User manual

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高度計測上のご注意
本機は、気圧の変化を高度に換算しますので、同じ場
所で高さを計測しても、気圧が変化すれば高度表示が
変わります。
例: 地上を 0m にセットしても,気圧が変わると高度
表示が変わる。
12 28 日(晴,高気圧 1,030hPa)に地上で
0m にセットした場12月31日
990hPa)に気圧が下がり,高度表示をみる
と地上が 335m 表示となる。
959hPa
500m
921hPa
835m
994hPa
200m
955hPa
535m
1,018hPa
0m
978hPa
335m
建物の高さ
200m
海面の気圧
(海面)
12/28 12/31
1,030hPa 990hPa
(地上)海抜高度100mの場合
0m
100m
300m
600m
海抜
高度
※地上からの建物の高さ
 おび山の高さ
(相対高度)
12/28 → 12/31の高度表示
12/28山の高さ>12/31
12/28<建物の高さ>12/31
12/28<地上の高さ>12/31
山頂の高さ
500m
天候の急激な変化により気圧や気温が大きく変化した
場合は、正しく計測できなくなります。
例: 山登り中に低気圧が接近し、気圧が下がったときは、
実際より高度が高く表示されます。
急激な温度変化が計測値に影響を及ぼすため、なるべ
く時計自体に温度変化の影響を受けないように、素肌
に直接つけるなどしてご使用ください。
飛行機内でアナウンスされる高度は、飛行機の回りの
大気圧を計測していますので、実際に機内で計測した
高度と一致しません。
本機の高度計測機能は計測周期の仕様上、以下のよう
な短時間で高度が変化するスポーツには使用できませ
んのでご注意ください。
例: スカイダイビング、ハンググライダー、
パラグライダー、ジャイロコプター、グライダーなど