User manual
Operation Guide 5002 (GMS)
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MA0805-A
■ パワーセービング機能について
パワーセービング機能とは、暗いところに本機を放置する
と自動的に針の動きを停止してスリープ状態にし、節電す
る機能です。
文字板に光をあてるかボタン操作をすることでスリープ状
態は解除されます。
※時計が袖などで隠れている場合でも、表示が停止するこ
とがあります。
〈参考〉スリープ状態になるには
● スリープレベル 1
午後 10 時∼午前 6 時の間、暗いところで本機を約 1 時間
放置します。
• 秒針が停止します。
※時針、分針、日付針、曜日針は運針を継続します。
※自動受信は行ないます。
● スリープレベル 2
スリープレベル1のまま暗いところで6∼7日間経過します。
• 時針、分針、日付針、曜日針はその場で停止します。
• 自動受信は行ないません。
※時計機能は正常に作動しています。
■ 十分に光を当ててください
本機は、光で発電した電気を充電しながら使うようになっ
ております。保管期間により電池容量が減っている場合が
ありますので、お使いいただく前に十分に充電してくださ
い。(詳しくは「ソーラー充電について」をご覧ください)
光
ソーラーセル
お使いになる前に 操作のしくみと表示の見方
ストップ ウ オッチ モ ード
時刻モード
1秒単位で59分59秒(60分計)まで計測できます。
● スタート/ストップ
ボタンを押すごとに、計測がスタート/ストップし
ます。
● リセット
ボタンを押すと、計測がリセットされます。
ボタン
ボタン ボタン
日付針
分針
スト ッ プ ウ オ ッ チ
モード
曜日針
24時間制針
秒針
時針
● 電波受信確認
ボタンを押すと、日付針が
「Y」または「N」の位置に移動
し、受信が正しく行なわれたか
を確認できます。
● 手動受信
ボタンを約2秒間押し続けると、日付針が
「R」(READY)の位置に移動し、電波受信が
開始されます。
● 機種により文字板の印刷内容は
異なります。また曜日の向きに
は次の2タイプがありますが、
Aタイプで説明しております。
Y=成功
N=失敗
スト ッ プ ウ オ ッ チ
針(分)
スト ッ プ ウ オ ッ チ
針(秒)
Aタイプ Bタイプ
(リセット)
(スタート/ストップ)
電波受信については「電波時計について」参照
ソーラー充電について
●光が当たっているときと当たらないとき
〈光が当たっているとき〉
光
供給
充
電
ソーラーセル
(光で充電)
電気エネルギー
充電池
〈光が当たっていないとき〉
供給
放
電
充電池
時計は光が当たらないときでも常に動いていますので、こ
のままでは充電池の容量が減って機能が使えなくなります。
本機は、光で発電した電気を充電しながら使うようになっ
ております。
安定してお使いいただくためには、本機のソーラーセルに
光が当たるようにしてお使いください。
●腕から外したときは文字板(ソーラーセル)を明るい方
に向けて置くなどして、充電を心掛けてください。
光
ソーラーセル
蛍光灯下や窓際などの光が当たる所に置いてください。
●腕に付けているときはなるべく袖が文字板(ソーラーセ
ル)にかからないように使用してください。
一部でも袖に隠れていると、充電効率が著しく低下します。
●充電の目安
●
1 日に動くのに必要な充電時間
※1 日当たり電波受信を 6 分間行なった場合。
充電時間
約9分
約32分
約51分
約8時間
環境(照度)
晴れた日の屋外など(50,000ルクス)
晴れた日の窓際など(10,000ルクス)
曇り日の 窓 際など(5,000ルクス)
蛍光灯下の室内など(500ルクス)
なお、こまめに充電を行なえば、安定してご使用いただけます。
●
各レベルに回復するための充電時間
環境(照度)
晴れた日の屋外など
(50,000ルクス)
晴れた日の窓際など
(10,000ルクス)
曇り日の 窓 際など
(5,000ルクス)
蛍光灯下の室内など
(500ルクス)
充電時間
運針開始まで フル充電まで
−−−
約3時間
約9時間
約14時間
約146時間
約19時間
約68時間
約110時間
※この充電時間は目安のため、実際の環境下においては充
電時間が異なる場合があります。
●充電時のご注意
以下のような高温下での充電はお避けください。
●
炎天下に駐車中の車のダッシュボード
●
白熱ランプなどの発熱体に極端に近い所
●
直射日光が長く当たって、高温になる所
充電の際、光源の条件によっては時計本体が
極端に高温になることがありますので、やけ
どなどをしないようにご注意ください。
● 充電切れ状態
充電池の容量が少なくなると機
能停止状態になります。
●
機能停止状態では、自動受信
および手動受信はできませ
ん。
●
機能停止状態では、秒針が
12 時位置で停止し、時針と
分針は午前0時に運針を停止
します。
※時計機能停止状態になっても
再度充電を行なうと使用でき
ます。
※時計機能停止状態から充電したときは、十分に充電され
てくると針が現在時刻の位置まで移動します。
※通常状態になるまで十分に光を当ててから、ご使用くだ
さい。
<機能停止状態>
12時位置で停止