User manual - AP-45C
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基本的な操作をしてみましょう
430A-J-015A
スプリット機能を利用するには
スプリット機能とは、2 つの音色を鍵盤の高音部(メイン音
色)と低音部(スプリット音色)に分ける機能です。両手で
鍵盤を演奏するとき、この機能で鍵盤の高音部と低音部に異
なる音色を割り当てれば、2種類の楽器を左右に分けて演奏
できます。
スプリット機能を使うには
1
メイン音色を選びます。
2
スプリットボタンを押して、スプリット機能をオ
ンにします。
●
ボタンの上のランプが点灯します。
3
スプリットボタンを押しながら、スプリット音色
に設定したいトーンボタンを押します。
●
スプリットボタンを押しながらバリエーションボタンを押
して、スプリット音色のバリエーション状態を切り替える
こともできます。
●
スプリット音色に設定したトーンボタンのランプが点滅し
ます。スプリット音色がバリエーション音色に設定されて
いる場合は、バリエーションボタン上のランプも点滅しま
す。
4
鍵盤を弾いてみましょう。
●
鍵盤の低音部(左側)はスプリット音色で、高音部(右側)は
メイン音色で演奏できます。
●
低音部と高音部の境目(スプリットポイント)は変更するこ
とができます。「スプリットポイントを変更するには」をご
参照ください。
5
スプリット機能を解除するには、スプリットボタ
ンを再度押してください。
●
ボタンの上のランプが消灯します。
NOTE
●
スプリット機能がオンの状態のときにデジタルエフェ
クトの種類を変更したり解除したりすると、その設定
はメイン音色に保存されます。
スプリットポイントを変更するには
スプリット機能を使う際の、低音部(スプリット音色)と高
音部(メイン音色)の境目(スプリットポイント)を変更す
ることができます。
1
スプリットボタンを押しながら、鍵盤をひとつだ
け押してください。押した鍵盤が、低音部の最高
音(右端)になります。
●
このとき、鍵盤を押しても音は鳴りません。
スプリット機能を使用している時のデジタルエ
フェクトの設定について
スプリット機能を使用している時のデジタルエフェクトの
タイプ設定は、以下のようになります。
各音色が以下の設定の場合
には:
●
メイン音色でデジタルエ
フェクトがオンになって
いる。
●
スプリット音色でデジタル
エフェクトがオンまたはオ
フになっている。
●
メイン音色でデジタルエ
フェクトがオフになって
いる。
●
レイヤー機能がオンになっ
ている (11 ページ)。
●
レイヤー音色でデジタル
エフェクトがオンになっ
ている。
●
メイン音色でデジタルエ
フェクトがオフになって
いる。
●
レイヤー機能はオンになっ
ている (11ページ)が、
レイ
ヤー音色でデジタルエ
フェクトがオフになって
いる。
●
レイヤー機能がオフに
なっている。
●
スプリット音色でデジタ
ルエフェクトがオンに
なっている。
メイン音色・スプリット
音色には:
メイン音色のデジタルエ
フェクトのタイプが設定
される。
レイヤー音色のデジタル
エフェクトのタイプが設
定される。
スプリット音色のデジタ
ルエフェクトのタイプが
設定される。
メイン音色スプリット音色
スプリットポイント (B3)