User manual - AP-26
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演奏を録音してみましょう
本機で行った演奏を録音、再生することができます。
メモリーについて
録音できる容量
●
トラックAとトラックBの2トラック合わせて、約5,200
音符分録音できます。
トラックとは、録音する場所のことです。
●
録音できる容量が残り少なくなると、録音しているト
ラックのランプが倍の速さで点滅します。
●
演奏の途中で録音できる容量を超えると、自動的に録音
が止まります。
録音される内容
●
鍵盤で演奏した内容
(MIDI で受信した内容は、録音できません)
●
演奏に使用した音色
●
録音時のテンポおよび拍子設定
●
ペダルを操作した内容
●
リバーブの設定
●
コーラスの設定
録音内容の保持
本機は、録音した内容を電源を切った後にも保持するため
※
に、本体内にリチウム電池を内蔵しています。このリチウム
電池が消耗すると、本体の電源を切ると同時に、録音内容は
消去されてしまいます。内蔵のリチウム電池の寿命は、本機
の製造より約5年ですので、お買い上げより相当の年数がた
ちましたら、最寄りのカシオテクノ・サービスステーション
にご連絡ください。有償にて電池交換を行ないます。
※録音の途中では、電源を絶対に切らないでください
(下記 重要 参照)。
重要
●
どちらかのトラックが録音済みの場合で、そのトラッ
クだけで録音できる容量一杯まで録音されている場合
は、もう一方のトラック(データがないトラック)は、
選択できません。
●
本機に録音を行なう場合、以前に録音してあった内容
は消去されます。
●
録音中に電源が切れると、録音してあった内容はすべ
て消去されます。
●
本機の故障、修理や電池交換などによる録音内容の消
去により生じた損害、逸失利益または第三者からのい
かなる請求についても、当社では一切その責任を負え
ませんので、あらかじめご了承ください。
録音するには
鍵盤演奏をそのまま録音する以外に、録音済みのトラックの
再生に合わせてもう片方のトラックに録音することもでき
ます。以下、それぞれの操作の手順を個別に説明します。
鍵盤演奏をそのまま録音するには
準備
●
録音の開始時に使用する音色やエフェクトを選択して
おきます。
●
録音時のテンポと拍子を設定しておきます(設定方法
は、メトロノームのテンポ/拍子の設定方法(13ペー
ジ)と同じです)。
1
RECORDボタンを押して、録音の待機状態に入
ります。
●
トラックAが優先して選ばれ、ランプが点滅を始めます。
●
拍子の設定は、この時点でも可能です。
●
録音中にメトロノームを鳴らしたい場合は、ここで
METRONOMEボタンを押します。メトロノームの発音が
開始されます。
2
録音するトラックを選びます。
●
CONTROLボタンを押しながら、RECORDボタンを押しま
す。押すごとにランプの点滅が次のように切り替わりま
す。
3
録音を開始します。
●
鍵盤演奏を始めると同時に録音が開始されます。
●
START/STOPボタンを押しても、録音が開始されます。
この場合は、START/STOPボタンを押してから実際に鍵
盤で演奏を始めるまでの「間」も記録されます。
4
録音を終了するには、START/STOP ボタンを
押します。
●
録音したトラックのランプが、点滅から点灯にかわりま
す。
●
メトロノームの発音も止まります。
●
今録音した内容をそのまま再生したい場合は、ここで再度
START/STOPボタンを押してください。
RECORD
トラックA トラックB
420B-J-016A
トラックAの
ランプが点滅
トラックBの
ランプが点滅