User manual - ソフトウェアマニュアルver.1.10(2012年5月30日)

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2.7 無線LAN
本機能は、DT-X7M50 / DT-X7M52 には搭載していません。
802.11bおよび 11g 2.4
GHz帯の、免許不要で使用可能なISM(IndustryScienceMedical)バンドの
電波を利用し、近距離の通信を行います。
デバイス名について
DT-X7 では、DeviceIoControl()を使用
して無線LANドライバのデータを取得する場合に使用するデバイ
ス名は“PY55BG1”となります。
2.7.1 基本仕様
ローミング
2 つ以上の同一SSIDのアクセスポイントが存在する環境下で、自動的に接続するアクセスポイントを切り
替えます。
省電力
通信を行っていない場合に、モジュール内の無線回路の電源を自動的に切ることにより、省電力化を行
います。
AdHoc モード
アクセスポイントを使用せず無線機器間で直接通信を行います。
ただし、接続の問題が発生するためAdHocモードの
使用は推奨しません。
WEP
RC4 を使用し通信を行うための暗号化機能です。
40bit(64bit)104
bit(128bit)をサポートします。
TKIP
WEPの脆弱性に対応するため、TKIPをサポートします。
AES
暗号化アルゴリズムとしてAESが利用できます。(DT-X7M50SBおよびDT-X7M52SBのみ)
802.1x セキュリティ
認証を強固にし、より安全な無線LANを構築することが可能です。
一般的にTKIPと連動します。
PEAP-EAP-MS-CHAP-V2/EAP-TLSをサポートします。