黒くなることがあり
ますが、温度が下がれば正常に戻ります。
充電の際、光源の条件によっては時計本体が
極端に高温になることがありますので、やけ
どなどをしないようにご注意ください。
●充電のしかた
本機のソーラーセル部を光源に向けます。
※ソーラーセルの一部が隠れていると充電効率が下がりま
すのでご注意ください。
例)時計の置き方
ソーラーセル
※イラストは樹脂バンドの場合です。
●充電の目安
本機は一度フル充電すると、充電
しなくても基本動作に加え、下記
の条件で使用した場合に約7ヶ
月動き続けます。
1 日あたりの使用量
• ライト:約 1.5 秒間
•
アラーム報音:約10秒間
• 電波受信:5 回
• 表示点灯:18 時間
なお、こまめに充電を行なえば、
安定してご使用いただけます。
* 基本動作とは、時計内部の時刻演算処理と針の運針動作のことです。
• 各レベルに回復するための充電時間
環境(照度)
晴れた日の屋外など
(50,000ルクス)
晴れた日の窓際など
(10,000ルクス)
曇り日の窓際など
(5,000ルクス)
蛍光灯下の室内など
(500ルクス)
充電時間
レベル4 \ レベル3 \ レベル2 \ レベル1
−−− −−−
−−− −−−
約1時間
約5時間約18時間
約4時間
約6時間
約67時間
約25時間約92時間
※この充電時間は目安のため、実際の環境下においては充
電時間が異なる場合があります。
環境(照度)
晴れた日の屋外など
(50,000ルクス)
晴れた日の窓際など
(10,000ルクス)
曇り日の窓際など
(5,000ルクス)
蛍光灯下の室内など
(500ルクス)
充電時間
約6分
約30分
約48分
約8時間
〈1日動くのに必要な充電時間〉
※左記の条件で使用した場合。