CASSIOPEIA IT-300/9000/DT-5200/5300/X7/X8 シリーズ 無線 LAN セキュリティ 設定ガイド 概要説明 無線 LAN を使用するにあたって 802.1x など、 より高度なセキュリティ設定の方法に関して 説明しています。 Ver1.
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変更履歴 バージョン 1.00 1.01 1.02 1.02 1.02 1.02 1.03 1.03 1.03 1.03 1.03 1.03 1.04 1.05 1.06 1.06 1.06 1.06 1.06 1.06 1.06 1.07 日付 2007/03/21 2007/08/31 2008/02/08 2008/02/08 2008/02/08 2008/02/08 2009/06/30 2009/06/30 2009/06/30 2009/06/30 2009/06/30 2009/06/30 2009/10/14 2010/09/17 2011/03/3 2011/03/3 2011/03/3 2011/03/3 2011/03/3 2011/03/3 2011/03/3 2012/03/30 頁 5 15 30 最終 1 4 5 9 29 39 6 8 74 75 76 説明 正式公開版 対象機種に、DT-X7 を追加 PKCS#12 形式への対応に関して追記 『.cer』形式と『.pvk』形式のみのサポートと明記 『.cer』形式と『.
目次 1. はじめに ................................................................................................................................................ 1 2. 無線 LAN 設定ツール(カシオオリジナル) ....................................................................................... 2 3. 無線 LAN のセキュリティに関して...................................................................................................... 4 3-1. セキュリティの必要性 .............................................................. 4 3-2. 従来のセキュリティ ...............
726. ルート証明書インポートの終了・確認 ........................................... 56 727. ユーザ証明書のインポート ..................................................... 57 728. 秘密鍵のインポート ........................................................... 62 729. ワイヤレスプロパティの設定 ................................................... 67 8. 設定の保存........................................................................................................................................... 69 9. 無線 LAN 設定の確認方法 ..............................................
1. はじめに このマニュアルは以下の機種を対象として記述されています。 <<対象機種>> ●DT-5200M50 シリーズにサービスパックを適用したもの。 ●DT-5200M60 シリーズ ●DT-X7 シリーズ ●DT-5300 シリーズ(WM シリーズは無線 LAN 設定ツールパッチを適用したもの。 ) ●DT-X8 シリーズ ●IT-300 シリーズ ●IT-9000 シリーズ 上記対象機種では無線 LAN の設定を、カシオ製のオリジナルツールを用いて行います。 このマニュアルでは、 ●無線 LAN 設定 ・・・・ カシオ製の無線 LAN 設定ツール ●ネットサーチ ・・・・ カシオ製の無線 LAN 確認ツール での無線 LAN の設定に関して解説を行っています。 合わせて、 ●無線 LAN に関しての一般的なセキュリティ対策に関して ●802.1x 認証を用いた方法に関して に対して、簡単に解説を行っています。 <注意!> アクセスポイントの設定に関しては、ご使用のアクセスポイントの取扱説明書をご参照ください。 802.
2. 無線 LAN 設定ツール(カシオオリジナル) IT-300、IT-9000、DT-X7、DT-X8、DT-5200、DT-5300 では、無線 LAN の設定は、カシオオリジナルツー ルによる設定に変更となります。 ※DT-5200M50 シリーズでは、サービスパックのインストールが必要です。 特徴 ・ 不揮発メモリに、無線 LAN の設定情報を記録する事で、電池切れなど不慮の事態に対応 ・ 設定情報をコピーする事で、キッティング時の作業効率を上げる事が可能となる ⇒設定情報は、基本的にテキストデータですが、セキュリティ事項に関しては暗号化しています。 ・ 8021.
・ ネットサーチで簡易的にアクセスポイントとの接続状態を確認する事が可能です。 CE 画面 Windows Mobile 画面 3
3. 無線 LAN のセキュリティに関して 3-1.
3-2.
3-3.認証を伴う無線セキュリティ 上記のとおり、固定 WEP では、暗号キーが解読され易いと言うセキュリティ上の問題があります。 又、WPA-PSK では、事前共有鍵(Pre-Shared Key)が流出した場合にはそのネットワーク全体が危険にさ らされます。 これを解決する為に、802.1x 認証と暗号化を組み合わせる方法が考えられます。 802.1x では、電子証明書と認証サーバを利用した認証を行います。効果としては、 ・ 不正な端末によるネットワークへの侵入の防止 ・ 不正なアクセスポイントによる『なりすまし』の防止 ※電子証明書として、 『.cer』形式の証明書、 『.pvk』形式の秘密鍵をサポートしています。 他の形式の電子証明書はサポートしていません。 証明書と秘密鍵を一つにまとめた『.p12』形式などは使用できませんので、 証明書の発行元より『.cer』形式と『.
WPA2PEAP AES 802.1x RADIUS サーバが必要 一定時間で自動更新 サーバ証明書を使用して、認証を行う 無線暗号化に AES を使用し、サーバ認証に PEAP を使用します WPA2TLS AES 802.1x RADIUS サーバが必要 一定時間で自動更新 サーバ証明書・クライアント証明書を使用して 相互に認証を行う 無線暗号化に AES を使用し、サーバ認証に TLS を使用します 注意 802.
4. 無線 LAN の基本設定 4-1.無線 LAN を有効にする コントロールパネルから、CF/WLAN電 源設定を選択して無線LANモジュールへ 電源を供給します。 SSIDの設定時に、ネットサーチを使用す るためです。 SSIDを手入力する場合にはこの作業は 必要ありません。 CE 画面 設定の接続から、WLAN電源設定を選択 して無線LANモジュールへ電源を供給し ます。 SSIDの設定時に、ネットサーチを使用す るためです。 SSIDを手入力する場合にはこの作業は 必要ありません。 Windows Mobile 画面 アクティブメニューの設定→通信→無線 LANから、電源設定を選択して無線LAN モジュールへ電源を供給します。 アクティブメニュー画面 CE_OS、WM_OS 6.0 と WM_OS 6.5 の画面は異なります。本資料では、操作説明画面例は表示項目や操 作が同等の場合は CE_OS、WM_OS 6.
4-2.
アクティブメニュー画面 コントロールパネルから、無線LAN設定を選択します。 必要に応じて、IPアドレスの設定を行ってください。 注意 ネットワークとダイアルアップ接続から選択 できる、IP アドレス設定画面でも IP アドレス の入力が出来ますが、こちらの画面は使用しな いで下さい。 リセットの度に、無線 LAN 設定で指定したア ドレスに書き換わってしまう事があります。 10
4-3.
4-4.
5. 簡単なセキュリティの設定 5-1.
WEP の現状 WEP では、アクセスポイントと端末側に設定したキーを使用して通信データを暗号化します。 現存する殆どのアクセスポイントで使用できる方法ですが、既にセキュリティの脆弱性が 指摘されており、現状ではお勧めできるセキュリティ方式とは言えなくなって来ています。 止むを得ない場合以外は次項以降で説明する WPA-PSK または WPA2-PSK をご検討ください。 14
5-2.
5-3.
6. 動的 WEP を使用する(802.1x 認証その1) 802.1x 認証を利用して動的 WEP を行います。 認証の方法は幾つもありますが、ここでは PEAP と、EAP-TLS を用いた方法の説明を行います。 ※ 本機では、WPA による 802.1x 認証が使用出来ます。 設定方法も殆ど同じ為、WPA を使用した 802.1x をご使用になる事を強くお勧めいたします。 6-1.
6-2.EAP-PEAP PEAP(WPA-EAP)は証明書とユーザ・パスワードを使用した認証でセキュア無線 LAN 環境を実現しま す。 PEAP は EAP-TLS のようにハンディターミナルに※1 ユーザ証明書をインポート(インストール)する必 要はありませんが認証サーバおよびAPを認証するためにサーバ証明書を使用します。 よって、ハンディターミナルにルート証明書のインポート(インストール)が必要となります。 設定手順としては、ルート証明書をインポートした後、ワイヤレスLAN接続での PEAP 設定となります。 ※1 認証サーバがハンディターミナルを認証する手段はユーザ・パスワードを使用します。 6-2-1.証明書の入手 商用証明機関の証明書を購入するか、或いは自前の CA サーバを構築して証明書を作成します。 6-2-2.
アクティブメニュー画面 6-2-3.
6-2-4.
6-2-5.
6-2-6.
6-2-7.
6-2-8.
6-3.EAP-TLS EAPTLS(WPAEAP)は証明書を使用した認証でセキュア無線 LAN 環境を実現します。 よって、ハンディターミナルに証明書のインポート(インストール)が必須となります。 設定手順としては、 証明書・暗号鍵のインポートのあと EAPTLS でのワイヤレス LAN 接続設定となります。 6-3-1.証明書・秘密鍵のインポート 商用認証機関の証明書を使用しない場合は、CAサーバを構築して以下の3つのファイルを作成します。 ①ルート証明書 ②ユーザ証明書(クライアント証明書) ③※1 ユーザ証明書の秘密鍵 ※1 ユーザ証明書(クライアント証明書)のインポートの手順の流れで鍵のインポート時に使用します。 ユーザ証明書と秘密鍵が一緒になったユーザ証明書をインポートする機能はありません。 証明書と秘密鍵は、下記の形式のファイルを別々にインポートする必要があります。 証明書の拡張子は .cer 秘密鍵の拡張子は .pvk となります。 6-3-2.
アクティブメニュー画面 CE OS のルート証明書のインポートは “信頼期間”を選択して、 “インポート”をタップし 1.“信頼機関”を選択 注)これからインストールするのでこの一覧にはまだ表示されていない インストール完了後表示される 2.“インポート”をタップ CE 画面 Windows Mobile OS のルート証明書のインポートは “ルート”を選択して、 “インポート”をタップ します。 1.“信頼機関”を選択 注)これからインストールするのでこの一覧にはまだ表示されていない インストール完了後表示される 2.“インポート”をタップ Windows Mobile 画面 26
ルート証明書ファイルの選択 CE OS は、証明書をファイルからインポートするので“ファイルから”を選択して、 “OK”をタップし ます。 2. “OK”をタップ 1. “ファイルから”を選択 CE 画面 “OK”のタップで証明書が置かれているフォルダーの選択画面が表示されます。 Windows Mobile OS は証明書が存在するフォルダーを選択するか、 “すべてのフォルダー”を選択します。 1.フォルダーを選択 Windows Mobile 画面 27
6-3-3.
6-3-4.
6-3-5.
6-3-6.ユーザ証明書のインポート インポート手順として、初めにユーザ証明書をインポートし、後から秘密鍵をインポートします。 6-3-6-1個人デジタル証明の選択 ユーザ証明書のインポートは“自分の証明”を選択して、 “インポート”をタップします。 1. “自分の証明”を選択 注)インストールしているユーザ証明書がない場合は何も 表示されません 2. “インポート”をタップ CE 画面 1. “個人”を選択 注)インストールしているユーザ証明書がない場合は何も 表示されません 2.
6-3-6-2ユーザ証明書ファイルの選択 CE OS は、証明書をファイルからインポートするので“ファイルから”を選択して、 “OK”をタップし ます。 2. “OK”をタップ 1. “ファイルから”を選択 CE 画面 “OK”のタップで証明書が置かれているフォルダーの選択画面が表示されます。 Windows Mobile OS は証明書が存在するフォルダーを選択するか、 “すべてのフォルダー”を選択します。 1.フォルダーを選択 Windows Mobile 画面 32
6-3-6-3ユーザ証明書のインポート CE OS は、ルート証明書のインポートと同様に“OK”のタップで証明書が置かれているフォルダーの選 択画面が表示されます。 種類を“証明書“ にして、コピーしたユーザ証明書ファイルのあるフォルダーを選択すると一覧が表示 されます。 表示された証明書の一覧の中から、インポートするユーザ証明書を選択し“OK”をタップします。 3. “OK”をタップ 2.ユーザ証明書を選択 1. “証明書”を選択 CE 画面 Windows Mobile OS は、種類を“証明書“にしてフォルダーを“すべてのフォルダー“、またはコピー した証明書ファイルのあるフォルダーを選択するとコピーした証明書の一覧が表示されます。 表示された証明書の一覧の中から、ユーザ証明書を選択しタップします。 2.フォルダーを選択 1. “証明書”を選択 3.証明書を選択しタップ Windows Mobile 画面 33
6-3-6-4ユーザ証明書インポートの終了・確認 ユーザ証明書のインポートに成功すると、個人のデジタル証明の一覧に表示されます。 インポートしたユーザ証明書が表示されている CE 画面 インポートしたユーザ証明書が表示されている Windows Mobile 画面 34
6-3-6-5秘密鍵インポートの確認 CE OS は、インポートしたユーザ証明書を表示し秘密鍵のインポートを確認します。 インポートしたユーザ証明書を選択して“表示”をタップします。 1.インポートしたユーザ証明書を選択 2. “表示”をタップ CE 画面 “秘密キー”を選択し、詳細を確認します。 “秘密キー”をタップ “存在しません”を確認 CE 画面 Windows Mobile OSでは“表示”をタ ップしても秘密キーの項目が表示され ません。 Windows Mobile 画面 35
6-3-7.
6-3-7-2ユーザ証明書秘密鍵ファイルの選択 CE OS は、キーをファイルからインポートするので“ファイルから”を選択して、 “OK”をタップしま す。 2. “OK”をタップ 1. “ファイルから”を選択 CE 画面 “OK”のタップで証明書が置かれているフォルダーの選択画面が表示されます。 Windows Mobile OS はキーが存在するフォルダーを選択するか、 “すべてのフォルダー”を選択します。 1.フォルダーを選択 Windows Mobile 画面 37
6-3-7-3ユーザ証明書秘密鍵のインポート CE OS は、証明書のインポートと同様に OK のタップで暗号鍵が置かれているフォルダーの選択画面が表 示されます。 ファイルの種類を “秘密キー“ にして、コピーした秘密鍵ファイルのあるフォルダーを選択すると一 覧が表示されます。 表示された証明書の一覧の中から、暗号鍵ファイルを選択し“OK”をタップします。 3. “OK”をタップ 2.暗号鍵ファイルを選択 1. “秘密キー”を選択 CE 画面 Windows Mobile OS は、種類を“秘密キー“にしてフォルダーを“すべてのフォルダー“、またはコピ ーした証明書ファイルのあるフォルダーを選択するとコピーした秘密鍵ファイルの一覧が表示されます。 表示された証明書の一覧の中から、秘密鍵ファイルを選択しタップします。 2.フォルダーを選択 1. “秘密キー”を選択 3.暗号ファイルを選択 Windows Mobile 画面 38
6-3-7-4パスワード入力 CAサーバ上で秘密鍵作成時に指定したパスワードを入力します。 パスワード入力 CE 画面 パスワード入力 Windows Mobile 画面 39
6-3-7-5ユーザ証明書暗号鍵インポートの終了 パスワード認証が成功すると証明書設定の画面に戻ります。 CE OS は、インポートした暗号鍵を確認するために証明書を表示させます。 1.暗号鍵をインポートしたユーザ証明書を選択 2. “表示”をタップ CE 画面 6-3-7-6ユーザ証明書暗号鍵インポートの確認 CE OS は“秘密キー”を選択して、詳細が“あり”になっていることを確認します。 1. “秘密キー”をタップ 2. “あり”を確認 CE 画面 以上で、証明書のインポートは終了になります。 Windows Mobile OSでは“表示”をタ ップしても秘密キーの項目が表示され ません。 Windows Mobile 画面 40
6-3-8.
Windows Mobile 画面 『サーバー証明書を確認する』のチェックを外すとサーバ証明書を確認しなくなり、 ユーザ証明書(と秘密鍵)でのみの認証になります。 セキュリティが弱くなるのでお勧めできません。 チェックを入れたままにする事をお勧めします。 42
7. WPA を利用する(802.1x 認証その2) WPA を利用して 802.1x 認証を行います。 暗号化に WEP と比べより安全性の高い TKIP を使用している為、動的 WEP を使用するよりも WPA を使用することを強くお勧めします。 動的 WEP と同様に、PEAP と、EAP-TLS の二通りの認証方式を選択できます。 セキュリティ強化モデル IT-300/IT-9000/DT-X8/DT-X7M50SB、DT-X7M52SB、 DT-5300 シリーズでは、暗号 化に TKIP よりも高度な AES を使用する事が可能です。 セキュリティで、WPA を選択すると暗号化に TKIP、WPA2 を選択すると暗号化に AES が選択されます。 7-1.
Windows Mobile OS の証明書のインポートは設定からシステムを選択し証明書インストールで行います。 Windows Mobile 画面 アクティブメニュー画面 44
7-1-3.
7-1-4.
7-1-5.
7-1-6.
7-1-7.
7-1-8.
7-2.EAP-TLS EAPTLS(WPAEAP)は証明書を使用した認証でセキュア無線 LAN 環境を実現します。 よって、ハンディターミナルに証明書のインポート(インストール)が必須となります。 設定手順としては、 証明書・暗号鍵のインポートのあと EAPTLS でのワイヤレス LAN 接続設定となります。 7-2-1.証明書・秘密鍵のインポート 商用認証機関の証明書を使用しない場合は、CAサーバを構築して以下の3つのファイルを作成します。 ①ルート証明書 ②ユーザ証明書(クライアント証明書) ③※1 ユーザ証明書の秘密鍵 ※1 ユーザ証明書(クライアント証明書)のインポートの手順の流れで鍵のインポート時に使用します。 ユーザ証明書と秘密鍵が一緒になったユーザ証明書をインポートする機能はありません。 証明書と秘密鍵は、下記の形式のファイルを別々にインポートする必要があります。 証明書の拡張子は .cer 秘密鍵の拡張子は .pvk となります。 7-2-2.
アクティブメニュー画面 ルート証明書のインポートは “信頼期間”を選択して、 “インポート”をタップします。 1.“信頼機関”を選択 注)これからインストールするのでこの一覧にはまだ表示されていない インストール完了後表示される 2.“インポート”をタップ CE 画面 Windows Mobile OS のルート証明書のインポートは “ルート”を選択して、 “インポート”をタップ します。 1.“信頼機関”を選択 注)これからインストールするのでこの一覧にはまだ表示されていない インストール完了後表示される 2.“インポート”をタップ Windows Mobile 画面 52
7-2-3.
7-2-4.
7-2-5.
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7-2-7.ユーザ証明書のインポート インポート手順として、初めにユーザ証明書をインポートし、後から秘密鍵をインポートします。 7-2-7-1個人デジタル証明の選択 ユーザ証明書のインポートは“自分の証明”を選択して、 “インポート”をタップします。 1. “自分の証明”を選択 注)インストールしているユーザ証明書がない場合は何も 表示されません 2. “インポート”をタップ CE 画面 1. “個人”を選択 注)インストールしているユーザ証明書がない場合は何も 表示されません 2.
7-2-7-2ユーザ証明書ファイルの選択 CE OS は証明書をファイルからインポートするので“ファイルから”を選択して、 “OK”をタップ。 2. “OK”をタップ 1. “ファイルから”を選択 CE 画面 “OK”のタップで証明書が置かれているフォルダーの選択画面が表示されます。 Windows Mobile OS は証明書が存在するフォルダーを選択するか、 “すべてのフォルダー”を選択します。 1.フォルダーを選択 Windows Mobile 画面 58
7-2-7-3ユーザ証明書のインポート CE OS は、ルート証明書のインポートと同様に“OK”のタップで証明書が置かれているフォルダーの選 択画面が表示されます。 種類を“証明書“ にして、コピーしたユーザ証明書ファイルのあるフォルダーを選択すると一覧が表示 されます。 表示された証明書の一覧の中から、インポートするユーザ証明書を選択し“OK”をタップします。 3. “OK”をタップ 2.ユーザ証明書を選択 1. “証明書”を選択 CE 画面 Windows Mobile OS は、種類を“証明書“にしてフォルダーを“すべてのフォルダー“、またはコピー した証明書ファイルのあるフォルダーを選択するとコピーした証明書の一覧が表示されます。 表示された証明書の一覧の中から、ユーザ証明書を選択しタップします。 2.フォルダーを選択 1. “証明書”を選択 3.証明書を選択しタップ Windows Mobile 画面 59
7-2-7-4ユーザ証明書インポートの終了・確認 ユーザ証明書のインポートに成功すると、個人のデジタル証明の一覧に表示されます。 インポートしたユーザ証明書が表示されている CE 画面 インポートしたユーザ証明書が表示されている Windows Mobile 画面 60
7-2-7-5秘密鍵インポートの確認 CE OS は、インポートしたユーザ証明書を表示し秘密鍵のインポートを確認します。 インポートしたユーザ証明書を選択して“表示”をタップします。 1.インポートしたユーザ証明書を選択 2. “表示”をタップ CE 画面 “秘密キー”を選択し、詳細を確認します。 “秘密キー”をタップ “存在しません”を確認 CE 画面 Windows Mobile OSでは“表示”をタ ップしても秘密キーの項目が表示され ません。 Windows Mobile 画面 61
7-2-8.
7-2-8-2ユーザ証明書秘密鍵ファイルの選択 CE OS は、キーをファイルからインポートするので“ファイルから”を選択して、 “OK”をタップしま す。 2. “OK”をタップ 1. “ファイルから”を選択 CE 画面 “OK”のタップで証明書が置かれているフォルダーの選択画面が表示されます。 Windows Mobile OS はキーが存在するフォルダーを選択するか、 “すべてのフォルダー”を選択します。 1.フォルダーを選択 Windows Mobile 画面 63
7-2-8-3ユーザ証明書秘密鍵のインポート CE OS は、証明書のインポートと同様に OK のタップで暗号鍵が置かれているフォルダーの選択画面が表 示されます。 ファイルの種類を “秘密キー“ にして、コピーした秘密鍵ファイルのあるフォルダーを選択すると一 覧が表示されます。 表示された証明書の一覧の中から、暗号鍵ファイルを選択し“OK”をタップします。 3. “OK”をタップ 2.暗号鍵ファイルを選択 1. “秘密キー”を選択 CE 画面 Windows Mobile OS は、種類を“秘密キー“にしてフォルダーを“すべてのフォルダー“、またはコピ ーした証明書ファイルのあるフォルダーを選択するとコピーした秘密鍵ファイルの一覧が表示されます。 表示された証明書の一覧の中から、秘密鍵ファイルを選択しタップします。 2.フォルダーを選択 1. “秘密キー”を選択 3.暗号ファイルを選択 Windows Mobile 画面 64
7-2-8-4パスワード入力 CAサーバ上で秘密鍵作成時に指定したパスワードを入力します。 パスワード入力 CE 画面 パスワード入力 Windows Mobile 画面 65
7-2-8-5ユーザ証明書暗号鍵インポートの終了 パスワード認証が成功すると証明書設定の画面に戻ります。 CE OS は、インポートした暗号鍵を確認するために証明書を表示させます。 1.暗号鍵をインポートしたユーザ証明書を選択 2. “表示”をタップ 7-2-8-6ユーザ証明書暗号鍵インポートの確認 CE OS は“秘密キー”を選択して、詳細が“あり”になっていることを確認します。 1. “秘密キー”をタップ 2. “あり”を確認 以上で、証明書のインポートは終了になります。 Windows Mobile OSでは“表示”をタ ップしても秘密キーの項目が表示され ません。 Windows Mobile 画面 66
7-2-9.
Windows Mobile 画面 『サーバー証明書を確認する』のチェックを外すとサーバ証明書を確認しなくなり、 ユーザ証明書(と秘密鍵)でのみの認証になります。 セキュリティが弱くなるのでお勧めできません。 チェックを入れたままにする事をお勧めします。 68
8.
9. 無線 LAN 設定の確認方法 ネットサーチを使用して、現存するアクセスポイントの一覧を表示したり 接続しているアクセスポイントの電波強度を調べることが可能です。 9-1.
Windows Mobile OS スタートメニューからネ ットサーチを選択します アクティブメニューから ネットサーチを選択しま す WMの初期画面 一覧表示画面では、 SSIDが緑ではさまれているアクセスポイントと接続しています。 71
9-2.
9-3.
9-4.ping 疎通テストによる通信の確認 9-4-1.DT-5200 シリーズでの場合 コマンドプロンプトで、 【ping】コマンドを使用します。 コマンドの入力は、 『Fn+0』で、ソフトキーボードを表示して入力します。 ping 結果の表示は、画面に収まりきらないので、 スクロールさせて表示を確認します。 9-4-2.
9-4-3.
10. ご注意 10-1.DT-5200M50 をサービスパックリリース以前よりご使用の場合 ・ NetUI(OS 提供の無線設定ツール)をご使用の場合 無線 LAN が設定済の DT-5200 にサービスパックを導入しただけでは設定が消える心配は ありませんが下記の点にご注意ください。 サービスパックインストール後に、無線設定を行い、設定を保存すると リセット後に、保存した無線 LAN の設定が有効になり、以前の設定は消えてしまいます。 サービスパックのインストール後には、必ず無線 LAN 設定ツールを使用し、 無線 LAN の設定をやり直していただけるようお願い致します。 ・ ネットサーチツール(カシオ提供の無線 LAN 設定ツール)をご使用の場合 無線 LAN の設定は、 『¥FlashDisk¥SystemSettings¥wlancfg.
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