User manual - AP-45C

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MIDI を使ってみましょう
430A-J-030A
ソングメモリーの再生情報の送信
本機は、ソングメモリーに録音した曲の再生時に、その演奏
情報を MIDI 情報として送信します。
送信チャンネルは、キーボードチャンネルの設定に応じて以
下のようになります。
演奏情報
鍵盤演奏のメイン音色の
情報
鍵盤演奏のレイヤー音色の
情報
鍵盤演奏のスプリット音色
の情報
トラック A の再生情報中の
メイン音色の情報
トラック A の再生情報中の
レイヤー音色の情報
トラック A の再生情報中の
スプリット音色の情報
トラック B の再生情報中の
メイン音色の情報
トラック B の再生情報中の
レイヤー音色の情報
トラック B の再生情報中の
スプリット音色の情報
キーボードチャンネル
キーボードチャンネル
キーボードチャンネル + 1
キーボードチャンネル + 2
キーボードチャンネル + 3
キーボードチャンネル + 4
キーボードチャンネル + 5
キーボードチャンネル + 6
キーボードチャンネル + 7
キーボードチャンネル + 8
“+1 +8”の結果が 16 を越えた場合、各情報は結果か
16 を引いた数のチャンネル番号で送信されます。
NOTE
ソングメモリーに記録されている情報には、鍵盤上の
演奏情報と同様に、ペダル操作の情報も記憶されてい
ます。ペダル操作による効果は、常に鍵盤演奏のみにか
かり、ソングメモリーの再生には影響を与えません。
た、ソングメモリーに記録されているペダル情報によ
るペダル効果は、ソングメモリーのみにかかり、鍵盤演
奏には影響を与えません。
ローカルコントロールの設定に
ついて
鍵盤やペダルによる演奏情報をMIDI OUTのみから出力し、
音源に対して送らないようにすることができます。
C
4
G
6=
オンのとき
F
6
(黒鍵)
=
オフのとき
演奏情報 内容
ノート・オン 鍵盤を押した
ノート・オフ 鍵盤を離した
ノート・ナンバー どの鍵盤を押したか
ベロシティー どのくらいの強さで押したか
ローカルコントロールのオン/オフを選択する
には
1
設定ボタンを押したままの状態で、いずれかの鍵
盤を押します。
このとき、どの鍵盤を押しても音は鳴りません。
NOTE
本機のみで使用するときに、ローカルコントロールを
オフにすると、鍵盤を弾いてもスピーカーから音が出
なくなりますので、ご注意ください。
電源を入れたときは、ローカルコントロールが必ずオ
ンになります。
本機が送受信するMIDI情報につ
いて
ここでは、本機が送受信するMIDI情報について解説します。
必要に応じて、40 ページの「MIDI インプリメンテーショ
ン」巻末の「MIDI インプリメンテーションチャート」
ご参照ください。
MIDIインプリメンテーションチャートは、本機と MIDI
機器間でデータ転送がどのように実行されるかをまとめ
たもので、MIDI 規格に準拠したフォーマットにより記述
したものです。
鍵盤演奏情報(ノートオン、ノートオフ、
ノートナンバー、ベロシティー)について
本機では下記の4種類が、鍵盤演奏情報として送受信できま
す。