カメラスキャンニングツール 操作マニュアル このマニュアルは、カメラスキャンニングツ ール[Camera Scanning Tool]の操作方法に ついて記載します。 Ver. 1.
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目次 1. はじめに ··········································································································································································· 2 1.1 動作環境 ·································································································································································· 2 1.
1. はじめに 本書は、カメラスキャンニングツールの操作方法について説明します。 1.1 動作環境 項目 ハードウェア 動作 OS 内容 V-T500/V-N500 Android 4.04 必須ソフトウェア Camera Scanning Runtime 1.2 インストール 端末の設定ツールを開き、「セキュリティ」メニューの「提供元不明のアプリ」にチェックが付いていることを 確認します。 Camera Scanning Runtime をインストールします。 基本開発キット CD 内の¥package¥CameraScanningKeyboardxxx...xxx.
読み込むバーコードの種類や動作に関する設定は「5.
2. ソフトウェアキーボードとして利用するには 2.
2.2 画面説明 フラッシュON/OFF 前面/背面カメラ切替 スキャンガイド ソフトキーボード切替 バックスペース リターン テンキー 項目 フラッシュ ON/OFF 前面/背面カメラ切替 内容 背面カメラ使用時、フラッシュを点灯します。前面カメラ使用時は動作しません。 前面カメラと背面カメラを入れ替えます。 ソフトキーボード切替 別のソフトウェアキーボードに切り替えます。 切り替え可能なキーボード一覧が表示されるので、目的のキーボードを選択してく ださい。 バックスペースコードを出力します。 リターンコードを出力します。 0~9, -, . を出力します。 スキャンガイド付近にバーコードが写るように調整します。 バックスペース リターン テンキー スキャンガイド 2.
3. アプリケーションから明示的に呼び出すには 明示的 intent を使用してバーコード値を取得します。 ただし、このようにして呼び出された画面は、前述のソフトキーボード画面とは異なり、バーコード読み取り に特化した全画面プレビュー方式となります。 3.1 Intentによる呼び出し方法 3.1.1 起動対象アプリケーション 項目 パッケージ名 クラス名 3.1.2 内容 jp.casio.vx.util.whitehole.barcodescan jp.casio.vx.util.whitehole.barcodescan.scanactivity スキャンオプション Intent クラスの putExtra メンバに設定します。 指定のない場合は、「5.
UPC_ADDON UPC_ADDON_REQ CODE39_MIN CODE39_MAX CODE39_CHK CODE39_CHKOUT CODE39_SS CODE39_ASCII CODABAR_MIN CODABAR_MAX CODABAR_CHK CODABAR_CHKOUT CODABAR_SS I25_MIN I25_MAX I25_CHK I25_CHKOUT CODE93_MIN CODE93_MAX CODE128_MIN CODE128_MAX CODE11_MIN CODE11_MAX CODE11_CHK GS1DATABAR_ENABLE PDF_ENABLE MICROPDF_ENABLE COMPOSITE_ENABLE AZTEC_ENABLE QRCODE_ENABLE MAXICODE_ENABLE DATAMATRIX_ENABLE 有効/無効(Boolean) 有効/無効(Boolean) 最小桁数(int:1~55) 最大桁数(int:1~55) 有効/無効(Boolean) 有効/無効(Boolean) 有効/無効(Boolean) 有効/無効(Boolean
3.1.3 サンプルソース 以下に起動用サンプルソースを以下に記します。 ・スキャンオプション指定なし(「5.1 設定方法」で設定した値が有効) Intent i = new Intent(Intent.ACTION_MAIN); ComponentName comp = new ComponentName("jp.casio.vx.util.whitehole.barcodescan","jp.casio.vx.util.whiteh ole.barcodescan.scanactivity"); i.setComponent(comp); startActivityForResult(i); ・スキャンオプション指定あり(「5.1 設定方法」で設定した値が無効) Intent i = new Intent(Intent.ACTION_MAIN); ComponentName comp = new ComponentName("jp.casio.vx.util.whitehole.barcodescan","jp.casio.vx.util.whiteh ole.barcodescan.
3.2 読み取り結果取得方法 Intent クラスの getStringExtra メンバを用います。 項目 SCANVALUE 3.2.1 内容 String 備考 バーコード値 サンプルソース 以下に結果取得用サンプルソースを以下に記します。 public void onActivityResult(int requestCode, int resultCode, Intent intent) { if (requestCode == 0) { if (resultCode == RESULT_OK) { String barcode = intent.
4. WEBアプリケーションから呼び出すには WEB アプリケーション経由で呼び出し、バーコード値を取得します。 スキャンが成功した場合は、指定された URL(バーコード値を含む)を呼び出します。 ただし、このようにして呼び出された画面は、前述のソフトキーボード画面とは異なり、バーコード読み取り に特化した全画面プレビュー方式(「3 アプリケーションから明示的に呼び出すには」参照)となります。 4.1 起動対象URI 項目 URI コード指定 内容 casiowhbarcordscan://barcordscan/?ret=[return URL] { SCANVALUE } [return URL]内に{SCANVALUE}文字列を含む文字列を指定することで、バーコード値(スキャン結果)を 指定された URL に渡します。 4.2 スキャンオプション クエリーパラメータとして「3.1.2 スキャンオプション」の値が指定できます。 指定のない場合は、「5.1 設定方法」で設定した値が有効になります。 4.
4.4 利用例 ブラウザ上のボタンを押すことで、本ツールを起動し、スキャン結果を基に Google 検索を行います。 ユーザ操作(端末画面) 内部動作(実装例) ボタンに以下の実装を行います。
検索キーワード入力画面でカメ ラマークのボタンをタッチしま す。 本ツールは、読み取ったバーコード値を基に下記の URL を呼び出します。 http://www.google.5. 設定を変更するには 5.1 設定方法 「設定」 -> 「言語と入力」 -> 「Camera Scanning Keyboard」 のプロパティボタンを押下し、設定画面 を開きます。 5.2 設定内容 5.2.
GS1 DataBar 読み取り許可 整数(1~55) 整数(1~55) 有効/無効 有効/無効 有効/無効 整数(1~55) 整数(1~55) 有効/無効 整数(1~55) 整数(1~55) 有効/無効 整数(1~55) 整数(1~55) Type1 Type2 有効/無効 設定項目 PDF417 読み取り許可 MicroPDF 読み取り許可 Composite 読み取り許可 EAN 単体読み禁止 Aztec 読み取り許可 QR/MicroQR 読み取り許可 Maxicode 読み取り許可 DataMatrix 読み取り許可 設定値 有効/無効 有効/無効 有効/無効 有効/無効 有効/無効 有効/無効 有効/無効 有効/無効 項目 内容 カメラ 前面・背面カメラどちらを使うかを指定します。 設定値 前面カメラ/背 面カメラ Code93 Code128/GS1-128 Code11 GS1 DataBar 5.2.2 2Dコード 分類 PDF417 MicroPDF Composite Aztec QR/MicroQR Maxicode DataMatrix 5.2.
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