User manual - ソフトウェアマニュアルver.1.10(2012年5月30日)

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2.6.8 サスペンド/レジューム時処理
Bluetooth使用時に本体のサスペンドを実行すると、本体内蔵Bluetoothデバイスの電源を自動的にOFF
します。その後本体のレジュームを行うと、内蔵Bluetoothデバイスの電源も自動的にONしますが、一度
電源がOFFされたことにより、Blueooth通信に必要なパラメータが初期状態に戻るため、Bluetoothデバイ
スに再度これらのパラメータ設定する必要があります。このため、Bluetoothスタックの再初期化を実行す
る必要があります。
Bluetooth
定ツールを使用している場合は、Bluetooth設定ツールがサスペンド/レジュームを自動的に
検出して、Bluetoothスタックの再初期化を自動的に実行します。
ただし、Wake On Bl
uetoothを有効に設定している場合には、サスペンドを実行しても内蔵Bluetooth
バイスの電源はONのままですので、Bluetoothスタックの再初期化は行わいません。
Wake On Bluetoothの設定
方法は、Bluetoothライブラリマニュアルを参照してください。
2.6.9 SRモードパラメータ設定
Bluetooth通信を行う場合には、マスターのBluetooth機器からスレーブのBluetooth機器に電波を送信し
て接続を行います。ただし、接続するBluetooth機器によっては接続に時間がかかる場合があります。こ
の場合、Bluetooth接続で使用するSRモードパラメータを変更することで、マスターのBluetooth機器が接
続時に送出する電波パターンが変化し、その結果Bluetooth通信の接続時間を短縮できる場合がありま
す。
SRモードパラ
メータは、以下のレジストリで設定が可能です。
HKEY_CUR
RENT_USER¥SOFTWARE¥RXBT¥HCI
2-62
キー名 設定値 意味
DEFAULT_PAGE_SCAN_REP_MODE dword:0/1/2
0:R01:R12:R2
SRモードパラ
メータの変更は、Bluetooth接続を行う前に行ってください。
SRモードパラ
メータを変更しても、相手のBluetooth機器との接続時間が短縮されない場合がありま
す。