User manual
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3.
北方位補正
“− n −”が点灯しているとき、
磁北方向
本機を水平面に置き、12 時
位置を磁北に向けて、
C
ボ
タンを押します
計測が正しく行われると、
➟
(“OK”表示の後)自動的に
方位計測表示
(“−−−°”)
に戻ります。
★“Err”表示となるときは
補正中に本機を動かしたときなど、異常値を検出
したことを示します。この場合、最初から補正を
やり直してください。
補正は、本機を動かさないよう注意して行って ※
ください。
それでも、補正できないときは
➟
補正を行ったときに“Err”表示となり補正でき
ない場合は、近くに地磁気を著しく乱すものが
ある恐れがあります。このようなときは、場所
を移動してからやり直してください。
方位計測の基準を「真北」に変更 ■
する(磁気偏角補正)
磁北と真北との角度の差(磁気偏角)の値をもとに補正を
行うと、「真北」を基準に方位を計測することができます。
「磁気偏角」の調べ方 ●
地形図や登山地図のような等高線が描かれた地図に記
載されています。
国土地理院のホームページ上で調べることができます。
本機で設定する「磁気偏角」について ●
本機では、ご使用になる地域の「磁気偏角の値」と「磁
北が東偏か、西偏か」の 2 項目を設定します。
例えば、お調べになった資料に「磁針方位は西偏 約 7°」
と記載されている場合は、「磁気偏角の値」には「7」を、
「磁気偏角の方向」には「W」を設定してください。
本機に入力する「偏角値」は、1°(度)単位です。磁
気偏角の値をお調べになった資料によっては、0.1°(度)
単位、10'(分)単位などで表記されている場合があり
ます。そのときは、以下の例を参考に、1°(度)単位に
換算してください。
〔例 1〕 7.0°∼ 7.4° :7 °
7.5° :7°または 8°
7.6°∼ 7.9° :8 °
〔例 2〕 7°00'∼7°20' :7°
7°30' :7°または 8°
7°40'∼7°50' :8°