abc 通信拡張ライブラリマニュアル このマニュアルは、通信拡張ライブラリの 仕様について記載します。 Ver. 1.
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変更履歴 バージョン 1.00 1.01 変更日付 2008.07 2008.
目次 1. 概要····························································································································································· 1 2. 動作環境 ···················································································································································· 1 3. 機能一覧 ···················································································································································· 2 3.
1. 概要 通信拡張ライブラリは、8 pin、拡張 14 pin および赤外線通信において、以下に 2 つの機能を提供 するライブラリです。 • 通信ポートオープン中の電源 OFF 通信ポートをオープンしたとき、通常では電源キーを押下しても、端末の電源を OFF できませ ん。 本機能を有効にすると、通信ポートをオープン中でも、端末の電源を OFF できます。 • 外部デバイス電源供給 シリアル通信ポートは、通常では接続先のデバイスが電源を持っているので、端末から電源を 供給することができません。 本機能を有効にすると、接続先のデバイスに電力を供給することができます。 2. 動作環境 通信拡張ライブラリの動作環境を以下に示します。 対象機種 • DT-9800 対象 OS • Microsoft Windows CE 5.0 開発環境 • Microsoft embedded Visual C++ Version 4.
3. 機能一覧 通信ポートの対応 機能 通信ポートオープン中の電源 OFF 外部電源供給 8pin シリアル ○ 拡張 14pin シリアル ○ Raw-IR ○ ○ ○ - 赤外線 ASK ○ - IrDA × - 注意事項 本ライブラリは、Microsoft 標準関数である DeviceIoControl 関数を使用します。そのため、 CreateFile 関数で使用する通信ポートをオープンしてから、使用してください。 本ライブラリは、ユーザアプリケーションへの拡張機能として提供します。端末に標準搭載している通 信アプリケーション(ActiveSync 等)は、本ライブラリに対応していません。 3.
3.
3.3.
lpOutBuffer 設定時 NULL を指定してください。 取得時 (in) 電源 OFF 設定を取得する DWORD のポインタを指定します。 (out) 現在の電源 OFF 設定を取得します。 1 :電源 OFF 禁止(デフォルト) 0 :電源 OFF 許可 nOutBufferSize DWORD のサイズを指定します。 lpBytesReturned 設定時 NULL を指定してください。 取得時 lpOutBuffer のサイズを取得する DWORD のポインタを指定します。 lpOverlapped NULL を指定してください。 戻り値 正常終了時は TRUE を、異常終了時は FALSE を返します。 5
3.3.
lpOutBuffer 設定時 NULL を指定してください。 取得時 (in) 電源供給の状態を取得する DWORD のポインタを指定します。 (out) 現在の電源供給の状態を取得します(lpInBuffer 参照)。 nOutBufferSize 0 を指定してください。 lpBytesReturned 設定時 NULL を指定してください。 取得時 lpOutBuffer のサイズを取得する DWORD のポインタを指定します。 lpOverlapped NULL を指定してください。 戻り値 正常終了時は TRUE を、異常終了時は FALSE を返します。 7
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