User manual - ファーストステップガイドver.1.09(2012年5月30日)

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7.4 アプリケーションのデバッグ
デバイスエミュレータを使用したアプリケーションのデバッグ方法について説明します。
アプリケーションの作成手順については、実機と同様ですので、「8. eMbedded Visual C++ による開
」およ
び「9. Visual Studioによる開発」を参照してください。
7.4.1 ビルド構成の設定
Visual Studio 2008 またはVisual Studio 2005 の場合
Visual Studio 2008 またはVisual Studio 2005 のソリューション構成を「Debug」に、ターゲッ デバイスを
DT-X7 エミュレータ」に設定します。
eMbedded Visual C++ 4.0 の場合
eMbedded Visual C++ 4.0 のアクティブなWCE構成を「DT-X7」に、アクティブな構成を「Win32 (WCE
ARMV4I) Debug」に、規定のデバイスの選択を「DT-X7 Device」に設定します。
7.4.2 アプリケーションのデバッグ
デバッグ基本操作
デバッグ方法は、Visual Studio 2008Visual Studio 2005 およびeMbedded Visual C++ 4.0 ともに、通
常のデバッグ操作と同様です。
エミュレータデバッグ
Debugを実行した場合は、ソースコードに対して、ブレークポイントを設定し、ステップ実行等によるデバッ
グがDT-X7 エミュレータで可能になります。