User manual - ソフトウェアマニュアルver.1.10(2012年5月30日)

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2.8.5 省電力制御
アイドル
システムやアプリケーションがイベント待ちの状態を検出した場合、CPUをアイドル状態にして省電力にし
ます。
周辺デバイスは動作しています。
APO(オートパワーオフ)
一定時間キー入力、ディスクアクセス、通信などがない状態を検出した場合、自動的に電源をOFFします。
システムライブラリを使用して、APOの許可/禁止、およびAPO
間を設定することが可能です。
この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
システムライブラリ
SysDisableAPO
オートパワーオフ無効の設定
SysEnableAPO
オートパワーオフ有効の設定
SysGetAPO
オートパワーオフ有効/無効
の取得
減光/ABO(オートバックライトオフ)
一定時間キー入力、ディスクアクセス、通信などがない状態を検出した場合、自動的にバックライトを減光
します。
コントロールパネルの「
44パワーマネージメント」を使用して、ABOの許可/禁止、およびABO時間を設定する
ことが可能です。
CPU 周波数制御
CPU周波数をCPU負荷またはユーザー指定により周波数を変更します。
コントロールパネルの「
44CPUスピード設定」、またはシステムライブラリを使用して以下のCPU周波数を設定
することが可能です。
2-72
POWERSAVE
104 MH
NORMAL
208 MH
TURBO
416 MH
AUTO
CPU負荷により自動的に 1
04/208/416/13MHzを遷移
デフォルトはAUTOです。
無線LANが有効の場合、13
MHzには遷移しません。
この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
システムライブラリ
SysSetCPUMode
CPU周波数制御の設定
SysGetCPUMode
CPU周波数制御の取得
SysSetDefaultCPUMode
スピード設定を工場出荷状態に設定