abc DT-9800 シリーズ ソフトウェアマニュアル このマニュアルは、DT-9800 のソフトウェアと 搭載されているアプリケーションの仕様につ いて記載します。 Ver. 1.
ご注意 ● このソフトウェアおよびマニュアルの、一部または全部を無断で使用、複製することはできません。 ● このソフトウェアおよびマニュアルは、本製品の使用許諾契約書のもとでのみ使用することができます。 ● このソフトウェアおよびマニュアルを運用した結果の影響については、一切の責任を負いかねますのでご了 承ください。 ● このソフトウェアの仕様、およびマニュアルに記載されている事柄は、将来予告なしに変更することがありま す。 ● このマニュアルの著作権はカシオ計算機株式会社に帰属します。 ● 本書中に含まれている画面表示は、実際の画面とは若干異なる場合があります。予めご了承ください。 © 2009 カシオ計算機株式会社 Microsoft, MS, ActiveSync, Active Desktop, Outlook, Windows, Windows NT, および Windows ロゴは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。Microsoft 社の製品は、OEM 各社に、Microsoft Corporation の 100%出資子会
変更履歴 バージョン 1.00 1.01 日付 2008.07 2008.11 1.02 2009.05 ページ 8 10-96 68-70 1、25、99 説明 新規作成 コアモジュールに「メディア」の項を追加 機能仕様の説明に、「関連するライブラリ関数」の情報を追加 「2.3.
目次 1. 1.1 1.2 2.
2.7.1 通信カードドライバ····································································································································· 88 2.7.2 カード電源投入切り替え·························································································································· 88 2.7.3 Wake On 機能············································································································································· 88 2.7.
3.25 3.26 3.27 4.
1. 概要 1.1 モデル名一覧 DT-9800 のモデル構成を以下に示します。 表 1-1 RAM 64MB 128MB モデル DT-9800M53 DT-9800M73 プリンタ ○ ○ 1.
2. 機能仕様 この章では、DT-9800 の機能仕様について説明します。 2.1 基本機能 2.1.1 Microsoft Windows CE Version 5.0 DT-9800 は Microsoft Windows CE Version5.0 を搭載しています。 特徴 • • • • • • • ※ 使いやすいユーザーインタフェース .NET CompactFrameWork 2.
コアモジュール 搭載する Microsoft 製コアモジュールは、以下のとおりです。 表 2-1 Core OS Modules .NET Compact Framework 2.0 .NET Compact Framework 2.0 .NET Compact Framework 2.0 Strincg Resources .NET Compact Framework 2.0 Strincg Localized Resources String Resources Japanese (JAPAN) OS Dependencies for .NET Compact Framework 2.
Applications - End User Core OS Services ファイル同期 ActiveSync CAB ファイル インストーラ/アンインストーラ リモートデスクトップ リモートデスクトッププロトコル(RDP) 接続 オーディオ再生リダイレクト シリアルおよびパラレル ポート リダイレクト ユーザー インターフェイス ダイアログ ボックス 切り取り/コピー/貼り付けクリップボード リダイレクト ファイル記憶域リダイレクト フィルタされたファイル記憶域リダイレクト PNP 通知 カーネル機能 FormatMessage API FormatMessage API - システム エラー メッセージ ターゲット コントロール サポート (Shell.
サーバー Fonts File Systems and Data Store Communication Services and Networking ネットワーク – ローカルエリア ネットワーク(LAN) ネットワーク – パーソナルエリア ネットワーク(PAN) ネットワーク – 広域ネットワーク (WAN) ネットワーク機能 Web サーバー (HTTPD) コア サーバー サポート ネイティブ Wi-Fi WLAN STA ワイヤード (有線) ローカル エリア ネットワーク (802.3、802.5) ワイヤレス LAN (802.11) STA - 自動構成および 802.1x IrDA Telephony API (TAPI 2.
International Internet Client Services Internet Client Services ロケールサービス ロケール特定 サポート 各国語サポート (NLS) 日本語 フォント MS ゴシック、MS P ゴシックおよび MS UI Gothic 入力方式エディタ Pocket IME 人名地名辞書 追加辞書 入力方式マネージャ Pocket Internet Explorer HTML ビュー (WEBVIEW) Windows CE 用 Internet Explorer HTML/DHTML API Internet Explorer Internet Explorer HTML アプリケーション 6.
Multimedia Technologies オーディオ グラフィックス Waveform オーディオ オーディオ圧縮マネージャ GSM 6.10 Codec MSFilter Codec DirectDraw イメージング 静止画像 Codec サポート(エンコードおよびデコード) 静止画像エンコーダ BMP エンコーダ GIF エンコーダ JPG エンコーダ PNG エンコーダ 静止画像デコーダ BMP デコーダ GIF デコーダ ICO デコーダ JPG デコーダ PNG デコーダ グラデーションのサポート オーディオ圧縮マネージャ GSM 6.
メディア Multimedia Technologies DirectShow ACM ラッパー フィルタ DirectShow コア DirectShow ディスプレイ DMO ラッパー フィルタ Windows Media Player Windows Media Player OCX ASX v1 および M3U ファイル サポート ASX v2 ファイル サポート Windows Windo ASX v3 ファイル サポート Media HTTP 上の Windows Media ストリーミング ws Player Media MMS 上の Windows Media ストリーミング テクノ NSC ファイル サポート ロジ Windows Media マルチキャス およびマルチ ビット レート ローカル記憶域からの Windows Media ストリーミング WMA および MP3 ストリーミング WMA および MP3 ローカル再生 G.711 オーディオ Codec GSM 6.
Security Shell and User Interface Shell and User Interface Microsoft 証明書登録ツールのサンプル ローカル認証 パスワード ローカル認証プラグイン サブシステム 高度な暗号化 Diffie-Hellman/DSS プロバイダ プロバイダのある 証明書(CryptoAPI 2.0) 暗号化サービス Personal Information Exchange 規格 (PKCS #12) (CryptoAPI 1.
2.1.
バックライトの自動オフ コントロールパネルを使用して、自動バックライトオフする/しない、バックライトオフまでの待ち時間の設定 が可能です。自動オフは、バッテリ駆動時、外部電源駆動時ともに有効となります。 • 電源オンの状態で、キーやタッチパネルの入力を一切行わないで放置した場合(アイドル時)には、節 電のためにバックライトを自動的にオフします。 • 自動バックライトオフ状態の場合には、キーやタッチパネルの入力により自動バックライトオフ状態を解 除して通常の明るさに戻ります。 • バッテリ駆動時において、自動減光機能と自動バックライトオフ機能の両方を設定した場合、設定時間 の短い方が有効になります。 デフォルトは、自動バックライトオフする/バックライトオフまでの待ち時間 5 分です。 温度センサーによるバックライトの明るさ制限 • 温度センサーにより、デバイスの温度が高温になったときに、自動的にバックライトの明るさに制限をし ます。 • 制限は 2 段階 あり、制限の 1 段階目はバックライトの明るさ設定(9 段階)のうち、1~8 段階までの 8 段階までしか設定できないように制限がかかります。制限の 2 段
2.1.
SIP(ソフトウエアキーボード)入力 タッチパネルでの入力手段として、“機能”+“0”キーでソフトウエアキーボードを表示します。 指先入力を考慮して、MS 標準 SIP のほかに、カシオオリジナル SIP が用意されています。 コントロールパネル、またはタスクトレイの SIP 切換アイコンで、SIP を切り換えることができます。 カシオオリジナル SIP の表示中は、「切換」キーでキーボードの種類を切り換えることができます。 1) MS 標準 SIP 2) カシオオリジナル SIP 図 2-1 図 2-2 注意) カシオオリジナル SIP はサイズが大きいので、文字入力域が画面中央部より下にあると、隠れてしまいま す。文字入力域は、アプリケーション側で極力、画面上部に配置してください。 13
2.1.
キー割当て一覧 キーに対する機能の割当ては以下のとおりです。 ※ 多くのキーは、“機能”キーの直後に押されると、特別な動作を行います。以下の表では、「“機能”キ ーが押された直後の状態」を「機能モード」と呼んでいます。 ■制御キー 表 2-4 KEY 電源 モード - 機能 - 取消 文字入力モード時 後退 機能モード時 文字入力モード時 入力 機能モード時 文字入力モード時 ・ 機能モード時 文字入力モード時 ― 機能モード時 文字入力モード時 1 あ ア A a F 1 あ ア A a F 1 あ ア A a F 1 あ ア A a F 1 あ 動作仕様 電源 ON 時: 設定時間以上押されれば電源 OFF システムライブラリで OFF 禁止設定中はユー ザーアプリにメッセージ通知 電源 OFF 時: 設定時間以上押されれば電源 ON 備考 設定時間の最小値 500ms デフォルトは 1 秒 特殊キー動作(トグル) ひらがな/カタカナ入力時のみ:変換(次候 補) 機能モードへ移行 ESC 動作 ESC 動作(漢字変換時は変換取消) ESC 動作(漢字変換時は変換取消)
機能モード時 > 文字入力モード時 “ー” “-” “-” 以下の順に、入力モードを切り替え 数字(“1”) →ひらがな(“あ”) →カタカナ(“ア”) →アルファベット大文字(“A”) →アルファベット小文字(“a”) 1 カーソル移動(右) あ カーソル移動(右) めくり動作中は文字確定 ア A a F ア カーソル移動(右) めくり動作中は文字確定 機能モード時 文字入力モード時 < A a F 1 あ カーソル移動(右) めくり動作中は文字確定 カーソル移動(右) めくり動作中は文字確定 プリンタフィード(送) カーソル移動(左) カーソル移動(左) ア カーソル移動(左) 機能モード時 漢字変換時は文節 伸長 漢字変換時は文節 伸長 漢字変換時は文節 短縮 漢字変換時は文節 短縮 A カーソル移動(左) a カーソル移動(左) F 何もしない ■プログラムキー 表 2-5 KEY Lプログ ラムキ ー/ Rプロ グラム キー モード - 動作仕様 押されたことをユーザーに通知することが可能 電源 OFF 時に押されれば電源 ON することも可能。 (システムライブ
■テンキー 表 2-6 KEY 000 モード 文字入力モード時 0 機能モード時 文字入力モード時 1 機能モード時 文字入力モード時 2 機能モード時 文字入力モード時 3 機能モード時 文字入力モード時 4 機能モード時 文字入力モード時 5 機能モード時 文字入力モード時 6 機能モード時 文字入力モード時 1 あ ア A a F 1 あ ア A a F 1 あ ア A a F 1 あ ア A a F 1 あ ア A a F 1 あ ア A a F 1 あ ア A a F 1 動作仕様 “000” わをんー。、「」~?¥空白 ワヲンー。、「」~?¥空白 -_/^¥&=+$%#*空白 -_/^¥&=+$%#*空白 何もしない “0” 0123456789 0123456789 0123456789 0123456789 SIP の表示/非表示 “1” まみむめも マミムメモ PQRS pqrs バックライト ON/OFF “2” やゆよゃゅょ ヤユヨャュョ TUV tuv 何もしない “3” らりるれろ ラリルレロ WXYZ wxyz 何もしない “4” たちつてとっ
7 機能モード時 文字入力モード時 機能モード時 8 文字入力モード時 機能モード時 9 文字入力モード時 機能モード時 あ ア A a F 1 あ ア A a F 1 あ ア A a F 1 あ ア A a F はひふへほ ハヒフヘホ MNO mno バックライトを明るくする “7” あいうえおぁぃぅぇぉ アイウエオァィゥェォ ?!()<>[]{} ?!()<>[]{} 以下のレジストリに登録したアプリケーションを起動 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥HARDWARE¥DEVICEMAP¥KEYBD] Fn7LaunchPath:sz(起動するアプリケーションのパス) “8” かきくけこ カキクケコ ABC abc 以下のレジストリに登録したアプリケーションを起動 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥HARDWARE¥DEVICEMAP¥KEYBD] Fn8LaunchPath:sz(起動するアプリケーションのパス) “9” さしすせそ サシスセソ DEF def 以下のレジストリに登録したアプリケーションを起動 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥HARDWARE¥
キーモードの切り替え “機能”+“-”キーで、キーモードを切り替えることが可能です。 キーモード遷移を、部分的に抑止することも可能です。 システムライブラリで、アプリケーションから設定できます。 例) [1]→[あ]→[ア]→[A]→[a]→[1](繰り返し)の順に切り替わるのを、[A]と[a]を抑止設定すると、 [1]→[あ]→[ア]→[1](繰り返し)の順に切り替わるようになります。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 システムライブラリ SysSetEnableKeyMode 入力切替時キーモード遷移有効/無効の設定 SysGetEnableKeyMode 入力切替時キーモード遷移の有効/無効の取得 キーモードの表示 タスクトレイに、現在のキーモードを表示します。 ロック(“L”)/機能(“F”)/数字(“1”)/ひらがな(“あ”)/カタカナ(“ア”)/アルファベット大文字(“A”)/アルファ ベット小文字(“a”)を表示します。 L F 1 あ ア A a 図 2-4 めくりキー ひらがな/カタカナ/アルファベット大文字/アルファベット小文字の入力モードの場合、文字キーを
クリック音 キーを押した時に、クリック音を出力します。キーを離した時とキーリピート中には、クリック音を出力しませ ん。 クリック音の大きさは、コントロールパネルを使用して、消音/小/大の設定が可能です。 機能キー動作許可・禁止 機能モード時に特殊動作を行うキーについては、以下のレジストリで個別に許可/禁止の設定が可能で す。 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥HARDWARE¥DEVICEMAP¥KEYBD] 表 2-7 キー名 設定値 意味 許可/禁止 DisableFn9 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn8 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn7 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn6 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn5 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn4 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn3 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn2 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn1 dword:0/1 許可/禁止 DisableFn0 dword:0/1 ※ 設定を反映させる
キーロックの許可/禁止 システムライブラリを使用して、電源キーとプログラムキー以外のキーの動作を、許可/禁止することが可 能です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 システムライブラリ キーロックの許可/禁止の設定 SysSetAllKeyLock キーロックの許可/禁止の取得 SysGetAllKeyLock 21
ユーザ設定可能なキー アプリケーション起動 以下のレジストリを使用して、“機能”+“7”、“機能”+“8”、“機能”+“9”キーに任意のアプリケーションを 割り当てることが可能です。 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥HARDWARE¥DEVICEMAP¥KEYBD] 表 2-8 キー名 Fn7LaunchPath Fn8LaunchPath Fn9LaunchPath 設定値 sz:起動対象のアプリケーションフルパス sz:起動対象のアプリケーションフルパス sz:起動対象のアプリケーションフルパス キーコード設定 システムライブラリを使用して、電源キーと機能キーを除くすべてのキーに、任意のキーコードを割り当て ることが可能です。 システムライブラリ、またはコントロールパネルを使用して、キーコード設定の有効/無効を切り替えることが 可能です。 設定したキーコードは、数字入力モード時のみ有効です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 システムライブラリ SysSetNormalUserDefineKey キーコードの設定(通常モード) SysGetNormalUserDef
電源オフキー禁止と電源キー状態通知 レジストリ設定で電源オフキーを禁止することができます。システムライブラリで設定が可能です。 OFF キー禁止中に電源キーが押されると、WM_POWERBROADCAST(PBT_APMSUSPEND)が発行され ますので、アプリケーション側で SoftOff API を使用して電源 OFF する必要があります。 電源オフキーを禁止するしないにかかわらず、APO は機能します。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 システムライブラリ 本体電源 OFF 禁止の設定 SysDisablePowerOff 本体電源 OFF 許可の設定 SysEnablePowerOff 本体電源 OFF 許可/禁止状態の取得 SysGetPowerOff 電源 ON 後、指定時間電源 OFF キー無効 電源 ON 直後、レジストリに設定した時間だけ電源オフキーを無効にします。(デフォルトは 5 秒) システムライブラリから設定可能です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 システムライブラリ 電源 OFF 禁止時間の設定 SysSetOffMask
2.1.5 オーディオ 基本仕様 WAV 再生が可能です。 ヘッドフォン使用時には、スピーカからの再生を停止します。ステレオデータは、モノラルデータに変換し て出力します。 Microsoft 社の SoftwareMixer の機能を使用することにより、複数のアプリケーションからの出力音声をミ キシングして出力することが可能です。(44.1KHz 16 ビットステレオにミキシングします) サウンド系アプリケーションとして、メディアプレーヤを搭載します。 これにより HTTP 上のオーディオ/ビデオファイルのストリーミング再生、ローカルファイルの再生が可能で す。対応フォーマットは、WAV/MP3/WMA/WMV/MPEG4(MPEG2 含む)です。 再生 表 2-10 KHz サンプリング 周波数 ステレオ/ モノラル 8 11.025 12 16 22.05 24 モノラル ○ ○ ○ ○ ○ ○ ステレオ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 上記以外のサンプリング周波数はサポートしない 8 または 16 ビット ※モノラルスピーカのため、実際にはステレオになりません。 32 44.
2.1.6 メモリ管理 RAM RAM の総容量は 64 MB または 128 MB であり、以下の目的に使用します。 • OS およびプログラムが使用するプログラムメモリ • 一時的なファイルの保存などに使用するオブジェクトストア • その他 OS 管理外プログラムや OS 常駐エリア • 表示バッファ • ドライバワーク OS は RAM にロードした後に実行します。このため、従来に比べフルリセット時の RAM へのロード時間が かかります。 オブジェクトストアはユーザーが自由に使用可能ですが、電池の消耗などにより消えることがあります。オ ブジェクトストアはあくまでもテンポラリエリアとして使用し、重要なデータファイルなどは FlashDisk に格納 してください。 コントロールパネルを使用して、ディスク容量を変更することが可能です。 表 2-11 初期状態 RAM 搭載量 64 MB 128 MB メモリ プログラムメモリ容量 オブジェクトストア容量 プログラムメモリ容量 オブジェクトストア容量 31.7 31.7 64.5 64.5 MB MB MB MB 初期状態 7.4 0.3 7.
2.1.
2.1.
2.1.
ユーザー指定 ユーザー指定の任意の通知に使用します。システムライブラリで指定できます。 表 2-14 点灯仕様 仕様 色 点灯時間 赤/緑/オレンジを選択 点灯時間と消灯時間を設定 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 システムライブラリ LED の点灯/消灯の設定 SysSetLED LED の点灯/消灯の取得 SysGetLED LED 点灯の準備 SysPrepareLED LED の点灯 SysUpdateLED 29
2.1.10 カード機能 カードスロットは、PCMCIA スロットと SD スロットの 2 スロットがあります。 PC カードスロット 基本仕様 PCMCIA スロットは、PC CARD STANDARD Rel7.0 準拠 TypeⅡ3.3/5.
SD スロット 基本仕様 SD メモリカードに対応しており、メモリの拡張用・外部ストレージとして利用できます。 SDIO には対応していません。 SD カードは SDHC Ver2.0 に準拠し、2.7~3.
2.2 SOBR この節では、、SOBR(シリアル・オプティカル・バーコード・リーダー)ライブラリの機能仕様について説明し ます。 SOBR ライブラリは、以下の 2 種類のバーコードリーダーをサポートしてます。 1. DT-9650BCR:ペンスキャナ 2. DT-9656BCR:CCD スキャナ ※ SOBR ライブラリはオプション機能です。初期状態の DT-9800 には、SOBR を動作させるためのドライ バは入っていません。SOBR ライブラリのインストール方法については、「ファーストステップガイド」を参 照してください。 ※ SOBR ライブラリの関数仕様については、「SOBR ライブラリマニュアル」を参照してください。 2.2.
データ読み取り方法 バーコードリーダを使用したバーコードデータの読み取りには、SOBR ライブラリ関数を使用します。 バーコードリーダの使用に先立ち、バーコードリーダと DT-9800 の通信を確立するために関数 「SOBROpen」を実行する必要があります。 バーコードデータの読み取りは、バーコードリーダのトリガーキーを押すと実行され、バーコードリーダ内 のメモリに保存されます。 バーコードデータがメモリに保存されると、DT-9800 はメッセージまたはイベントによる通知を行います。ア プリケーションはこの通知を受けてから、データの読み出しを行うよう設計することを推奨します。 関数「SOBRStatus」を使用すると、保存されているデータ数と通信状態を確認することができます。 アプリケーションはデータ受信通知を受けた後 SOBRStatus を使用して、保存されているデータ数を確認 し、関数「SOBRReceive」を実行することでデータを取得することができます。 SOBRStatus を実行して通信エラーの発生を検出した場合は関数「SOBRClose」を実行してプログラムを 終了した後、通信ケーブル等の確
例)データ読み取り(イベント通知) Start SOBROpen() SOBRSetEventNotification で読み取り完了通知を 「イベント」に設定 ハンディターミナル操作 WaitForSingleObjectで 読み取り完了イベントの発行を待つ SOBRStatus() N 通信エラーなし? Y SOBRReceive() バーコードリーダの操 N 作を終了する? Y SOBRClose() End 図 2-10 34
2.2.
設定コマンド バーコードリーダの設定を変更するコマンドは以下のとおりです。 DT9650BCR 1.読み取桁数指定 表 2-15 指定桁数 1~42 桁 1桁 2桁 3桁 4桁 5桁 6桁 7桁 8桁 9桁 10 桁 11 桁 12 桁 13 桁 14 桁 15 桁 16 桁 17 桁 18 桁 19 桁 20 桁 21 桁 22 桁 23 桁 24 桁 25 桁 26 桁 27 桁 28 桁 29 桁 30 桁 31 桁 32 桁 33 桁 34 桁 35 桁 36 桁 37 桁 コマンド ^P ^Q ^R ^S ^T ^U ^V ^W ^X ^Y ^X ^[ ^¥ ^] ^^ ^_ スペース ! 初期設定 ◎ # $ % & ' ( ) * + ,(コンマ) .
38 桁 39 桁 40 桁 41 桁 42 桁 6 7 8 9 : 2.CODE39/NW-7 ICG 指定 表 2-16 項 目 ICG1 キャラクタ未満 ICG8 キャラクタ未満 コマンド 初期設定 ◎ = ? 3 読取コード条件指定 表 2-17 項 目 全コード CODE39 NW-7 WPC 2 of 5 (Industrial/Standard) ITF CODE11 CODE93 CODE128 WPC add on 読取許可 読取禁止 読取許可 読取禁止 読取許可 読取禁止 読取許可 読取禁止 読取許可 読取禁止 読取許可 読取禁止 読取許可 読取禁止 読取許可 読取禁止 読取許可 読取禁止 読取禁止 読取許可 強制読取 37 コマンド X x A a B b C c D d E e F f G g W w l m n 初期設定 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
4 データ転送フォーマット 表 2-18 項 目 CODE39 NW-7 スタート/ストップコード C/D (CODE39/NW-7/ 2of5/CODE11) 読取 CODE ID コマンド フルアスキー変換許可 フルアスキー変換禁止 スタート/ストップコード転送する スタート/ストップコード転送しない 転送する 転送しない コードを大文字にする コードを小文字にする ABC コード転送許可 ABC コード転送禁止 検査禁止 検査許可/転送する 検査許可/転送しない 転送しない 転送する h i Z z [ { q r j k R S T P Q 初期設定 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 5 ブザー鳴動および LED 点灯設定 表 2-19 項目 正読後、ブザー鳴動/LED 点灯の許可 正読後、ブザー鳴動/LED 点灯の禁止 ブザー鳴動/LED 点灯 の1回駆動 sleep モードコマンド復帰時または電源立ち上げ時 LED 消灯 sleep モードコマンド復帰時または電源立ち上げ時 LED 点灯 コマンド J K L s t 初期設定 ◎ ◎ 6 解読不能時 BEL 出力 表 2-2
8 スリープ/ストップモード 表 2-22 項目 スリープモード要求 ストップモード要求 コマンド 初期設定 o p 9 EEPROM への書き込み 表 2-23 項目 デフォルト設定値の書き込み 現在の設定値の書き込み コマンド Y y 初期設定 コマンド 0 初期設定 10 設定変更 表 2-24 項目 現在 EEPROM へ保存されている設定値に設定 39
11 拡張コマンド 表 2-25 項 目 拡張コマンド制御 CODE39 C/D NW-7 C/D 2 of 5 C/D CODE11 C/D CODE93 C/D CODE128 C/D コマンド 送信開始 送信終了 検査禁止 (転送機能変化無し) 検査許可/転送する 検査許可/転送しない 検査禁止/転送しない 検査禁止/転送する 検査禁止 (転送機能変化無し) 検査許可/転送する 検査許可/転送しない 検査禁止/転送しない 検査禁止/転送する 検査禁止(転送機能変化なし) 検査許可/転送する 検査許可/転送しない 検査禁止/転送しない 検査禁止/転送する 検査(1)許可/転送する 検査(1)許可/転送しない 検査(2)許可/転送する 検査(2)許可/転送しない 検査禁止/転送しない 検査禁止/転送する 検査許可/転送しない 検査許可/転送する 検査禁止/(転送機能変化なし) 検査許可/転送しない 検査禁止/転送しない 検査禁止/転送する 検査許可/転送しない 検査許可/転送する 40 u v A B C Y Z D E F [ ¥ G H I ] ^ J K L M N O P Q S
DT9656BCR 1.読取コード条件指定 表 2-26 項目 コマンド 7 種自動読取 (WPC、CODE39、NW-7、2of5、CODE93、CODE128、MSI) UPC Only UPC+2 桁 add on Only UPC+5 桁 add on Only JAN/EAN Only EAN+2 桁 add on Only EAN+5 桁 add on Only Industrial 2 of 5 (DTF) Only Interleaved 2 of 5 (ITF) Only WPC(add on 含む)Only CODE39 Only NW-7 (CODABAR) Only DTF と ITF Only CODE93 Only CODE128 Only MSI/Plessey Only IATA Only A0 J1 J2 J3 J4 J5 J6 J7 J8 A1 A2 A3 A4 A5 A6 A7 A8 2.
3.
4.最小桁設定 表 2-29 項目 CODE39 NW-7:1 桁、 Interleaved 2of5(ITF):2 桁 コマンド H2 H3 読取禁止 読取許可 初期設定 ◎ 5.ブザー鳴動モード 表 2-30 項目 読取成功ブザー音程 ブザー鳴動時間 ブザー音量 ブザーを 1 回鳴らす コマンド 鳴動禁止 3kHz 3kHz / 2.5kHz 3kHz / 4kHz 50msec 100msec 200msec 400msec 小 中 大 最大 3kHz(200ms) 3kHz / 2.5kHz(200ms) 3kHz / 4kHz(200ms) W0 W1 W2 W3 W7 W4 W5 W6 T3 T2 T1 T0 V5 V6 V7 初期設定 ◎ ◎ ◎ 6.LED 点灯モード 表 2-31 項目 読取成功時点灯 LED を一回点灯する コマンド 点灯禁止 点灯時間:200msec 点灯時間:400msec 点灯時間:800msec 点灯時間:400msec 点灯時間:800msec T4 T5 T6 T7 V8 V9 初期設定 ◎ 7.
8.読取時間 表 2-33 項目 無限 1sec 2 sec 3 sec 4 sec 6 sec 8 sec 10 sec コマンド Y0 Y1 Y2 Y3 Y4 Y5 Y6 Y7 初期設定 ◎ 9.
10.
11.EEPROM への書き込み 表 2-36 項目 - コマンド Z2 初期設定 コマンド 初期設定 12.
2.2.
※DT-9650 では以下のコマンドを EEPROM に書き込むことができませんのでご注意ください。 表 2-38 設定内容 ブザー鳴動/LED 点灯の 1 回駆動 スキャニング許可 スキャニング禁止 スペシャルモード(1 回正読後スキャニング禁止) スリープモード要求 ストップモード要求 拡張コマンド制御送信開始 拡張コマンド制御送信終了 48 コマンド ‘L’ ‘H’ ‘I’ ‘U’ ‘o’ ‘p’ ‘u’ ‘v’
2.3 プリンタ DT-9800 のプリンタは、下記の機能を実装しています。 • 印字機能 • 検出機能 2.3.
国際文字セット (入力コードが ANK 指定時に有効) 文字コードが同じでも、国によってフォントが異なるものがあります。そのため、ANK コードの一部を置き換 えて各国に対応します。下表は国際文字選択機能によって置き換えられる文字と国の関係を表していま す。横軸の数字は次のように国を意味します。 表 2-41 0. 4. 8. 1. 5. アメリカ デンマーク 日本 2. 6. フランス スウェーデン 3. 7.
文字サイズ 標準サイズに対して、1、1.5、2、3、4 倍の計 5 種類をサポートしています。 1 1.5 2 3 4 1 1.
文字修飾 下記の 4 種類を組み合わせて、文字を修飾することができます。それぞれの修飾に対して下記の注意が 必要です。 表 2-43 種類 反転 強調 淡調 スムージング 注意事項 印字デューティが極端に増加するため、消費電流が増加し印字速度が低下しま す。 横方向に強調されます。 1 ドット毎に間引いて印字するため、文字サイズが 2 倍以下では文字が読取れない 場合があります。 縦/横方向ともに、2 倍以上の文字サイズに対して行います。ただし、このスムージ ングは明朝体フォント(24dot フォント)のみ対応しており、それ以外のフォントではス ムージングはできません。 ※ 拡大したフォントに対しての修飾は、フォントを拡大したイメージに対して行います。 ※ OCR-B フォントには一切の文字修飾はできません。 ※ 複数の文字修飾を行った場合には、以下の順番で文字フォントに対して修飾を行います。 スムージング → 強調 → 反転 → 淡調 スムージング ⇒ 強調/反転/単調 修飾なし 強調 白黒反転 淡調 強調+反転 強調+淡調 反転+淡調 強調+反転+淡調 52
印字機能 大きく分けて、「文字フォントの印字」と「ビットイメージの印字」の 2 つの機能を実装しています。 印字開始条件 プリンタは、印字開始条件が成立した場合に印字します。印字開始条件は、下記のとおりです。 1. CR/LF/FF コードが出力された場合 (CR/LF が連続で入力された場合は LF を無視します) 2. 1 行バッファフルになった場合 3. ビットイメージ印字(ビットマップ、画面印刷等を含む)の場合 用紙幅指定 プリンタライブラリ関数の用紙幅指定で、使用する用紙の用紙幅を指定します。指定可能な用紙幅は下 記のとおりです。 1. 80 mm 2.
印字速度指定 ESC コマンド「印字速度指定」で、印字速度を下記のように指定することができます。 1. 低速印字(高品位印字) 2. 高速印字 3.
プリヒート指定 低温でヘッド温度が低くなっている場合、印字する前に自動的にヘッド温度を暖めることができます。これ により、低温下での印字品位の向上を図ります。 プリヒート実行中は、タスクトレイに下記のアイコンを表示します。 ※ 低温下ではヘッド温度上昇させるために 1 分以上の時間を要する場合があります。 横印字 文字フォントを回転することにより横印字を実現します。ただし、回転可能な文字サイズは縦横方向に等 倍されたサイズのみです。文字フォントの回転指定は行頭でのみ有効で、行途中での指定は無視されま す。また、回転指定は回転指定を解除するまで有効になります。 但し、ANK フォントの場合は前後のフォントによって印字結果が異なります。 1. 偶数個連続して同一フォント、同一サイズのコードが出力された場合(あいう ABCD え) 2.
バッファフル印字 ESC コマンドによってバッファフル印字の有効/無効を切り替えることができます。切り替えた場合の動作 は以下のようになります。 1. バッファフル印字有効の場合 文字コード印字中に印字開始条件が成立する前に行バッファが一杯になる場合、当該文字の印字を改 行後に行います。例えば 80 mm(82.55mm)用紙使用時に、文字間スペース 0 で 16 ドット漢字を印字す ると1行に 36 文字印字することができますが、37 文字目に文字コードがきた場合は 36 文字分の印字後、 次の行の先頭に 37 文字目の文字コードが印刷されます。 37 文字目 2.
スタンプ印刷 イメージデータを登録し、スタンプとして使用することができます。 登録数 : 1個 サイズ : 横 8 ドット単位、縦 1 ドットライン単位で任意のサイズを指定可能 表 2-46 項目 登録できる最大データ量 横方向の最大サイズ 縦方向の最大サイズ 用紙幅:80 mm 指定時 6912 バイト (72 バイト×96 ドット) 576 ドット 96 ドット 横 32ドット(4 バイト) 縦 構成例 横 32 ドット×縦 40 ドットの 場合 用紙幅:58 mm 指定時 4608 バイト (48 バイト×96 ドット) 384 ドット 96 ドット ドット 40 1 2 3 4 5 6 7 8 ・ ・ ・ ・ ・ 159 ・ 160 ・ 157 ・ 158 b7・・・・・ MSB LSB ビットイメージ印字 指定ドットライン分のイメージデータを印刷します。1 ドットライン分のデータ長は、80 mm 用紙の場合 576 ドット(72 バイト)ですが、左右マージンが指定されている場合は、その分を減じた長さを引き渡します。つ まり左右マージンをそれぞれ 4
ビットイメージの合成印字 テキストとビットイメージを合成して印字することができます。 ビットイメージ 銀行 テキスト 現地 外字印刷 128 の文字分の外字を登録する事ができます。登録できるフォントサイズは 24/16/12 ドットです。同一文 字コードに 24/16/12 ドットをそれぞれ登録する場合は、別々に登録する必要しなければなりません。また 未定義の文字コードを指定した場合は、全角スペースが印字されます。 外字登録範囲を下記に示します。 表 2-47 入力コード Unicode ANK(ShiftJIS) 登録範囲 0xE100~0xE17F 0xF185~0xF247(0xF1FD~0xF23F は除く) 58
外字データの構成 12/16/24 ドットフォントの外字は、それぞれ 24/32/72 バイトのイメージデータから構成されます。 12dot フォント 16dot フォント 24dot フォント 16dot 12dot+4dot(ダミー) 2 1 2 3 3 4 3 4 4 5 6 23 24 31 32 70 71 72 LSB MSB 24dot 1 16dot 2 12dot 1 MSB 注意! 24dot LSB MSB LSB 12dot フォントの横方向データは、ダミーの 4dot を加えて 2 バイトとします。 12dot フォントのデータ構成例 第1バイト 第2バイト 第23バイト 第24バイト ダミーデータ 印字中の APO 禁止 印字中は APO しないように、PrnOpen 関数で APO 機能を無効にします。印字終了後に PrnClose 関数が 実行されると、印字開始前の設定に戻ります。 ※ PRNOpen/PrnClose にて APO の制御を行いますので、プリンタ使用中はユーザーアプリケーションか ら
バーコード印字 プリンタライブラリを使用して、バーコード(1D)を印刷することが可能です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 プリンタライブラリ 指定されたバーコードの印刷 PRNBarcodeOut コード指定 下記のバーコードを印字できます。API 使用時にバーコードの種類を指定します。 ● JAN ● UPC-E ● NW-7 ● CODE39 ● ITF ● CODE-128(※EAN-128) ※ CODE-128 を指定し、EAN-128 のデータフォーマットに合わせれば EAN-128 のバーコードを印 字できます。ただし、AI(アプリケーション識別子)を()で囲んで印刷することはできません。 高さ指定 印刷するバーコードの高さをミリ単位で指定できます。指定範囲は、下記のとおりです。 • 高さ 1 ~ 63mm (58 mm 用紙時:1 ~ 39mm) C/D(チェックデジット)指定 チェックデジットを自動計算して、バーコードに付加するかを指定できます。 表 2-48 コード JAN UPC(UPC-E) NW-7 CODE39 ITF CODE128 C/D
印刷方向指定 バーコードを印刷する方向を指定します。 - 縦方向印刷 - 横方向印刷 縦方向印刷 横方向印刷 データの補正 • JAN ・ 7/8/12/13 桁のデータのみ受け付けます。 ・ 7 桁/8 桁の場合は短縮型、12/13 桁の場合は標準型で印刷します。 ・ 7/12 桁の場合は自動的に C/D を付加し、8/13 桁の場合は再計算されます。 • CODE39 ・ データの前後に”*”が無い場合は自動的に付加されます。 ・ データの途中に”*”があった場合はエラーとなります。 • NW7 ・ C/D 有りを指定しても、付加しません。 ・ データの途中に A~D の文字があった場合、またはデータがスタート~ストップキャ ラクタの形式でない場合はデータエラーとなります。 ・ A~D の文字は、a~d を使用した場合も同様に扱います。 • UPC-E ・ 短縮された形式のデータのみ受け付けます。 ・ 短縮前のデータを入力した場合は、エラーとなります。 • ITF ・ データの桁数が奇数で、C/D 無しの場合は先頭に 0 を付加します。 ・ データの桁数が偶数で、C/D 有りの場合は
• CODE128 ・ データは、スタートキャラクタ・ファンクションキャラクタ・コードセットキャラク タ、シフトキャラクタ・データキャラクタを必要に応じて指定します。 ※ (上記のキャラクタとストップキャラクタを総称してシンボルキャラクタと呼び ます。データキャラクタ以外のシンボルキャラクタは特殊シンボルキャラクタと 呼びます。) ・ アスキーコードの 00h~1Fh と 7Fh、“¥”、“#”、“,”および特殊シンボルキャラク タは、前置文字“¥”を付加した特殊表記を使用します。これらのデータは最初に 1 個 のシンボルキャラクタに置き換えられ、その後データとして評価されます。(表記方 法については後述) ・ スタートキャラクタが指定されていない場合は、最初に現れるデータキャラクタによ り、コードセット A または B が自動的に決定されますが、コードセットキャラクタが データキャラクタより先に現れた場合にはこれがスタートキャラクタと置き換えられ ます。ただし、コードセット C を使用する場合は自動決定されないので指定が必要で す。また、スタートキャラクタをデータの途中に指定するとエラー(2)となります。
CODE128 シンボルキャラクタの詳細と表記方法 • スタートキャラクタ スタートキャラクタが指定されない場合、データ先頭のキャラクタにより自動的に決定します。ただし、 コードセット C を使用するのであれば、¥sC を指定する必要があります。 表 2-49 キャラクタ名称 START A START B START C • 表記 ¥sA ¥sB ¥sC ファンクションキャラクタ ファンクションキャラクタの自動挿入は行わないので必要により指定して下さい。 表 2-50 キャラクタ名称 表記 FNC1 FNC2 FNC3 FNC4 ¥f1 ¥f2 ¥f3 ¥f4 • コードセットキャラクタ コードセットキャラクタの内、CODE A または B への移行は自動的に行います。ただし、コードセット C へ移行する場合は、¥cC を指定する必要があります。 コードセット C から他のコードセットに移行する場合は、¥cA または¥cB を指定する必要がありますが、 コードセット C が指定されている状態で他のコードセットのキャラクタが現れた場合は、自動的にコー ドセットの移行を行います。 表 2-5
• データキャラクタ 表 2-54 コード 文字 16進 コード 表記 表記 セット 00 \x00 A 01 \x01 A 02 \x02 A コード 文字 16進 コード 表記 表記 セット 30 0 \x30 AB 31 1 \x31 AB 32 2 \x32 コード 文字 16進 コード 表記 表記 セット 60 ‘ \x60 B 61 a \x61 B AB 62 b \x62 B 63 c \x03 A 33 3 \x33 \x63 B 04 \x04 A 34 4 \x34 AB 64 d \x64 B 05 \x05 A 35 5 \x35 AB 65 e \x65 B 06 \x06 A 36 6 \x36 AB 66 f \x66 B 07 \x07 A 37 7 \x37 AB 67 g \x67 B 08 \x08 A 38 8 \x38 AB 68 h
2B + \x2B AB 5B [ \x5B AB 2C ¥, \x2C AB 5C ¥¥ \x5C AB 2D - \x2D AB 5D ] \x5D AB 2E . \x2E AB 5E ^ \x5E AB 2F / \x2F AB 5F _ \x5F AB ※ コードセット C を選択している場合、使用できるキャラクタは 0~9 で 2 桁ずつエンコードします。桁数 が奇数の場合はエラー(2)となります。0~9、およびファンクション以外のキャラクタが指定された場合 は、他のコードセットに移行します。自動的に復帰することはありません。 ※ 表中、コードセットに A とあるキャラクタが現れた場合は、CODE A のコードセットキャラクタ(またはスタ ートキャラクタ)が自動挿入されます。 コードセットに B とあるキャラクタの場合は、CODE B のコードセットキャラクタ(またはスタートキャラクタ) が自動挿入されます。 コードセットに AB とあるキャラクタは、両方のコードセットに存在するため、コードセット C からの移行の み
印刷仕様 縦方向に印刷した場合の印刷仕様を下記に示します。横方向に印刷した場合に異なる仕様は、() に示します。 表 2-55 コード JAN UPC-E NW-7 CODE39 ITF CODE128 80 mm 用紙 印刷仕様 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 8/13 桁 C/D 含む 8 桁:25.125mm 13 桁:35.625mm 数字:0~9 必須:モジュラス 10・自動計算 6桁 19.125mm 数字:0~9 必須:モジュラス 10・自動計算 3~23 桁(28 桁) スタートストップコード含む 9.25~69.25(84.25) mm 数字:0~9 スタートストップコード:A~D/a~d 記号:-,$,:,/,.,+ 付加しない 3~18 桁(22 桁) スタートストップコード含む 11.125~69.25(84.
表 2-56 コード JAN UPC-E NW-7 CODE39 ITF CODE128 58 mm 用紙 印刷仕様 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 8/13 桁 C/D 含む 8 桁:25.125mm 13 桁:35.625mm 数字:0~9 必須:モジュラス 10・自動計算 6桁 19.125mm 数字:0~9 必須:モジュラス 10・自動計算 3~15 桁(28 桁) スタートストップコード含む 9.25~45.25(84.25) mm 数字:0~9 スタートストップコード:A~D/a~d 記号:-,$,:,/,.,+ 付加しない 3~12 桁(22 桁) スタートストップコード含む 11.125~46.00(84.75) mm 数字:0~9 スタートストップコード:* 記号:-,.
2.3.
印刷中ダイアログ(内蔵プリンタ) キャンセルボタン : 印刷が中断されます。 ダイアログを閉じる: タスクトレイにアイコンが表示されます。 プリンタの監視 印刷システムでは、アプリケーションは印刷データのスプールファイルが作成された時点で印刷終了とな ります。その後のプリンタの監視は、ランゲージモニタがポートモニタを経由して行います。ランゲージモ ニタがプリンタのエラーを検出した場合は、ダイアログボックスを表示して通知します。 エラー表示ダイアログ(内蔵プリンタ) 印刷中にエラーが発生するとエラーダイアログが開きます。 継続ボタン:印刷を続けます。 中止ボタン:印刷が中断されます。 プリンタの設定 印刷システムでは、プリンタプロパティダイアログを表示してプリンタの設定を行うことができます。 【用紙方向】 用紙方向を変更することができます。 縦/横 【印刷用紙】 フリーサイズ固定です 【幅】 幅の値を指定できます。直接入力か スピンコントロールにより設定可能で す。 【長さ】 長さの値を指定できます。直接入力 かスピンコントロールにより設定可能 です。 【コピー枚数】 コピー枚数の値を指定できます
【用紙名】 【印字速度】 【印字濃度】 【プリヒート】 【エラー時継続 印字】 【マーカー検出】 70 用紙名を設定します。 F-200U9W6/HS360/AFP-235/ HG56S/TLC00 印字速度を設定します。 高速印字/低速印字(高品位)/ グラフィック印字 印字濃度を設定します。 レベル1 ~ レベル9 プリヒートの可否を設定します。 チェックが ON の場合にプリヒート が行われます。 エラー時継続印字の可否を設定し ます。チェックが ON の場合にエラ ー時継続印字が行われます。 マーカー検出の可否を設定しま す。チェックが ON の場合にマーカ ー検出が行われます。
2.3.3 検出機能 マーカー検出 用紙裏面のマーカー(5mm)を検出する機能で、印字を行う際に印字位置を合わせるために使用しま す。 マーカー検出機能実行後、約 30cm 以内にマーカーを検出できなかった場合は、マーカー検出エラーを 出力し停止します。 マーカー検出を行うには、プリンタライブラリ関数 PRNCheckMarker を使用します。 ※ マーカー検出中にエラー(サスペンド処理を含む)が発生した場合は、マーカー検出を中止しエラー を返します。 ※ マーカー検出は、未印字データが無い状態(プリンタオープン直後、または未印字吐き出し正常終了 後)で実行してください。 マーカー検出機能を利用した、プレ印刷帳票を作成する場合の注意点については、「2.3.
ハードエラー検出 プリンタが故障し、ストローブ信号を出力(紙へ熱エネルギーを印加)し続ける状態になった事を検出した 場合は、印字を中止します。 ヘッド温度保持機能 ヘッド温度が常時、または一定時間適温となるように制御します。 ヘッド温度保持機能は、下記のような制御を行います。 • ヘッド温度が適温に達していない場合は適温になるまでヘッド温度を上昇させ、適温に到達後はヘッ ド温度の上昇を停止します。 • ヘッド温度保持機能を有効時は、PRNClose 実行後もヘッド温度保持を継続します。 ※ APO は、PRNClose 後に設定通りに動作します。 • ヘッド温度保持時間を常時、または 5 分単位で 1 時間まで指定することが可能です。 ※ 指定時間は、ヘッド温度保持コマンドを最後に送信した時間からの経過時間となります。印刷中 は経過時間に含まれますが、サスペンド中は経過時間に含まれません。 • I/OBOX・AC アダプタ接続中(充電中)は、ヘッド温度を上昇させません。 ※ ヘッド温度の上昇を行うと電池が充電されないため、I/OBOX・AC アダプタ接続中はヘッド温度 の上昇を停止します。 ※ ヘッド温度保
2.3.
ヘッド温度異常 ヘッド温度が異常上昇して発火等起こさないように常時監視をしています。 ヘッド温度が異常上昇した場合は、即時にヘッド電源を切り下記のメッセージを表示します。 プリンタヘッドの電源を切りましたので、印刷する前にリセットして下さい。 2.3.
2.3.
ESC g n1 n2 Data ESC Z n バーコード印字 初期化 - - 76
2.3.
2.4 シリアル通信 DT-9800 には、8 pin と拡張 14 pin のシリアルインターフェイスがあります。 2.4.1 仕様 表 2-61 ボーレート (bps) データビット (bit) パリティ ストップビット (bit) フロー制御 2.4.2 パラメータ 300 / 600 / 1200 / 2400 / 4800 / 9600 / 19200 / 38400 / 57600 / 115200 7/8 なし、奇数、偶数 1/2 なし、ハードウェア、ソフトウェア COMポート シリアル通信で使用する COM ポートは以下のとおりです。 表 2-62 2.4.
2.5 IrDA通信 2.5.1 サポート速度 IrDA は、以下の物理速度をサポートします。 表 2-63 経由 IrDA プロトコル RAW IR SIR 9600、19.2K、38.4K、57.6K、115.2K bps 9600、19.2K、38.4K、57.6K、115.2K bps FIR 4M bps - • IrDA プロトコル使用時の通信速度は、相手機器とのネゴシエーションで自動的に決定します。 • 自機と相手機とのサポート速度のうち両方でサポートしている最高速度で通信を行います。 • アプリケーションによる転送速度の設定はできません 2.5.
2.6 Bluetooth通信 2.6.
2.6.
2.6.
2.6.5 通信手順 Bluetooth を使用した通信の基本的な手順は、以下のとおりです。 1. Bluetooth の初期化 Bluetooth ツール、または Bluetooth ライブラリを使用して、初期化を行います。 Bluetooth モジュールの電源が ON になり、Bluetooth プロトコルスタックの初期化を実行します。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 Bluetooth ライブラリ Bluetooth プロトコルスタックの初期化 BTInitialize 2. デバイスの探索 Bluetooth ツール、または Bluetooth ライブラリを使用して、デバイス探索を行います。 デバイス探索用の電波を送信し、周囲にある使用可能な Bluetooth 機器から機器情報を取得しま す。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 Bluetooth ライブラリ BTGetDeviceInfo 接続する Bluetooth 機器のデバイス情報の取得 3.
5. Bluetooth の接続 Bluetooth ツール、または Bluetooth ライブラリを使用して、Bluetooth を接続します。 Bluetooth 接続完了後は、切断を実行するまで選択したプロファイルを使用して Bluetooth 通信を行 うことが可能です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 Bluetooth ライブラリ Bluetooth 仮想シリアルプロファイルで接続を実行 BTConnectSerial Bluetooth PAN プロファイルで接続を実行 BTConnectPAN Bluetooth ヘッドセットへの接続を実行 BTConnectHeadset 6.
2.6.
2.6.7 通信切断時処理 周囲の電波状況などにより、Bluetooth 通信が切断する場合があります。アプリケーションでは、WriteFile API や ReadFile API などのエラーとして、通信切断を検出することが可能です。 通信の切断が発生した場合には、Bluetooth ツールまたはアプリケーションを使用して、通常の Bluetooth 切断処理を行った後、再度 Blueooth 接続を行ってください。 通常の Bluetooth 切断処理を行わない場合には、Blueooth スタック内部において下位層では切断されて いるが上位層では接続状態になっているなどの不整合が発生し、通信が継続できなくなる可能性があり ます。 2.6.
2.6.9 SRモードパラメータ設定 Bluetooth 通信を行う場合には、マスターの Bluetooth 機器からスレーブの Bluetooth 機器に電波を送信 して接続を行います。ただし、接続する Bluetooth 機器によっては接続に時間がかかる場合があります。 この場合、Bluetooth 接続で使用する SR モードパラメータを変更することで、マスターの Bluetooth 機器 が接続時に送出する電波パターンが変化し、その結果 Bluetooth 通信の接続時間を短縮できる場合が あります。 SR モードパラメータは、以下のレジストリで設定が可能です。 [HKEY_CURRENT_USER¥SOFTWARE¥RXBT¥HCI] 表 2-68 キー名 設定値 意味 0:R0、1:R1、2:R2 DEFAULT_PAGE_SCAN_REP_MODE dword:0/1/2 • SR モードパラメータの変更は、Bluetooth 接続を行う前に行ってください。 • SR モードパラメータを変更しても、相手の Bluetooth 機器との接続時間が短縮されない場合があります。 2.6.
2.7 通信カード DT-9800 には PC Card インターフェイスがあり、無線 LAN カードや電話カードなどの PC Card および Compact Flash カード(PC Card アダプタに装着)を使用することができます。 2.7.1 通信カードドライバ DT-9800 で通信カードを使用する場合は、カードメーカーより提供されるドライバおよびユーティリティを 使用してください。その際、使用するドライバおよびユーティリティは、以下の条件に合致していなければ なりません。 表 2-69 項目 対応 OS 対応 CPU ユーティリティの画面構成 内容 Windows CE 5.0 ARMV4I 縦 320 ドット×横 240 ドット 備考 Windows Mobile 用は不可 DT-9800 に内蔵されている、Microsoft 提供の通信カードに関連したドライバは以下のとおりです。 ただし、各ドライバに対応した特定のカードがあるわけではないので、動作保証はできません。 表 2-70 カード シリアルカード モデムカード LANカード 2.7.
2.7.4 セキュリティ機能 DT-9800 の OS(Windows CE 5.0)がサポートしているセキュリティ機能は以下のとおりです。 表 2-71 EAP VPN Web サービス 使用可能なセキュリティ機能 MD5 PPTP SSL 2.0/3.0, TLS 1.
2.8 電源制御 この節では、DT-9800 の電源制御について説明します。 2.8.1 低電圧監視制御 本体ハードウエアによる低電圧検出レベルには、以下の 4 つがあります。 表 2-72 レベル VDET1 VDET2 VDET3 VDETPC 内容 主電池電圧低下警告 主電池電圧低下 OFF 主電池電圧低下緊急 OFF PC 電圧低下 OFF 動作 主電池低下警告表示 電源 OFF クリチカル OFF 電源 OFF 次回立ち上げ ――――― レジューム(立上げ時警告あり) ウオームブート(立上げ時警告あり) レジューム(立上げ時警告あり) メインバッテリ 表 2-73 文字表示 詳細 状態 外部 外部電源 外部電源が供給されていて、充電が完了している状態 レベル 充電 通常 1 充電中 メインバッテリ O.K.
ユーザー通知方法 VDET1 状態時には、アプリケーションに対して、WM_POWERBROADCAST メッセージで PBT_APMBATTERYLOW を定期的に送信します。 メッセージの詳細は下表のとおりです。 表 2-74 電池種別 Message wParam lParam メインバッテリ WM_POWERBROADCAST PBT_APMBATTERYLOW 0 #define WM_POWERBROADCAST #define PBT_APMBATTERYLOW 通知 間隔 5秒 0x0218 0x0009 アプリケーションから電圧監視を行う場合は、GetSystemPowerStatusEx2() API を使用します。 取得可能な値を以下にしめします。 表 2-75 ACLineStatus AC 電源の状態を返します。 BatteryFlag メインバッテリの状態を返します。 BatteryLifePercent メインバッテリの残量を 10%毎に 返します。 メインバッテリの種別を返します。 BatteryChemistry 91 AC_LINE_
2.8.2 電源ON要因 電源 ON 要因には、次の種類があります。 1. 電源キーを押すことにより電源 ON します。 2. Alarm 機能により、指定時間に自動的に電源 ON します。 3. I/O ボックスにのせると自動的に電源 ON します。 (I/O ボックス から給電されている場合のみ。デフォルト禁止) 4. プログラムキーを押すことにより、電源を ON することもできます。 5. 通信カードが装着されカード電源が入っている場合、着信信号によって電源 ON します。 6. 通信カードによる WakeOn 設定中にカードが抜かれると電源 ON します。 7. 14Pin シリアルからの起動要求により電源 ON します。 8.
2.8.
2.8.
2.8.
2.9 セキュリティ DT-9800 では、本体のセキュリティ機能として,以下の 5 点を提供します。 2.9.1 本体パスワード設定 Windows CE に搭載されているパスワード設定です。 コントロールパネルのパスワード設定にて、設定します。 2.9.2 日付と時計プロパティのパスワード設定 ユーザーが本体の日付と時計設定を変更できないように、日付と時計設定を開くためのパスワードを設定 することが可能です。Windows フォルダの下の PASSTOOL を使用して設定します。 パスワードは、個別 ID 設定などとともに FlashROM に格納します。 2.9.3 個別ID設定 個別 ID は端末個体を識別するユニークなコードです。 システムライブラリを使用して、個別 ID を読み取ることが可能です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 システムライブラリ SysGetDeviceIDCode DeviceID の取得 2.9.
2.9.5 メディアセキュリティ(オプション) 本体の PC カードスロットおよび SD カードスロットで使用するメディアに対し、認証 ID を設定します。 指定した本体および PC 以外からのアクセスを禁止することができます。 図 2-14 これによりデータの外部漏洩を防ぐことができます.
3.
3.
[デバイス名]タブ 図 3-3 “デバイス名” デバイスの名前を指定します。 デバイスの名前に空白を含めることはできません。 “デバイスの説明” デバイスの説明文を指定します。 [著作権]タブ 図 3-4 OS の著作権情報を表示します。 100
3.
3.3 地域 地域/数値/通貨/日付/時刻の表示方法や書式を設定します。 [地域]タブ 図 3-6 ロケールを選択します。 “カスタマイズ(C)...
[入力]タブ 図 3-8 既定の言語を、リストのチェックボックスをオンにして選択します。 103
3.
3.
[メモ]タブ 図 3-11 “メモ” 任意の内容を指定します。 “メモを表示する” 起動時にメモを表示する場合は、チェックボックスをオンにします。 [ネットワーク ID]タブ 図 3-12 “ユーザー名” ネットワークリソースのアクセスに使用するユーザー名を指定します。 “パスワード” ネットワークリソースのアクセスに使用するパスワードを指定します。 “ドメイン” ネットワークリソースのアクセスに使用するドメインを指定します。 106
3.6 ダイヤル テレフォニー設定を行います。 図 3-13 “発信元(L)” 設定対象のテレフォニー情報を選択します。 “新規…”ボタン 新しい発信元を作成します。 “削除”ボタン 発信元を削除します。 “市外局番” 市外局番を指定します。 “国/地域番号” 国/地域番号を指定します。 “トーン”/“パルス“ 回線の種類を選択します。 “キャッチホン機能の解除” キャッチホン機能を解除する場合は、チェックボックスをオンにします。 “ダイヤル” キャッチホン機能を解除するダイヤルを指定します。 “編集...
3.
新しい接続の作成画面 1. 接続情報の設定 図 3-15 接続の名称と種類を指定して、[次へ]ボタンを押下します。 2.
3.
接続設定画面 [IP アドレス]タブ 図 3-18 “IP アドレスを DHCP サーバーから取得” DHCP サーバーを使用する場合に、チェックします。 “IP アドレスを指定” DHCP サーバーを使用せず、直接 IP アドレスを指定する場合に、チェックします。 この場合、”IP アドレス”、”サブネットマスク”、”デフォルトゲートウェイ”を指定する必要があります。 [ネームサーバー]タブ 図 3-19 必要に応じて、”プライマリ DNS”、”セカンダリ DNS”、”プライマリ WINS”、”セカンダリ WINS”を指定しま す。 111
3.
[接続]タブ 図 3-21 “LAN を使用(E)” 接続に LAN を使用する場合は、チェックボックスをオンにします。 “自動ダイヤル名(A)” LAN を使用しない場合の自動ダイヤル名を選択します。 “プロキシサーバを使用してインターネットにアクセスする(I)” インターネットのアクセスにプロキシサーバを使用する場合は、チェックボックスをオンにします。 その場合、以下の項目に必要に応じて適切な値を指定します。 • アドレス • ポート • ローカルアドレスにはプロキシサーバを使用しない 113
[セキュリティ]タブ 図 3-22 “インターネット“、“ローカルイントラネット“、“信頼されたサイト“、“制限付きサイト“、それぞれのゾーンご とのセキュリティを設定します。 “サイト(I)...”ボタン サイト追加画面を表示して、ゾーンにサイトを追加します。 “設定(S)...
[プライバシー]タブ 図 3-23 “プライバシーレベル” プライバシーレベルを選択します。 “既定(D)” 設定内容をデフォルトの値に戻します。 “詳細設定(A)” プライバシー詳細設定画面を表示して、プライバシーの詳細設定を行います。 “サイト(S)” サイト選択画面を表示して、サイトごとのプライバシー設定を行います。 [詳細設定]タブ 図 3-24 それぞれの項目の有効/無効を、必要に応じて指定します。 TVStyle やソフトインプットパネルの表示/非表示の設定は、ここで行います。 115
[ポップアップ]タブ 図 3-25 “ポップアップを禁止(B)” ポップアップを禁止する場合は、チェックボックスをオンにします。 “例外(E)....
3.9 証明書 信頼する証明書を編集します。 図 3-26 証明書の種類を“信頼機関”、“自分の証明”、“他の機関”から選択します。 “インポート(I)...
3.10 ターミナルサーバーのクライアントライセンス ターミナルサービスクライアントの認証ライセンスを表示します。 図 3-27 “ライセンスの登録(L)” ターミナルサービスのライセンスを指定します。 “削除”ボタン 指定のターミナルサービスライセンスを削除します。 “登録...
3.
[表示]タブ 図 3-29 “配色(S)” デスクトップの配色を選択します。 “登録(V)...
3.
[バックライト]タブ 図 3-32 “バックライトを自動的に減光” バッテリ使用時の自動減光有効/無効と、有効の場合の減光までの時間を指定します。 “バックライトを自動的にオフ” バッテリ使用時/外部電源使用時の自動オフ有効/無効と、有効の場合のオフまでの時間を指定します。 ※ 自動減光とバックライトオフの両方を設定した場合は、設定時間の短い方が有効となります。 “キーバックライト” テンキーに対する、バックライトの有効/無効を指定します。 [照度センサー]タブ 図 3-33 バックライトのオン/オフに、照度センサーの機能を利用するかどうか指定します。 122
3.
3.
3.15 入力パネル 現在の入力方法や、オプションを変更します。 図 3-37 “現在の入力方法(M)” 現在の入力方法を選択します。 コンボボックスで選択した入力方法が、入力パネルのデフォルトになります。 “オプション(O)...
3.
[その他]タブ 図 3-39 “ユーザ定義キー” ユーザ定義キーの有効/無効を指定します。 “めくりキー自動確定” めくりキー自動確定の有効/無効を指定します。 有効にした場合は、確定までの待ち時間を設定します。 127
3.
3.
3.
パーティションのプロパティ画面 図 3-44 “マウント(M)“ボタン パーティションをマウントします。 “非マウント(I)“ボタン パーティションのマウントを解除します。 “フォーマット(O)”ボタン フォーマット画面を表示して、パーティションのフォーマットを行います。 マウントしているパーティションをフォーマットすることはできません。 “スキャン(S)”ボタン スキャン画面を表示して、パーティションの整合性チェックを行います。 “デフラグ(R)”ボタン デフラグ画面を表示して、パーティションのデフラグを行います。 131
フォーマット画面 図 3-45 パーティションのフォーマットパラメータを指定します。 “開始”ボタン 確認ダイアログを表示して、パーティションのフォーマットを開始します。 “キャンセル”ボタン 確認ダイアログを表示して、パーティションのフォーマットをキャンセルします。 132
スキャン画面 図 3-46 パーティションのスキャンパラメータを指定します。 “開始”ボタン 確認ダイアログを表示して、パーティションのスキャンを開始します。 “キャンセル”ボタン 確認ダイアログを表示して、パーティションのスキャンをキャンセルします。 133
デフラグ画面 図 3-47 パーティションのデフラグパラメータを指定します。 “開始”ボタン 確認ダイアログを表示して、パーティションのデフラグを開始します。 “キャンセル”ボタン 確認ダイアログを表示して、パーティションのデフラグをキャンセルします。 134
3.
3.
用紙・書式設定 用紙設定機能 印刷に使用する用紙を指定します。これにより、指定された用紙に最適なパラメータで印字します。 図 3-51 ■コンボボックスの用紙リストより、使用する用紙を選択します。 印刷用紙を変更する場合は、再度設定し直してください。 選択可能な用紙は下記の 5 種類です。 • 標準用紙(F-200U9W6) • HS360 • AFP-235 • HG56S • TLC00 ※ 出荷時の初期設定は「標準用紙(F-200U9W6)」に設定されています。 印字品濃度択機能 印字濃度を設定します。設定可能な印字濃度は 9 段階です。 図 3-52 ■スライダーボタンを左右に操作することで印字濃度の変更を行います。 スライダーボタンを左側に操作すると薄く、右に操作すると濃く設定することができます。 ※ 出荷時の初期設定は「標準濃度」(左側から 5 目盛目)に設定されています。 137
印字速度選択 印字速度を設定します。 図 3-53 ■コンボボックスの印字速度リストより印字速度を選択します。 選択可能な印字速度は下記の 3 種類です。 • 高速 • 低速(高品位) • グラフィック ※ 出荷時の初期設定は「低速(高品位)」に設定されています。 138
プリンタ機能設定 オートローディング指定 オートローディングの有効/無効を設定します。 図 3-54 ■ラジオボタンによりオートローディングの有効または、無効を選択します。 • 有効(Enable) :オートローディング機能を有効状態にします。 • 無効(Disable):オートローディング機能を無効状態にします。 ペーパーフィード量は 10 mm ~ 96 mm の間で設定する事ができます。 ペーパーフィード量はオートローディングのラジオボタンが「有効」になっているときのみ、入力することが できます。「無効」が選択されている場合は、ペーパーフィード量の入力は行えません。 ※ 出荷時の初期設定は「無効」に設定されています。ペーパーフィード量は「50 mm」に設定されていま す。 ※ オートローディング機能の有効設定は、単票紙の使用する場合にのみ行ってください。 139
プリヒート機能選択 プリヒートの有効/無効を設定します。 図 3-55 ■ラジオボタンによりプリヒート機能の有効または、無効を選択します。 • 有効(Enable) :プリヒート機能を有効状態にします。 • 無効(Disbale):プリヒート機能を無効状態にします。 ※ 出荷時の初期設定は「無効」に設定されています。 140
エラー時継続印字指定 エラーが発生した場合、継続して印字するか(印字データを保持)、印字を中止するか(印字データをクリ ア)を指定します。 図 3-56 ■ラジオボタンによりエラー時継続印字機能の有効または、無効を選択します。 • 有効(Enable) :エラー時継続印字機能を有効状態にします。 • 無効(Disable):エラー時継続印字機能を無効状態にします。 ※ 出荷時の初期設定は「無効」に設定されています。 プリンタステータス 現在のプリンタ状態を表示します。 図 3-57 ■「確認」ボタンの押下により最新状態を表示します。 タブシートの切り替え、最小化から最大化などの「プリンタ制御」タブの再表示でも、最新状態を表示しま す。 ※ ダイアログ起動時の初期表示は、プリンタの状態により異なります。 141
【プリンタステータス・メッセージ一覧】 表 3-4 No.
3.22 PCとの接続 PC との接続方法を設定します。 図 3-58 “PC にケーブル接続をする” I/O ボックス経由で PC と ActiveSync 接続を行う場合は、チェックボックスをオンにします。 “接続方法の変更...
3.23 Bluetooth接続 Bluetooth 接続ツールの操作方法を説明します。 3.23.
ツールバー構成 デバイス一覧画面のツールバー構成を以下に示します。 表 3-6 ツールバー構成 アイコン 説明 メインメニューを表示します マルチメニューを表示します (表示されている画面により、メニュー内容が変わります) 複数の画面が開いているとき、現在の画面を閉じます 複数の画面が開いているとき、画面を選択して移動します Bluetooth 機器の探索を実行し、デバイス一覧の表示を更新します メニュー構成 デバイス一覧画面のメニュー構成を以下に示します。 表 3-7 メインメニュー項目 項目 マイデバイス ショートカット デフォルトデバイス Wakeup を有効にする ヘッドセットを使用する セットアップウィザード バージョン 最小化 終了 機能 DT-9800 本体の設定画面を表示します (詳細は 3.23.3 参照) 作成されたショートカットの一覧を表示します (詳細は 3.23.4 参照) 設定されたデフォルトデバイスの一覧を表示します (詳細は 3.23.
デバイスの探索 デバイスの探索を実行するには、ツールバーの (更新)ボタンをタップします。 デバイスを発見した後、デバイス一覧の内容を更新します。 デバイスのプロパティ マルチメニューまたはコンテキストメニューの「プロパティ」を選択すると、以下のデバイスのプロパティ画面 を表示します。 デバイスアドレス デバイスの Bluetooth アドレスを表示します。 デバイス名 デバイスの名前を表示します。 デバイスタイプ デバイスの種類を表示します。 ボンディング済み このデバイスと「デバイスの信頼」を実行したかどうかを表示しま す。 図 3-61 このデバイスを常に一覧に表示する このデバイスを常にデバイス一覧に表示するかどうかを表示し ます。 PassKey の交換 デバイスの信頼やサービスの取得、Bluetooth 接続を実行すると、PassKey(PIN コード)を要求する以下 の画面を表示することがあります。 接続する機器に Passkey が指定されている場合は、それと同一 の Passkey を、Passkey が指定されていない場合はお互いに同 一の Passkey を入力して下さい。 • 入
3.23.
ツールバー構成 サービス一覧画面のツールバー構成を以下に示します。 表 3-11 ツールバー構成 アイコン 説明 デバイス一覧画面に戻ります メインメニューを表示します マルチメニューを表示します (表示されている画面により、メニュー内容が変わります) 複数の画面が開いているとき、現在の画面を閉じて上位画面に戻ります 複数の画面が開いているとき、画面を選択して移動します サービス情報を再取得し、サービス一覧の表示を更新します OBEX および FTP 以外のプロファイルを使用して Bluetooth 接続を実行すると、画面のツールバー構成は 以下にしめすように変化します。 表 3-12 ツールバー構成 アイコン 説明 メインメニューを表示します マルチメニューを表示します (表示されている画面により、メニュー内容が変わります) 現在の画面を閉じてサービス一覧画面に戻ります (Bluetooth が接続中の場合は、接続を切断します) 複数の画面が開いているとき、画面を選択して移動します (Bluetooth 接続状態のまま、サービス一覧画面に戻ることができます) Bluetooth 接続の切断を実行し
シリアルポートプロファイル(SPP)接続 シリアルポートプロファイル(SPP)をサポートする Bluetooth デバイスと接続し、仮想シリアル通信を行うこ とができます。 シリアルポートプロファイル接続の実行 サービス一覧の (シリアルポートアイコン)をダブルタップすると、以下の Bluetooth 接続画面を表示し、 シリアルポートプロファイルによる接続を実行します。 図 3-64 接続完了後、通信アプリケーションを起動して、仮想シリアルポートを使用した通信を実行します。 シリアルポートプロファイル接続の切断 Bluetooth 接続画面のツールバー( す。 アイコン)をタップして、シリアルポートプロファイル接続を切断しま Bluetooth 接続画面を閉じる場合は、ツールバーの 149 アイコンをタップします。
シリアルポートタイプ ActiveSync 接続の実行 シリアルサービスのアイコンを長押ししてコンテキストメニューを表示し、「ActiveSync 接続に使用する」を 選択すると、サービスのアイコンが (ActiveSync アイコン)に変化します。 図 3-65 ActiveSync アイコンをダブルタップすると、シリアルプロファイルを使用した ActiveSync 接続を実行しま す。 シリアルサービスを ActiveSync 接続に使用しない場合は、ActiveSync アイコンを長押ししてコンテキストメ ニューを表示し、「ActiveSync 接続に使用しない」を選択します。 ※ PC と Activesync 通信を行う場合には PC 側 ActiveSync が、Bluetooth シリアルポートを使用する仮想 COM ポート番号に設定する必要がりあります。 シリアルポートタイプ ActiveSync 接続の切断 「シリアルポートプロファイル接続の切断」と同じ手順で切断します。 150
ダイヤルアップネットワーク(DUN)接続 ダイヤルアップネットワーク(DUN)を使用して、Buetooth デバイスとダイヤルアップ通信を行うことができ ます。 サービス一覧画面の (ダイヤルアップアイコン)をダブルタップすると、次の画面が表示されます。 ダイヤル画面 ダイヤルアップ接続の電話番号が設定されていない場合には、以下の画面を表示します。 図 3-66 電話番号を入力して「OK」ボタンをタップします。 ネットワークログオン画面 ダイヤルアップ接続の電話番号が設定されていると、以下の画面を表示します。 図 3-67 ユーザー名、パスワード等を入力し「OK」ボタンをタップすると、ダイヤルアップ接続を開始します。 151
BluetoothDUN 設定画面 ネットワークログオン画面の「プロパティ」ボタンをタップすると、以下の BluetoothDUN 設定画面を表示し ます。 図 3-68 BluetoothDUN 設定画面を使用して、各種設定を行います。 BluetoothDUN 設定画面の詳細を以下に示します。 [TCP/IP]タブ ダイヤルアップ通信の TCP/IP に関する設定を行 います。 図 3-69 [VPN]タブ バーチャルプライベートネットワーク(VPN) の設定を行います。 図 3-70 152
[プロキシ]タブ プロキシの設定を行います 図 3-71 [モデム]タブ モデムに関する設定を行います。 図 3-72 ダイヤルアッププロファイル接続の切断 ダイヤルアップ接続完了後、Bluetooth 接続画面のツールバーの ププロファイル接続を切断します。 Bluetooth 接続画面を閉じる場合は、ツールバーの 153 アイコンをタップして、ダイヤルアッ アイコンをタップします。
パーソナルエリアネットワーク(PAN) パーソナルエリアネットワーク(PAN)Bluetooth デバイスと接続して、TCP/IP 通信を行うことができます。 パーソナルエリアネットワークプロファイル接続の実行 サービス一覧画面の (パーソナルエリアネットワークアイコン)をダブルタップすると、以下の Bluetooth 接続画面を表示して、パーソナルエリアネットワークプロファイルによる接続を実行します。 図 3-73 接続完了後、通信アプリケーションを起動して、TCP/IP を使用した通信を実行します。 パーソナルエリアネットワークプロファイル接続の切断 Bluetooth 接続画面のツールバーの 接続を切断します。 アイコンをタップして、パーソナルエリアネットワークプロファイル Bluetooth 接続画面を閉じる場合は、ツールバーの 154 アイコンをタップします。
ネットワーク設定の変更 パーソナルエリアネットワーク接続のネットワーク設定を変更する場合は、コントロールパネルを開き、「ネ ットワークとダイヤルアップ設定」を開きます。 「RX_BTPAN1」というアイコンをダブルタップすると、以下の設定画面が表示されるので、IP アドレス等の 設定を行います。 図 3-74 155
Object Push プロファイルによるファイル転送 サービス一覧画面で、 (名刺アイコン)、 (カレンダーアイコン)、 イコン)のサービスをダブルタップしてファイル転送を行います。 (電子メールアイコン)、 (メモア ※ 上記ファイルの転送を実行する前に、転送するファイルをあらかじめ指定しておく必要があります。指 定方法については、3.23.
Bluetooth FTP によるファイル操作 Bluetooth FTP を使用したファイル転送およびファイル/フォルダ操作を行います。 Bluetooth デバイスのサービス一覧から (ファイルアイコン)をダブルタップすると、相手 Bluetooth デバ イスの Bluetooth FTP サービスに接続し、以下の Bluetooth FTP 画面を表示します。 リモートファイルリスト ローカルファイルリスト 図 3-76 Bluetooth FTP 画面では、以下のファイル操作を行うことができます。 • • • • • • ファイル送信 ファイル受信 フォルダ移動 新規フォルダ作成 ファイル名変更 ファイル削除 157
ツールバー構成 Bluetooth FTP 画面のツールバー構成を以下に示します。 表 3-14 ツールバー構成 アイコン 説明 メインメニューを表示します マルチメニューを表示します Bluetooth FTP 接続を切断し、現在の画面を閉じてサービス一覧画面に戻ります 複数の画面が開いているとき、画面を選択して移動します (Bluetooth FTP 接続状態のまま、サービス一覧画面に戻ることができます) 現在のフォルダの位置を表示します表示をツリー表示に切り替えます ファイルのソート方法を指定します(ファイル名、日付、ファイルサイズ) 一つ上のフォルダへ移動します アクティブなリストのファイル一覧を更新します メニュー構成 Bluetooth FTP 画面のメニュー構成を以下に示します。「リモートファイルリスト」、「ローカルファイルリスト」 共通です。 表 3-15 コンテキストメニュー項目[ファイル選択時] 項目 最新の情報に更新 コピー 削除 ダイレクトコピー ダイレクトムーブ 名前の変更 新規フォルダ すべて選択 機能 リストを更新 選択したファイルをコピー 選択したファイルを削除 選択
ファイル送信 ローカルファイルリストから送信するファイルを選択して、「ダイレクトコピー」または「ダイレクトムーブ」を選 択します。 ローカルからリモートにファイルをコピー ローカルからリモートにファイルを移動 図 3-77 ※ 送信中は画面下に進捗を表示します。 ファイル受信 リモートファイルリストから送信するファイルを選択して、「ダイレクトコピー」または「ダイレクトムーブ」を選 択します。 リモートからローカルにファイルをコピー リモートからローカルにファイルを移動 図 3-78 ※ 送信中は画面下に進捗を表示します。 159
新規フォルダ作成 リモートファイルリストまたはローカルファイルリストのメニューから「新規フォルダ」を選択して、新規フォル ダを作成します。 図 3-79 ファイル名変更 リモートファイルリストまたはローカルファイルリストのファイルを選択して、「名前の変更」を選択します。 図 3-80 160
ファイル削除 リモートファイルリストまたはローカルファイルリストのファイルを選択して、「削除」を選択します。 図 3-81 Bluetooth FTP の終了 Bluetooth FTP ファイル転送を終了してデバイス一覧に戻るには、ツールバーの す。 161 アイコンをタップしま
Bluetooth ヘッドセットとの接続 Bluetooth ヘッドセットサービスを使用して、Bluetooth ヘッドセットとの接続を行うことができます。 ヘッドセット接続の実行 サービス一覧の (ヘッドセットアイコン)をダブルタップすると、以下の Bluetooth 接続画面を表示して、 ヘッドセットプロファイルによる接続を実行します。 図 3-82 ヘッドセットのボリュームの変更 ヘッドセット接続の完了後、Bluetooth 接続画面の「スピーカの音量」および「マイクの音量」を変更するこ とにより、ヘッドセットのボリュームを変更することができます。 ヘッドセット接続の切断 Bluetooth 接続画面のツールバーの アイコンをタップして、ヘッドセット接続を切断します。 Bluetooth 接続画面を閉じる場合は、ツールバーの 162 アイコンをタップします。
3.23.
サービス設定 Bluetooth 接続ツールで使用するサービス(プロファイル)を選択します。 図 3-84 サービス設定画面で表示するサービスの一覧を以下に示します。 表 3-18 サービス一覧 項目 機能 名刺ファイル転送(クライアント) カレンダー送信 Eメール送信 メモファイルの送信 Bluetooth FTP ファイル転送(クライアント) シリアルポート接続(クライアント) Bluetooth ダイヤルアップ接続 Bluetooth LAN アクセスポイントとの接続 Bluetooth PAN アクセスポイントとの接続 Bluetooth ヘッドセットとの接続(クライアント) Bluettooth FTP ファイル転送(サーバ) OBEX ファイル受信(サーバ) シリアルポート接続(サーバ) Bluetooth ヘッドセットとの接続(サーバ) 名刺にアクセス カレンダーにアクセス 電子メールにアクセス メモにアクセス ファイルにアクセス シリアルポートにアクセス DUN 経由でのインターネットアクセス LAN 経由でのインターネットアクセス PAN 経由でのインターネットアクセス Bluet
共有フォルダ設定画面 Bluetooth FTP 通信をサーバモードで使用する場合に使用する共有フォルダを設定します。 図 3-85 共有フォルダの作成 Bluetooth FTP 通信で使用する共有フォルダを作成します。 共有フォルダの名前 共有フォルダの名前を設定します。 ここで設定した名前を、マスターのデバイスが FTP 接続を実 行したときに表示します。 共有フォルダのパス 共有フォルダのパスを設定します。 ここで設定したパスが、マスターのデバイスが FTP 接続を実 行したときにアクセスできるようになります。 図 3-86 読み取り専用 共有フォルダを読み取り専用に設定します。 読み取り専用に設定した共有フォルダには、ファイルを書き 込むことができません。 共有フォルダの削除 共有フォルダを削除するには、削除対象共有フォルダのコンテキストメニューから「削除」を選択します。 165
設定画面 「サービス」「共有フォルダ」以外の Bluetooth 接続ツールの設定を変更します。 [デバイス]タブ DT-9800 の Bluetooth デバイス名を設定します。 他の Bluetooth デバイスが DT-9800 を探索したとき、ここに設定したデバイス名が表示されます。 デバイスアドレス Bluetooth アドレスを表示します。 デバイス名 Bluetooth デバイス名を設定します。 (ASCII 文字で最大 100 文字) デバイスタイプ Bluetooth デバイスの種類を表示します。 図 3-87 [探索]タブ Bluetooth デバイスの探索に関する設定を行います。 起動時にデバイスを自動的に発見 Bluetooth 接続ツール起動時に、デバイス探索を自動的に実 行します。 デバイスの検索対象 デバイス探索を行う時間を、秒単位で設定します。 [ボンディング済み]および[常に表示]に該当するデバイスが 圏外の場合は灰色で表示する ‘信頼済み’と‘常に表示する’に設定した Bluetooth デバイス が、デバイス探索で見つからなかった場合は、灰色で表示し ます。 図 3
[オブジェクト]タブ OBEX ファイル転送で送信するファイルを設定します。 受信フォルダの場所 Object Push 通信でファイルを受信するフォルダを 指定します。 オブジェクトの種類 「名刺」「カレンダー」「電子メール」「メモ」の中から、 送信するオブジェクトの種類を選択します。 オブジェクトの場所 オブジェクトの種類で選択したオブジェクトに対応する 送信ファイルを指定します。 図 3-89 [セキュリティ]タブ Bluetooth 規格で定められているセキュリティ機能の設定を行います。 認証設定 Bluetooth 接続の際に認証を行うかどうかの設定を行います。 認証を使用しない Bluetooth 接続の際に認証を行いません。 サービス取得以外で認証を使用する サービス取得以外の Bluetooth 接続の際に認証を行います。 常に認証を使用する サービス取得を含めた全ての Bluetooth 接続の際に認証を 行います。 図 3-90 認証を有効にすると、接続時に PassKey 入力画面が表示さ れます。 暗号化を有効にする Bluetooth 通信の暗号化を有効にするかどうかの設定を行
[Bluetooth V1.2]タブ Bluetooth バージョン 1.2 でサポートする、Fast Connection 機能と AFH 機能(適応型周波数ホッピング機 能)の設定を行います。 Faster Connection を有効にする Faster Connection 機能(Bluetooth 接続短縮機能)を有効に するかどうかを設定します。 無効 AFH 機能を無効に設定します。 自動 AFH 機能を自動モードで使用する設定にします。 指定した無線 LAN チャネルを避ける AFH 機能において、指定した無線 LAN チャネルに対応する周 波数帯域を使用しない設定にします。 図 3-91 Bluetooth で使用される周波数を設定する Bluetooth に割り当てられている周波数帯域(2402~ 2480MHz)のうち、実際に使用する周波数帯域を直接指定しま す。 詳細設定 AFH 機能で「指定した無線 LAN チャネルを避ける」または 「Bluetooth で使用される周波数を設定する」を選択した場合の 詳細な設定を行います。 [詳細設定]画面 [Bluetooth V1.
※ 「指定した無線 LAN チャネルを避ける」「Bluetooth で使用される周波数を設定する」のいずれの設定 においても、使用可能な Bluetooth 周波数の合計が 20MHz 未満の場合は、エラーが表示されます。 使用可能な Bluetooth 周波数が 20MHz 以上になるように再設定してください。 ※ 「指定した無線 LAN チャネルを避ける」の設定において、無線 LAN のチャネル番号と Bluetooth が使 用しない周波数の対応については、以下の表を参照してください。 表 3-19 無線 LAN チャネル番号 1 2 3 4 5 6 7 Bluetooth が使用しない 周波数範囲(MHz) 2402 ― 2423 2406 ― 2428 2411 ― 2433 2416 ― 2438 2421 ― 2443 2426 ― 2448 2431 ― 2453 169 無線 LAN チャネル番号 8 9 10 11 12 13 14 Bluetooth が使用しない 周波数範囲(MHz) 2436 ― 2458 2441 ― 2463 2446 ― 2468 2451 ― 247
3.23.
ショートカットによる接続 ショートカットを使用して接続を行う場合は、「メインメニュー」-「ショートカット」メニューを選択して、以下の ショートカット一覧画面を表示します。 ショートカット一覧画面 図 3-94 メニュー構成 ショートカット一覧画面のメインメニュー項目は、デバイス一覧画面と同じです。 ショートカット一覧画面のコンテキストメニュー、およびマルチメニューの項目を以下に示します。 表 3-20 コンテキストメニュー/マルチメニュー項目一覧 項目 接続 ショートカットの削除 自動的に接続する 機能 指定したショートカットを使用して Bluetooth 接続を実行します 指定したショートカット設定を削除します。 指定したショートカットを自動接続設定にします 171
接続 ショートカット設定に従って Bluetooth 接続(OBEX の場合はファイル転送)を実行します。 ショートカットをダブルタップした場合も、同様の動作を実行します。 自動的に接続する ショートカットのコンテキストメニューから「自動的に接続する」を選択すると、次回から Bluetooth 接続ツー ル起動時に自動的に接続を実行します。 「自動的に接続する」を設定したショートカットは、アイコンの左側に星印のマークが表示されます。 図 3-95 すでに自動接続が設定されているショートカットに対して、コンテキストメニューの「自動的に接続する」を 選択した場合には、自動接続設定を解除します。 ショートカットの削除 ショートカットのコンテキストメニューから「ショートカットの削除」を選択して、ショートカット設定を削除しま す。 172
3.23.
デフォルトデバイスの表示 デバイス画面の「メインメニュー」-「デフォルトデバイス」を選択します。 デフォルトデバイス一覧画面 を 図 3-97 デフォルトデバイスを解除 デフォルトデバイス一覧画面で、デフォルトデバイスの「コンテキストメニュー」-「解除」を選択します。 指定のデバイスのデフォルトデバイス設定を 解除しますとなります。 図 3-98 174
3.23.6 セットアップウィザード画面 セットアップウィザードを使用して、Bluetooth 接続ツールの初期設定を行います。 初期設定の手順 デバイス一覧画面の「メインメニュー」-「セットアップウィザード」を選択すると、以下の画面を順次表示しま す。 1. 2. 3. 4. ようこそ画面 サービス設定画面 共有フォルダ画面 終了画面 それぞれの画面での設定内容を以下に示します。 1. ようこそ画面 デバイス名とパスキーを、必要に応じて設定します。 デバイス名は、3.23.3 の設定内容に反映されます。 パスキーは、3.23.3 の設定内容に反映されます。 図 3-99 5. 2サービス設定画面 Bluetooth 接続ツールで使用するサービス(プロファイル)を選 択します。 チェックを On にしたサービスが有効になります。 サービス設定は、3.23.
6. 共有フォルダ設定画面 Bluetooth FTP 通信をサーバモードで使用する場合に必要とな る、共有フォルダを作成します。 共有フォルダ設定は、3.23.3 の設定内容に反映されます。具 体的な設定方法については、3.23.3 を参照してください。 図 3-101 7.
3.23.
3.
3.
[設定]タブ 図 3-107 “電源設定(P)” 設定対象の電源設定を“バッテリ電源”、“AC 電源”から選択します。 “状態をユーザーアイドルに変更(U)” ユーザーアイドル状態に移行するまでの時間を選択します。 “状態をシステムアイドルに変更(Y)” システムアイドル状態に移行するまでの時間を選択します。 ※ ユーザーアイドル・システムアイドルは、設定された時間に OS 内部でイベントが発生し、周辺デバイス に対してスリープやスタンバイ状態にするためのものです。 ※ DT-9800 においては、必要なときにデバイスに電源を入れ、使用後には電源を切るという省電力設計 になっているため、上記の設定をしてもシステム的に状態は変わりません。(CPU は上記設定に関係な く、実行プロセスがなくなればアイドル状態になり、消費電流を抑えます) “状態をサスペンドに変更(S)” サスペンド状態に移行するまでの時間を選択します。 サスペンドは、実行するべきプロセスがなく、キー入力やタッチパネル押しなどのアクティビティが無くなっ て、本体電源が OFF するまでの時間を示しています。 オートパワーオフまでの時間は、“状態
[デバイスの状況]タブ 図 3-108 デバイスの電源レベルを表示します。 181
3.
3.
4.
4.1 Internet Explorer インターネットやイントラネットの Web ページを表示することができます。 メニュー画面 図 4-1 • IE 6.0 for WindowsCE モジュールを採用しています。 • Kerberos、TLS Ver. 1.0、SSL Ver. 2.0 and 3.0、SGC をサポートします。 • JScript5.
ツールバー構成 表 4-3 項目 戻る 機能 直前に表示していたページに戻る 進む 戻る前に表示していたページに移動する 最新の情報に更新 現在のページを、最新の情報に更新 ホームページ ホームページに戻る お気に入り お気に入りメニューの表示 186
4.
オプション アドレスバー ステータスバー フォルダオプション画面を表示 アドレスバーの表示/非表示を切り替え ステータスバーの表示/非表示を切り替え 188
4.
4.4 リモートデスクトップ接続 RDP5.5 ベースのリモートデスクトップクライアントです。 Microsoft のリモートデスクトップ機能を用いて、ターミナルサービスを実行している Windows マシンをリモ ート操作します。 接続手順は、以下のとおりです。 1. 接続先コンピュータのコンピュータ名、または IP アドレスを入力して[接続]を押します。 図 4-4 2.
ログインが成功すると接続先コンピュータのデスクトップ画面が表示されます。 図 4-6 191
4.5 ActiveSyncクライアント PC との通信を行うための ActiveSync クライアントプログラムです。 4.
メニューの構成は以下のとおりです。 表 4-6 項目 機能 ファイル 開く 移動 コピー 削除 フォルダ 削除済みアイテムを空にする アドレス帳 終了 作成 メッセージの作成 差出人へ返信 全員へ返信 転送 状態 サービス 接続 オフラインフォルダ メールの送受信 フォルダの同期 すべてクリア 全文をサーバーからコピー オプション 指定したメールを開く 指定したメールを移動 指定したメールをコピー 指定したメールを削除 フォルダの新規作成と名称変更 [削除済みアイテム]内のメールを削除 アドレス帳の編集 終了 メールの新規作成 差出人への返信メールの作成 全員への返信メールの作成 転送メールの作成 メール件数の表示 指定したサービスでメールサーバに接続 指定したフォルダをオフライン用にする メールの送受信 フォルダの同期 選択したテキストの削除 メッセージの全文をサーバーからコピー オプション設定 ツールバーアイコンの構成は以下のとおりです。 表 4-7 項目 メッセージの作成 差出人へ返信 全員へ返信 転送 削除 オフラインフォルダ メールの送受信 接続 機能 メールの新規作成 差出人への返信
表示/作成画面 図 4-8 表示画面は、メイン画面で指定したメールの、ヘッダ部(差出人、CC、件名)と本文を表示します。 作成画面は、メイン画面で指定したメールの、ヘッダ部(宛先、CC、件名)と本文を表示します。 メニューの構成は以下のとおりです。 表 4-8 項目 ファイル 送信 上書き保存 添付ファイル 大きいフォント 閉じる 編集 元に戻す 切り取り コピー 貼り付け すべて選択 クリア 言語 作成 宛先の確認 アドレス帳 ヘッダーの表示 オプション 機能 作成したメールの送信 作成したメールの保存 添付ファイルを開く/追加/表示 大きいフォントで表示 表示および作成画面を閉じる 1つ前の状態に戻す 選択したテキストの切り取り 選択したテキストのコピー クリップボードにあるテキストの貼り付け 画面上のすべてのテキストを選択状態にする 選択したテキストの削除 表示する言語の指定 入力した宛先のチェック アドレス帳の編集 ヘッダーの表示 オプション設定 194
ツールバーアイコンの構成は以下のとおりです。 表 4-9 項目 送信 切り取り コピー 貼り付け ファイルの添付 添付ファイルの表示 機能 作成したメールの送信 選択したテキストの切り取り 選択したテキストのコピー クリップボードにあるテキストの貼り付け 添付ファイルの追加 添付ファイルの表示 195
4.
4.
[エミュレーション]タブ 図 4-12 エミュレーション種類、コードページ、および表示設定を行います。 198
4.
4.
ClearVue Image 図 4-15 メニュー構成 表 4-13 項目 ファイル 参照 編集ウィンド スライドショー設定を開く スライドショー設定を上書き 保存 スライドショー設定を名前を 付けて保存 バージョン情報 閉じる 編集 イメージのソート 表示 画像情報 フルスクリーン表示 スライドショー 開始 設定 イメージ非表示 機能 表示対象フォルダを参照 編集ウィンドの表示 スライドショー設定ファイルを開く スライドショー設定ファイルを上書き保存 スライドショー設定ファイルを名前をつけて保存 バージョン情報を表示 アプリケーションの終了 イメージを名前、ファイルタイプ、サイズ、日付でソート イメージの画像情報を表示 イメージを全画面表示 スライドショーを開始 スライドショーの設定 スライドショー非表示画像の指定 ※表示可能なファイルは BMP、JEPG、PNG ファイルです。 ※ファイルを編集することはできません。 201
ClearVue PDF 図 4-16 メニュー構成 表 4-14 項目 ファイル 開く 最近使ったファイル バージョン情報 閉じる 表示 機能 対象ファイルを開く 最近表示したファイルの表示 バージョン情報を表示 アプリケーションの終了 表示倍率の指定 ※ファイルを編集することはできません。 202
ClearVue Presentation 図 4-17 メニュー構成 表 4-15 項目 ファイル 開く 最近使ったファイル 設定を保存 既定の設定 バージョン情報 閉じる 表示 標準 スライド一覧 スライドショー ノート表示 スライドショー スライドショー実行 スライドショー設定 スライドの選択 機能 表示対象フォルダを参照 最近表示したファイルを表示 スライドショー設定を保存 スライドショー設定を表示 バージョン情報を表示 アプリケーションの終了 ページを一枚ずつ表示 全ページを表示 一枚ずつ全画面表示 ページのノート部分を表示 スライドショーを実行 スライドショーの設定 開始するスライドを設定 ※表示可能なファイルは Microsoft PowerPoint 97、PowerPoint 2000、PowerPoint XP で作成したファイ ルです。 ※ファイルを編集することはできません。 203
ClearVue Worksheet 図 4-18 メニュー構成 表 4-16 項目 ファイル 開く 最近使ったファイル バージョン情報 閉じる 表示 機能 対象ファイルを開く 最近表示したファイルの表示 バージョン情報を表示 アプリケーションの終了 表示倍率の指定 ※表示可能なファイルは、Microsoft Excel 97、Excel 2000、Excel XP で作成されたファイルです。 ※ファイルを編集することはできません。 204
4.
バックアップ手順 バックアップの手順は、以下のとおりです。 1. バックアップの開始 図 4-19 バックアップ先を選択し、“バックアップ“ボタンを押下します。 2.
3. バックアップの実行 図 4-21 バックアップ実行中画面を実行します。 4.
リストア手順 リストアの手順は、以下のとおりです。 1. リストアの開始 図 4-23 バックアップ元を選択し、“リストア“ボタンを押下します。 2.
3. リストアの実行 図 4-25 リストア実行中画面を実行します。 4.
コマンドライン起動 バックアップツールをコマンドとして使用する場合の起動方法は、以下のとおりです。 CF_Backup.
4.12 本体間コピー アプリケーションのインストールや各種設定を行ったマシンを親機とし、この親機と同じ内容を子機に複製 (上書きコピー)を行います。 送信内容 表 4-18 対象 内容 備考 FlashDisk のファイルすべて FlashDisk ※ 子機を親機の完全な複製とするためには、コピーを行う前に、子機側を必ず本体 RAM をフルリセットし、 FlashDisk をクリアな状態にしてください 本体間コピー手順 本体間コピーの手順は、以下のとおりです。 親機側 1.
2. データ送信の実行 図 4-28 データ送信画面を表示します。 子機側 3.
4.
4.13 電卓 12 桁の電卓アプリケーションです。 基本計算,定数計算,逆数計算,開平計算,パーセント計算の各種演算機能をサポートします。 図 4-31 表示領域の上段にはメモリー内容を、下段には計算値(演算時の四則演算符号と定数(K)を含む)を表 示します。 [COPY]ボタンを押すと計算値をクリップボードにコピーします。 画面右上の[×]ボタンを押すと電卓を終了します。 メニューの構成は以下のとおりです。 [編集]-[コピー]:計算値をクリップボードにコピー [編集]-[バージョン情報]:バージョン情報表示 演算仕様はカシオ電卓に準拠します。具体的な操作仕様について説明します。 基本計算 例題 52+123-63=113 2.3×6×5.2=71.76 (56×3-89)÷5.2+63= 78.1923076923 1234567890×741852= 915867892900170 操作 53+ 12363= 2.3×6×5.2= 56×3-89÷5.2+63= 1234567890×741853= 214 表示窓 + - 53. 176. 113. 71.76 78.
定数計算 例題 12+23=35 45+23=68 7-5.6=1.4 2-5.6=3.6 2.3×12= 4.5×12=54 45÷9.6=4.6875 78÷9.6=8.125 17+17+17+17=68 (2.3)4 =27.9841 操作 23++12= 45= 5.6― ―7= 2= 12××2.3= 4.5= 9.6÷÷45= 78= 17++=== 2.3××=== 表示窓 K+ K+ K- K- K× K× K÷ K÷ K+ K× 35. 68. 1.4 -3.6 27.6 54. 4.6875 8.125 68. 27.9841 操作 9.6÷÷45= 表示窓 K÷ 4.6875 操作 表示窓 逆数計算 例題 45÷9.6=4.6875 開平計算 例題 4 5=2.23606797749 5 81=3 81 ( 2+ 3)×3= 2 2.23606797749 3. 9.
メモリー計算 例題 80×9=720 -) 50×6=300 20×3= 60 (合計) 480 (2*3)+(2*3)+4.5+4.5-4.5 =16.5 193.2÷23=8.4 193.2÷28=6.9 123-193.2=-70.2 9×6+3 8×(7-2) 操作 AC MC 80×9 M+ 50×6 M20×3 M+ MR AC MC 2×3 M+ M+ 4.5 M+ M+ M- MR AC MC 193.2 M+ ÷ 23= MR ÷28= 123-MR = AC MC 7-2×8 M+ 9×6+3÷ MR = 表示窓 M M M M M M M M M 720. 300. 60. 480. 16.5 8.4 6.9 -70.2 1425. エラー計算 例題 1234567890×741852= 915867892900170 操作 1234567890×741853= 表示窓 E 915.
4.
プリンタ デモアプリケーション機能概要 起動画面 プリンタ デモアプリケーション起動時の画面です。 図 4-32 ■「テキスト印刷」ボタン テキスト印刷のデモンストレーションを行います。 ■「グラフィック印刷」ボタン グラフィック印刷のデモンストレーションを行います。 ■「画面印刷」ボタン デスクトップ画面や他のアプリケーション画面等のデモンストレーション印刷を行います。 ■「スタンプ登録・印刷」ボタン スタンプの登録と印刷デモンストレーションを行います。 ■「外字登録・印刷」ボタン 外字の登録と印刷デモンストレーションを行います。 218
最小化とメニュー表示 ■タスクトレイへの最小化 タイトルバー右横の最小化ボタンの押下により、プリンタ デモアプリケーションの画面が最小化され、タス クトレイ内にアイコンとして表示されます。 ■アイコン化された状態 アイコン化された状態は、以下のようになります。 図 4-33 ■アイコンからのメニュー表示 プリンタ・デモアプリケーションのアイコンのタップにより下記のメニューが表示されます。 図 4-34 ■アイコン化の解除(最大化) アイコン化状態の解除(最大化)を行う場合は、アイコンのタップにより表示されるメニュー内の「最大化」メ ニューを選択して下さい。 ファイルメニュー ■「ファイル」メニューの「終了」メニューの選択により、プリンタ・デモアプリケーションを終了します。 図 4-35 ■プリンタ・デモアプリケーションの終了は、タスクトレイ内に最小化したアイコンのタップで表示されるメ ニューからも行うことができます。 図 4-36 219
ヘルプメニュー ■「ヘルプ」メニューの「バージョン情報」の選択により、バージョンダイアログを表示します。 図 4-37 バージョンダイアログ ■プリンタ デモアプリケーションのバージョン情報を表示します。 図 4-38 赤枠内の「Version *.*.
プリンタ デモアプリケーションが表示するメッセージボックス ■印刷が正常に終了すると、下記のメッセージボックスが表示されます。 図 4-39 ■登録が正常に終了すると、下記のメッセージボックスが表示されます。 図 4-40 ■印刷が正常に行えない状態の場合 プラテンオープンや、用紙なし等の理由により印刷が正常に終了しなかった場合は、エラーのメッセージ ボックスを表示します。 図 4-41 エラーメッセージが表示された場合は、メッセージ内容を確認して対応する処置を行って下さい。 エラー発生時に該当エラー状態の解除後に継続して印刷することができます。 221
エラー時の継続印字について ■プリンタ設定ツールのエラー時継続印字の設定状態により、プラテンオープンや、用紙なし等のエラー 時に表示されるダイアログが異なります。 図 4-42 ◆継続印刷 エラー時継続印字が「有効」状態に設定されている場合、エラー状態の解除後に継続して印刷する事が できます。 継続したい場合は、「再試行」ボタンを押下することで、印刷を継続することができます。 キャンセルボタンの押下により、印刷を中止します。 図 4-43 テキスト印刷のデモンストレーション ■「テキスト印刷」ボタンの押下により、テキスト印刷のデモンストレーションを実行します。 図 4-44 ◆印刷の終了 テキスト印刷が正常に終了すると、終了を示すメッセージボックスが表示されます。 222
グラフィック印刷のデモンストレーション ■「グラフィック印刷」ボタンの押下により、テキスト印刷のデモンストレーションを行います。 図 4-45 ■「グラフィック印刷」ボタンの押下により、下記のダイアログが表示されます。 図 4-46 ■グラフィック印刷の実行 ダイアログ内の「印刷」ボタンの押下により、ダイアログ内に表示されているグラフィックイメージの印刷が 開始されます。 ◆印刷の終了 グラフィック印刷が正常に終了すると、終了を示すメッセージボックスが表示されます。 223
画面印刷のデモンストレーション ■「画面印刷」ボタンの押下により、画面印刷のデモンストレーションを実行します。 図 4-47 ※ 「画面印刷」ボタンの押下では、プリンタ・デモアプリケーションのトップ画面が印刷されます。 デスクトップ画面の印刷や、その他のアプリケーションウインドウ等の印刷は、最小化メニューより、「画 面印刷」を実行して下さい。 ◆印刷の終了 画面印刷が正常に終了すると、終了を示すメッセージボックスが表示されます。 ■最小化メニューからの画面印刷 タスクトレイのプリンタ・デモアプリケーション・アイコンのタップで表示されるメニューからも画面印刷をおこ なうことができます。 デスクトップ画面の印刷や、他のアプリケーションウインドウの印刷を行いたい場合は、最小化時のメニュ ーより印刷を行って下さい。 図 4-48 印刷の終了 画面印刷が正常に終了すると、終了を示すメッセージボックスが表示されます。 224
スタンプ登録・印刷のデモンストレーション ■「スタンプ登録・印刷」ボタンの押下により、スタンプ登録およびスタンプ印刷のデモンストレーションを 行います。 図 4-49 ■「スタンプ登録・印刷」」ボタンの押下により、下記のダイアログが表示されます。 図 4-50 ■スタンプ登録の実行 ダイアログ内の「登録」ボタンの押下により、ダイアログ内に表示されているスタンプイメージの登録を行い ます。 ◆登録の終了 スタンプの登録が正常に終了すると、終了を示すメッセージボックスが表示されます。 ■スタンプ印刷の実行 ダイアログ内の「印刷」ボタンの押下により、「登録」ボタンで登録したスタンプの印刷が行われます。 印刷は、「登録」ボタンで登録したスタンプデータが印刷されます。一度も登録を行っていない場合は、ス タンプの印刷は行われません。 登録したスタンプデータはリセット後でも有効ですが、フルリセット後は消去されます。(未登録状態となり ます。) ◆印刷の終了 スタンプの印刷が正常に終了すると、終了を示すメッセージボックスが表示されます。 225
外字登録・印刷のデモンストレーション ■「外字登録・印刷」ボタンの押下により、外字登録および外字印刷のデモンストレーションを行います。 図 4-51 ■「外字登録・印刷」」ボタンの押下により、下記のダイアログが表示されます。 図 4-52 ■外字登録の実行 ダイアログ内の「登録」ボタンの押下により、外字データの登録を行います。 ◆フォントサイズの選択 登録できるフォントサイズは12ドット、16ドット、24ドットの3種類です。 ラジオボタンにより登録するフォントサイズを選択して下さい。 ◆外字コードの選択 登録できる外字コードは Unicode の0xE100~0xE17F の間です。 スピンコントロール(▲ボタンまたは▼ボタン)で登録する外字コードを選択して下さい。 ◆登録の終了 スタンプの登録が正常に終了すると、終了を示すメッセージボックスが表示されます。 ■外字印刷の実行 ダイアログ内の「印刷」ボタンの押下により、「登録」ボタンで登録した外字の印刷が行われます。 ◆フォントサイズの選択 印刷する外字データのフォントサイズ(12ドット、16ドット、24ドット)を選択して下さい。 226
◆外字コードの選択 印刷する外字コードをスピンコントロール(▲ボタンまたは▼ボタン)で選択して下さい。 印刷は、「登録」ボタンで登録した外字データが印刷されます。一度も登録を行っていない場合は、外字 の印刷は行われません。 登録した外字データはリセット後でも有効ですが、フルリセット後は消去されます。(未登録状態となりま す。) ◆印刷の終了 外字印刷が正常に終了すると、終了を示すメッセージボックスが表示されます。 227
4.
5.
5.1 Welcomeウィザード Welcome ウィザードを使用して、以下の設定を行います。。 - タッチパネル調整 - オーナー情報入力 - 日付時間設定 それぞれの設定は、スキップすることが可能です。 ※ “パスワードの設定”により、フルリセット時でも日付時間を設定しないことが可能です。 ※ RTC クリアによるフルリセット時には、日付時間の設定を必ず表示します。 操作手順 フルリセットを実行すると、Welcome ウィザードの初期画面が表示されます。 起動画面のカスタマイズ Welcome ウィザードの起動画面として、任意のビットマップを表示することが可能です。 任意のビットマップファイルを、“¥FlashDisk”フォルダに“FirstDisp.
5.2 自動セットアップ 任意のアプリケーションを、自動的に実行します。 実行タイミング 自動セットアップの実行タイミングは以下のとおりです。 デバイスがリセットされた時 FlashDisk、SD カード、または CF カード内の Setup.exe、Restore.exe を実行します。 SD カードまたは CF カードが挿入された時 カード内の AutoRun.exe を実行します。 自動実行アプリケーション格納場所 自動セットアップが、自動実行するアプリケーション格納場所は、以下のとおりです。 • FlashDisk • SD カード • CF カード ぞれぞれの CE¥ARM フォルダです。 レジストリによるカスタマイズ 以下のレジストリの設定により、自動セットアップの動作をカスタマイズすることが可能です。 表 5-2 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥Drivers¥CASIO¥UTIL] キー名 設定値 意味 SD カード挿入時に AutoRun.exe を起動 AUTORUN sz:”1” メモリーカード挿入時に AutoRun.
5.3 自動復旧ツール バックアップツールを使用して、システムデータのバックアップ、システムデータのリストア、ユーザー指定 アプリケーションの自動実行を行います。 バックアップ時は、本ツールを実行すると、バックアップツールを起動し、バックアップを行います。 リストアの時は、フルリセット後のシステム起動時に、自動的にバックアップツールを起動してリストアを行 います。 バックアップ バックアップの手順は、以下のとおりです。 1. Restore.exe の起動 “¥Windows¥Restore.exe”を実行します。 2. Restore.exe の終了 終了メッセージを表示します。“OK”ボタンを押下して Restore.exe を終了します。 リストア リストアの手順は、以下のとおりです。 1. Restore.exe の自動起動 本体フルリセット後の“Welcome 画面”を表示してから約 10 秒後に、 “¥FlashDisk¥CE¥ARM¥restore.exe”を自動的に起動します。 ※ Welcome 画面は、自動的に終了します。 2.
実行ログ 自動復旧の実行ログを、“¥FlashDisk¥CE¥ARM¥Restore.
5.4 入力パネル(SIP) ソフトェアキーボードです。 5.5 IE Cache削除ツール Internet Explorer が使用しているテンポラリファイルを削除します。 実行方法は、Windows フォルダにある Cache_del.exe を起動するだけです。 5.6 PocketIME カナ漢字変換を行います。人名および地名辞書をサポートします。 5.7 FCHKCE PC の LMWIN(アップダウンロードユーティリティ)とファイル転送を行った結果を確認します。 詳細は、LMWIN に付属するマニュアルを参照してください。 5.8 メモリ設定ツール オブジェクトストアのサイズを変更するために使用します。 実行ファイル名は、¥Windows フォルダにある SetMem.exe です。 SetMem は起動時に¥FlashDisk フォルダの SetMem.txt からオブジェクトストアに指定するサイズを取得し ます。サイズの指定は KB 単位で行います。オブジェクトストアを 6MB に設定する場合は、単に「6144KB」 と書き込んだ SetMem.
6. ホストアプリケーション この章では、PC で実行するホストアプリケーションについて説明します。 ホストアプリケーションの一覧は、以下のとおりです。 表 6-1 名前 説明 CASIO MS ActiveSync データリンクの実行(Windows XP / 2000 / 2003 用) ○ Windows Mobile Device データリンクの実行(Windows Vista 用) ○ Center (WMDC) LMWIN データアップダウンロードの実行 ○ FCHK データアップダウンロード結果の確認 ○ 6.1 ActiveSync DT-9800 内蔵の ActiveSync クライアントと連携しで、データ通信を行います。 ActiveSync は、下記のサイトから入手可能です。 http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=6b6ae681-5bf9-48af-b6f9-f382 70741f6a&displaylang=ja 6.
カシオ計算機お問い合わせ窓口 製品に関する最新情報 ●製品サポートサイト(カシオペア・ハンディターミナル) http://casio.