User manual - SAMライブラリマニュアルver.1.09(2014年7月25日)
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2.2.7 exchangeData
本関数は、起動した SAM カードとのデータ通信を行います。
boolean exchangeData(
int slotnumber,
byte[] sendData,
int sendSize,
byte[] receiveData,
int[] receiveSize,
int reserved
)
解説
powerUpCard関数により起動したSAMカードに対し、APDU形式のコマンドを送信し、それに対する応
答を受信します。
パラメータ
slotnumber
SAM カードスロットの番号を指定します。1 を指定してください。
sendData
SAM カードに送信するコマンドおよびパラメータ(バイナリデータ)を指定します。
コマンドおよびパラメータの書式は、SAM カードにより異なります。
送信可能なデータの最大値は 506 バイトです。
sendSize
sendData に指定するバイナリデータのサイズを指定します。
receiveData
SAM カードからの応答情報(バイナリデータ)を取得します。
バッファサイズは 506 バイト以上確保してください。
receiveSize
receiveData が取得したバイナリデータのサイズを取得します。
reserve
将来の予約であり現在は使用していません。0 を設定してください。
戻り値
以下の値を返します。
true
: 成功
false
: 失敗
エラー値
以下のエラー値があります。
SAM_OK
: 正常終了