User manual - ソフトウェアマニュアルver.1.10(2012年5月30日)

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終了コード
デコードデータの末尾につける終了コードを、次の 5 種類から選択することが可能です。
CR
LF
CRLF
TAB
終了コードなし
デフォルトは「終了コードなし」です。
この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
レーザースキャナライブラリ
OBRSetSuffixChar
デコードデータの末尾制御コードを設定
OBRGetSuffixChar
デコードデータの末尾制御コードを取得
出力バッファ
スキャナは、バーコードを読み取ると、読み取りデータの出力を行います。出力方法には以下の 4 種類が
あります。
2-35
出力方法 説明
OBRバッファ出力
1
レーザースキャナドライバ内のメモリに読み取りデータを出力します。
メモリ内に出力した読み取りデータは、レーザースキャナライブラリを使用して取得
します。
キーメッセージ出力 指定したウィンドウハンドルに対して、読み取りデータをウィンドウメッセージで出力
します。
ウィンドウハンドルは、レーザースキャナライブラリを使用して指定します。
クリップボード出力 読み取り結果を一度クリップボードにコピーし、キャレットのあたっているエディットコ
ントロールに対して出力します。
キーボード出力 読み取り結果をキーボードイベントとして、キャレットのあたっているエディットコントロ
ールに対して出力します。
1 OBRバッファ出力
バーコードを読み取ると、デコードデータをバーコードの種類・データサイズとともに、レーザースキャ
ナドライバ内のデータ格納用メモリ領域に保存します。この方式には次のような特徴があります。
- バーコードの種類・データサイズ情報が取得できます。
- ユーザーの任意のタイミングでデータが取得できます。
- 1 データの長さが最大 98 文字まで、ラベル数が 9
ベル分まで保存可能です。すでに 9 ラベル
分のデータを格納した状態で読み取りを行った場合、新規の読み取りデータは読み捨てます。